太陽経病
伝統中国医学における太陽経病(たいようけいびょう)は、六経病の一つで一番はじめに起こる外感性疾病。三陰三陽病では太陽病である。熱病は、陽の一番強い太陽経(小腸経、膀胱経)に外邪(寒邪)がまず侵襲、太陽経の巡る頭頂部が痛み、腰背部が強ばる症状を引き起こす。次に陽明経病
陽明経病 伝統中国医学における陽明経病(ようめいけいびょう)は、六経病の一つで太陽経病が進んで次に起こる外感性疾病。三陰三陽病では陽明病である。陽明経(大腸経、胃経)に外邪が侵襲、陽明経が主るのは肌肉であり、その経絡は鼻をはさんで目に連なっている。そのため目が痛み、鼻が乾き、安臥することができなくなる。次に少陽経病
に移行する。 三陽経病が病を受けても、未だ臓に侵入しないものは、発汗によって治癒しうる。 |
に移行する。
三陽経病が病を受けても、未だ臓に侵入しないものは、発汗によって治癒しうる。