オオバキスミレ                  (スミレ科スミレ属:多年草:草丈 〜25センチ :花期 4〜5月 )

薬効
便秘 不眠症 関節炎 はれもの・できもの 打撲傷(うちみ) 山菜
DATA

科名:スミレ科/属名:スミレ属
和名:大葉黄菫/学名:Viola brevistiplata

2010/05/02 新潟県岩船郡府屋近辺

本州近畿以北〜北海道の日本海側の多雪地域に自生する日本特産種

湿った林下に自生する場合が多いといわれ、地域により変種があるという。新潟県では多く自生が見られる
全体にわずかな軟毛があるか無毛、高さ15〜20センチ、根茎は横に這い茎を出して群生する
葉は卵形、長さ5〜15ミリ、明緑色、葉縁は波状の鈍鋸歯があり普通3〜4枚つく
花は4〜7月頃、花弁の長さ12〜15ミリ、唇弁と側弁に紫褐色の斑がある

名の由来は、葉が大きい黄色のスミレから
変種として、フギレオオバキスミレ、エゾキスミレ、ミヤマキスミレ、ナエバキスミレ、ダイセンキスミレ、シソバキスミレ、ジンヨウキスミレなどがある

山菜としては、少しぬめりがあり、花と葉を天ぷらに、軽く茹でて冷水にさらして、酢の物、辛子あえ、花はそのままサラダに散らす

新潟県・入広瀬村のオオバキスミレ