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。総合物理療法院・讃美堂です。

治療方針policy&FAQ

治療方針

会員券の発行
回数券の発行
療養費還元の申請書の無料発行
送迎サービス(無料)「町内で最寄りの知名度の高い場所への送り迎え」
  「午前9時より午後6時まで・・・治療ご予約時にも言うし出てください。」
出張診療「基本的には行っておりません。ただし私共で必要と認められる場合は行います。」
詳細は、適宜ご質問、お尋ねください。

こんな症状に効果があります

鍼灸の適応 <WHO(世界保健機関)>

一般に、鍼灸療法は肩こり,腰痛、神経痛、関節炎ぐらいにしか効果が無いように思われがちですが、多くのつらい症状や病気に効果があります。

鍼灸の適応例

最近、NIH(米国 国立衛生研究所)の見解として鍼灸療法の各種の病気に対する効果とその科学的根拠、西洋医学の代替治療として効果について有効であると発表しました。
WHO(世界保健機関)鍼灸療法の有効性を認めた病気には、次ぎのものを挙げています。

【神経系疾患】
◎神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
【運動器系疾患】
関節炎・◎リウマチ・◎頚肩腕症候群・◎頚椎捻挫後遺症・◎五十肩・腱鞘炎・◎腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
【循環器系疾患】
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
【呼吸器系疾患】
気管支炎・喘息・風邪および予防
【消化器系疾患】
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
【代謝内分秘系疾患】
バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
【生殖、泌尿器系疾患】
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
【婦人科系疾患】
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
【耳鼻咽喉科系疾患】
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
【眼科系疾患】
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
【小児科疾患】
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善

上記疾患のうち「◎神経痛・◎リウマチ・◎頚肩腕症候群・◎頚椎捻挫後遺症・◎五十肩・◎腰痛」は、わが国においては、鍼灸の健康保険の適用が認められています。健康保険の手続きについては、「健康保険で鍼灸治療を受けられる病気とその手順について」でご説明致します。

 頭と目、顔の症状についての鍼灸適応例は次の通りです。頭痛、偏頭痛、耳鳴り、疲れ目、目の充血、仮性近視、鼻水、蓄膿症、咽頭炎、扁桃炎、歯痛、歯のうき、顔のむくみ、肌荒れ、にきび、湿疹、かぶれ等  首、肩、腕、背中の疲れについての鍼灸適応例は次の通りです。首のこり、五十肩、関節痛、寝違え、肩こり、背中のはり、腕のだるさ、肘痛、けんしょう炎等。
 足と腰の疲れについての鍼灸適応例は次の通りです。腰痛、膝関節症、ギックリ腰、足のむくみ、膝の痛み、こむら返り、足のしびれ、足の疲れ、外反母趾、打撲、ねんざ等。  内蔵の疲れについての鍼灸適応例は次の通りです。胃のもたれ、食欲不振、胃酸過多症、高血圧症、低血圧症、二日酔い、吐き気、乗り物酔い、下痢、便秘、痔、じんましん、口内炎、膀胱炎、気管支炎、アレルギー性疾患等。
 婦人科系の症状についての鍼灸適応例は次の通りです。生理痛、冷え性、つわり、貧血、不感症、月経困難、更年期障害等。  心の疲れについての鍼灸適応例は次の通りです。イライラ、めまい、不眠、動悸、ノイローゼ、神経症等。
 

鍼灸は何故効くのですか?

鍼灸の効果の研究は、各地にある研究所、医療機関、鍼灸大学、短期大学などで意欲的に進められております。総合的には、鍼灸刺激が自律神経系、内分泌系、免疫系等に作用して、その結果として、中枢性及び反射性の筋緊張の緩和、血液及びリンパ液循環の改善等の作用があり、ひいては、生体の恒常性(病気を自然に回復させる作用)に働きかけるのではないかと考えられています。

また、古来より認められている鎮痛効果の解明も次ぎのような諸説があります。

  1. ゲートコントロール…針刺激が脊髄において痛みを抑制する。
  2. エンドルフィン…針刺激がモルヒネ様鎮痛物質の遊離を促し痛みを抑制する。
  3. 末梢神経の遮断効果…針刺激が末梢神経の痛みのインパルスを遮断する。
  4. 経穴(ツボ)の針刺激による痛覚閾値の上昇による鎮痛効果。
  5. 血液循環の改善…筋肉の緊張をゆるめ血行状態を良くする。

健康保険で鍼灸治療を受けられる病気と
その手順について

健康保険取り扱い

健康保険で受けられますか?


次の病気については鍼灸で健康保険がうけられます。

  1. 神経痛…例えば坐骨神経痛など。
  2. リウマチ…急性、慢性で各関節が腫れて痛むもの。
  3. 腰痛症 …慢性の腰痛、ギックリ腰など。
  4. 五十肩…肩の関節が痛く腕が挙がらないもの。
  5. 頚腕症候群…頚から肩、腕にかけてシビレ痛むもの。
  6. 頚椎捻挫後遺症…頚の外傷、むちうち症など。

その他これらに類似する疾患など。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【はり・きゅう・マッサージ立替払い方式について】

 1.はり・きゅう・マッサージの療養費の対象
医師の診断及び、同意が必要となりますが、同一疾病にて医療機関で治療を受けている場合には、
 
健康保険の適用はされません(慢性病で医師による適当な治療手段のない腰痛症等で医師が同意したもの)。
 2.療養費請求方法
   @施術(受診)後、施術料の全額(10割)を支払い、毎回必ず、「領収書」を受領して下さい。
   A1ヶ月毎に「療養費支給申請書」を施術者(鍼灸院)で作成いただき、申請欄に被保険者本人の
          署名・捺印の上、健保担当者宛に提出願います。

 3.提出書類 ※コピー不可(原本提出のこと) …施術の期間が過ぎたら、早めにご提出下さい。

   1)療養費支給申請書(1ヶ月をまとめて)  ※コニカミノルタ健康保険組合の申請書を使用
      約6ヶ月毎に、医師の同意が必要です。
       医師の同意書の添付、又は「療養費支給申請書」内に医師の同意記録がある。

   2)支払った領収書(各施術日毎)
     …施術(受診)後、毎回必ず「領収書」を受領し、下記の内容をご確認ください。
                   ・施術を受けた方の名前
                    ・領収日(施術毎)
                    ・施術者の押印
患者さんの保険取り扱い手続きは次の手順で行って下さい

  1. 先ず、これからかかろうとする鍼灸院にお問い合わせ下さい。
  2. その鍼灸院へ「同意書」と云う用紙をもらいに行って下さい。
  3. 同意書を、日頃治療を受けておられる医院、病院等に持参されて必要事項を記入して戴いてください。なお、同意書の代わりに、病名、症状及び発病年月日が明記され鍼灸の治療が適当であると判断できる診断書でも結構です。
  4. 記入済みの同意書、保険証と印鑑を鍼灸院に持参して頂ければその後の手続きは、鍼灸院で行います。

注意事項

鍼灸の保険適用につきましては、次ぎの事項にご留意下さい。

  1. その病気は、先に医師の治療を受けていること。
  2. 保険で鍼灸を受けている期間、その病気についてのみ医院、病院にかかれません。他の病気の治療は受けられます。
  3. 同意書を書いて頂く医師は日頃かかりつけの先生がよいです。
  4. 最初に医師の同意を受けてから、それ以後は、3ヶ月毎に再度、同意が必要です。但し、再度の同意は同意書に記入してもらう必要は無く口頭で結構です。
  5. 保険の種類によっては、取り扱いが出来なかったり、患者さん本人が手続きをしなければならないものもありますので鍼灸院にお問い合わせ下さい。

温熱療法が癌に有効である事は皆さんも良くご存じと思います。温熱には、温度にもよりますが色々な効果があると言われていますが、通常は、ストレスの防御、免疫増強(抗がん効果)、疾病の予防や治療、鎮痛効果に古来使われてきました。

当院でも、この温熱療法は大きく3つの面から導入しています。

1) 免疫活性効果

2) 鎮痛効果

3) 美容効果

では、最初に温熱効果について簡単に解説します。温熱には、加温する程度によりA)高加温(42度以上)効果と、B)マイルド加温(39度程度)効果の2つがあります。

A) A) 高加温効果とは、高加温(42度以上)の癌への直接壊死を期待した効果を言います。42度から始まるタンパク凝固の結果ですが、正常組織は毛細血管も拡張し、増えた血流が熱を除去するため、局所は高温にならないと言われています。一方、癌組織の血管は未熟なため、高温になっても拡張できず、熱がこもり凝固壊死が始まると言われています。(私自身も、癌治療の経過中に感染症を合併し、発生した高熱後に腫瘍が急速に縮小した事例を複数経験しています)全身の高加温療法もありますが、かなりの危険性も伴い、現在深部加温が効率的に出来るようになり全身療法は少なくなりつつあります。
B)

マイルド加温(39度程度)効果とは、HSP(Heat Shock Protein 熱ショックタンパク質)を増加させる効果と言えます。HSPとは、細胞内において、タンパク質の修復、形成、輸送、分解など管理するタンパクで、分子量によりHSP100,90,70,60,47,40,27など沢山ある中、 分子量70,000のHSP70が最も効果が高いとされます。また、HSPは、熱のない平常時にもシャペロン(フランスの若い貴婦人を介添えする年配の貴婦人の事)として、タンパク質の運搬、形成に介添えを行います。よって、マイルド加温の結果、増加したHSP70は、@)免疫力強化A)癌細胞の抗原性顕在化B)高濃度VC療法の増強効果C)放射線感受性増強効果D)化学療法増強効果があるとされます(赤坂アンチエイジングクリニック 森医師)。 HSPの研究をされる、愛知医大の伊藤要子先生によれば、このマイルド加温療法は、プリオン病、アルツハイマー病、パーキンソン病、白内障、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、 各種神経変性疾患の所謂フォールディング病(神経難病:構造異常を起こした異常タンパク質が凝集し壊死する病気群)にも有効であるといいます。また、伊藤先生は「非常にストレスの多い現代、HSPを十分準備して、大きなストレスに備える」事の重要性も説かれています。(国際統合医学会誌 Vol.3 P92〜P99より)

当院では、この温熱療法を実施する為に1〜3の療法を取り入れています。

1. インディバCRet(以下、インディバ、図1)による深部加温療法

2. 琵琶の葉温熱療法(ユーフォリア方法とモグサによる古典的方法)

3. 薬草蒸し(韓国式)

本稿では、1について述べます。

インディバCRet(以下、インディバ、図1)による深部加温療法


(図1 インディバHP)

電気メスの開発者であるスペインのホセ・カルベット氏により開発されました高周波温熱機器です。出力やエレクトロードの違いより医療用とエステ用(当院では、渡辺テラピストが、美顔、痩身、セルライト除去などを実施中)があり、医療用では主に癌治療の補助治療(当院では、癌の補完代替療法として、高濃度VC点滴+インディバを導入)として行われています。

インディバによる治療法の特徴は、通常の温熱療法と違って効率的に深部加温が出来る事にあります。通常、内臓癌や転移巣は体深部にあり、体表からの加温では血流により熱が運び去られるため、十分な深部加温が困難でした。しかし、インディバは加温したい部分(癌周辺)をエレクトロード(操作電極)と反対側に戻し電極板をおき、容量電位法と抵抗性電位法の特許技術により従来困難であったジュール熱を深部に発生させる事が出来るようになりました(図2)。この方法により、高加温療法も可能ですが、当院では、高濃度VCと併用する事により、抗がん効果を期待しています。


(図2 インディバHPより)



(図3 「統合医療で癌に克つ」Vol.8より)

先の森先生は、ヒト結腸癌患者の細胞死滅率を高濃度VC単独より、マイルド加温を加えた方が高かったと報告しています(図3)。

以上より、当院では癌治療の為の全ての高濃度VC点滴療法には、インディバによるマイルド加温療法をセットしています。(よって、VCの料金表は、これら温熱療法を加えた設定となっています)

 ほかほかと湯気をたてる湯船が恋しくなる季節。シャワーと違って、ゆっくり湯船に体をつける入浴は、冷えた体を芯から温めるのはもちろん、血流促進による冷え症改善、心身のリラックス、発汗による新陳代謝アップなども期待できる。
 一般的には38〜40°Cのぬるめのお湯にゆっくり入って、じわじわと体温を上げるといいといわれているが、腰から下を集中的に温める半身浴や、ひざ下を湯につける足湯だけでも体は温まり、発汗も促される。
 寒さや乾燥で肌のかさつきが気になる、手足が冷たいという人は、発汗や保湿作用のある入浴剤を使ったり、リラックスできる香りの精油を垂らすなどしてもいい。入浴タイムを自分磨きの時間にしていこう。



 ところで、新たな入浴法として、最近話題になっている「HSP(ヒートショックプロテイン)入浴法」をご存じだろうか? ぬるめのお湯にゆっくりつかるのではなく、「40〜42°C前後で10〜20分間」と、熱めのお湯でしっかり体を温める方法だ。
 この入浴法を提唱する愛知医科大学の伊藤要子准教授はこの入浴法で「体をストレスから守る力が高まる」と説明する。
 HSPとはストレスで傷ついた細胞を修復し、元気にするたんぱく質のこと。「体は“ストレス”と感じるが、細胞が死ぬほどではないマイルドなストレスを与えることで、体内のHSPが増え、傷や病気が治りやすくなったり、疲れにくい、カゼやインフルエンザにかかりにくい、低体温体質が改善する、などの健康増進作用があることがわかってきた」(伊藤准教授)
 HSPを増やすストレスは、精神的な緊張や運動、また紫外線や放射線などの環境的要因などさまざま。「その中で最も手軽で安全なのが熱ストレス」だと伊藤准教授。
「家にあるお風呂を加温装置として使えばHSPを増加させ、疲れにくい元気な体を維持することができる。実際に加温装置を使った“マイルド加温療法”を、がん治療の化学療法などと併用する臨床研究が行われている」(伊藤准教授)
 家庭でできるマイルド加温としてのHSP入浴法は、40〜42°Cの浴槽に10〜20分つかればいい。体温計を口にくわえ、体温が38°C以上になり、汗が出るのをめどに体を温めたい。
 入浴後はバスタオルなどで全身をくるみ、熱を逃さないよう10〜15分安静に。水分補給も入浴前後で500mlを目標にしっかりと行いたい。
 伊藤准教授が行った研究では、HSP量が最大になるのはHSP入浴を行った2日後。ここをピークに1〜3日ぐらいは効果が持続する。また、体温を38°Cまで上げた人はHSPが約1・5倍に増えていたという。
 階段昇降を行ってデータをとったところ、HSP入浴を行った人の方が疲労感は軽かった。「大切な日やストレスが予想される2日前にHSP入浴を行えばストレスや疲れが軽減できる。効果の持続から考えて週に2回が効果的。疲れやすい、元気になりたいという人にはおすすめしたい」(伊藤准教授)

体温を上げて熱ショックタンパク質を増やすと免疫力が上がることから癌の代替療法や補助療法としてマイルド加温療法が注目を集めています。

 愛知医科大学医学部の伊藤要子 医学博士らによると、遠赤外線の家庭用サウナのような加温装置を使って体を加温し汗が出るくらいに体温を上げると、熱ストレスによって細胞中のHSP(熱ショックタンパク質)が増えて免疫力が向上する事が分かっています。

 癌は熱に弱いと言われ体を42℃にすると癌細胞は死滅すると言われていますが、全身を42℃にするには特別の装置と専門の知識が必要です。このマイルド加温療法は汗が出る位の体温(38℃位)に上げれば良く、体を高温(42℃)にする必要が無い為、体に負担をかけずに行う事ができます。また、遠赤外線の家庭用サウナ等を自宅へ置いて家庭で行うこともできます。

このマイルド加温療法は人間が本来持っている自然治癒力を引き出す癌の理想的な代替療法や補助療法と言えます。病院の治療と平行して自宅でおこなう事ができます。
 また、マイルド加温療法は熱ショックタンパク質によって免疫力が高まるだけでなく、痛みの緩和や温熱効果によって代謝が活発となり体が元気を取り戻し、生活の質が同時に向上します。今後、医療への応用が期待されています。



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