ペプシン
ペプシン
【英】pepsin
【独】Pepsin
【仏】pepsine
【ラ】pepsinum
動物の胃液のタンパク質分解酵素,プロテアーゼのなかのプロテイナーゼに分類される.胃粘膜の主細胞でペプシノーゲン*pepsinogenとして合成され,胃液中で活性型のペプシンになる.ペプシンの分子量は約35,000,最適pHは2~3である.主として芳香族アミノ酸(フェニルアラニン,チロシンあるいはトリプトファン)を含むペプチド結合を加水分解するが,その他のアミノ酸例えばロイシンや酸性アミノ酸を含むペプチド結合にも作用する.