夜間、眠っている間に、快感を伴う射精(精液がたまって自然に排出される)があることを夢精といい、昼間、眠っていないときでも、興奮して射精することを遺精といいます。
夢精も遺精も思春期になったことのひとつのあえあわれであり、健康な若い男性なら誰でもあらわれるもので、生理的なものであって、病気ではありませんが、夢精が毎晩起こったり、遺精が頻繁に見られるようになると病的なものといえます。
病的なものは、その原因となる病気を治すことが必要ですが、そのほかに過労や、神経衰弱、性的なノイローゼが原因となることもありますので、できるだけ精神的な過労を避けるように努めることが大切です。
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