キクニガナ(チコリー) (キク科キクニガナ属:多年草:草丈 〜150センチ:花期 〜 月)
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薬効 |
肝臓疾患 |
浄血 |
食用 |
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分布生育場所 |
科名:キク科/属名:キクニガナ属
和名:クキニガナ/学名:Cichorium intybus L.
ヨーロッパ原産、北アメリカ、西アジアに分布。
道端、土手、野原などに群生
キク科ニガナ属ジシバリ(地縛り)
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見分け方・特徴
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根は深く、茎の高さ100〜150センチになる多年性草本
茎には柔毛が密にあり、葉は長楕円形
花は、葉脈、茎頂に青い花をつける |
採集と調整 |
根、花、葉を薬草として用い、根は春か秋に掘り取る |
薬効・用い方 |
有効成分:根茎には、ビタミン、ミネラル、イヌリン(58%)、セスキテルペンラクトンほか
肝臓、消化器系にすぐれた緩和な苦味強壮剤として用いられる
胃、肝臓の機能を整え、尿管を線状して、リュウマチ、痛風薬として。下剤などに小児に用いられる。根の成分は、セイヨウタンポポの根と似ている
また、花、葉の煮出した液も消化を促し、葉は、鎮痛効果がある
プリニー(Pliny ・紀元23〜79年)には、キクニガナの絞り汁とバラ油、酢を混ぜて、頭痛薬として用いられた
煎った根は、コーヒーの代用、若い根は、茹でて食べた
英名Chicory(チコリー)
参考文献:世界薬用植物百科事典アンドリュー・シェヴァリエ原著 |
その他 |
名の由来は、茎や葉を折ると、乳液が出てくる、それを舐めると苦い味がする、食べられる草花には、菜(な)がつくので、ニガナの名になった
西洋では、食用からコーヒーの代用、薬用まで用いられた |