ノゲシ(ハルノノゲシ) (キク科ノゲシ属:越年草:草丈 〜100センチ:花期 〜6月)
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薬効 |
強壮 |
山菜 |
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分布生育場所 |
科名:キク科/属名:ノゲシ属
和名:野芥子/別名:ハルノノゲシ/学名:Sonchus oleraceus
日本全土の山野、道端、空き地などに自生する雑草のひとつ
古く中国から渡来した帰化植物
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見分け方・特徴
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道端、空き地などいたる場所に自生する、葉がアザミに似た大型の越年草
根生葉がロゼット状に重なって冬を越す、雪が少ない場所では太い茎を立てる
茎は、多数の稜線があり中空で1メートルにもなり、葉は、茎を抱き、アザミに似て不規則に羽裂するが、トゲは無く柔らかく、折ると白い乳液が出る
花は、5〜7月ころ、暖地では、1年中、茎頂に枝分けれして、黄色の舌状花を密につける
ノゲシは、ハルノノゲシの名があり、似た植物は、ノゲシより大型で、葉の羽裂が深く硬い、オニノゲシ、秋に花が咲く、
アキノノゲシがある |
採集と調整 |
花の咲いた時期に全草を採取して天日で乾燥させる
早春の若芽、若葉を採取、生長すると苦味が強くなる |
薬効・用い方 |
健康茶として、乾燥した全草を適量、水を適量、煮出して服用する
熱湯に塩を少し入れで茹でて水で軽くさらす。生長した葉は、少し長く茹でてから、良く水でさらす。
柔らかい若芽、若葉は、天ぷら、サラダに。茹でた葉・茎は、おひたし、和え物、油いために、旨い苦味が好まれる
中国の古書には、薬草として、脾・胃・肝・腎・心・肺の五臓六腑の邪気を払い、無毒で心を鎮め、気力が充実し、身を軽くして老化を防ぐ、滋養強壮の効果があるという |
その他 |
名の由来は、葉がケシの葉に似ることから、ケシの名と、野原に咲くことから、ノゲシの名になった、別名は、ハルノノゲシ。
古名の、ツバヒラクサは、葉の基部が茎を抱き、両側が開いていて、その様子を、鍔(つば)が開いているに見立てた |