イワハゼ/アカモノ (ツツジ科シラタマノキ属:常緑小低木:樹高 〜30センチ:花期 〜7月)
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薬効 |
果実酒 |
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分布生育場所 |
科名:ツツジ科/属名:シラタマノキ属
和名:岩黄櫨/別名:赤物(アカモノ)/学名:Gaultheria ovatifolia ssp.adenothrix
北海道、本州(近畿地方以北、大山、道後山、三段峡ほか)、四国(石鎚山、赤石岳ほか)の山地〜高山地帯の林縁などの日当たりの良い場所に自生する日本固有種
新潟県越後菱ヶ岳のアカモノの花
ツツジ科シラタマノキ属は、世界に約200種類あり、日本には、シラタマノキとアカモノ(イワハゼ)の2種類がある
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見分け方・特徴
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北海道、本州(近畿地方以北、大山、道後山、三段峡ほか)、四国(石鎚山、赤石岳ほか)の山地〜高山地帯の林縁に自生する日本固有種で高さ10〜30センチになる常緑矮性小低木
多く枝分かれして上部は傾斜して赤褐色の長い毛がある
葉は互生、革質、広卵形で長さ1.5〜3センチ、幅1〜2センチ
花は、6〜7月に枝先や上部の葉脈から花柄を出して、白色で少し赤みを帯びた鐘形の花を1個下向きにつける
花冠の長さ7〜8ミリ、先端が5浅裂する
果実は、刮ハ、がくが成長して多肉質になり果実を包むように赤く熟して食べられ甘酸っぱい味がする |
採集と調整 |
8月頃に赤く熟した果実を採取、生食する甘い味がする
植物保護の観点から登山で見つけたら1〜2個味わう程度にしたい |
薬効・用い方 |
生食する甘い味がする
アカモノ酒は、アカモノ果実約200グラムに、25〜35度のホワイトリカーを2〜3倍量漬け込み、冷暗所に3〜4ヶ月して中身を引き上げる、果実酒に |
その他 |
名の由来は、アカモノは赤物からで、中部〜近畿地方の一部では、木の実を「もも」という方言で言い、初夏〜8月頃に赤く熟すことから、アカモモが転訛(てんか)して、アカモノの名になったという |