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「咽喉炎(のどの腫れ・痛み)」
に効果のある経穴
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陰郄 いんげき
前腕前尺側にあり、神門穴の上5分、尺側手根屈筋腱の橈側に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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尺側手根屈筋腱 (しゃくそくしゅこんくっきんけん)
尺側手根屈筋の腱で、豆状骨や第5中手骨に停止する付近にみられる。
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運動神経
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腕神経叢から起こり、腋の下から肘の内側を走行し、手首を越えて手先まで通っている神経。尺骨神経からは前腕部で尺側手根屈筋と深指屈筋を支配する筋枝を出し、前腕下部で手背~指背側2.5指の知覚を司る手背枝と手掌部の知覚を司る掌枝を出す。その後、屈筋支帯の下を通って手掌に至ると小指球筋・小指対立筋・小指外転筋・母指内転筋・第3~4虫様筋・背側骨間筋・掌側骨間筋などを支配する深枝と、尺側1.5指の掌面の知覚を司る浅枝に分岐する。
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知覚神経
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内側前腕皮神経 (ないそくぜんわんひしんけい)
腕神経叢の第8頸神経~第1胸神経から起こり、主に前腕内側の知覚を司る神経。
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血管
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尺骨動脈 (しゃっこつどうみゃく)
上腕動脈から起こり、前腕尺側を下行する動脈で、主に前腕尺側を栄養する。尺骨動脈の起始部付近からは、肘関節周囲を栄養する尺側反回動脈、前腕骨間を栄養する総骨間動脈が分岐しており、手部へ向かう間に尺骨の骨髄を栄養する尺骨動脈や前腕尺側部にある筋肉を栄養している筋枝が分岐する。豆状骨付近では背側手根枝が出ており、橈骨動脈からの動脈枝や前骨間動脈と吻合して背側手根動脈網を形成する。また背側手根枝の起始部付近から出る浅枝は第5中手骨の尺側縁を走る背側枝動脈となる。尺骨動脈の手根部から掌側へ向かう掌側手根枝は橈骨動脈掌側手根枝とともに掌側手根動脈網を形成する。また、豆状骨の橈側で起こる尺骨動脈の深掌枝は手掌の深層に入り、橈骨神経の深掌枝と吻合して深掌動脈弓を形成し、尺骨動脈の終枝は橈骨動脈の終枝と吻合して浅掌動脈弓を形成する。
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主治・対象疾患
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雲門 うんもん
鎖骨上窩にあり、烏口突起の内縁、動脈拍動部に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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三角筋 (さんかくきん)
肩甲骨の肩甲棘・肩峰および鎖骨の外側1/3から起こり、肩関節を覆うように上腕骨三角筋粗面に停止する筋肉。作用は多様で肩甲棘から起こるものが上腕を伸展・内転・外旋、肩峰から起こるものが上腕を外転、鎖骨外側1/3から起こるものが上腕を屈曲・内転・内旋させる。
大胸筋 (だいきょうきん)
鎖骨内側1/2・胸骨と肋軟骨(第2~第7前面)・腹直筋鞘の3部から起こり、上腕骨大結節稜に停止する筋肉。主に上腕を屈曲・内転・内旋させる働きがあり、また呼気にも関わる。
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運動神経
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腕神経叢から出て上腕骨後面へ向かう神経。腋窩神経は、小円筋・三角筋などを支配する筋枝と、上腕上部の外側の皮膚の知覚を司る上外側上腕皮神経に分かれる。
内側胸筋神経 (ないそくきょうきんしんけい)
腕神経叢から分岐する知覚神経で、外側胸筋神経と合わせて胸筋神経または前胸神経とも呼ばれる。
外側胸筋神経 (がいそくきょうきんしんけい)
腕神経叢から分岐する知覚神経で、内側胸筋神経と合わせて胸筋神経または前胸神経とも呼ばれる。
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知覚神経
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鎖骨上神経 (さこつじょうしんけい)
頸神経叢の第3・第4頸神経から起こり、胸鎖乳突筋の後縁から下方へ数枝に枝分かれする神経。鎖骨表層と大胸筋の上外側面を支配する。
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血管
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腋窩動脈 (えきかどうみゃく)
鎖骨下動脈から続く動脈で、鎖骨および鎖骨下筋の下部で最上胸動脈を出すところから大胸筋の下縁までのことを言う。主に胸壁の浅い層、腋窩後壁、上腕上部などに血液を送っている。
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主治・対象疾患
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液門 えきもん
手背にあり、第4中手指節関節の下、尺側に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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第4背側骨間筋 (だい4はいそくこっかんきん)
手部と足部の両方に存在する背側骨間筋の一つ。手部では第4中手骨尺側・第5中手骨橈側から起こって第4指基節骨底の尺側に停止し、主に第5中手指節関節を外転・屈曲、指節間関節を伸展させる働きがある。足部では第4中足骨外側・第5中足骨内側から起こって第4趾基節骨外側に停止し、主に第4趾の外転や第4趾中足指節関節を屈曲させる働きがある。
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運動神経
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腕神経叢から起こり、腋の下から肘の内側を走行し、手首を越えて手先まで通っている神経。尺骨神経からは前腕部で尺側手根屈筋と深指屈筋を支配する筋枝を出し、前腕下部で手背~指背側2.5指の知覚を司る手背枝と手掌部の知覚を司る掌枝を出す。その後、屈筋支帯の下を通って手掌に至ると小指球筋・小指対立筋・小指外転筋・母指内転筋・第3~4虫様筋・背側骨間筋・掌側骨間筋などを支配する深枝と、尺側1.5指の掌面の知覚を司る浅枝に分岐する。
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知覚神経
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指背面の皮膚の知覚を司る神経。橈側2.5指は橈骨神経から分岐したもので、尺側2.5指は尺骨神経から分岐したもの。
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血管
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第4背側中手動脈の枝(だい4はいそくちゅうしゅどうみゃくのえだ)
第4背側中手動脈から第4・第5指の背側へと向かう2本の背側指動脈のこと。
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主治・対象疾患
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華蓋 かがい
天突穴の下2寸、胸骨角上際正中線上に取る。
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解剖学的データ
知覚神経
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胸神経前枝のことで、肋間動静脈とともに肋間を走行する神経。肋間神経からは、外肋間筋・内肋間筋・最内肋間筋・肋下筋・胸横筋・内腹斜筋・外腹斜筋・腹横筋・腹直筋・錐体筋・肋骨挙筋・上後鋸筋・下後鋸筋を支配する筋枝が出る他、前胸部から体表に出て知覚を司る前皮枝、体幹の外側で体表に出て知覚を司る外側皮枝が分岐する。第2もしくは第1・第3肋間神経外側皮枝は肋間上腕神経の一部となる。
鎖骨上神経 (さこつじょうしんけい)
頸神経叢の第3・第4頸神経から起こり、胸鎖乳突筋の後縁から下方へ数枝に枝分かれする神経。鎖骨表層と大胸筋の上外側面を支配する。
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血管
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内胸動脈の枝 (ないきょうどうみゃくのえだ)
内胸骨動脈から肋間の方へ出ていく動脈枝のこと。主に肋間筋を栄養している。
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主治・対象疾患
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関衝 かんしょう
薬指尺側爪甲根部、爪甲の角を去ること1分に取る。
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解剖学的データ
知覚神経
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指背面の皮膚の知覚を司る神経。橈側2.5指は橈骨神経から分岐したもので、尺側2.5指は尺骨神経から分岐したもの。
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血管
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第4背側中手動脈の枝(だい4はいそくちゅうしゅどうみゃくのえだ)
第4背側中手動脈から第4・第5指の背側へと向かう2本の背側指動脈のこと。
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主治・対象疾患
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患門の穴 かんもんのけつ
患者を直立させ、足の第1指先端に紐の一端を当て、足底の正中を通し、下腿後面正中を上行して委中穴に至り切断する。この紐の一端を鼻尖に当て、正中線を上行して、頭頂の正中を経て背部に下垂し、その下端を脊柱上に仮点をする。次に患者の口を閉じさせ、別の紐の一端を一方の口角に当て、斜め上方に鼻中隔下端に至り、さらに斜め下方に別の口角までの距離をはかり、紐を切断する。この紐の中央を脊柱の仮点に当てて左右に水平に伸ばし、その両端に2穴を取り、患門穴とする。
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解剖学的データ
筋肉
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僧帽筋 (そうぼうきん)
外後頭隆起・項靱帯・上項線・第7~第12胸椎から起こり、鎖骨の外側1/3・肩甲骨の肩峰と肩甲棘に停止する筋肉。主に肩甲骨を上方・下方・内側に引っ張る働きと回転させる働きがある。
菱形筋 (りょうけいきん)
第6頸椎~第4胸椎棘突起から起こり、肩甲骨内側縁に停止する筋肉。主に肩甲骨を後ろに引く働きがある。
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運動神経
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副神経 (ふくしんけい)
第11脳神経とも呼ばれており、大後頭孔から頭蓋を出て、同側の胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配する神経。
第1~4頸神経前枝が集まったものを頸神経叢といい、そのうち頸部の筋肉を支配するために出ている神経の枝を筋枝と呼ぶ。
肩甲背神経 (けんこうはいしんけい)
腕神経叢から背中側へ出て走行する神経で、肩甲挙筋や大菱形筋・小菱形筋などを支配する。
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知覚神経
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胸椎の高さから出る12対の脊髄神経のこと。胸神経の前枝は肋間神経ともいい、胸部や腹部の筋肉の支配や皮膚の知覚を司る。また、後枝は背部の筋肉や皮膚を分節的に支配する。
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血管
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甲状頸動脈から起こり、斜角筋や僧帽筋、肩甲骨内部の筋を栄養する動脈。頸横動脈からは、斜角筋の筋肉を栄養する上行枝、僧帽筋や肩甲骨内部の筋肉を栄養する下行枝などが分岐する。
肋間動脈肋間動脈 (ろっかんどうみゃく)
最上肋間動脈・胸大動脈から起こり、肋骨の下縁(肋間)に沿って走る動脈のこと。肋間動脈の起始部近くからは背枝が出ており、さらに背筋を栄養する筋枝、脊髄を栄養する脊髄枝、背部の皮膚を栄養する皮枝に分かれる。また肋間動脈が内肋間膜を貫通すると側副枝が出ており、下位の肋骨の上縁に沿って走る。胸郭の外側部では外側枝が出ており、さらに前枝と後枝に分かれ胸郭外側壁の皮膚に栄養するが、前枝からは乳腺枝が出て乳腺も栄養する。
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主治・対象疾患
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気舎 きしゃ
小鎖骨上窩の中央に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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広頚筋 (こうけいきん)
胸筋筋膜から起こり、下顎骨下縁、咬筋筋膜、笑筋、口角下制筋、下唇下制筋に停止する筋肉(皮筋)。口角を下方に引く働きがある。
胸鎖乳突筋 (きょうさにゅうとつきん)
胸骨と鎖骨から起こり、側頭骨の乳様突起に停止する筋肉。第11脳神経の副神経によって支配されており、首を前方に曲げる、回転させるといった働きを持つ。
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運動神経
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第7脳神経の一つで、顔面神経管から皮膚表面に出てきて顔面全体に分岐していく神経。表情筋の運動や唾液の分泌、味覚などに関与する。顔面神経からは、味覚などを司る鼓索神経、涙液や鼻水の分泌に関わる大錐体神経、アブミ骨筋を支配するアブミ骨筋神経、顎二腹筋(後腹)を支配する顎二腹筋枝、茎突舌筋を支配する茎突舌筋枝、後頭筋・後耳介筋・上耳介筋・側頭頭頂筋などを支配する後耳介神経などが分岐し、その後に耳下腺神経叢を作る。耳下腺神経叢は更に頸枝・下顎縁枝・頬筋枝・頬骨枝・側頭枝に分かれ、頸枝は広頸筋の支配と頚部の知覚、下顎縁枝は広頸筋・口角下制筋・下唇下制筋・オトガイ筋の支配、頬筋枝は口角下制筋・口輪筋の支配、頬骨枝は上唇挙筋・上唇鼻翼挙筋・鼻根筋・鼻筋・口輪筋・小頬骨筋・大頬骨筋などの支配、側頭枝は眼輪筋・前頭筋・皺眉筋・上耳介筋・前耳介筋・側頭頭頂筋などの支配を司っている。
副神経 (ふくしんけい)
第11脳神経とも呼ばれており、大後頭孔から頭蓋を出て、同側の胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配する神経。
第1~4頸神経前枝が集まったものを頸神経叢といい、そのうち頸部の筋肉を支配するために出ている神経の枝を筋枝と呼ぶ。
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知覚神経
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鎖骨上神経 (さこつじょうしんけい)
頸神経叢の第3・第4頸神経から起こり、胸鎖乳突筋の後縁から下方へ数枝に枝分かれする神経。鎖骨表層と大胸筋の上外側面を支配する。
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血管
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総頚動脈 (そうけいどうみゃく)
右は腕頭動脈から、左は大動脈弓から起こり、気管や食道の外側を垂直に上行する動脈。総頸動脈から外頸動脈・内頸動脈に分岐する所に頸動脈洞と頸動脈小体がある。
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主治・対象疾患
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曲池 きょくち
肘を屈曲してできる肘窩横紋の外方で、上腕骨外側上顆の前に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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短橈側手根伸筋 (たんとうそくしゅこんしんきん)
上腕骨外側上顆から起こり、第3中手骨底背側で停止する筋肉。主に手関節を背屈・橈屈させる働きがある。
長橈側手根伸筋 (ちょうとうそくしゅこんしんきん)
上腕骨外側上顆から起こり、第2中手骨底背側に停止する筋肉。主に手関節を背屈・橈屈させる働きがある。
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運動神経
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腕神経叢の第5頸神経~第1胸神経より起こり、上腕部内側橈骨神経溝を通って前腕に至り、橈骨に沿って外側を走行する神経。橈骨神経からは、上腕三頭筋・肘筋・腕撓骨筋・長撓側手根伸筋を支配する筋枝、上腕後面の知覚を司る後上腕皮神経、上腕下部外側の知覚を司る下外側上腕皮神経、前腕後面の知覚を司る後前腕皮神経、手部の橈側2.5指の知覚を司る浅枝、短撓側手根伸筋・回外筋・総指伸筋・小指伸筋などを支配する深枝が分岐する。
腕神経叢の第5頸神経~第1胸神経より起こり、上腕部内側橈骨神経溝を通って前腕に至り、橈骨に沿って外側を走行する神経。橈骨神経からは、上腕三頭筋・肘筋・腕撓骨筋・長撓側手根伸筋を支配する筋枝、上腕後面の知覚を司る後上腕皮神経、上腕下部外側の知覚を司る下外側上腕皮神経、前腕後面の知覚を司る後前腕皮神経、手部の橈側2.5指の知覚を司る浅枝、短撓側手根伸筋・回外筋・総指伸筋・小指伸筋などを支配する深枝が分岐する。
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知覚神経
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外側前腕皮神経外 (がいそくぜんわんひしんけい)
筋皮神経から起こる神経で、上腕外側部の知覚を司る。
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血管
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橈側反回動脈 (とうそくはんかいどうみゃく)
上腕動脈や橈骨動脈など、人によって起こる場所が違う動脈。肘関節の下に出て弓状に上方へ曲がり、肘関節周囲を栄養するする。
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主治・対象疾患
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魚際 ぎょさい
第1中手指節関節の上、橈側陥凹部、表裏の肌目に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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短母指外転筋 (たんぼしがいてんきん)
舟状骨・屈筋支帯橈側端から起こり、第1中手骨頭橈側種子骨・母指基節骨底に停止する筋肉。主に母指中手指節関節を屈曲・母指手根中手関節を外転させる働きとともに、母指の対立運動、指節間関節の伸展などの働きも補助している。
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運動神経
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腕神経叢から起こり、上腕では上腕二頭筋の内側、前腕では前面を正中線に沿って下行する神経。正中神経からは、橈側手根屈筋・円回内筋・長掌筋・浅指屈筋を支配する筋枝、母指球筋・短母指外転筋・短母指屈筋(浅頭)・母指対立筋・第1~2虫様筋を支配する反回枝、深指屈筋(橈側半)・長母指屈筋
(内側半分以外)・方形回内筋を支配する前骨間神経、手掌の母指側2/3部の皮膚の知覚を司る掌枝、母指側3.5指の皮膚を知覚を司る総掌側指神経などが分岐する。
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知覚神経
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腕神経叢から起こり、上腕では上腕二頭筋の内側、前腕では前面を正中線に沿って下行する神経。正中神経からは、橈側手根屈筋・円回内筋・長掌筋・浅指屈筋を支配する筋枝、母指球筋・短母指外転筋・短母指屈筋(浅頭)・母指対立筋・第1~2虫様筋を支配する反回枝、深指屈筋(橈側半)・長母指屈筋
(内側半分以外)・方形回内筋を支配する前骨間神経、手掌の母指側2/3部の皮膚の知覚を司る掌枝、母指側3.5指の皮膚を知覚を司る総掌側指神経などが分岐する。
指背面の皮膚の知覚を司る神経。橈側2.5指は橈骨神経から分岐したもので、尺側2.5指は尺骨神経から分岐したもの。
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血管
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橈骨動脈 (とうこつどうみゃく)
上腕動脈から起こり、橈骨に沿って走行して手掌で尺骨動脈と接続する動脈。主に前腕から手にかけての橈側を栄養する。
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主治・対象疾患
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経渠 けいきょ
前腕前橈側にあり、太淵穴の上1寸、動脈拍動部に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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腕橈骨筋腱(わんとうこつきんけん)
腕橈骨筋の腱で、橈骨茎状突起に停止する付近にみられる。
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運動神経
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腕神経叢の第5頸神経~第1胸神経より起こり、上腕部内側橈骨神経溝を通って前腕に至り、橈骨に沿って外側を走行する神経。橈骨神経からは、上腕三頭筋・肘筋・腕撓骨筋・長撓側手根伸筋を支配する筋枝、上腕後面の知覚を司る後上腕皮神経、上腕下部外側の知覚を司る下外側上腕皮神経、前腕後面の知覚を司る後前腕皮神経、手部の橈側2.5指の知覚を司る浅枝、短撓側手根伸筋・回外筋・総指伸筋・小指伸筋などを支配する深枝が分岐する。
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知覚神経
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外側前腕皮神経 (がいそくぜんわんひしんけい)
筋皮神経から起こる神経で、上腕外側部の知覚を司る。
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血管
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橈骨動脈 (とうこつどうみゃく)
上腕動脈から起こり、橈骨に沿って走行して手掌で尺骨動脈と接続する動脈。主に前腕から手にかけての橈側を栄養する。
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主治・対象疾患
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缺盆 けつぼん
大鎖骨上窩にあり、鎖骨上際陥凹部、乳頭線上に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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中斜角筋(ちゅうしゃかくきん)
全ての頸堆の横突起から起こり、第一肋骨に停止する筋肉。主に頸部を側屈・回旋、第1肋骨を上方に引く働きがある。
広頚筋(こうけいきん)
胸筋筋膜から起こり、下顎骨下縁、咬筋筋膜、笑筋、口角下制筋、下唇下制筋に停止する筋肉(皮筋)。口角を下方に引く働きがある。
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運動神経
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第7脳神経の一つで、顔面神経管から皮膚表面に出てきて顔面全体に分岐していく神経。表情筋の運動や唾液の分泌、味覚などに関与する。顔面神経からは、味覚などを司る鼓索神経、涙液や鼻水の分泌に関わる大錐体神経、アブミ骨筋を支配するアブミ骨筋神経、顎二腹筋(後腹)を支配する顎二腹筋枝、茎突舌筋を支配する茎突舌筋枝、後頭筋・後耳介筋・上耳介筋・側頭頭頂筋などを支配する後耳介神経などが分岐し、その後に耳下腺神経叢を作る。耳下腺神経叢は更に頸枝・下顎縁枝・頬筋枝・頬骨枝・側頭枝に分かれ、頸枝は広頸筋の支配と頚部の知覚、下顎縁枝は広頸筋・口角下制筋・下唇下制筋・オトガイ筋の支配、頬筋枝は口角下制筋・口輪筋の支配、頬骨枝は上唇挙筋・上唇鼻翼挙筋・鼻根筋・鼻筋・口輪筋・小頬骨筋・大頬骨筋などの支配、側頭枝は眼輪筋・前頭筋・皺眉筋・上耳介筋・前耳介筋・側頭頭頂筋などの支配を司っている。
頸椎の高さから出る8対の脊髄神経のこと。頸神経の前枝で第1~4は頸神経叢つくり、頸部や鎖骨上部の筋肉の支配や皮膚の知覚を司る。また、第5~8頸神経の前枝は腕神経叢をつくり、上肢帯や上肢の筋肉の支配や皮膚の知覚を司る。頸神経の後枝は項部の筋肉の支配や皮膚の知覚を司る。
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知覚神経
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鎖骨上神経(さこつじょうしんけい)
頸神経叢の第3・第4頸神経から起こり、胸鎖乳突筋の後縁から下方へ数枝に枝分かれする神経。鎖骨表層と大胸筋の上外側面を支配する。
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血管
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鎖骨下動脈(さこつかどうみゃく)
鎖骨の下を通るのでこの名が付けられ、左右で構造が違う動脈。左は大動脈弓から直接分岐するが、右は一度腕頭動脈を介してから鎖骨下動脈と総頸動脈に分岐する。主に頭や腕を栄養している。
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主治・対象疾患
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膏肓 こうこう
第4・第5胸椎棘突起間の外3寸に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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僧帽筋(そうぼうきん)
外後頭隆起・項靱帯・上項線・第7~第12胸椎から起こり、鎖骨の外側1/3・肩甲骨の肩峰と肩甲棘に停止する筋肉。主に肩甲骨を上方・下方・内側に引っ張る働きと回転させる働きがある。
菱形筋 (りょうけいきん)
第6頸椎~第4胸椎棘突起から起こり、肩甲骨内側縁に停止する筋肉。主に肩甲骨を後ろに引く働きがある。
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運動神経
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副神経(ふくしんけい)
第11脳神経とも呼ばれており、大後頭孔から頭蓋を出て、同側の胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配する神経。
第1~4頸神経前枝が集まったものを頸神経叢といい、そのうち頸部の筋肉を支配するために出ている神経の枝を筋枝と呼ぶ。
肩甲背神経(けんこうはいしんけい)
腕神経叢から背中側へ出て走行する神経で、肩甲挙筋や大菱形筋・小菱形筋などを支配する。
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知覚神経
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胸椎の高さから出る12対の脊髄神経のこと。胸神経の前枝は肋間神経ともいい、胸部や腹部の筋肉の支配や皮膚の知覚を司る。また、後枝は背部の筋肉や皮膚を分節的に支配する。
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血管
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頚横動脈(けいおうどうみゃく)
甲状頸動脈から起こり、斜角筋や僧帽筋、肩甲骨内部の筋を栄養する動脈。頸横動脈からは、斜角筋の筋肉を栄養する上行枝、僧帽筋や肩甲骨内部の筋肉を栄養する下行枝などが分岐する。
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主治・対象疾患
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合谷 ごうこく
第1・第2中手骨底間の下、陥凹部、第2中手骨よりに取る。
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解剖学的データ
筋肉
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第1背側骨間筋(だい1はいそくこっかんきん)
手部と足部の両方に存在する背側骨間筋の一つ。手部では第1中手骨尺側・第2中手骨橈側から起こって第2指基節骨底の橈側に停止し、主に第2中手指節関節を外転・屈曲、指節間関節を伸展させる働きがある。足部では第1中足骨外側・第2中足骨内側から起こって第2趾基節骨内側に停止し、主に第2趾中足指節関節を屈曲させる働きがある。
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運動神経
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腕神経叢から起こり、腋の下から肘の内側を走行し、手首を越えて手先まで通っている神経。尺骨神経からは前腕部で尺側手根屈筋と深指屈筋を支配する筋枝を出し、前腕下部で手背~指背側2.5指の知覚を司る手背枝と手掌部の知覚を司る掌枝を出す。その後、屈筋支帯の下を通って手掌に至ると小指球筋・小指対立筋・小指外転筋・母指内転筋・第3~4虫様筋・背側骨間筋・掌側骨間筋などを支配する深枝と、尺側1.5指の掌面の知覚を司る浅枝に分岐する。
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知覚神経
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指背面の皮膚の知覚を司る神経。橈側2.5指は橈骨神経から分岐したもので、尺側2.5指は尺骨神経から分岐したもの。
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血管
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第1背側中手動脈だい1はいそくちゅうしゅどうみゃく)
橈骨動脈から起こり、中手骨の間の第1背側骨間筋の上を走って母指の背面と示指の背面の橈側を栄養する動脈。
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主治・対象疾患
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孔最 こうさい
前腕前橈側にあり、太淵穴の上7寸、尺沢穴の下3寸に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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腕橈骨筋(わんとうこつきん)
上腕骨外側上顆・上腕骨外側下部から起こり、橈骨茎状突起に停止する筋肉。主に肘関節を屈曲、前腕を回内回外位から半回内位に回旋させる働きがある。
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運動神経
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腕神経叢の第5頸神経~第1胸神経より起こり、上腕部内側橈骨神経溝を通って前腕に至り、橈骨に沿って外側を走行する神経。橈骨神経からは、上腕三頭筋・肘筋・腕撓骨筋・長撓側手根伸筋を支配する筋枝、上腕後面の知覚を司る後上腕皮神経、上腕下部外側の知覚を司る下外側上腕皮神経、前腕後面の知覚を司る後前腕皮神経、手部の橈側2.5指の知覚を司る浅枝、短撓側手根伸筋・回外筋・総指伸筋・小指伸筋などを支配する深枝が分岐する。
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知覚神経
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外側前腕皮神経(がいそくぜんわんひしんけい)
筋皮神経から起こる神経で、上腕外側部の知覚を司る。
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血管
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橈骨動脈(とうこつどうみゃく)
上腕動脈から起こり、橈骨に沿って走行して手掌で尺骨動脈と接続する動脈。主に前腕から手にかけての橈側を栄養する。
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主治・対象疾患
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巨闕兪 こけつゆ
第4・第5胸椎棘突起間に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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棘上靭帯(きょくじょうじんたい)
第7頸椎から仙骨までの棘突起先端間を結ぶ強い靭帯。
棘間靭帯(きょくかんじんたい)
隣り合う上下の脊椎棘突起を結ぶ薄い膜性の靱帯。強度は頸部で弱く、腰部で強い。
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知覚神経
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胸椎の高さから出る12対の脊髄神経のこと。胸神経の前枝は肋間神経ともいい、胸部や腹部の筋肉の支配や皮膚の知覚を司る。また、後枝は背部の筋肉や皮膚を分節的に支配する。
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血管
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最上肋間動脈・胸大動脈から起こり、肋骨の下縁(肋間)に沿って走る動脈のこと。肋間動脈の起始部近くからは背枝が出ており、さらに背筋を栄養する筋枝、脊髄を栄養する脊髄枝、背部の皮膚を栄養する皮枝に分かれる。また肋間動脈が内肋間膜を貫通すると側副枝が出ており、下位の肋骨の上縁に沿って走る。胸郭の外側部では外側枝が出ており、さらに前枝と後枝に分かれ胸郭外側壁の皮膚に栄養するが、前枝からは乳腺枝が出て乳腺も栄養する。
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主治・対象疾患
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三間 さんかん
第2中手指節関節の上、橈側陥凹部に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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第1背側骨間筋(だい1はいそくこっかんきん)
手部と足部の両方に存在する背側骨間筋の一つ。手部では第1中手骨尺側・第2中手骨橈側から起こって第2指基節骨底の橈側に停止し、主に第2中手指節関節を外転・屈曲、指節間関節を伸展させる働きがある。足部では第1中足骨外側・第2中足骨内側から起こって第2趾基節骨内側に停止し、主に第2趾中足指節関節を屈曲させる働きがある。
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運動神経
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腕神経叢から起こり、腋の下から肘の内側を走行し、手首を越えて手先まで通っている神経。尺骨神経からは前腕部で尺側手根屈筋と深指屈筋を支配する筋枝を出し、前腕下部で手背~指背側2.5指の知覚を司る手背枝と手掌部の知覚を司る掌枝を出す。その後、屈筋支帯の下を通って手掌に至ると小指球筋・小指対立筋・小指外転筋・母指内転筋・第3~4虫様筋・背側骨間筋・掌側骨間筋などを支配する深枝と、尺側1.5指の掌面の知覚を司る浅枝に分岐する。
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知覚神経
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手指掌面の皮膚の知覚を司る神経で、正中神経から分岐した3本と尺骨神経から分岐した1本からなる。
指背面の皮膚の知覚を司る神経。橈側2.5指は橈骨神経から分岐したもので、尺側2.5指は尺骨神経から分岐したもの。
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血管
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第1背側中手動脈の枝(だい1はいそくちゅうしゅどうみゃくのえだ)
第1背側中手動脈から第1・第2指の背側へと向かう2本の背側指動脈のこと。
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主治・対象疾患
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二間 じかん
第2中手指節関節の下、橈側陥凹部に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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手部と足部の両方に存在する背側骨間筋の腱で、上肢は第1~第5の中手骨の背側・側面から起こり、第2~第4中手骨の基節骨に停止する。また下肢は第1~第5の中足骨から起こり、第2~第4中足骨の基節骨底に停止する。
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運動神経
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腕神経叢から起こり、腋の下から肘の内側を走行し、手首を越えて手先まで通っている神経。尺骨神経からは前腕部で尺側手根屈筋と深指屈筋を支配する筋枝を出し、前腕下部で手背~指背側2.5指の知覚を司る手背枝と手掌部の知覚を司る掌枝を出す。その後、屈筋支帯の下を通って手掌に至ると小指球筋・小指対立筋・小指外転筋・母指内転筋・第3~4虫様筋・背側骨間筋・掌側骨間筋などを支配する深枝と、尺側1.5指の掌面の知覚を司る浅枝に分岐する。
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知覚神経
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手指掌面の皮膚の知覚を司る神経で、正中神経から分岐した3本と尺骨神経から分岐した1本からなる。
指背面の皮膚の知覚を司る神経。橈側2.5指は橈骨神経から分岐したもので、尺側2.5指は尺骨神経から分岐したもの。
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血管
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第1背側中手動脈の枝(だい1はいそくちゅうしゅどうみゃくのえだ)
第1背側中手動脈から第1・第2指の背側へと向かう2本の背側指動脈のこと。
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主治・対象疾患
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四瀆 しとく
陽池穴の上5寸、総指伸筋と小指伸筋の間に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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小指伸筋(しょうししんきん)
上腕骨外側上顆から起こり、第5指指背腱膜に停止する筋肉。主に小指を伸展・外転させる働きがある。
総指伸筋(そうししんきん)
上腕骨外側上顆および前腕筋膜から起こり、第2~第5指の末節骨および中節骨に停止する筋肉。主に第2~5指の遠位指節間関節・近位指節間関節・中手指節関節を伸展、手関節を背屈させる作用がある。
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運動神経
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腕神経叢の第5頸神経~第1胸神経より起こり、上腕部内側橈骨神経溝を通って前腕に至り、橈骨に沿って外側を走行する神経。橈骨神経からは、上腕三頭筋・肘筋・腕撓骨筋・長撓側手根伸筋を支配する筋枝、上腕後面の知覚を司る後上腕皮神経、上腕下部外側の知覚を司る下外側上腕皮神経、前腕後面の知覚を司る後前腕皮神経、手部の橈側2.5指の知覚を司る浅枝、短撓側手根伸筋・回外筋・総指伸筋・小指伸筋などを支配する深枝が分岐する。
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知覚神経
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後前腕皮神経(こうぜんわんひしんけい)
橈骨神経から腕撓骨筋の起始部の上方で分岐し、筋膜を貫いて皮下に出て、前腕後側の皮膚に分布する神経。
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血管
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後骨間動脈(こうこっかんどうみゃく)
総骨間動脈から起こり、前腕骨間膜後面を下行する動脈。
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主治・対象疾患
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尺沢 しゃくたく
肘窩横紋上にあり、上腕二頭筋腱の橈側に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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上腕二頭筋腱(じょうわんにとうきんけん)
上腕二頭筋の腱で、橈骨粗面に停止する付近でみられる。
上腕筋(じょうわんきん)
上腕骨内側外側前面の下半分から起こり、尺骨粗面に停止する筋肉。主に肘関節を屈曲させる働きがある。
腕橈骨筋(わんとうこつきん)
上腕骨外側上顆・上腕骨外側下部から起こり、橈骨茎状突起に停止する筋肉。主に肘関節を屈曲、前腕を回内回外位から半回内位に回旋させる働きがある。
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運動神経
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腕神経叢から起こり、前腕部に向かって走行する神経。筋皮神経からは、烏口腕筋・上腕二頭筋・上腕筋を支配する筋枝、前腕の外側半部の皮膚の知覚を司る外側前腕皮神経が分岐する。
腕神経叢の第5頸神経~第1胸神経より起こり、上腕部内側橈骨神経溝を通って前腕に至り、橈骨に沿って外側を走行する神経。橈骨神経からは、上腕三頭筋・肘筋・腕撓骨筋・長撓側手根伸筋を支配する筋枝、上腕後面の知覚を司る後上腕皮神経、上腕下部外側の知覚を司る下外側上腕皮神経、前腕後面の知覚を司る後前腕皮神経、手部の橈側2.5指の知覚を司る浅枝、短撓側手根伸筋・回外筋・総指伸筋・小指伸筋などを支配する深枝が分岐する。
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知覚神経
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外側前腕皮神経(がいそくぜんわんひしんけい)
筋皮神経から起こる神経で、上腕外側部の知覚を司る。
下外側上腕皮神経(かがいそくじょうわんひしんけい)
橈骨神経から分岐した神経で、上腕下部~肘関節の外側部の知覚を司る。
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血管
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橈側反回動脈(かがいそくじょうわんひしんけい)
橈骨神経から分岐した神経で、上腕下部~肘関節の外側部の知覚を司る。
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主治・対象疾患
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照海 しょうかい
内果の直下1寸に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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後脛骨筋腱(こうけいこつきんけん)
後脛骨筋の腱。内果後方を下行し、足底で2本の索に分かれる。
長趾屈筋腱(ちょうしくっきんけん)
脛骨後面から起こり、第2~5趾の末節骨底に停止する長趾屈筋の腱。
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運動神経
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坐骨神経から起こり、脛骨の内側を下行する神経。脛骨神経からは、大腿二頭筋(長頭の下1/3)・半膜様筋(下1/3)・半腱様筋(下1/3)・腓腹筋・ヒラメ筋・膝窩筋・長趾屈筋・長母趾屈筋を支配する筋枝、後脛骨筋を支配、下腿上部内側の皮膚の知覚を司る内側腓腹皮神経、脛骨骨膜・距腿関節・脛腓関節の知覚を司る下腿骨間神経、踵骨部内側の皮膚の知覚を司る内側踵骨枝、足底の筋肉の支配や知覚を司る内側足底神経・外側足底神経が分岐する。
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知覚神経
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伏在神経から分岐する枝で、下腿内側および足背内側縁の知覚を司る。
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血管
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後脛骨動脈(こうけいこつどうみゃく)
膝窩動脈の2つの終枝の1つで、ヒラメ筋腱弓のやや下方で膝窩動脈が前脛骨動脈を分岐するところから、内側足底動脈と外側足底動脈に分岐するまでをいう。内果の後方でその拍動を感じ取ることが出来る。
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主治・対象疾患
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少商 しょうしょう
母指橈側爪甲根部、爪甲を去ること1分に取る。
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解剖学的データ
知覚神経
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手指掌面の皮膚の知覚を司る神経で、正中神経から分岐した3本と尺骨神経から分岐した1本からなる。
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血管
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母指主動脈から分岐する枝で、固有掌側指動脈などがある。
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主治・対象疾患
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少沢 しょうたく
小指尺側爪甲根部、爪甲の角を去ること1分に取る。
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解剖学的データ
知覚神経
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指背面の皮膚の知覚を司る神経。橈側2.5指は橈骨神経から分岐したもので、尺側2.5指は尺骨神経から分岐したもの。
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血管
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上腕動脈から起こり、前腕尺側を下行する動脈で、主に前腕尺側を栄養する。尺骨動脈の起始部付近からは、肘関節周囲を栄養する尺側反回動脈、前腕骨間を栄養する総骨間動脈が分岐しており、手部へ向かう間に尺骨の骨髄を栄養する尺骨動脈や前腕尺側部にある筋肉を栄養している筋枝が分岐する。豆状骨付近では背側手根枝が出ており、橈骨動脈からの動脈枝や前骨間動脈と吻合して背側手根動脈網を形成する。また背側手根枝の起始部付近から出る浅枝は第5中手骨の尺側縁を走る背側枝動脈となる。尺骨動脈の手根部から掌側へ向かう掌側手根枝は橈骨動脈掌側手根枝とともに掌側手根動脈網を形成する。また、豆状骨の橈側で起こる尺骨動脈の深掌枝は手掌の深層に入り、橈骨神経の深掌枝と吻合して深掌動脈弓を形成し、尺骨動脈の終枝は橈骨動脈の終枝と吻合して浅掌動脈弓を形成する。
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主治・対象疾患
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商陽 しょうよう
示指橈側爪甲根部、爪甲の角を去ること1分に取る。
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解剖学的データ
知覚神経
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手指掌面の皮膚の知覚を司る神経で、正中神経から分岐した3本と尺骨神経から分岐した1本からなる。
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血管
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第1背側中手動脈の枝(だい1はいそくちゅうしゅどうみゃくのえだ)
第1背側中手動脈から第1・第2指の背側へと向かう2本の背側指動脈のこと。
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主治・対象疾患
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人迎 じんげい
喉頭隆起の外1寸5分、動脈拍動部に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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広頚筋(こうけいきん)
胸筋筋膜から起こり、下顎骨下縁、咬筋筋膜、笑筋、口角下制筋、下唇下制筋に停止する筋肉(皮筋)。口角を下方に引く働きがある。
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運動神経
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第7脳神経の一つで、顔面神経管から皮膚表面に出てきて顔面全体に分岐していく神経。表情筋の運動や唾液の分泌、味覚などに関与する。顔面神経からは、味覚などを司る鼓索神経、涙液や鼻水の分泌に関わる大錐体神経、アブミ骨筋を支配するアブミ骨筋神経、顎二腹筋(後腹)を支配する顎二腹筋枝、茎突舌筋を支配する茎突舌筋枝、後頭筋・後耳介筋・上耳介筋・側頭頭頂筋などを支配する後耳介神経などが分岐し、その後に耳下腺神経叢を作る。耳下腺神経叢は更に頸枝・下顎縁枝・頬筋枝・頬骨枝・側頭枝に分かれ、頸枝は広頸筋の支配と頚部の知覚、下顎縁枝は広頸筋・口角下制筋・下唇下制筋・オトガイ筋の支配、頬筋枝は口角下制筋・口輪筋の支配、頬骨枝は上唇挙筋・上唇鼻翼挙筋・鼻根筋・鼻筋・口輪筋・小頬骨筋・大頬骨筋などの支配、側頭枝は眼輪筋・前頭筋・皺眉筋・上耳介筋・前耳介筋・側頭頭頂筋などの支配を司っている。
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知覚神経
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頸神経叢(第3頸神経前枝)から起こり、胸鎖乳突筋の中央部の後縁を回って前頚部と側頸部の皮膚の知覚を司る神経。頸横神経は胸鎖乳突筋部を越えると上枝と下枝に分かれ、上枝は舌骨上部へ、下枝は舌骨下部へ向かう。
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血管
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総頚動脈(そうけいどうみゃく)
右は腕頭動脈から、左は大動脈弓から起こり、気管や食道の外側を垂直に上行する動脈。総頸動脈から外頸動脈・内頸動脈に分岐する所に頸動脈洞と頸動脈小体がある。
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主治・対象疾患
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水突 すいとつ
人迎穴と気舎穴の中央に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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広頚筋(こうけいきん)
胸筋筋膜から起こり、下顎骨下縁、咬筋筋膜、笑筋、口角下制筋、下唇下制筋に停止する筋肉(皮筋)。口角を下方に引く働きがある。
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
胸骨と鎖骨から起こり、側頭骨の乳様突起に停止する筋肉。第11脳神経の副神経によって支配されており、首を前方に曲げる、回転させるといった働きを持つ。
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運動神経
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第7脳神経の一つで、顔面神経管から皮膚表面に出てきて顔面全体に分岐していく神経。表情筋の運動や唾液の分泌、味覚などに関与する。顔面神経からは、味覚などを司る鼓索神経、涙液や鼻水の分泌に関わる大錐体神経、アブミ骨筋を支配するアブミ骨筋神経、顎二腹筋(後腹)を支配する顎二腹筋枝、茎突舌筋を支配する茎突舌筋枝、後頭筋・後耳介筋・上耳介筋・側頭頭頂筋などを支配する後耳介神経などが分岐し、その後に耳下腺神経叢を作る。耳下腺神経叢は更に頸枝・下顎縁枝・頬筋枝・頬骨枝・側頭枝に分かれ、頸枝は広頸筋の支配と頚部の知覚、下顎縁枝は広頸筋・口角下制筋・下唇下制筋・オトガイ筋の支配、頬筋枝は口角下制筋・口輪筋の支配、頬骨枝は上唇挙筋・上唇鼻翼挙筋・鼻根筋・鼻筋・口輪筋・小頬骨筋・大頬骨筋などの支配、側頭枝は眼輪筋・前頭筋・皺眉筋・上耳介筋・前耳介筋・側頭頭頂筋などの支配を司っている。
副神経(ふくしんけい)
第11脳神経とも呼ばれており、大後頭孔から頭蓋を出て、同側の胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配する神経。
第1~4頸神経前枝が集まったものを頸神経叢といい、そのうち頸部の筋肉を支配するために出ている神経の枝を筋枝と呼ぶ。
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知覚神経
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頸神経叢(第3頸神経前枝)から起こり、胸鎖乳突筋の中央部の後縁を回って前頚部と側頸部の皮膚の知覚を司る神経。頸横神経は胸鎖乳突筋部を越えると上枝と下枝に分かれ、上枝は舌骨上部へ、下枝は舌骨下部へ向かう。
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血管
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総頚動脈(そうけいどうみゃく)
右は腕頭動脈から、左は大動脈弓から起こり、気管や食道の外側を垂直に上行する動脈。総頸動脈から外頸動脈・内頸動脈に分岐する所に頸動脈洞と頸動脈小体がある。
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主治・対象疾患
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璇璣 せんき
天突穴の下1寸、胸骨柄正中線上に取る。
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解剖学的データ
知覚神経
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胸神経前枝のことで、肋間動静脈とともに肋間を走行する神経。肋間神経からは、外肋間筋・内肋間筋・最内肋間筋・肋下筋・胸横筋・内腹斜筋・外腹斜筋・腹横筋・腹直筋・錐体筋・肋骨挙筋・上後鋸筋・下後鋸筋を支配する筋枝が出る他、前胸部から体表に出て知覚を司る前皮枝、体幹の外側で体表に出て知覚を司る外側皮枝が分岐する。第2もしくは第1・第3肋間神経外側皮枝は肋間上腕神経の一部となる。
鎖骨上神経(さこつじょうしんけい)
頸神経叢の第3・第4頸神経から起こり、胸鎖乳突筋の後縁から下方へ数枝に枝分かれする神経。鎖骨表層と大胸筋の上外側面を支配する。
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血管
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内胸動脈の枝(ないきょうどうみゃくのえだ)
内胸骨動脈から肋間の方へ出ていく動脈枝のこと。主に肋間筋を栄養している。
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主治・対象疾患
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前谷 ぜんこく
第5中手指節関節の下、尺側陥凹部に取る。
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解剖学的データ
知覚神経
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手指掌面の皮膚の知覚を司る神経で、正中神経から分岐した3本と尺骨神経から分岐した1本からなる。
指背面の皮膚の知覚を司る神経。橈側2.5指は橈骨神経から分岐したもので、尺側2.5指は尺骨神経から分岐したもの。
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血管
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上腕動脈から起こり、前腕尺側を下行する動脈で、主に前腕尺側を栄養する。尺骨動脈の起始部付近からは、肘関節周囲を栄養する尺側反回動脈、前腕骨間を栄養する総骨間動脈が分岐しており、手部へ向かう間に尺骨の骨髄を栄養する尺骨動脈や前腕尺側部にある筋肉を栄養している筋枝が分岐する。豆状骨付近では背側手根枝が出ており、橈骨動脈からの動脈枝や前骨間動脈と吻合して背側手根動脈網を形成する。また背側手根枝の起始部付近から出る浅枝は第5中手骨の尺側縁を走る背側枝動脈となる。尺骨動脈の手根部から掌側へ向かう掌側手根枝は橈骨動脈掌側手根枝とともに掌側手根動脈網を形成する。また、豆状骨の橈側で起こる尺骨動脈の深掌枝は手掌の深層に入り、橈骨神経の深掌枝と吻合して深掌動脈弓を形成し、尺骨動脈の終枝は橈骨動脈の終枝と吻合して浅掌動脈弓を形成する。
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主治・対象疾患
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太淵 たいえん
手関節前面横紋の橈側端の陥凹部、動脈拍動部に取る。
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解剖学的データ
知覚神経
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外側前腕皮神経(がいそくぜんわんひしんけい)
筋皮神経から起こる神経で、上腕外側部の知覚を司る。
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血管
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橈骨動脈(とうこつどうみゃく)
上腕動脈から起こり、橈骨に沿って走行して手掌で尺骨動脈と接続する動脈。主に前腕から手にかけての橈側を栄養する。
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主治・対象疾患
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太谿 たいけい
内果の最も尖ったところの高さで、内果とアキレス腱の間の陥凹部、動脈拍動部に取る。
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筋肉
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足の下腿部にある腓腹筋・ヒラメ筋の腱のことで、人体で最も強靭な腱である。
後脛骨筋腱(こうけいこつきんけん)
後脛骨筋の腱。内果後方を下行し、足底で2本の索に分かれる。
長趾屈筋腱(ちょうしくっきんけん)
脛骨後面から起こり、第2~5趾の末節骨底に停止する長趾屈筋の腱。
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運動神経
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坐骨神経から起こり、脛骨の内側を下行する神経。脛骨神経からは、大腿二頭筋(長頭の下1/3)・半膜様筋(下1/3)・半腱様筋(下1/3)・腓腹筋・ヒラメ筋・膝窩筋・長趾屈筋・長母趾屈筋を支配する筋枝、後脛骨筋を支配、下腿上部内側の皮膚の知覚を司る内側腓腹皮神経、脛骨骨膜・距腿関節・脛腓関節の知覚を司る下腿骨間神経、踵骨部内側の皮膚の知覚を司る内側踵骨枝、足底の筋肉の支配や知覚を司る内側足底神経・外側足底神経が分岐する。
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知覚神経
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伏在神経から分岐する枝で、下腿内側および足背内側縁の知覚を司る。
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血管
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後脛骨動脈(こうけいこつどうみゃく)
膝窩動脈の2つの終枝の1つで、ヒラメ筋腱弓のやや下方で膝窩動脈が前脛骨動脈を分岐するところから、内側足底動脈と外側足底動脈に分岐するまでをいう。内果の後方でその拍動を感じ取ることが出来る。
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主治・対象疾患
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大鐘 だいしょう
太谿穴の下5分で踵骨上際、アキレス腱の前陥凹部に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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足の下腿部にある腓腹筋・ヒラメ筋の腱のことで、人体で最も強靭な腱である。
長趾屈筋腱(ちょうしくっきんけん)
脛骨後面から起こり、第2~5趾の末節骨底に停止する長趾屈筋の腱。
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運動神経
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坐骨神経から起こり、脛骨の内側を下行する神経。脛骨神経からは、大腿二頭筋(長頭の下1/3)・半膜様筋(下1/3)・半腱様筋(下1/3)・腓腹筋・ヒラメ筋・膝窩筋・長趾屈筋・長母趾屈筋を支配する筋枝、後脛骨筋を支配、下腿上部内側の皮膚の知覚を司る内側腓腹皮神経、脛骨骨膜・距腿関節・脛腓関節の知覚を司る下腿骨間神経、踵骨部内側の皮膚の知覚を司る内側踵骨枝、足底の筋肉の支配や知覚を司る内側足底神経・外側足底神経が分岐する。
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知覚神経
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伏在神経から分岐する枝で、下腿内側および足背内側縁の知覚を司る。
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血管
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後脛骨動脈(こうけいこつどうみゃく)
膝窩動脈の2つの終枝の1つで、ヒラメ筋腱弓のやや下方で膝窩動脈が前脛骨動脈を分岐するところから、内側足底動脈と外側足底動脈に分岐するまでをいう。内果の後方でその拍動を感じ取ることが出来る。
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主治・対象疾患
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中渚 ちゅうしょ
手背にあり、第4中手指節関節の上、尺側に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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第4背側骨間筋(だい4はいそくこっかんきん)
手部と足部の両方に存在する背側骨間筋の一つ。手部では第4中手骨尺側・第5中手骨橈側から起こって第4指基節骨底の尺側に停止し、主に第5中手指節関節を外転・屈曲、指節間関節を伸展させる働きがある。足部では第4中足骨外側・第5中足骨内側から起こって第4趾基節骨外側に停止し、主に第4趾の外転や第4趾中足指節関節を屈曲させる働きがある。
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運動神経
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腕神経叢から起こり、腋の下から肘の内側を走行し、手首を越えて手先まで通っている神経。尺骨神経からは前腕部で尺側手根屈筋と深指屈筋を支配する筋枝を出し、前腕下部で手背~指背側2.5指の知覚を司る手背枝と手掌部の知覚を司る掌枝を出す。その後、屈筋支帯の下を通って手掌に至ると小指球筋・小指対立筋・小指外転筋・母指内転筋・第3~4虫様筋・背側骨間筋・掌側骨間筋などを支配する深枝と、尺側1.5指の掌面の知覚を司る浅枝に分岐する。
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知覚神経
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指背面の皮膚の知覚を司る神経。橈側2.5指は橈骨神経から分岐したもので、尺側2.5指は尺骨神経から分岐したもの。
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血管
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第4背側中手動脈(だい4はいそくちゅうしゅどうみゃく)
背側手根動脈網から起こり、中手骨の間の第4背側骨間筋の上を走って環指・小指の背面を栄養する動脈。
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主治・対象疾患
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中府 ちゅうふ
雲門穴の下1寸に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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大胸筋(だいきょうきん)
鎖骨内側1/2・胸骨と肋軟骨(第2~第7前面)・腹直筋鞘の3部から起こり、上腕骨大結節稜に停止する筋肉。主に上腕を屈曲・内転・内旋させる働きがあり、また呼気にも関わる。
小胸筋(しょうきょうきん)
肋骨前面(第3~第5前面)から起こり、上外方へ向かって肩甲骨の烏口突起に停止する筋肉。主に肩甲骨の外側を下方に引いたり、肋骨(第3~第5)を引き上げる作用がある。
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運動神経
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内側胸筋神経(ないそくきょうきんしんけい)
腕神経叢から分岐する知覚神経で、外側胸筋神経と合わせて胸筋神経または前胸神経とも呼ばれる。
外側胸筋神経(がいそくきょうきんしんけい)
腕神経叢から分岐する知覚神経で、内側胸筋神経と合わせて胸筋神経または前胸神経とも呼ばれる。
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知覚神経
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鎖骨上神経(さこつじょうしんけい)
頸神経叢の第3・第4頸神経から起こり、胸鎖乳突筋の後縁から下方へ数枝に枝分かれする神経。鎖骨表層と大胸筋の上外側面を支配する。
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血管
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腋窩動脈から起こり、大胸筋、肩峰、三角筋などに分布する動脈。
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主治・対象疾患
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張介賓の四華の穴 ちょうかいひんのしかのけつ
紐の中央部を大椎穴に当てて頚にかけ、紐の両端を揃えて前胸部に下垂し、鳩尾穴の部で切断する。この紐の中央部を甲状軟骨の上に当てて背部に回し、脊柱上の紐の尽きるところに仮点する。次に患者の口を閉じさせ、別の紐の一端を一方の口角に当て、斜め上方に鼻中隔下端に至り、さらに斜め下方に別の口角までの距離をはかり、紐を切断する。この紐の中央を仮点に当てて左右に水平に伸ばし、その両端に2穴取る。またその紐を正しく上下に伸ばし、縦上下両端に2穴取る。これら4穴を張介賓の四華の穴とする。
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解剖学的データ
筋肉
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僧帽筋(そうぼうきん)
外後頭隆起・項靱帯・上項線・第7~第12胸椎から起こり、鎖骨の外側1/3・肩甲骨の肩峰と肩甲棘に停止する筋肉。主に肩甲骨を上方・下方・内側に引っ張る働きと回転させる働きがある。
棘上靭帯(きょくじょうじんたい)
第7頸椎から仙骨までの棘突起先端間を結ぶ強い靭帯。
棘間筋(きょくかんきん)
頸椎および胸椎、腰椎の棘突起から起こり、内側上方に向かって走った後、それぞれ隣接する椎骨に停止する筋肉。脊柱を後方に曲げる働きがある。
棘間靭帯(きょくかんじんたい)
隣り合う上下の脊椎棘突起を結ぶ薄い膜性の靱帯。強度は頸部で弱く、腰部で強い。
腰背腱膜(ようはいけんまく)
広背筋が起こる腸骨陵の後部から下位の胸椎棘突起までの広大な腱膜のこと。
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運動神経
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腰椎の高さから出る5対の脊髄神経のこと。腰神経の前枝は主に腰神経叢を構成し、鼠径部~大腿内側・前面の筋肉の支配や皮膚の知覚を司る。また、後枝は腰臀部の筋肉や皮膚を分節的に支配する。
胸背神経(きょうはいしんけい)
第6~8頸神経から起こり、肩甲骨の外側縁を下行して広背筋を支配する神経。
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知覚神経
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胸椎の高さから出る12対の脊髄神経のこと。胸神経の前枝は肋間神経ともいい、胸部や腹部の筋肉の支配や皮膚の知覚を司る。また、後枝は背部の筋肉や皮膚を分節的に支配する。
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血管
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最上肋間動脈・胸大動脈から起こり、肋骨の下縁(肋間)に沿って走る動脈のこと。肋間動脈の起始部近くからは背枝が出ており、さらに背筋を栄養する筋枝、脊髄を栄養する脊髄枝、背部の皮膚を栄養する皮枝に分かれる。また肋間動脈が内肋間膜を貫通すると側副枝が出ており、下位の肋骨の上縁に沿って走る。胸郭の外側部では外側枝が出ており、さらに前枝と後枝に分かれ胸郭外側壁の皮膚に栄養するが、前枝からは乳腺枝が出て乳腺も栄養する。
腰動脈から肋骨突起の間に1本のずつ出ている動脈枝のこと。
肋間動脈(ろっかんどうみゃく)
最上肋間動脈・胸大動脈から起こり、肋骨の下縁(肋間)に沿って走る動脈のこと。肋間動脈の起始部近くからは背枝が出ており、さらに背筋を栄養する筋枝、脊髄を栄養する脊髄枝、背部の皮膚を栄養する皮枝に分かれる。また肋間動脈が内肋間膜を貫通すると側副枝が出ており、下位の肋骨の上縁に沿って走る。胸郭の外側部では外側枝が出ており、さらに前枝と後枝に分かれ胸郭外側壁の皮膚に栄養するが、前枝からは乳腺枝が出て乳腺も栄養する。
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主治・対象疾患
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通里 つうり
前腕前尺側にあり、神門穴の上1寸、尺側手根屈筋腱の橈側に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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尺側手根屈筋腱(しゃくそくしゅこんくっきんけん)
尺側手根屈筋の腱で、豆状骨や第5中手骨に停止する付近にみられる。
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運動神経
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腕神経叢から起こり、腋の下から肘の内側を走行し、手首を越えて手先まで通っている神経。尺骨神経からは前腕部で尺側手根屈筋と深指屈筋を支配する筋枝を出し、前腕下部で手背~指背側2.5指の知覚を司る手背枝と手掌部の知覚を司る掌枝を出す。その後、屈筋支帯の下を通って手掌に至ると小指球筋・小指対立筋・小指外転筋・母指内転筋・第3~4虫様筋・背側骨間筋・掌側骨間筋などを支配する深枝と、尺側1.5指の掌面の知覚を司る浅枝に分岐する。
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知覚神経
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内側前腕皮神経(ないそくぜんわんひしんけい)
腕神経叢の第8頸神経~第1胸神経から起こり、主に前腕内側の知覚を司る神経。
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血管
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尺骨動脈(しゃっこつどうみゃく)
上腕動脈から起こり、前腕尺側を下行する動脈で、主に前腕尺側を栄養する。尺骨動脈の起始部付近からは、肘関節周囲を栄養する尺側反回動脈、前腕骨間を栄養する総骨間動脈が分岐しており、手部へ向かう間に尺骨の骨髄を栄養する尺骨動脈や前腕尺側部にある筋肉を栄養している筋枝が分岐する。豆状骨付近では背側手根枝が出ており、橈骨動脈からの動脈枝や前骨間動脈と吻合して背側手根動脈網を形成する。また背側手根枝の起始部付近から出る浅枝は第5中手骨の尺側縁を走る背側枝動脈となる。尺骨動脈の手根部から掌側へ向かう掌側手根枝は橈骨動脈掌側手根枝とともに掌側手根動脈網を形成する。また、豆状骨の橈側で起こる尺骨動脈の深掌枝は手掌の深層に入り、橈骨神経の深掌枝と吻合して深掌動脈弓を形成し、尺骨動脈の終枝は橈骨動脈の終枝と吻合して浅掌動脈弓を形成する
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主治・対象疾患
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天井 てんせい
肘頭から肩髎穴に向かい上1寸、肘関節を屈曲して取る。
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解剖学的データ
筋肉
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上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)
肩甲骨関節下結節、橈骨神経溝の下外側方・上外側方から起こり、尺骨肘頭に停止する筋肉。主に肘関節を伸展・内転させる働きがある。
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運動神経
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腕神経叢の第5頸神経~第1胸神経より起こり、上腕部内側橈骨神経溝を通って前腕に至り、橈骨に沿って外側を走行する神経。橈骨神経からは、上腕三頭筋・肘筋・腕撓骨筋・長撓側手根伸筋を支配する筋枝、上腕後面の知覚を司る後上腕皮神経、上腕下部外側の知覚を司る下外側上腕皮神経、前腕後面の知覚を司る後前腕皮神経、手部の橈側2.5指の知覚を司る浅枝、短撓側手根伸筋・回外筋・総指伸筋・小指伸筋などを支配する深枝が分岐する。
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知覚神経
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後上腕皮神経(こうじょうわんひしんけい)
橈骨神経から起こる神経で、上腕の上方1/3付近で皮下に出て、上腕後側の皮膚に分布する。
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血管
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肘関節動脈網(ちゅうかんせつどうみゃくもう)
肘関節に集まる数多くの動脈枝によって構成され、肘関節の全体を取り巻きながら肘関節周辺を栄養する動脈網。
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主治・対象疾患
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天窓 てんそう
下顎角の後下方、胸鎖乳突筋の前縁で、扶突穴と天容穴のほぼ中央に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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広頚筋(こうけいきん)
胸筋筋膜から起こり、下顎骨下縁、咬筋筋膜、笑筋、口角下制筋、下唇下制筋に停止する筋肉(皮筋)。口角を下方に引く働きがある。
胸鎖乳突筋胸鎖乳突筋 (きょうさにゅうとつきん)
胸骨と鎖骨から起こり、側頭骨の乳様突起に停止する筋肉。第11脳神経の副神経によって支配されており、首を前方に曲げる、回転させるといった働きを持つ。
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運動神経
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第7脳神経の一つで、顔面神経管から皮膚表面に出てきて顔面全体に分岐していく神経。表情筋の運動や唾液の分泌、味覚などに関与する。顔面神経からは、味覚などを司る鼓索神経、涙液や鼻水の分泌に関わる大錐体神経、アブミ骨筋を支配するアブミ骨筋神経、顎二腹筋(後腹)を支配する顎二腹筋枝、茎突舌筋を支配する茎突舌筋枝、後頭筋・後耳介筋・上耳介筋・側頭頭頂筋などを支配する後耳介神経などが分岐し、その後に耳下腺神経叢を作る。耳下腺神経叢は更に頸枝・下顎縁枝・頬筋枝・頬骨枝・側頭枝に分かれ、頸枝は広頸筋の支配と頚部の知覚、下顎縁枝は広頸筋・口角下制筋・下唇下制筋・オトガイ筋の支配、頬筋枝は口角下制筋・口輪筋の支配、頬骨枝は上唇挙筋・上唇鼻翼挙筋・鼻根筋・鼻筋・口輪筋・小頬骨筋・大頬骨筋などの支配、側頭枝は眼輪筋・前頭筋・皺眉筋・上耳介筋・前耳介筋・側頭頭頂筋などの支配を司っている。
副神経(ふくしんけい)
第11脳神経とも呼ばれており、大後頭孔から頭蓋を出て、同側の胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配する神経。
第1~4頸神経前枝が集まったものを頸神経叢といい、そのうち頸部の筋肉を支配するために出ている神経の枝を筋枝と呼ぶ。
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知覚神経
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頚横神経(けいおうしんけい)
頸神経叢(第3頸神経前枝)から起こり、胸鎖乳突筋の中央部の後縁を回って前頚部と側頸部の皮膚の知覚を司る神経。頸横神経は胸鎖乳突筋部を越えると上枝と下枝に分かれ、上枝は舌骨上部へ、下枝は舌骨下部へ向かう。
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血管
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外頚動脈(がいけいどうみゃく)
総頸動脈から分岐し、頸部や頭部へ向かう主要な動脈の一つ。後に浅側頭動脈や顎動脈などが枝分かれする。
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主治・対象疾患
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天鼎 てんてい
扶突穴の後下方1寸、胸鎖乳突筋後縁に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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広頚筋(こうけいきん)
胸筋筋膜から起こり、下顎骨下縁、咬筋筋膜、笑筋、口角下制筋、下唇下制筋に停止する筋肉(皮筋)。口角を下方に引く働きがある。
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
胸骨と鎖骨から起こり、側頭骨の乳様突起に停止する筋肉。第11脳神経の副神経によって支配されており、首を前方に曲げる、回転させるといった働きを持つ。
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運動神経
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第7脳神経の一つで、顔面神経管から皮膚表面に出てきて顔面全体に分岐していく神経。表情筋の運動や唾液の分泌、味覚などに関与する。顔面神経からは、味覚などを司る鼓索神経、涙液や鼻水の分泌に関わる大錐体神経、アブミ骨筋を支配するアブミ骨筋神経、顎二腹筋(後腹)を支配する顎二腹筋枝、茎突舌筋を支配する茎突舌筋枝、後頭筋・後耳介筋・上耳介筋・側頭頭頂筋などを支配する後耳介神経などが分岐し、その後に耳下腺神経叢を作る。耳下腺神経叢は更に頸枝・下顎縁枝・頬筋枝・頬骨枝・側頭枝に分かれ、頸枝は広頸筋の支配と頚部の知覚、下顎縁枝は広頸筋・口角下制筋・下唇下制筋・オトガイ筋の支配、頬筋枝は口角下制筋・口輪筋の支配、頬骨枝は上唇挙筋・上唇鼻翼挙筋・鼻根筋・鼻筋・口輪筋・小頬骨筋・大頬骨筋などの支配、側頭枝は眼輪筋・前頭筋・皺眉筋・上耳介筋・前耳介筋・側頭頭頂筋などの支配を司っている。
副神経(ふくしんけい)
第11脳神経とも呼ばれており、大後頭孔から頭蓋を出て、同側の胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配する神経。
第1~4頸神経前枝が集まったものを頸神経叢といい、そのうち頸部の筋肉を支配するために出ている神経の枝を筋枝と呼ぶ。
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知覚神経
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鎖骨上神経(さこつじょうしんけい)
頸神経叢の第3・第4頸神経から起こり、胸鎖乳突筋の後縁から下方へ数枝に枝分かれする神経。鎖骨表層と大胸筋の上外側面を支配する。
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血管
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上行頚動脈(じょうこうけいどうみゃく)
甲状頸動脈から起こる動脈で、頸部の筋肉や頸髄などを栄養する。
浅頚動脈(せんけいどうみゃく)
甲状頸動脈から起こり、頸部の表層を栄養する動脈。頸横動脈の浅枝という説もあるが、最近では否定されそれぞれ独立していると言われている。
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主治・対象疾患
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天突 てんとつ
頚窩の中央に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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胸骨甲状筋(きょうこつこうじょうきん)
頬骨、第1・2肋軟骨から起こり、甲状腺を覆って甲状軟骨に停止する筋肉。舌骨を下方に引く作用を持つ。
胸骨舌骨筋(きょうこつぜっこつきん)
胸骨、胸鎖関節、第一肋軟骨後面から起こり、舌骨の体部下縁に停止する筋肉。舌骨を下方に引く作用を持つ。
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運動神経
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舌下神経(ぜっかしんけい)
延髄から起こる脳神経の一つ。主に舌の運動を司ってるが、頸神経ワナからの枝と合流して胸骨舌骨筋・胸骨甲状筋・甲状舌骨筋・オトガイ舌骨筋・肩甲舌骨筋なども支配する。
頚神経ワナ(きょうこつぜっこつきん)
胸骨、胸鎖関節、第一肋軟骨後面から起こり、舌骨の体部下縁に停止する筋肉。舌骨を下方に引く作用を持つ。
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知覚神経
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頸神経叢(第3頸神経前枝)から起こり、胸鎖乳突筋の中央部の後縁を回って前頚部と側頸部の皮膚の知覚を司る神経。頸横神経は胸鎖乳突筋部を越えると上枝と下枝に分かれ、上枝は舌骨上部へ、下枝は舌骨下部へ向かう。
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血管
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下甲状腺動脈下甲状腺動脈 (かこうじょうせんどうみゃく)
甲状頸動脈から起こり、後上方に進み甲状腺の下端に分布する動脈。甲状腺、喉頭、咽頭、気管、食道などを栄養する。
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主治・対象疾患
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天容 てんよう
下顎角の後ろで、胸鎖乳突筋の前縁に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
胸骨と鎖骨から起こり、側頭骨の乳様突起に停止する筋肉。第11脳神経の副神経によって支配されており、首を前方に曲げる、回転させるといった働きを持つ。
顎二腹筋後腹(がくにふくきんこうふく)
側頭骨の乳様突起から起こり、下顎骨の内側に停止する筋肉を顎二腹筋といい、舌骨上の中間介在腱を境目として、前方を前腹、後方を後腹と呼んでいる。
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運動神経
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副神経(がくにふくきんこうふく)
側頭骨の乳様突起から起こり、下顎骨の内側に停止する筋肉を顎二腹筋といい、舌骨上の中間介在腱を境目として、前方を前腹、後方を後腹と呼んでいる。
第1~4頸神経前枝が集まったものを頸神経叢といい、そのうち頸部の筋肉を支配するために出ている神経の枝を筋枝と呼ぶ。
第7脳神経の一つで、顔面神経管から皮膚表面に出てきて顔面全体に分岐していく神経。表情筋の運動や唾液の分泌、味覚などに関与する。顔面神経からは、味覚などを司る鼓索神経、涙液や鼻水の分泌に関わる大錐体神経、アブミ骨筋を支配するアブミ骨筋神経、顎二腹筋(後腹)を支配する顎二腹筋枝、茎突舌筋を支配する茎突舌筋枝、後頭筋・後耳介筋・上耳介筋・側頭頭頂筋などを支配する後耳介神経などが分岐し、その後に耳下腺神経叢を作る。耳下腺神経叢は更に頸枝・下顎縁枝・頬筋枝・頬骨枝・側頭枝に分かれ、頸枝は広頸筋の支配と頚部の知覚、下顎縁枝は広頸筋・口角下制筋・下唇下制筋・オトガイ筋の支配、頬筋枝は口角下制筋・口輪筋の支配、頬骨枝は上唇挙筋・上唇鼻翼挙筋・鼻根筋・鼻筋・口輪筋・小頬骨筋・大頬骨筋などの支配、側頭枝は眼輪筋・前頭筋・皺眉筋・上耳介筋・前耳介筋・側頭頭頂筋などの支配を司っている。
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知覚神経
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頸神経叢の第2~3頸神経前枝からなる神経で、耳の前(耳下腺)辺りの皮膚の知覚を司る前枝と、耳の後ろ辺りの知覚を司る後枝に分かれる。
頚横神経(けいおうしんけい)
頸神経叢(第3頸神経前枝)から起こり、胸鎖乳突筋の中央部の後縁を回って前頚部と側頸部の皮膚の知覚を司る神経。頸横神経は胸鎖乳突筋部を越えると上枝と下枝に分かれ、上枝は舌骨上部へ、下枝は舌骨下部へ向かう。
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血管
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外頚動脈(がいけいどうみゃく)
総頸動脈から分岐し、頸部や頭部へ向かう主要な動脈の一つ。後に浅側頭動脈や顎動脈などが枝分かれする。
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主治・対象疾患
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督兪 とくゆ
第6・第7胸椎棘突起間の外1寸5分に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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僧帽筋(そうぼうきん)
外後頭隆起・項靱帯・上項線・第7~第12胸椎から起こり、鎖骨の外側1/3・肩甲骨の肩峰と肩甲棘に停止する筋肉。主に肩甲骨を上方・下方・内側に引っ張る働きと回転させる働きがある。
菱形筋(りょうけいきん)
第6頸椎~第4胸椎棘突起から起こり、肩甲骨内側縁に停止する筋肉。主に肩甲骨を後ろに引く働きがある。
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運動神経
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副神経(ふくしんけい)
第11脳神経とも呼ばれており、大後頭孔から頭蓋を出て、同側の胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配する神経。
第1~4頸神経前枝が集まったものを頸神経叢といい、そのうち頸部の筋肉を支配するために出ている神経の枝を筋枝と呼ぶ。
肩甲背神経(けんこうはいしんけい)
腕神経叢から背中側へ出て走行する神経で、肩甲挙筋や大菱形筋・小菱形筋などを支配する。
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知覚神経
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胸椎の高さから出る12対の脊髄神経のこと。胸神経の前枝は肋間神経ともいい、胸部や腹部の筋肉の支配や皮膚の知覚を司る。また、後枝は背部の筋肉や皮膚を分節的に支配する。
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血管
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最上肋間動脈・胸大動脈から起こり、肋骨の下縁(肋間)に沿って走る動脈のこと。肋間動脈の起始部近くからは背枝が出ており、さらに背筋を栄養する筋枝、脊髄を栄養する脊髄枝、背部の皮膚を栄養する皮枝に分かれる。また肋間動脈が内肋間膜を貫通すると側副枝が出ており、下位の肋骨の上縁に沿って走る。胸郭の外側部では外側枝が出ており、さらに前枝と後枝に分かれ胸郭外側壁の皮膚に栄養するが、前枝からは乳腺枝が出て乳腺も栄養する。
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主治・対象疾患
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然谷 ねんこく
内果の前下方、舟状骨粗面の直下に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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足首の前面を覆い下腿の伸筋腱を押さえている帯状のもので、上伸筋支帯と違ってY字型をしている。
後脛骨筋腱(こうけいこつきんけん)
後脛骨筋の腱。内果後方を下行し、足底で2本の索に分かれる。
母趾外転筋母趾外転筋 (ぼしがいてんきん)
踵骨隆起の内側突起・屈筋支帯および足底腱膜から起こり、内側種子骨および基節骨底に停止する筋肉。主に母趾を外転させる働きがある。
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運動神経
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脛骨神経から分岐する神経で、母趾外転筋・短趾屈筋を支配する筋枝、足底の内側1/3の知覚を司る母趾固有底側趾神経・総底側趾神経(固有底側趾神経)に分岐する。
坐骨神経から起こり、脛骨の内側を下行する神経。脛骨神経からは、大腿二頭筋(長頭の下1/3)・半膜様筋(下1/3)・半腱様筋(下1/3)・腓腹筋・ヒラメ筋・膝窩筋・長趾屈筋・長母趾屈筋を支配する筋枝、後脛骨筋を支配、下腿上部内側の皮膚の知覚を司る内側腓腹皮神経、脛骨骨膜・距腿関節・脛腓関節の知覚を司る下腿骨間神経、踵骨部内側の皮膚の知覚を司る内側踵骨枝、足底の筋肉の支配や知覚を司る内側足底神経・外側足底神経が分岐する。
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知覚神経
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足趾底側の皮膚の知覚を司る神経で、内側足底神経から分岐したものと外側足底神経から分岐したものの数本からなる。最も母趾側にあるものを母趾固有底側趾神経、小趾側にあるものを小趾固有底側趾神経と呼ぶこともある。
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血管
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内側足底動脈(ないそくそくていどうみゃく)
後脛骨動脈から起こり、内側足底神経とともに前方へ向かう動脈。
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主治・対象疾患
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肺兪 はいゆ
第3・第4胸椎棘突起間の外1寸5分に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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僧帽筋(そうぼうきん)
外後頭隆起・項靱帯・上項線・第7~第12胸椎から起こり、鎖骨の外側1/3・肩甲骨の肩峰と肩甲棘に停止する筋肉。主に肩甲骨を上方・下方・内側に引っ張る働きと回転させる働きがある。 菱形筋(りょうけいきん)
第6頸椎~第4胸椎棘突起から起こり、肩甲骨内側縁に停止する筋肉。主に肩甲骨を後ろに引く働きがある。
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運動神経
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副神経(ふくしんけい)
第11脳神経とも呼ばれており、大後頭孔から頭蓋を出て、同側の胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配する神経。
第1~4頸神経前枝が集まったものを頸神経叢といい、そのうち頸部の筋肉を支配するために出ている神経の枝を筋枝と呼ぶ。
肩甲背神経(けんこうはいしんけい)
腕神経叢から背中側へ出て走行する神経で、肩甲挙筋や大菱形筋・小菱形筋などを支配する。
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知覚神経
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胸椎の高さから出る12対の脊髄神経のこと。胸神経の前枝は肋間神経ともいい、胸部や腹部の筋肉の支配や皮膚の知覚を司る。また、後枝は背部の筋肉や皮膚を分節的に支配する。
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血管
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甲状頸動脈から起こり、斜角筋や僧帽筋、肩甲骨内部の筋を栄養する動脈。頸横動脈からは、斜角筋の筋肉を栄養する上行枝、僧帽筋や肩甲骨内部の筋肉を栄養する下行枝などが分岐する。
肋間動脈(ろっかんどうみゃく)
最上肋間動脈・胸大動脈から起こり、肋骨の下縁(肋間)に沿って走る動脈のこと。肋間動脈の起始部近くからは背枝が出ており、さらに背筋を栄養する筋枝、脊髄を栄養する脊髄枝、背部の皮膚を栄養する皮枝に分かれる。また肋間動脈が内肋間膜を貫通すると側副枝が出ており、下位の肋骨の上縁に沿って走る。胸郭の外側部では外側枝が出ており、さらに前枝と後枝に分かれ胸郭外側壁の皮膚に栄養するが、前枝からは乳腺枝が出て乳腺も栄養する。
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主治・対象疾患
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魄戸 はくこ
第3・第4胸椎棘突起間の外3寸に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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僧帽筋(そうぼうきん)
外後頭隆起・項靱帯・上項線・第7~第12胸椎から起こり、鎖骨の外側1/3・肩甲骨の肩峰と肩甲棘に停止する筋肉。主に肩甲骨を上方・下方・内側に引っ張る働きと回転させる働きがある。
菱形筋(りょうけいきん)
第6頸椎~第4胸椎棘突起から起こり、肩甲骨内側縁に停止する筋肉。主に肩甲骨を後ろに引く働きがある。
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運動神経
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副神経(ふくしんけい)
第11脳神経とも呼ばれており、大後頭孔から頭蓋を出て、同側の胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配する神経。
第1~4頸神経前枝が集まったものを頸神経叢といい、そのうち頸部の筋肉を支配するために出ている神経の枝を筋枝と呼ぶ。
肩甲背神経(けんこうはいしんけい)
腕神経叢から背中側へ出て走行する神経で、肩甲挙筋や大菱形筋・小菱形筋などを支配する。
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知覚神経
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胸椎の高さから出る12対の脊髄神経のこと。胸神経の前枝は肋間神経ともいい、胸部や腹部の筋肉の支配や皮膚の知覚を司る。また、後枝は背部の筋肉や皮膚を分節的に支配する。
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血管
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頚横動脈(けいおうどうみゃく)
甲状頸動脈から起こり、斜角筋や僧帽筋、肩甲骨内部の筋を栄養する動脈。頸横動脈からは、斜角筋の筋肉を栄養する上行枝、僧帽筋や肩甲骨内部の筋肉を栄養する下行枝などが分岐する。
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主治・対象疾患
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風府 ふうふ
外後頭隆起の下方にあり、後髪際を入ること1寸に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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項靭帯(こうじんたい)
後頭骨の外後頭隆起と第7頸椎の棘突起とを結ぶ線維性の膜。第7頸椎以下の棘上靱帯に相当する。
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知覚神経
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第2頸神経後枝のことで、頭半棘筋・頭最長筋などを支配する筋枝と後頭部の皮膚の知覚を司る皮枝がある。
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血管
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後頭動脈(こうとうどうみゃく)
外頸動脈から起こり、顎二腹筋後腹の下方を通り、後頭部へと向かう動脈。後頭部の頭皮や胸鎖乳突筋、背中と首の深部の筋肉を栄養する。
頸横動脈上行枝(けいおうどうみゃくじょうこうし)
頸横動脈には2つの枝があり、甲状頸動脈から分岐してすぐ外側へ向かい、斜角筋などを栄養する枝を頸横動脈上行枝と呼ぶ。
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主治・対象疾患
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扶突 ふとつ
喉頭隆起の外方3寸で下顎角の後方1寸に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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広頚筋(こうけいきん)
胸筋筋膜から起こり、下顎骨下縁、咬筋筋膜、笑筋、口角下制筋、下唇下制筋に停止する筋肉(皮筋)。口角を下方に引く働きがある。
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
胸骨と鎖骨から起こり、側頭骨の乳様突起に停止する筋肉。第11脳神経の副神経によって支配されており、首を前方に曲げる、回転させるといった働きを持つ。
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運動神経
|
第7脳神経の一つで、顔面神経管から皮膚表面に出てきて顔面全体に分岐していく神経。表情筋の運動や唾液の分泌、味覚などに関与する。顔面神経からは、味覚などを司る鼓索神経、涙液や鼻水の分泌に関わる大錐体神経、アブミ骨筋を支配するアブミ骨筋神経、顎二腹筋(後腹)を支配する顎二腹筋枝、茎突舌筋を支配する茎突舌筋枝、後頭筋・後耳介筋・上耳介筋・側頭頭頂筋などを支配する後耳介神経などが分岐し、その後に耳下腺神経叢を作る。耳下腺神経叢は更に頸枝・下顎縁枝・頬筋枝・頬骨枝・側頭枝に分かれ、頸枝は広頸筋の支配と頚部の知覚、下顎縁枝は広頸筋・口角下制筋・下唇下制筋・オトガイ筋の支配、頬筋枝は口角下制筋・口輪筋の支配、頬骨枝は上唇挙筋・上唇鼻翼挙筋・鼻根筋・鼻筋・口輪筋・小頬骨筋・大頬骨筋などの支配、側頭枝は眼輪筋・前頭筋・皺眉筋・上耳介筋・前耳介筋・側頭頭頂筋などの支配を司っている。
副神経(ふくしんけい)
第11脳神経とも呼ばれており、大後頭孔から頭蓋を出て、同側の胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配する神経。
第1~4頸神経前枝が集まったものを頸神経叢といい、そのうち頸部の筋肉を支配するために出ている神経の枝を筋枝と呼ぶ。
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知覚神経
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頸神経叢(第3頸神経前枝)から起こり、胸鎖乳突筋の中央部の後縁を回って前頚部と側頸部の皮膚の知覚を司る神経。頸横神経は胸鎖乳突筋部を越えると上枝と下枝に分かれ、上枝は舌骨上部へ、下枝は舌骨下部へ向かう。
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血管
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上行頚動脈じょうこうけいどうみゃく)
甲状頸動脈から起こる動脈で、頸部の筋肉や頸髄などを栄養する。
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主治・対象疾患
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湧泉 ゆうせん
足底中央の前方陥中で、足指を屈すると最も陥凹するところに取る。
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解剖学的データ
筋肉
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足底腱膜(そくていけんまく)
足の指の付け根から踵まで、足の裏で膜のように張っている腱組織・足底筋膜のこと。
短趾屈筋(たんしくっきん)
足の踵骨隆起から起こり、第2~5趾の中節骨底に停止する筋肉。主に、第2~5趾の中足指節関節・近位指節間関節を屈曲させる作用がある。
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運動神経
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脛骨神経から分岐する神経で、母趾外転筋・短趾屈筋を支配する筋枝、足底の内側1/3の知覚を司る母趾固有底側趾神経・総底側趾神経(固有底側趾神経)に分岐する。
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知覚神経
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足趾底側の皮膚の知覚を司る神経で、内側足底神経から分岐したものと外側足底神経から分岐したものの数本からなる。最も母趾側にあるものを母趾固有底側趾神経、小趾側にあるものを小趾固有底側趾神経と呼ぶこともある。
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血管
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足底動脈弓の枝(そくていどうみゃくきゅうのえだ)
内側足底動脈と外側足底動脈によって構成される動脈弓から分岐する、4本の底側中足動脈と1本の外側小指底側動脈のこと。
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主治・対象疾患
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陽谿 ようけい
手関節後橈側にあり、長・短母指伸筋腱の間の陥凹部に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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短母指伸筋の腱で、母指基節骨底背側に停止する付近でみられる。
長母指伸筋腱(ちょうぼししんきんけん)
長母指伸筋の腱で、母指末節骨底に停止する付近にみられる。
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運動神経
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腕神経叢の第5頸神経~第1胸神経より起こり、上腕部内側橈骨神経溝を通って前腕に至り、橈骨に沿って外側を走行する神経。橈骨神経からは、上腕三頭筋・肘筋・腕撓骨筋・長撓側手根伸筋を支配する筋枝、上腕後面の知覚を司る後上腕皮神経、上腕下部外側の知覚を司る下外側上腕皮神経、前腕後面の知覚を司る後前腕皮神経、手部の橈側2.5指の知覚を司る浅枝、短撓側手根伸筋・回外筋・総指伸筋・小指伸筋などを支配する深枝が分岐する。
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知覚神経
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指背面の皮膚の知覚を司る神経。橈側2.5指は橈骨神経から分岐したもので、尺側2.5指は尺骨神経から分岐したもの。
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血管
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橈骨動脈(とうこつどうみゃく)
上腕動脈から起こり、橈骨に沿って走行して手掌で尺骨動脈と接続する動脈。主に前腕から手にかけての橈側を栄養する。
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主治・対象疾患
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陽谷 ようこく
手関節後面にあり、尺骨茎状突起の下際陥凹部に取る。
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解剖学的データ
筋肉
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伸筋支帯(しんきんしたい)
橈骨と尺骨の背側下部に位置する靭帯性のバンドのようなもので、手背に至る伸筋群を押さえている。
尺側手根伸筋腱(しゃくそくしゅこんしんきんけん)
尺側手根伸筋の腱で、第5中手骨の骨底背面に停止する付近でみられる。
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運動神経
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腕神経叢の第5頸神経~第1胸神経より起こり、上腕部内側橈骨神経溝を通って前腕に至り、橈骨に沿って外側を走行する神経。橈骨神経からは、上腕三頭筋・肘筋・腕撓骨筋・長撓側手根伸筋を支配する筋枝、上腕後面の知覚を司る後上腕皮神経、上腕下部外側の知覚を司る下外側上腕皮神経、前腕後面の知覚を司る後前腕皮神経、手部の橈側2.5指の知覚を司る浅枝、短撓側手根伸筋・回外筋・総指伸筋・小指伸筋などを支配する深枝が分岐する。
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知覚神経
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指背面の皮膚の知覚を司る神経。橈側2.5指は橈骨神経から分岐したもので、尺側2.5指は尺骨神経から分岐したもの。
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血管
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上腕動脈から起こり、前腕尺側を下行する動脈で、主に前腕尺側を栄養する。尺骨動脈の起始部付近からは、肘関節周囲を栄養する尺側反回動脈、前腕骨間を栄養する総骨間動脈が分岐しており、手部へ向かう間に尺骨の骨髄を栄養する尺骨動脈や前腕尺側部にある筋肉を栄養している筋枝が分岐する。豆状骨付近では背側手根枝が出ており、橈骨動脈からの動脈枝や前骨間動脈と吻合して背側手根動脈網を形成する。また背側手根枝の起始部付近から出る浅枝は第5中手骨の尺側縁を走る背側枝動脈となる。尺骨動脈の手根部から掌側へ向かう掌側手根枝は橈骨動脈掌側手根枝とともに掌側手根動脈網を形成する。また、豆状骨の橈側で起こる尺骨動脈の深掌枝は手掌の深層に入り、橈骨神経の深掌枝と吻合して深掌動脈弓を形成し、尺骨動脈の終枝は橈骨動脈の終枝と吻合して浅掌動脈弓を形成する。
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主治・対象疾患
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霊道 れいどう
前腕前尺側にあり、神門穴の上1寸5分、尺側手根屈筋腱の橈側に取る。
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解剖学的データ
主治・対象疾患
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列缺 れっけつ
前腕前橈側にあり、太淵穴から尺沢穴に向かい上1寸5分、動脈拍動部のやや橈側に取る
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解剖学的データ
筋肉
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腕橈骨筋腱(わんとうこつきんけん)
腕橈骨筋の腱で、橈骨茎状突起に停止する付近にみられる。
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運動神経
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腕神経叢の第5頸神経~第1胸神経より起こり、上腕部内側橈骨神経溝を通って前腕に至り、橈骨に沿って外側を走行する神経。橈骨神経からは、上腕三頭筋・肘筋・腕撓骨筋・長撓側手根伸筋を支配する筋枝、上腕後面の知覚を司る後上腕皮神経、上腕下部外側の知覚を司る下外側上腕皮神経、前腕後面の知覚を司る後前腕皮神経、手部の橈側2.5指の知覚を司る浅枝、短撓側手根伸筋・回外筋・総指伸筋・小指伸筋などを支配する深枝が分岐する。
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知覚神経
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外側前腕皮神経(がいそくぜんわんひしんけい)
筋皮神経から起こる神経で、上腕外側部の知覚を司る。
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血管
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橈骨動脈(とうこつどうみゃく)
上腕動脈から起こり、橈骨に沿って走行して手掌で尺骨動脈と接続する動脈。主に前腕から手にかけての橈側を栄養する。
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廉泉 れんせん
喉頭隆起上際で舌骨との間に取る。
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解剖学的データ
知覚神経
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頸神経叢(第3頸神経前枝)から起こり、胸鎖乳突筋の中央部の後縁を回って前頚部と側頸部の皮膚の知覚を司る神経。頸横神経は胸鎖乳突筋部を越えると上枝と下枝に分かれ、上枝は舌骨上部へ、下枝は舌骨下部へ向かう。
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血管
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下甲状腺動脈(かこうじょうせんどうみゃく)
甲状頸動脈から起こり、後上方に進み甲状腺の下端に分布する動脈。甲状腺、喉頭、咽頭、気管、食道などを栄養する。
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