シアノバクテリア
シアノバクテリア
【英】cyanobacteria
【ラ】Cyanobacterium
同義語:藍藻blue‐green algae
藍藻〔類〕とも呼ばれ,富栄養化の進んだ湖沼では水温の上昇とともに増殖する酸素発生型光合成細菌.水面に青緑色の粉を吹いたようにみえるのでアオコとも呼ばれる.悪臭を伴い水質汚濁の原因となる.7,500種以上が記載されており,形態的特徴からChroococcales,Pleurocapsales,Oscillatoriales,Nostocales,Stigonematalesの5目に分類される.それぞれの目は,さらにいくつかの属に分けられる.わが国ではChroococcales目のMicrocystis属が主たる汚濁の原因菌として知られている.→アオコ