症状別鍼灸治療の考察
痛み・こり
身体全体の不調
気になる症状・困った時
婦人科の症状
内臓の不調
の疲れ
自分でできる!片頭痛をツボで治す方法
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
丘墟 (きゅうきょ) |
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外側のくるぶしを指先に向かってたどり、少し下に下がったところ。つま先を上に向けた時にへこむところ。 |
足臨泣 (あしりんきゅう) |
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足の薬指と小指の間を指先の方からたどって骨と骨がぶつかるところの少し手前のへこんだところ。 |
陽陵泉 (ようりょうせん) |
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膝を90度に曲げると膝の外側にポコッと出ている骨があります。ここから膝に向けて前にたどり、少し下に下がったところのへこんだところです。 |
片頭痛は、その痛みの発作が起きてしまうと市販の鎮痛剤では効果があまり感じられない方が多いようです。痛みの持続は数時間から2,3日続くこともあり、音や光に過敏になったり、横になっていても眠れない辛い症状です。普段から、首や肩の緊張を定期的にほぐしておくことが予防として効果がありますが、片頭痛の痛みが起きたときは痛みのある頭やこめかみなどはあまりさわらずに、手や足などの頭から少し離れた場所にあるツボを押してみましょう!暗めの静かな部屋で横になって休み、気持ち良いと感じる位にアイスパックなどで患部を冷やすのも効果があります。
片頭痛が起きた時は、頭や首回りなどを刺激すると逆に悪化することもありますので、頭から離れた足を少し強めの刺激で押してみましょう!ツボ押しのツボを参考に、呼吸とツボ押しを合わせると効果的です。
頭痛・吐き気・後頭部のコリに効くツボとは!
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
肩井 (けんせい) |
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首を前に倒した時に出る骨と肩の関節とのほぼ中間のあたり。 |
手三里 (てさんり) |
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親指と人さし指の間と肘の内側にできるシワの先端(親指側)を結ぶ線上にあります。シワの先端から親指に向かって2寸のところ。 |
風地 (ふうち) |
|
耳の後ろのでっぱった骨と、首の後ろの中心との中間の位置。髪の生え際で、少しくぼんでいるところ。 |
首や肩周りの筋肉の緊張、コリによって起きる緊張型頭痛には、筋肉をゆるめてあげるのが治療になります。ホットパックや蒸しタオルで温めるのも良い方法です。後頭部のコリがひどくなると、眼精疲労・吐き気などの症状が現れることもあります。
「肩井」は、肩が凝ったときについ反対側の手で押したくなる場所にあるツボです。人指し指と中指の腹で円を描くようにツボの周辺もほぐすと良いでしょう。
「手三里」は、押すとジーンと響きます。イタ気持ち良い感覚を感じながら親指の腹でゆっくりと5秒間持続的に押してみましょう。
後頭部のコリには「風池」を押してみましょう。指で押すよりもテニスボールを使って寝ながら刺激するのが簡単で気持ち良いですよ。テニスボールの使い方は、ツボ押しのつぼを参考にして下さい。
肩こり解消する方法は、このツボだった!
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
肩井 (けんせい) |
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首を前に倒した時に出る骨と肩の関節とのほぼ中間のあたり。 |
手三里 (てせんり) |
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親指と人さし指の間と肘の内側にできるシワの先端(親指側)を結ぶ線上にあります。シワの先端から親指に向かって2寸のところ。 |
風地 (ふうち) |
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耳の後ろのでっぱった骨と、首の後ろの中心との中間の位置。髪の生え際で、少しくぼんでいるところ。 |
肩こりは、だれもが感じたことのある症状ですが、常に肩がこっていると感じていたり、長年の肩こりに悩まされているという方もかなりいらっしゃいます。肩のコリは、実際に肩の筋肉が硬く緊張していても、緊張していなくても感じることがあります。その「コリ感」を感じているのは、私達の「脳」だからです。一言に”肩こり”といえども、とても複雑ですね。私達の「脳」は同じ刺激に対しての感受性が高まるという働きがあります。常に肩こりを感じている場合、「脳」は少しの「コリ感」でも「肩がこっている〜!」と認識してしまうのです。また、「脳」の複雑な働きによってコリや痛みを感じやすくなる仕組みを私達の意識が作り上げてしまう場合もあります。意識を変えていくことはとても大変に思えますが、肩がこっているなぁ〜と感じた時、「本当にこっているかな?」と問いかけてみるのも1つの方法です。そして、肩こりに効果のあるツボを押して、「これで大丈夫!」「肩こりは治る」と考えて、肩に意識をし過ぎないことも大切です。
首こり、痛み・首の付け根のこりに効くツボをご紹介!
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
扶突 (ふとつ) |
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のどと、下あごの角から伸ばしたラインのぶつかった辺り。 |
天柱 (てんちゅう) |
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首の後ろのくぼんだところの少し外側。 |
風地 (ふうち) |
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耳の後ろのでっぱった骨と、首の後ろの中心との中間の位置。髪の生え際で、少しくぼんでいるところ。 |
肩がこっていると思ったら、首のこりだった!という方が多くいます。目の疲れや眼精疲労をうったえる患者さんの中には、首や首の付け根のこりや緊張が強くみられます。首の後ろからこめかみにかけての筋肉の緊張により緊張型頭痛にもこのツボが良く効きます。目の奥の痛み・後頭部のコリを感じるなら「天柱」「風池」を。横になれる環境なら、テニスボールを二つハンカチで包みその上に仰向けに寝ながら、刺激すると楽にできます。仕事場や外では、ツボを探して押えながら首を縦にうなずくように動かしたり、首を横にふるようにしてツボを刺激すると良いでしょう。精神的に緊張が続いたり、ストレスを感じているなら「扶突」がお勧めです。中指・薬指で、小さく円を描くように優しく刺激します。
自分でできる!めまい・頭痛をツボ押しで解決
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
翳風 (えいふう) |
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耳の後ろの出っ張った骨と耳たぶの間にあるくぼんだところ。 |
風池 (ふうち) |
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耳の後ろにある骨と、首の後ろの中心との中間の位置。髪の生え際で、少しくぼんでいるところ。 |
百会 (ひゃくえ) |
|
両耳の後ろ側を結んだ線と、正中線(身体の中心を走る線)の交わったところで、少しへこんだところ。 |
中渚 (ちゅうしょ) |
|
薬指と小指の付け根から薬指の関節をたどって、手首の方に向けて関節を乗り越えたところ。 |
めまいは突然おこります。グルグルと回転するようなめまいや、ふわふわと身体が浮くようなめまいなど、いずれにしても突然のめまいでパニックになり、どのようなめまいかを分からない方もいらっしゃいます。めまいの原因には、様々なことが考えられます。命に関わる病気が隠れている場合もありますので、自己判断をせずに気になる症状があれば医療機関を受診しましょう。一方で、耳の奥(内耳)の耳石(じせき)・首や肩などの極度の緊張やコリ・他に自律神経の乱れなどが原因で起きるめまいもあります。このようなことが原因と考えられるめまいの症状でお困りでしたら、ツボ押しを試してみてはいかがでしょうか?「翳風」「風池」は、耳の血流を良くする効果があります。指をチョキにして、人指し指を「風池」中指を「翳風」にあて、小さく円を描くように刺激してみてください。めまいが起きていない時に普段から気がついた時にこまめに刺激すると良いでしょう。めまいと頭痛が気になる方は「百会」で頭部の血流を良くしましょう!ただし、偏頭痛の痛みがある時は控えて下さい。「中渚」は、耳の症状全般に効果のあるツボです。耳鳴りの症状があるときにもお勧めです。めまいを感じる方の多くは、首や肩の極度の緊張やコリを伴っているようです。コリ感は日常生活の中で「いつもこれくらい」と当たり前になっていませんか?コリの信号を感じ続けている「脳」ではその信号を拾いやすくなっています。時には、身体をゆるめる時間やゆったりとした気持ちの時間をとるようにしましょう!首や肩の緊張をゆるめることで、めまいが解消される方もとても多くいらっしゃいます。
疲れ・疲労回復!元気の出るツボはこれ
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
労宮 (ろうきゅう) |
|
手のひらのほぼ中央。 |
合谷 (ごうこく) |
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親指と人さし指の間の付け根。人指し指側に向けて押す。 |
腎兪 (じんゆ) |
|
腰に手を当てるように、人指し指を左右の肋骨に当て、親指で後の中心を見つけます。そこから、左右外側に1寸5分のところ。 |
湧泉 (ゆうせん) |
|
足の裏のほぼ中心にあります。かかとの方から指で触っていって最もへこんでいるところ。 |
疲れ・・・といっても肉体的な疲れと精神的な疲れがありますね。疲れを溜めこむ前に、一旦一休みする時間をとってみてはいかがでしょうか。考え事や心配事など精神的な疲れには「労宮」がお勧めです。目を閉じて、ゆっくりとした呼吸で息を吐く時に合わせてツボを押してみましょう!2,3分でも良いので呼吸とツボ押しに意識を集中させることが大切です。あれこれ頭に浮かぶ心配ごとから一旦、頭を休ませてあげましょう!頭がボーっとして、やる気が起きないなぁ・・・という時は「合谷」を少し強めに押してみましょう!心も身体も疲れ果てた・・・という時は、「湧泉」と「腎兪」がお勧めです。「湧泉」はゴルフボールで、「腎兪」はテニスボールで楽に刺激するのが良いですよ!詳しくは、ツボ押しのつぼをご参照ください。
足のむくみ・疲れにを解消するツボはこれ!
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
三陰交 (さんいんこう) |
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内側のくるぶしから上に3寸上がったところ。骨の際にあります。 |
腎兪 (じんゆ) |
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腰に手を当てるように、人指し指を左右の肋骨に当て、親指で後の中心を見つけます。そこから、左右外側に1寸5分のところ。 |
湧泉 (ゆうせん) |
|
足の裏のほぼ中心にあります。かかとの方から指で触っていって最もへこんでいるところ。 |
夕方や立ち仕事の後は、足がむくんでパンパンになって靴が朝よりもきつく感じたり、足が重くだるくなることがありますね。東洋医学では、余分な水分のことを「痰湿」(たんしつ)といいます。この「痰湿」は、ほっておくと足の頑固な冷えの原因になります。なるべくその日のうちにむくみは解消したいですね。普段から足の冷えが気になっているなら「三陰交」がお勧めです。骨際にあるツボなので、骨にむかってジーンという感覚を感じる場所を探してみましょう。温めるとより効果がありますので、お風呂で温まりながらやお灸もお勧めです。足も疲れて、身体全体も疲れきってしまったら「湧泉」疲れているときにツボ押しするのもおっくう・・・という方は、ボルフボールを持っていると良いですよ。ツボの辺りにゴルフボールを当てて、ゴロゴロ転がしながら刺激します。これなら座りながらでもできるので楽ですね。普段から身体のむくみやおもだるさを感じているなら「腎兪」身体の元気を補ってくれるツボです。腰が疲れた〜という時につい手が伸びる場所ですね。こちらは、テニスボールを使うと楽に気持ち良く刺激できます。詳しくはツボ押しのつぼをご参照ください。
耳鳴りキーンをツボ押しで改善!
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
耳門・聴宮・聴会 (じもん・ちょうきゅう・ちょうえ) |
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耳珠(耳の前側にあるでっぱり)の前と、その上下にあるくぼんだところ。 |
翳風 (えいふう) |
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耳の後ろの出っ張った骨と耳たぶの間にあるくぼんだところ。 |
風池 (ふうち) |
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耳の後ろにある骨と、首の後ろの中心との中間の位置。髪の生え際で、少しくぼんでいるところ。 |
中渚 (ちゅうしょ) |
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薬指と小指の付け根から薬指の関節をたどって、手首の方に向けて関節を乗り越えたところ。 |
キーンという耳鳴りや、ブーンと低音の耳鳴りなど耳鳴りの感じ方・聴こえ方は様々です。耳鳴りは、疲労が溜った時や精神的に疲れている時にその症状が強く出る傾向にあります。「耳鳴りを治そう治そう」と一生懸命に頑張らず、首の後ろ〜耳の周りをマッサージするように刺激して、気持ちの良い感覚に意識を向けてみましょう。大切なことは、リラックスすることと疲れをとることです。耳の周りにはツボがたくさんあります。ツボの位置を正確にとらえることよりも、耳自体を優しくひっぱったり、もみほぐしたり、温かく感じるまでやってみましょう!首のコリやめまい・頭痛も気になる時は「風池」をテニスボールで刺激するととても気持ち良いですよ。ツボ押しのつぼのページをご参考下さい。
動悸・気持ちが落ち着かない症状はこのツボ!
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
内関 (ないかん) |
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手の内側のほぼ真ん中で、手首のシワから肘に向かって上に2寸のところ。 |
郄門 (げきもん) |
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手首のシワと肘のシワを結ぶ線のほぼ中央。 |
膻中 (だんちゅう) |
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胸骨の上にあります。両方の乳首を結んだ線のほぼ中央で少しくぼんだところ。 |
動悸を感じたことがある方は多いと思います。「発表やテストの直前などでどきどきして、心臓が飛び出しそうになった。」という経験がある方もいるようです。しかし、心臓の病気や不整脈・貧血・ホルモンの異常などが原因で動悸の症状が起こることがありますので、自己判断をせずに一度医療機関を受診すると良いでしょう。検査をしても異常が無い場合には、精神的な疲れや負担が関係している場合が多いようです。身体と心を休めて、呼吸を整えながら動悸に効果的なツボを押してみましょう!少しゆっくりとした呼吸に合わせて、息を吐く時にツボを押します。はじめは3分くらいからでもOKです。目を閉じて、呼吸とツボ押しの感覚を感じることに集中しましょう。動悸は、自律神経のバランスが乱れた時にも現れる症状です。自律神経を整えるツボも押してみましょう。「内関」は、精神的な不安・動揺を抑えて気持ちを安定させてくれるツボです。「膻中」は、どきどきして胸が苦しい時に、少し下向きに押すと良いでしょう。
不眠症対策!眠れない時に効くツボで不眠を解消
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
労宮 (ろうきゅう) |
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手のひらのほぼ中央。 |
百会 (ひゃくえ) |
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両耳の後ろ側を結んだ線と、正中線(身体の中心を走る線)の交わったところで、少しへこんだところ。 |
失眠 (しつみん) |
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足の裏のかかとの部分のほぼ中央。 |
眠りたいのに眠れない時は「眠れない」ことに対してのイライラや不安がつのってしまいますね。不眠の症状を感じている方の多くに、「早めにお布団に入って少しでも身体を休めよう!」と、眠くないうちからお布団に入ってしまう方も多いようです。ところが、眠っている間に行われる身体の働きで大切なことは、実は「脳」を休めること。「眠れないなァ・・・」とお布団の中で悶々とする時間は、身体が休まるどころか、逆にストレスにもなりかねないのです。そんな時は、「もう起きてはいられない」というところまではお布団に入らないというのも一つの方法です。”お布団は眠るところ”という事を脳に覚えてもらう1つの方法です。また、寝る間際までパソコンやスマートフォン、テレビなどを見るのは神経の興奮が鎮まらず、入眠の妨げになります。眠りたい時間の2時間前位には、パソコンを見ることや考え事なども一旦お休みをして、脳や神経を休めてあげましょう!お部屋の照明も間接照明がおすすめですよ。眠りの1時間前位の入浴が良い睡眠に効果的といわれています。湯船につかりながら、手や頭のツボを呼吸に合わせてゆっくりと気持ちの良い程度に押してみましょう!入浴後は、足のかかとにある「失眠」がおすすめです。皮膚が軟らかくなっているので押しやすいですよ。ゴルフボールをかかとで転がすように刺激するのも楽にできる良い方法です。
自律神経を整えるツボと呼吸法
自分でできる!自律神経を整える効果的な方法をご紹介します。
自律神経を整えるツボ
自律神経の乱れを整える効果的なツボをご紹介します。ツボ押しは、通勤電車の中・仕事の合間・お風呂で温まりながら・・など、気軽にできるので便利ですね。
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ツボ押しのポイント!
§ ツボを押す力加減は「じんわりイタ気持ちいい」くらいに
§ 親指の腹などあまり尖っていない物で押しましょう
§ ツボを押す時に「フーッ」と息を吐いて気持良い感覚を感じましょう
自律神経を整える呼吸法
自律神経の働きは、内臓や血管の収縮、拡張・呼吸・消化・ホルモン分泌・体温維持・排泄・生殖など様々です。その中で私たちが意識的に変えられるもの、それは「呼吸」です。
呼吸を意識してみましょう!
普段意識していなくても、私たちは常に呼吸を繰り返しています。忙しい時や急いでいる時は呼吸が浅くなり、ゆったりとくつろいでいる時は自然と呼吸が深くなります。これらの調整は自律神経が行っていますが、自律神経のバランスが乱れるとこの調節が上手くできず、呼吸が浅くなったり息苦しさを感じたりすることがあります。大切な「呼吸」に意識を合わせてみましょう!そして「呼吸」に意識を合わせその心地よいリズムを感じてみましょう!
呼吸に意識を合わせるポイント!
@目を閉じます
A息を吐きながら「吐いている」と意識します
B息を吸いながら「吸っている」と意識します
●無理してゆっくり吐いたりする必要はありません。ご自分のペースで始めます。
●気になる事柄や感情が心に浮かんでも、すぐに「吐く」「吸う」に意識を合わせます。
自律神経を整えるウォーキング
身体への負担が少なく手軽に取り入れられるのがウォーキング良いところです。通勤や買い物の途中などではなく、できるだけウォーキング専用の時間をとって手ぶらで外を歩くのがお勧めです。
ウォーキングのポイント!
@足に合うシューズで始めます
Aゆっくりと歩き始めます
B歩く時に「右」「左」「右」「左」・・・と意識を足の動きに合わせます
●初めは10分位からスタート。徐々に長くしていくと身体への負担が少なくてすみます
●気になる事柄や感情が心に浮かんでも、すぐに「吐く」「吸う」に意識を合わせます
●「またウォーキングしたいな」と思えるムリのない程度で終了することも大切です
自律神経を整えるのに大切なこととは
身体がリズムを感じること
呼吸や脈拍など自律神経が調整しているものにはリズムが関係しています。私たちの身体にとってリズムはとても大切なポイントです。「規則正しい生活」と言いますが、一人ひとりに合ったリズムを生活の中に取り入れ実践していくことが大切だと思います。
意識と動作を一致させること
生活の中で意識と動作が一致していることがありますか?ここでご紹介した呼吸法・ウォーキングは意識と動作を一致させる方法です。「いろいろな事が気になってしまう…」「将来のことが不安…」と気がかりな事に神経が疲れてしまいやすい方も多いようです。意識と動作を一致させることで、心に浮かぶことがこんなにも多いのかと気づく方も多いかもしれません。その神経の疲れを一旦ストップする時間を生活の中に取り入れてみましょう!
心が楽に!集中力UP!マインドフルネスストレス低減法
マインドフルネスのやり方
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マインドフルネスストレス低減法とは、マサチューセッツ大学の医学部が開発した宗教性を一切排除した毎日10分間の瞑想法です。ストレス軽減や集中力や創造性が上がる効果があり、アメリカの大企業や有名大学、世界中の各分野で活躍している著名人など、多くの人がこの瞑想法を取り入れています。10分間を2か月間続けて、「身体の不調」が35%が改善され、「心の不調」が40%軽減されたという大規模な医学研究もあります。
1. まず身体の力を抜いて背筋を正して座る。(椅子でも床でもどこでもOK)
2. 目を閉じて、自分の身体と呼吸に意識を向けてひたすらその様子だけを感じる。呼吸の長さなどを意識してコントロールしないで、身体のしたいようにしてただその動きを感じる。鼻から息をが入ってきて、お腹が膨らみ胸が上がっていって、鼻から空気が抜けていくことに注意を向けてそれだけを追っていく。また周りの空気の様子や部屋の様子を感じる。どれくらいの広さで今どの位置にいるかなど、とにかくひたすら今この瞬間だけを意識する。
3. やがて雑念が浮かんできますが、考えないようにする。再び今の瞬間を意識して身体と呼吸に意識を戻す。雑念が浮かんできてもダメだとは思ってはいけない。ダメではなくただ浮かんできたな〜では、今に戻ろうと、雑念が浮かんだことに対してはただ淡々と処理をするようにする。何度も浮かんでくるようなら簡単にメモに書いて、今は考えないようにして後で考えることにして、再びただただ意識を呼吸や身体の状態に戻して、今の瞬
4.
5. 間だけを感じるように意識する。
脳細胞の変化がもたらすストレスが減る効果
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インドフルネスの効果は、脳細胞にも直接変化を与えることが分かっています。
マインドフルネスをすると、扁桃体の暴走を抑えることができて扁桃体の神経細胞が5%減ったという研究があり、心配や不安や怒りなどのネガティブな気持ちが少なくなったり、ストレスに敏感でなくなるようになります。
また、扁桃体が小さくなって副腎から出るコルチゾールの量が減ることにより、海馬の神経細胞が5%増加したという研究もあり、記憶力や想像力などをつかさどる海馬の機能が上がることも分かっています。
マインドフルネスが効く理由
マインドフルネスがストレスに効く理由の一つは、マインドワンダリングから抜け出すことによって扁桃体の
暴走を抑えられることです。
マインドワンダリングとは「過去や未来のことを想像してあれこれと考えてしまうこと」です。生活している時間の47%はこの状態にあるといわれ、ストレスが減らない原因になっています。過去を振り返って後悔したり怒りがこみ上げてきたり、また未来を想像して不安がったり心配事がますます増えたりと、常に考え事をしていてそれがストレスになってしまっているのです。
そこで、「今のこの瞬間」に心を向けることでマインドワンダリングから抜け出すことができるのです。
私が実践してみての感想は、抜け出す時間が10分だからといって、その時だけの効果なのではないか?と思ったのですが、そういうことではないようです。毎日続けることで、やっぱり何か頭が整理できるというか、ストレスがかかった時でも冷静でいられるというか?続けられれば普段の生活の中できっとよいい効果を感じることができると思います。
10分間の短い時間でそんなことができるの?と思ったりもするかもしれませんが、実際に多くの人が成功して効果があると感じているようなので、まずはやってみることをお勧めします。
その他のストレス対策
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ストレス解消!ハッピーホルモン放出ウォーキング
ウォーキングのやり方
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ウォーキングの仕方は上記の@〜Dまでのように書きましたが、これはあくまで目安です。体力や気力には個人差がありますし、その日の体調も考える必要があります。
何よりまずはやってみること、少し続けてみることが大事です。ウォーキングを続けるコツは、頑張り過ぎないことです。最初は、少し物足りないかな?くらいで抑えておいても構いません。(私の場合は、朝のウォーキングを週2〜3回位のペースで、あまりこだわり過ぎずに続けて、もう10年位になります。)
脳細胞の変化が起こすうれしい効果1
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ウォーキングはリラックスだけでなく脳自体が変わる
ウォーキングのような軽い運動を継続することで、延髄の神経細胞の突起が減って副腎や自律神経に暴走した扁桃体からの過剰な情報を伝えにくくする効果があることが分かっています。
つまり、ウォーキングをすると、不安や心配事や怒りや恐怖などの考えようとしないでも自然に湧いてきてしまうネガティブな感情が減ってきて、心も身体も調子がよくなる方向へ進むのです。
ただし、運動を継続しないと延髄の細胞はまた元に戻ってしまうことが分かっています。軽い運動を継続させるためには、息が少しあがる程度の速さで30分間を週3回位のウォーキングがおすすめです。
脳内ホルモンを出すうれしい効果2
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ウォーキングは気分をポジティブにして気になる症状を抑える
ウォーキングをすると、気分がポジティブになるように働く脳内ホルモン(通称:ハッピーホルモン)が増えることがわかっています。また、反対にノルアドレナリンやアドレナリンといったネガティブな感情や身体の不調をきたす原因となっている脳内ホルモンを抑える効果があります。これはネガティブな感情に支配されて暴走している扁桃体の働きを抑える効果があり、つまりウォーキングは慢性ストレスによる不快な症状や気分の落ち込みに対して改善の効果があるのです。
§ セロトニンが増える
セロトニンにはノルアドレナリンとドーパミンが過剰に出すぎないように抑えるという働きがあります。セロトニンが多く分泌されると、イライラや不安といったネガティブな感情から解放されて精神が安定するようになります。また、セロトニンは睡眠にも関係します。日中にセロトニンが多く分泌された場合、夜になると質の良い眠りに必要なメラトニンが多く分泌されます。朝までぐっすり眠れるようになります。セロトニンを増やすには、朝日をしっかり浴びることとリズム運動をすることが効果があることが分かっています。よって朝のウォーキングがおすすめです。
§ ドーパミンが増える
ドーパミンが増えると、快感やワクワク感ややる気などの意欲がわいてきます。ネガティブな感情の状態の時には、ほどよくドーパミンを増やしてポジィティブな気持ちになった方がいいのですが、ドーパミンがあまりに増えすぎると、欲求が強くなりすぎて依存症などの心の病気につながります。通常はセロトニンの働きでドーパミンが出過ぎないように抑えられています。
§ βエンドルフィン(ベータエンドルフィン)が増える
βエンドルフィンが増えると、脳を覚醒させて集中力や思考力や記憶力が増したり、快感で痛みやストレスを麻痺させて感じにくくする働きがあります。その鎮痛の効果はモルヒネの6.5倍にも及び、別名脳内麻薬ともいわれるほど痛みに対しての効果があります。
眼精疲労に効くツボ押しで、目の疲れ・頭痛・吐き気を解消
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
行間 (こうかん) |
|
足の親指の付け根にある関節の指先寄りで、足の人指し指側の少しへこんだところ。 |
光明 (こうめい) |
|
外側のくるぶしから、上に向かって5寸のところ。 |
晴明 (せいめい) |
|
目頭から鼻に向かって少しいったところ。目頭と鼻の骨との間の辺り。 |
攅竹 (さんちく) |
|
眉毛の内側の少し下。「晴明」から上に上がった辺りの小さなくぼみ。 |
太陽 (たいよう) |
|
眉毛の外側と目じりの中間から少し後ろに下がったところのくぼみ。こめかみの辺り。 |
四白 (しはく) |
|
正面を見て、目の瞳孔から下に一寸の小さなくぼみ。目の下の骨際にある。 |
目を閉じて、1つのツボを3〜5秒位気持ち良い程度の力で押します。ツボを押しながら、小さく円を書くように刺激してみるのも気持ち良く、効果があります。下にご紹介したツボ以外にも、目の周りにはたくさんのつぼがあります。眉毛に人指し指・中指・薬指を乗せて、眉毛をもみほぐすように刺激するのも目がスッキリしますよ。
目を一休みさせてあげましょう!
目の疲れは多くの人が日常生活の中で感じているようです。パソコンやスマートフォン、読書など様々な場面で目はいつも働いています。患者さんの中には、眼鏡やコンタクトレンズの矯正が合っていないことから、眼精疲労の症状をうったえる方もいます。目の疲れが蓄積されると、頭痛・肩こり・吐き気といった症状やイライラしやすい・集中力が低下する・うつ症状といった精神的な症状が現れることもあります。眼精疲労の症状の対策には、疲れをためすぎないことが大事です。お仕事の合間・家事のあいたときに目のための時間をとって休めてあげましょう!アイパックの様なものや蒸しタオルを利用して目や目の周りを適度な温度で温めてあげると緊張した目の筋肉がほぐれて心地よくリラックスできます。
当院2階「眼精疲労治療室」のご案内
目がチカチカする時のツボ
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
百会 (ひゃくえ) |
|
頭のてっぺん。左右の耳たぶの上端を結んだ線の中心にツボがある。 |
目窓 (もくそう) |
|
瞳の上のラインにあり、生え際から手の指2本分の幅上に向かったところにツボがある。 |
頭臨泣 (あたまりんきゅう) |
|
瞳からまっすぐ上にいった線上にあり、生え際の少し上のくぼんだところにツボがある。 |
懸顱 (けんろ) |
|
もみあげを上に上がって、こめかみのほぼ中央にツボがある。 |
攅竹 (さんちく) |
|
眉毛の内側端の少し下。 「晴明」から上に上がった辺りの小さなくぼみにツボがある。 |
承泣 (しょうきゅう) |
|
正面を見て、目の瞳孔から下に骨の際にツボがある。 |
絲竹空 (しちくくう) |
|
まゆ毛の外側を指で上下に動かしたときにある骨のくぼみにツボがある。 |
脳戸 (のうこ) |
|
目後頭部のでっぱりの上の縁にツボがある。 |
天柱 (てんちゅう) |
|
後頭部の髪の生え際で、太い2本の筋肉の上端の外側にあるくぼみにツボがある。 |
足臨泣 (あしりんきゅう) |
|
足の甲にあって、足の小指と薬指の付け間で脈の拍動をふれるところにツボがある。 |
目がチカチカすると訴える方が意外と多くいますが、チカチカするというのは感覚的な言葉で人それぞれ違った症状がでている場合もあります。人によってはギザギザした光が見えるとかキラキラが見える表現する方もいます。
眼精疲労によって目がチカチカするように感じる場合は、目を休めて上記ツボを押して目を休ませましょう。また、目がチカチカする症状は片頭痛や自律神経の乱れや目の病気などから起こる場合もあります。何度もチカチカする症状が起こったり視力が落ちたり、視野が狭く感じたりした時はすぐに眼科で診てもらいましょう。
物が二重に見える時のツボ
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
目窓 (もくそう) |
|
瞳の上のラインにあり、生え際から手の指2本分の幅上に向かったところにツボがある。 |
懸顱 (けんろ) |
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もみあげを上に上がって、こめかみのほぼ中央にツボがある。 |
晴明 (せいめい) |
|
目頭と鼻の骨との間の辺りにある。 丁度、目が疲れた時に親指と人差し指でよくつまみたくなるところにツボがある。 |
絲竹空 (しちくくう) |
|
まゆ毛の外側を指で上下に動かしたときにある骨のくぼみにツボがある。 |
期門 (きもん) |
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お腹の肋骨の際のすぐ下にあり、乳頭を真下に向かうラインと肋骨が交わるところにツボがある。 |
天柱 (てんちゅう) |
|
後頭部の髪の生え際で、太い2本の筋肉の上端の外側にあるくぼみにツボがある。 |
肝兪 (かんゆ) |
|
背骨の9番目の骨のでっぱりのすぐ下の位置から、左右手の指2本分の幅を外側にいったところにツボがある。 |
太衝 (たいしょう) |
|
足の親指と人差し指の間を足首の方へたどってぶつかる骨のくぼみにツボがある。 |
物が二重に見えると感じた時は、まずはセルフチェック!片目と両目で見た場合で、それぞれ見え方に違いがあるかをチェックします。
片目で見た時に物が二重に見える場合は「片眼性複視」と呼び、角膜や水晶体など目自体の異常から起こり、乱視や白内障などの可能性が考えられます。近々の眼科への受診をお勧めします。
また、片目で見ると正常だが両目で見た時に物が二重に見える場合は「両眼性複視」と呼び、眼を動かす筋肉や神経の異常から「斜視」が起こることで物が二重に見えている状態で、眼筋麻痺や目の神経の麻痺、甲状腺の病気、また脳梗塞や脳腫瘍など命にかかわる病気の可能性もあり、一刻を争う場合も考えられますので、すぐに眼科や脳神経外科で診てもらいましょう。
その上で、外科的に問題がない場合は、上記ツボを押して物が二重に見える症状を解消しましょう。
目がかゆい時のツボ
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
晴明 (せいめい) |
|
目頭と鼻の骨との間の辺りにある。 丁度、目が疲れた時に親指と人差し指でよくつまみたくなるところにツボがある。 |
太陽 (たいよう) |
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眉毛の外端と目尻の外側との間、こめかみの少し目尻によったところにツボがある。 |
天柱 (てんちゅう) |
|
後頭部の髪の生え際で、太い2本の筋肉の上端の外側にあるくぼみにツボがある。 |
大椎 (だいつい) |
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首を下に倒した時に手で首後ろの付け根を触ると骨が出っ張っているところがあります。この骨のすぐ下にツボがある。 |
治喘 (ちぜん) |
|
上記、大椎の左右5ミリ位外側にツボがある。 |
肺兪 (はいゆ) |
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背骨の第3胸椎棘突起のすぐ下の高さで、背骨と肩甲骨内側の真ん中あたりにツボがある。 |
脾兪 (ひゆ) |
|
背中の第11胸椎棘突起のすぐ下から外に向かって指2本分(人差し指と中指の幅)のところにツボがある。 |
腎愈 (じんゆ) |
|
背中の一番下の肋骨の高さの背骨の真ん中から外に向かって指2本分の幅外側にいったところにツボがある。 |
太淵 (たいえん) |
|
手首の内側の親指側の骨のでっぱりのきわで拍動がふれるところにツボがある。 |
太谿 (たいけい) |
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足の内くるぶしとアキレス腱の間のくぼんだところで、触ると動脈の拍動を感じるところにツボがある。 |
太白 (たいはく) |
|
足の親指のでっぱった関節の少しかかとよりのくぼみにツボがある。 |
目のかゆみの症状にはいくつか原因があり、多くの方が悩んでいる花粉症やハウスダストなどによるアレルギー性結膜炎をはじめ、コンタクトやドライアイが原因で目がかゆくなることもあります。
どうしても痒くなってしまう場合の対処法としては、まずは目をかかないことが大事で、目を少し冷やしたり、人工涙液で目を洗ったり、カモミールが良いという話があったりしますが、
上記、目のかゆみに効くツボを押して目のかゆみを解消させましょう。
また、目がかゆい時の目薬については、むやみに目薬を差さない方がよい場合もあるので、突然目がかゆくなったりした場合は、一度眼科で診てもらいましょう
止まらない咳、咳止めにはこのツボ押しで解決!
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
天突 (てんとつ) |
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鎖骨と鎖骨の間のくぼみを下に向かって押す。 |
尺沢 (しゃくたく) |
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肘を曲げてできるシワの上で、真ん中に腱があるので、腱よりも右にずれたところ。 |
孔最 (こうさい) |
|
「尺沢」から手首に向かって3寸のところ。 |
風邪の時や風邪の治りかけの時など、咳が止まらないと非常に苦しいですね。寝ている時に咳の発作が起こりやすいので、発作が起きたら一度起きあがって椅子に腰かけるなどしましょう。喉の痛みを伴う咳には、「天突」を。押し方に注意が必要な場所です。必ず、下に向かって押しましょう。中指の腹を鎖骨と鎖骨の間のくぼみにひっかけるようにして刺激します。急な咳には「孔最」。熱を伴う場合には「尺沢」が良いでしょう。「孔最」と「尺沢」は、どちらも「手の太陰肺経」という経絡上にあるツボです。肺に関係する風邪・呼吸・咳・鼻・喉などの症状には、この経絡にあるツボが効果的です。
視力回復!疲れ目の視力低下におすすめのツボ!
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
風池 (ふうち) |
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耳の後ろのでっぱった骨と、首の後ろの中心との中間の位置。髪の生え際で、少しくぼんでいるところ。 |
晴明 (せいめい) |
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目頭から鼻に向かって少しいったところ。目頭と鼻の骨との間の辺り。 |
攅竹 (さんちく) |
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眉毛の内側の少し下。「晴明」から上に上がった辺りの小さなくぼみ。 |
太陽 (たいよう) |
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眉毛の外側と目じりの中間から少し後ろに下がったところのくぼみ。こめかみの辺り。 |
眉中 (びちゅう) |
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正面を見て、黒目から上に上がって眉毛の生えている少しくぼんだところ。眉毛のほぼ中央。 |
目を酷使していると、かすんだりハッキリと見えなくなってくることがありますね。パソコンやスマートフォンなどの画面を一定の距離で見続けると、目の水晶体の厚さを調節している筋肉が緊張し続け目の疲れや眼精疲労・頭痛・首・肩のこりにもつながります。目を閉じて、視力回復に効果的なツボ押しで目を休めてあげましょう!目の周りや眉毛にあるツボは、視力回復に優れた効果があります。目を閉じながら、「じ〜ん」と痛気持ち良い程度に刺激します。指の腹を使って、眼球を押さないように注意しましょう。ツボを押しながら、小さな円を描くように小さくクルクルと刺激するのも効果的です。「風池」は、目の疲れからくる頭痛・首こり・肩こりにも効果があります。指で押すよりも、テニスボールを使って刺激する方法がお勧めです。ツボ押しのつぼのページを是非ご覧ください。
吐き気、気持ち悪さ、乗り物酔いにこのツボ!
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
関衝 (かんしょう) |
|
薬指のつめの付け根の角から少し小指側にずれたところ。 |
公孫 (こうそん) |
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外反母指の時にでっぱる骨をたどって、足首か踵に向かって、骨にぶつかる手前。足の甲と裏の間あたりにあります。 |
内関 (ないかん) |
|
手の内側のほぼ真ん中で、手首のシワから肘に向かって2寸のところ。 |
胃や腸のムカムカとした感じからくる吐き気では、「関衝」や「公孫」のツボを使うと良いでしょう。「関衝」は、指の先の方にあるツボです。刺激を感じやすいのであまり先端がとがったもので押すと刺激が強すぎるので注意しましょう。「公孫」は、自分で押すのに押しやすい位置にあります。あぐらをかくようにして座り、親指の腹や人差し指を曲げてできる関節を使うとしっかり押すことができます。「内関」は、乗り物酔いや気持ちが不安定な時の吐き気に効果があります。「内関」のツボのすぐ下には、神経や血管が通っていてデリケートな場所です。親指の腹など、あまりとがっていないところで呼吸に合わせてツボ押しをすると、気持ちも落ち着いてより効果が高まります。呼吸に合わせる押し方は、ツボ押しのつぼをご参照ください。
鼻づまり・頭痛・眠れない時に効くツボはこれ!
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
合谷 (ごうこく) |
|
親指と人さし指の間の付け根。人指し指側に向けて押す。 |
迎香 (げいこう) |
|
鼻のあなから外側に少しずれたところで法令線上にある。 |
印堂 (いんどう) |
|
眉毛と眉毛の間の少しへこんだところ。 |
上星 (じょうせい) |
|
顔の中心線上で、髪の毛の生え際から1寸入ったところ。 |
風池 (ふうち) |
|
耳の後ろにある骨と、首の後ろの中心との中間の位置。髪の生え際で、少しくぼんでいるところ。 |
鼻がつまって頭痛がしたり、頭がぼんやりする時は「風池」や「上星」を押すとスッキリします。「風池」はテニスボールを二つハンカチなどの薄い布で包んで結び、テニスボールがツボに当たるように調節しながら、仰向けに横になると気持ち良く刺激できます。※首周りは刺激のしすぎに注意しましょう!副鼻腔炎のように、鼻がつまって顔面が重く感じる時は、顔にある「迎香」「印堂」をゆっくりジワンと感じる程度に押してみましょう。「合谷」は、顔面や頭部の症状に効果のある便利なツボです。電車の中や仕事の合間にも押しやすいですね!
胃痛を緩和!ストレスの胃の痛みに効くツボ
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
内関 (ないかん) |
|
手の内側のほぼ真ん中で、手首のシワから肘に向かって上に2寸のところ。 |
児[ (れいだ) |
|
足の人指し指の爪の生え際の辺りで、中指よりのところ。 |
梁丘 (りょうきゅう) |
|
足を伸ばして、膝に力を入れると出来る膝の上の外側の溝の辺りで、膝蓋骨(ひざのお皿)の外側の上の角から上に向かって2寸のところ。 |
隔兪・肝兪・脾兪 (かくゆ・かんゆ・ひゆ) |
|
背骨の両脇で、肩甲骨の下辺りから腰にかけて。ツボ押しのつぼを参考に、テニスボールなどで刺激する。 |
胃痛と背中のハリやコリが気になる時は、「隔兪・肝兪・脾兪」などの背中のツボを刺激してみましょう!胃の緊張は背中に現れることがあります。手で押しにくい場所にありますので、テニスボールを使ってその上にあおむけに寝て刺激すると楽にできます。ツボ押しのつぼを参考にして下さい。精神的なストレスや強い感情が起こったあとの胃痛には、「内関」を。心配や不安、乗り物酔いなどにも効果があります。ツボ押しのつぼを参考に、呼吸と合わせたツボ押しが効果的です。急な胃の痛みには、「梁丘」を少し強めに押してあげると良いでしょう。
疲れ・疲労回復!元気の出るツボはこれ
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
労宮 (ろうきゅう) |
|
手のひらのほぼ中央。 |
合谷 (ごうこく) |
|
親指と人さし指の間の付け根。人指し指側に向けて押す。 |
腎兪 (じんゆ) |
|
腰に手を当てるように、人指し指を左右の肋骨に当て、親指で後の中心を見つけます。そこから、左右外側に1寸5分のところ。 |
湧泉 (ゆうせん) |
|
足の裏のほぼ中心にあります。かかとの方から指で触っていって最もへこんでいるところ。 |
疲れ・・・といっても肉体的な疲れと精神的な疲れがありますね。疲れを溜めこむ前に、一旦一休みする時間をとってみてはいかがでしょうか。考え事や心配事など精神的な疲れには「労宮」がお勧めです。目を閉じて、ゆっくりとした呼吸で息を吐く時に合わせてツボを押してみましょう!2,3分でも良いので呼吸とツボ押しに意識を集中させることが大切です。あれこれ頭に浮かぶ心配ごとから一旦、頭を休ませてあげましょう!頭がボーっとして、やる気が起きないなぁ・・・という時は「合谷」を少し強めに押してみましょう!心も身体も疲れ果てた・・・という時は、「湧泉」と「腎兪」がお勧めです。「湧泉」はゴルフボールで、「腎兪」はテニスボールで楽に刺激するのが良いですよ!詳しくは、ツボ押しのつぼをご参照ください。
頻尿に効くツボ!これでトイレが気にならない
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
中極 (ちゅうぎょく) |
|
おへそから下に4寸のところ。 |
次髎 (じりょう) |
|
腰に手を当てるように、人指し指を腸骨に当てて、親指を後の中心を見つけます。そこから、親指を斜め下におろしたところ。仙骨の穴。 |
腎兪 (じんゆ) |
|
腰に手を当てるように、人指し指を左右の肋骨に当て、親指で後の中心を見つけます。そこから、左右外側に1寸5分のところ。 |
頻尿は、日常生活に関わる大変不快な症状です。膀胱炎や前立腺肥大症などの症状が無い場合原因が分からないことが多く、頻尿に対する治療は確立されていないのが現状です。
当院では女性の頻尿改善のための専門治療を行っております。
20歳代〜30歳代の年齢の方は、仕事や日常生活の中での忙しさやプレッシャーなどの精神的な負担から頻尿の症状がでることも多く、身体と心の緊張が尿意を起こしているケースが多くみられます。
40歳代〜は膀胱炎をきっかけに起きるケースや女性ホルモンのバランスの乱れで起きる場合も少なくありません。
頻尿は、尿意という「感覚」に対して敏感になった状態です。まださほど尿量が溜まっていないのに「トイレに行きたい…」という感覚が起こります。これは、膀胱からの「感覚」を伝える神経がバランスを崩すことで起きていると考えます。膀胱や尿道といった尿を排出する部分自体には問題がないことの方が多いと感じています。
日常生活の中でできることは、まず身体を温め体内の循環を良くすることです。腎兪(じんゆ)は腰にあるツボで疲れがたまる場所で、押すととても気持の良い場所です。このツボを押したり、カイロを貼るなどして温めると良いでしょう。中極(ちゅうぎょく)は下腹部にあるツボです。押しても気持ち良い場所ではありませんが、頻尿では治療の時にも必ず使う効果が高いツボです。中極も温めると良いツボです。頻尿が気になる時は、下腹部や腰を温めましょう!
乗り物酔い・気持ち悪さにはこのツボを!
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
労宮 (ろうきゅう) |
|
手のひらのほぼ真ん中。 |
内関 (ないかん) |
|
手の内側のほぼ真ん中で、手首のシワから肘に向かって2寸のところ。 |
乗り物酔いによる吐き気やムカムカはとても辛いものです。乗り物酔いは、内耳(耳の奥)にある三半規管の働きが関係しているようです。また、自律神経の乱れも深く関わっていますので、気持ちの面で「乗り物に酔いやすい・・・」と思っていたり、不安や心配があると本当に乗り物に酔いやすくなってしまいますので、「大丈夫!」と思う事が効果があります。「大丈夫」と思える為に、乗り物酔いに効果的なツボ押しをご紹介します。「内関」「労宮」はどちらも心を安定して不安を鎮めてくれる効果があります。どちらも押しやすい場所にありますので、乗り物に乗る前・乗っている時に押すと良いでしょう。さらに、呼吸に合わせて息を吐く時に押すと効果が高まります。普段よりもゆっくりとした呼吸を意識してみましょう。目を閉じると酔いやすい方は、なるべく遠くを見るようにしてみましょう。
急な歯痛に、痛みを和らげるツボをご紹介!
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
合谷 (ごうこく) |
|
親指と人さし指の間の付け根。人指し指側に向けて押す。 |
頬車 (きょうしゃ) |
|
手のひらにあります。中指と薬指の間の指のまたのところ。 |
陽陵泉 (ようりょうせん) |
|
耳たぶの下と下アゴの角の中間点辺り。 |
歯の痛みは、急におきることがありますね。歯の痛みの原因には様々なことが考えられます。虫歯や知覚過敏などの歯茎の症状からくるもの。歯ぎしりや虫歯の治療中や治療直後など、歯に刺激が加わった後。他に、精神的な疲れや身体の不調など歯に関係のなさそうな病気の時にあらわれることもあります。歯の痛みが気になったら、一度歯科を受診して検査してもらうと安心できますよ。歯が痛い時は、「合谷」と「歯痛点」がお勧めです。どちらも少し強めに刺激して下さい。「歯痛点」は、親指と人さし指で挟むように刺激すると良いでしょう。
生理痛を緩和するツボ!生理痛前の便秘・むくみに
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
三陰交 (さんいんこう) |
|
内側のくるぶしから上に3寸上がったところ。骨の際にあります。 |
関元 (かんげん) |
|
おへそから下に向かって3寸下がったところ。 |
次髎 (じりょう) |
|
腰に手を当てるように、人指し指を腸骨に当てて、親指を後の中心を見つけます。そこから、親指を斜め下におろしたところ。仙骨の穴。 |
生理痛はその痛みだけでなく、生理が始まる前から頭痛・便秘・むくみ・下腹部の張り、といった不快な症状が現れる女性も多いようです。生理前は、子宮内膜が増えて溜る為、下腹部の血流が悪くなりがちです。また、水分を溜めこむ身体の働きによってむくみが起きたり、下腹部の張りや痛みが現れます。生理痛を緩和するには、生理前にツボ押しをしたり温めたりするのがお勧めです。生理痛が始まってからツボ押しをするよりも効果があります。「三陰交」は、女性の症状に良く使われるツボです。滞った血流を良くする働きや下腹部の張りにも効果があります。お風呂で温まりながらや入浴後身体の温まっている時に、骨際のくぼみを骨に向かってジワーという感覚を感じながら押してみましょう。「関元」は、押すというより温めるといいでしょう。生理痛で辛い時は、還元を目安にカイロを貼るのがお勧めです。「次髎」は、ツボ押しのつぼを参考にテニスボールなどで刺激するとやりやすいです。「次髎」の辺りも温めると生理痛の緩和になります。
生理不順やホルモンバランスを整えるツボ!
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
三陰交 (さんいんこう) |
|
内側のくるぶしから上に3寸上がったところ。骨の際にあります。 |
血海 (けっかい) |
|
膝の骨の内側の角から上に向かって2寸のところ。 |
次髎 (じりょう) |
|
腰に手を当てるように、人指し指を腸骨に当てて、親指を後の中心を見つけます。そこから、親指を斜め下におろしたところ。仙骨の穴。 |
陽陵泉 (ようりょうせん) |
|
膝を90度に曲げると膝の外側にポコッと出ている骨があります。ここから膝に向けて前にたどり、少し下に下がったところのへこんだところです。 |
生理不順は、生理が予定よりも早くきたり、遅くきたりと月によって生理周期が変わってしまう症状です。いつくるのか分からず不安・・・とおっしゃる方も多いのですが、生理不順の原因には女性ホルモンのバランスや自律神経のバランスの乱れが関係しているようです。過労や精神的なストレスも大きく影響します。足の冷えを感じることがあれば「三陰交」「血海」がお勧めです、お風呂で温まりながらや入浴後に押すと良いでしょう。「三陰交」は、骨際にあるツボです。骨に向かって押すように刺激すると良いでしょう。「三陰交」は血液の流れを良くする働きもあります。婦人科の症状では良く使われる効果の高いツボなので、覚えておくと便利です。「次髎」は、女性ホルモンのバランスを整える効果があります。自分では押しづらい場所にあるので、ツボ押しのつぼを参考にテニスボールで刺激するのが便利です。生理がきそうでなかなかこない時は、「陽陵泉」。生理前のイライラしやすい気持ちも落ち着きます。
冷え性対策にツボ押し!頑固な冷えを解消
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
三陰交 (さんいんこう) |
|
内側のくるぶしから上に3寸上がったところ。骨の際にあります。 |
湧泉 (ゆうせん) |
|
腰に手を当てるように、人指し指を腸骨に当てて、親指を後の中心を見つけます。そこから、親指を斜め下におろしたところ。仙骨の穴。足の裏のほぼ中心にあります。かかとの方から指で触っていって最もへこんでいるところ。 |
関元 (かんげん) |
|
おへそから3寸下がったところ。 |
冷え性の方は、夜足が冷たくてなかなか寝付けなかったり、靴下を履いていても靴の中で足がヒンヤリしていたりと頑固な冷えに悩まされている方も多いようです。また、内臓に冷えを感じているかたもいらっしゃいます。「湧泉」はその名の通り元気が湧いてくるツボです。ゴルフボールを足の裏で転がすように刺激すると簡単でしっかり刺激できます。また、「湧泉」へのお灸もおすすめです。「三陰交」は足の冷えや女性の下腹部にある子宮や卵巣に作用するツボです。こちらもお灸がおすすめです。お風呂で温まりながら刺激するのも良いでしょう。「関元」は、下腹部にあるツボですので優しく押しましょう。人指し指・中指・薬指の三本の指の腹を使って、呼吸に合わせてゆっくり押します。「関元」もお灸がおすすめです。「関元」の辺りに、カイロを貼るのも良い方法です。※低温やけどには注意しましょう
痛み・こり
身体全体の不調
気になる症状・困った時
婦人科の症状
内臓の不調
心の疲れ
自分でできる!便秘改善のツボ押し効果
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
天枢 (てんすう) |
|
おへその外側に2寸のところ。 |
大巨 (だいこ) |
|
天枢から下に2寸下がったところ。 |
上巨虚 (じょうきょこ) |
|
膝を立てて、足の全面にある骨(頚骨)を下からさすり上げて止まったところから、下に3寸下がった頚骨の外側のへこんだところ。 |
神門 (しんもん) |
|
手首の内側にできるシワの小指側で、手首にある腱の親指側のところ。 |
便秘が気になる時は、お風呂で温まりながらお腹や足のツボを押すようにマッサージ!腸の動きが良くなるように、人指し指〜薬指までの4本の指を使って、指の腹の広い面積を使って押すと良いですよ。押す時は、息をゆっくりと吐きましょう!女性は、生理周期によって便秘になりやすくなる時期があります。生理前10日位前からは普段便秘にならない人でも、お腹のマッサージをすると便がスムーズに出たり、お腹のガスや水分の排出が良くなります
下痢・胃痛・過敏性腸症候群に効くツボはこれ!
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
関元 (かんげん) |
|
おへそから3寸下がったところ。 |
天枢 (てんすう) |
|
おへその外側に2寸のところ。 |
梁丘 (りょうきゅう) |
|
足を伸ばして、膝に力を入れると出来る膝の上の外側の溝の辺りで、膝蓋骨(ひざのお皿)の外側の上の角から上に向かって2寸のところ。 |
裏内庭 (うらないてい) |
|
足の裏で、足の人指し指と中指の間の付け根のぷくっとしているところで、少し人指し指よりのところ。 |
急な下痢の症状に困った時は、「梁丘」を押しましょう!お腹の痛みなどが辛い時は、呼吸が早く浅くなりがちです。少しずつでも呼吸を整えるように意識して、吐く息の時にしっかりと刺激を感じる程度に押しましょう。便がゆるくなったり、下痢になりやすい人は、症状がない時にもツボ押しで腸の働きを整えるようにすると良いですよ。お勧めは、湯船につかりながらお腹のツボを時計回りに順番に優しく押していきます。お腹の冷えが気になる人は、「関元」のツボを目安にカイロで温めるのも良い方法です。下痢の時は、温かくカフェインの無いもので水分を補給することも大切です。
尿路結石の頻尿・腰痛・下腹部の痛みのツボ!
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
中極 (ちゅうぎょく) |
|
おへそから下に4寸のところ。 |
志室 (ししつ) |
|
腰に手を当てるように、人指し指を左右の肋骨に当て、親指で後の中心を見つけます。そこから、左右外側に3寸のところ。腎兪の外側。 |
腎兪 (じんゆ) |
|
腰に手を当てるように、人指し指を左右の肋骨に当て、親指で後の中心を見つけます。そこから、左右外側に1寸5分のところ。 |
尿路結石の主な原因は、体質・食事などの生活習慣・精神的なストレスなどが考えられます。結石が腎臓や尿路(尿管・尿道)を流れる時に尿管などの壁に引っかかってしまい、痛みを起こします。痛みの程度は、鈍く重いような痛みから激痛までで中には飲み薬では効かないほどの痛みが起きる場合もあります。「腰が重く痛い」という方で腎臓や尿路に結石ができていた。というケースも多くみられます。腎臓や尿路結石は命に関わる病気ではありませんが、尿路の狭くなっているところに結石がとどまり、尿の排泄が上手くいかなくなると尿の成分が濃くなり、結石ができやすくなったり腎臓で炎症が起きる場合もあります。尿路結石で腰が重くだるい・・・という時には「志室」「腎兪」がお勧めです。テニスボールを使って刺激すると楽にできます。ツボ押しのつぼをご参照ください。尿路結石による頻尿や下腹部のシクシクとした痛みには「中極」が良いでしょう。「中極」は膀胱炎の辛い症状にも効果があるツボです。温めるのもおすすめです。お風呂で温まりながら押したり、カイロを貼るのも良い方法です。(低温火傷には注意しましょう!)身体が冷えやすかったり、腰、下腹部の冷えは大敵です。温めることで結石の排泄も良くなりますので、ツボの位置を目安に温めてあげましょう。また、尿路結石の痛みには波があります。痛みが少ない時や気にならない時には、なるべく軽い運動やウォーキングなどで身体を動かして、体内の循環を良くしましょう!
胃痛を緩和!ストレスの胃の痛みに効くツボ
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
内関 (ないかん) |
|
手の内側のほぼ真ん中で、手首のシワから肘に向かって上に2寸のところ。 |
児[ (れいだ) |
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足の人指し指の爪の生え際の辺りで、中指よりのところ。 |
梁丘 (りょうきゅう) |
|
足を伸ばして、膝に力を入れると出来る膝の上の外側の溝の辺りで、膝蓋骨(ひざのお皿)の外側の上の角から上に向かって2寸のところ。 |
隔兪・肝兪・脾兪 (かくゆ・かんゆ・ひゆ) |
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背骨の両脇で、肩甲骨の下辺りから腰にかけて。ツボ押しのつぼを参考に、テニスボールなどで刺激する。 |
胃痛と背中のハリやコリが気になる時は、「隔兪・肝兪・脾兪」などの背中のツボを刺激してみましょう!胃の緊張は背中に現れることがあります。手で押しにくい場所にありますので、テニスボールを使ってその上にあおむけに寝て刺激すると楽にできます。ツボ押しのつぼを参考にして下さい。精神的なストレスや強い感情が起こったあとの胃痛には、「内関」を。心配や不安、乗り物酔いなどにも効果があります。ツボ押しのつぼを参考に、呼吸と合わせたツボ押しが効果的です。急な胃の痛みには、「梁丘」を少し強めに押してあげると良いでしょう。
膀胱炎の頻尿・下腹部の痛みには、このツボ!
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
中極 (ちゅうぎょく) |
|
おへそから下に4寸のところ。 |
次髎 (じりょう) |
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腰に手を当てるように、人指し指を腸骨に当てて、親指を後の中心を見つけます。そこから、親指を斜め下におろしたところ。仙骨の穴。 |
腎兪 (じんゆ) |
|
腰に手を当てるように、人指し指を左右の肋骨に当て、親指で後の中心を見つけます。そこから、左右外側に1寸5分のところ。 |
湧泉 (ゆうせん) |
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足の裏のほぼ中心にあります。かかとの方から指で触っていって最もへこんでいるところ。 |
膀胱炎は、冷えやトイレを長い時間我慢するなどが原因で起こります。細菌の感染でもっとも多いものは、大腸菌です。女性は尿道が短いため、細菌の侵入しやすい為です。疲れていたり身体が冷えている時は免疫機能が低下しているため、細菌が繁殖しやすく炎症がおきてしまうのです。膀胱炎を繰り返さない為にも、また下腹部のシクシクした痛みを緩和する為にもツボ押しや身体をあたためることをお勧めします。身体の疲れをとって、免疫力を高め膀胱炎を予防しましょう!頻尿や下腹部の痛みには「中極」「次髎」をあたためるのが良いですよ。カイロやお灸が大変効果があります。「次髎」はテニスボールで刺激するのもおすすめです。ツボ押しのつぼを参考にしてみてください。疲れがたまっていたり、身体の冷えを感じる時は「腎兪」「湧泉」。「腎兪」は、テニスボールで刺激したりカイロで温めます。「湧泉」は、ゴルフボールで刺激すると楽にできます。「湧泉」のつぼの位置は足裏の反射区では腎臓にあたります。疲労を回復するとともに、尿の流れをスムーズにする効果もありますよ。
心の疲れ
イライラ、気持ちが落ち着かない、このツボで解決!
ツボの名前 |
ツボの位置 |
ツボの探し方 |
神門 (しんもん) |
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手首の内側にできるシワの上にあります。シワの真ん中より小指側に向かってたどり、腱にぶつかるところの少し手前のくぼみ。 |
太衝 (たいしょう) |
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足の甲にあります。親指と人さし指の間をたどって骨と骨の間に指がぶつかったところ。親指側にむけて押す。 |
百会 (ひゃくえ) |
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両耳の後ろ側を結んだ線と、正中線(身体の中心を走る線)の交わったところで、少しへこんだところ。 |
労宮 (ろうきゅう) |
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手の平のほぼ真ん中にあります。 |
イライラしやすい、気持ちが落ち着かない時・・・そんな時にこのツボ押しをしてみましょう!特にイライラがおさまらない時は「太衝」を少し強めに押すと良いでしょう。「気」の流れを良くしてくれる効果があります。気持ちが落ち着かない時は「労宮」「神門」をゆっくりとした呼吸を意識しながら、吐く息に合わせて押しましょう。考え事や悩み事で頭が疲れた時は「百会」頭部の血液の流れを良くする効果があります。