シンチカメラ
シンチカメラ
【英】scinticamera
【独】Szintikamera
【仏】came´ra a` scintigraphie
シンチレーションカメラscintillation camera,ガンマカメラ*gamma cameraともいわれる.放射性同位元素の体内分布画像,すなわちシンチグラムを体外から計測,記録する装置のうち,放射線検出部を走査させるシンチスキャナ*に対し,検出部を固定したままで計測する装置の総称(検出器固定型イメージング装置*).多くの原理のものが報告されているが,1956年H. O. Angerにより開発されたアンガー型〔シンチ〕カメラAnger〔scintillation〕cameraが最も優れ,その後改良が加えられて現在主流となっている.そのほか,1962年M. A. BenderとM. Blauによって開発されたオートフルオロスコープ*autofluoroscopeも実用化され,心臓機能検査などの目的に用いられている.