口内炎(こうないえん) | |
口内炎は、口の中や唇のすみにできる、あれ、ただれのことです。風邪をひいた時などにできやすいのですが、原因のはっきりと解らないものも少なくありません。刺激によって起こるカタル性口内炎、歯肉にできる潰瘍性(かいよう)口内炎、舌や唇の内側におもにできるアフター性口内炎などがおもな種類です。 その他、アスピリンを飲んだり、何かにかぶれたりして起こるアレルギー性口内炎、ビタミンC不足による壊白性口内炎、白血病の初期に見られる白血病性口内炎などもあります。 症状としては、いずれも、口の中や唇のすみがあれたり、ただれたり、できものができたりして、触れたりすると強い痛みを感じます。ときには、つばがたくさん出たり、口が渇いて食事がしにくくなることもあります。 |
薬用植物名 | 採集時期 | 成 分 | 薬 効 | 用法説明 |
ウツボグサ | 花穂(9月頃) | トリテルペノイド・カロチノイド・タンニン | 消炎利尿剤 |
@花穂を刻み、日干しで乾燥。茶剤として飲用。 |
ハブ茶(エビスグサ) |
種子(10月頃) |
アントラキノン誘導体クリソファノール・フスチオン・オブツシフェリン |
胃腸・便秘・高血圧・目の疲れ・更年期障害 |
@水はけのよい、あまり肥えていない土地に、4月から6月に幅60センチくらいにうすく直播(じかまき)するか、3〜4粒をまとめてまき、1センチくらいの土をかけます。1ヶ月後には中耕(ちゅうこう)して、肥料をまくA10月ころ種子を採取して日干しにする。B弱火で炒るC20グラムを1リットルの水で5〜10分煮だすDまたは、お茶のようにお湯を注いで飲用。 |
カミツレ | 花(5〜6月) | 消炎・鎮痛・強壮・美容 | @5〜6月の花の中心の黄色が鮮やかになり、花の一番元気のあるときに採取。A日陰で乾燥。Bお茶のように熱湯を注いで5分くらいしてから1日3回食前に飲用。 |
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クマザサ |
春〜夏・新葉 |
バンフォリン・ビタミンK・カルシウム |
糖尿病・抗癌・高血圧・口内炎・便秘 |
@笹類なら薬効は変わらない。新芽を日陰で乾燥。A乾燥そたら、細かく裁断。Bお茶として飲用。C煮出す場合は、沸騰させないこと。 |