薬用植物名 |
採集時期 |
成分 |
薬効 |
用法説明 |
ハブ茶(エビスグサ)
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種子(10月頃)
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アントラキノン誘導体クリソファノール・フスチオン・オブツシフェリン
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胃腸・便秘・高血圧・目の疲れ・更年期障害
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@水はけのよい、あまり肥えていない土地に、4月から6月に幅60センチくらいにうすく直播(じかまき)するか、3〜4粒をまとめてまき、1センチくらいの土をかけます。1ヶ月後には中耕(ちゅうこう)して、肥料をまくA10月ころ種子を採取して日干しにする。B弱火で炒るC20グラムを1リットルの水で5〜10分煮だすDまたは、お茶のようにお湯を注いで飲用。
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カミツレ |
花(5〜6月) |
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消炎・鎮痛・強壮・美容 |
@5〜6月の花の中心の黄色が鮮やかになり、花の一番元気のあるときに採取。A日陰で乾燥。Bお茶のように熱湯を注いで5分くらいしてから1日3回食前に飲用。
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クワ |
葉・根皮(冬) |
フ°レニルフラホ゛ノイト゛・ヘ゛ンソ゛フラン誘導体 |
消炎・咳止め・利尿・ダイエット |
@根皮は、1日15〜20gを500mlの水で、1/2になるまで煎じて、3回に分けて服用。A葉は1日10〜20gを500mlの水で、1/2になるまで煎じて服用。Bお茶として飲用。
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ゲンノショウコ |
全草(7〜10月) |
タンニン・フラホ゛ノイト゛・芳香化合物 |
下痢・健胃整腸・利尿・強壮 |
@全草を採り、日陰で干す。A1日15〜20gを200mlの水で、1/2になるまでゆっくり煎じる。B3回に分け、食前に飲む。Cお茶として飲む場合は、10グラムを1日量として0.5リットルの水を10分煮出して3回に分けて、食前・食間に飲用。副作用がなくすぐれた健胃整腸剤。
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シソ
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葉(6〜7月)
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抗ヒスタミン成分・シアジン・カロチン
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アトピー・皮膚炎・ぜんそく・健胃・解毒
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@アカジソの葉は6〜7月の開花前に採取A半日程度日干しB風通しの良い場所で陰干しC1日量5〜10グラムに水0.4リットルを加えて、半量まで煮出して飲用。Dお茶のようにお湯を注いで飲用。
シソの薬湯は、皮膚病・アトピー治療にも使用される。
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ネズミモチ
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果実(晩秋〜冬)
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強心・利尿・緩下・強壮・強精・若白髪・月経困難
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晩秋〜冬にかけて黒く熟した果実を採取して、水洗いして天日でよく乾燥します。果実50グラムと同量の砂糖とホワイトリカー1リットルで6ヶ月漬けこみます。その後こして1日3回20ミリリットルずつ飲用。
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ヨモギ
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茎葉(6〜7月)
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クロロフィル・精油・タンニン
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抗癌・肥満・婦人病・関節痛・アトピー・動脈硬化・老化防止
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@十分成長して花の咲く前に新葉茎葉を採取A日陰で乾燥して細かくして保存B1日量5〜8グラムを水0.4リットルで半量まで煮詰めて食間に飲用Cまたは、1分ほど沸騰させて、ハチミツを入れて飲用。一般的には「もちぐさ」のこと。
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薬草の用い方は「健康を維持するための薬草・用法から」・薬草販売・健康補助食品の各コンテンツをご覧ください。
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