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アスパラガス
(ユリ科(キジカクシ科)アスパラガス属:多年草:草丈 〜50センチ:花期 〜7月)
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薬効
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小便不利
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膀胱疾病
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肝臓疾病
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分布生育場所 |
科名:ユリ科(キジカクシ科)/属名:アスパラガス属 和名:-/別名:マツバウド/学名:Asparagus officinalis var.altilis
ヨーロッパ、イギリスの原産とされる。日本各地で栽培。
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見分け方・特徴
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茎は、直立して上部で分岐、高さは約1.5メートル。
葉のような、マツ葉状の部分は、葉状茎(ようじょうけい)といい、葉は、茎にまばらにつく、三角形の形をしたものが葉です。
花は、5〜7月ころ、茎の節の脇から柄を出して、黄白色の鐘形の小花をつけます。
雌雄異株(しゆういしゅ)で、果実は、雌株に赤く熟した球果がつきます。
アスパラガスは、漢方処方の生薬/天門冬(てんもんどう)のクサスギカズラの仲間でアスパラガス属になる
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採集と調整
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秋に、根茎(こんけい)を掘り取り、適当に刻んで、陰干しにして乾燥させます。
中国では、根茎を日干しにして乾燥したものを、石刁柏(せきちょうはく)といい、痰や咳止めに、1日量、10グラムを煎じて服用します。
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薬効・用い方
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利尿作用があり、膀胱(ぼうこう)、肝臓疾病などには、根茎を乾燥したものを、1日量25〜50グラムを、煎じて服用します。
小児の回虫などの寄生虫駆除にも効果があるとされます。
アスパラガスの根茎には、アスパラギン、コリン、サポニンなどを含有。
野菜として、一般に販売される、若芽のグリーンアスパラガスにも、アスパラギンを含むので、滋養強壮などに、茹でて食べます。
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その他 |
名前の由来は、ギリシャでの、古名アスパラゴスとは、「はなはだしく裂ける」という意味で、アスパラガスのマツ葉状の葉状茎(ようじょうけい)から名がついたと言われ、それが転訛(てんか)して、アスパラガスという英名ができたとされています。
日本名では、マツバウドといい、マツバのような、マツ葉状の葉状茎(ようじょうけい)と、多肉質の茎を、ウドとして、マツバウドといわれます。
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Photo Masayuki Tsuno
E-yakusou.com 2-6-2,sakaihigashi,nishi-ku,Niigata-shi,950-2041,Japan |
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