カラタチバナ (ヤブコウジ科ヤブコウジ属:常緑小低木:樹高 〜70センチ:花期 〜8月)
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薬効 |
食用 |
果実酒 |
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分布生育場所 |
科名:ヤブコウジ科/属名:ヤブコウジ属
和名:唐橘/学名:Ardisia crispa
本州茨城県〜新潟県以西、四国、九州、沖縄の常緑樹林内
中国、台湾に分布
ヤブコウジ科ヤブコウジ属ヤブコウジ
ヤブコウジ科ヤブコウジ属マンリョウ
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見分け方・特徴
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日本の本州茨城県〜新潟県以西の常緑樹林内に自生する常緑小低木で高さ20〜70センチ
樹皮は茶褐色、幹は直立してほとんど枝別れしない
葉は、互生、狭卵形〜披針形、長さ8〜20センチ、幅1.5〜4センチ、先端は尖り、葉縁に不明瞭な波状の鋸歯があり、葉の表面には光沢がある
花は、7〜8月、葉腋に白色小花を散形状に数個つける、花は直径7〜8ミリ、花柄4〜7ミリ、花冠5深裂、裂片は反り返り、雄しべ5本、雌しべ1本
果実は、球形で液果状の核果、直径約7ミリ、11月頃には真っ赤に熟し翌年4月頃まで残り食べられる |
採集と調整 |
11月頃から熟した果実を採取 |
薬効・用い方 |
真っ赤に熟した果実は生食できる
真っ赤な果実約200〜300グラム、35度ホワイトリカー約3倍量を入れて、冷暗所に3〜6ヶ月保存、材料を引き上げで果実酒をつくる |
その他 |
名の由来は、 真っ赤な実を唐(から)から来た橘(たちばな/ミカン科)に、たとえたというが正確には解らない
また、百両の名の由来は、中国の古い植物名には、百両金という名の植物名があり、江戸時代に伝わったことから、百両にカラタチバナの名に当てて、それより果実が大きいことから、千両、万両の名をあてたという
植栽用途は、庭木、鉢植えなどで、正月の飾りに利用される
果実が白い、シロミタチバナ。果実が黄色の、キミタチバナなどの園芸品種が多い |