イワナシ (ツツジ科イワナシ属:常緑小低木:樹高 〜25センチ:花期
〜6月)
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薬効 |
食用 |
健康酒 |
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分布生育場所 |
科名:ツツジ科/属名:イワナシ属
和名:岩梨/学名:Epigaea asiatica
北海道西南部〜増毛山地、本州島根県以北の山地帯〜亜高山帯の林縁に自生する日本固有種
イワナシの花、イワナシの果実
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見分け方・特徴
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枝は分枝して地上を這い高さ10〜25センチの常緑の小低木、褐色の毛がある
葉は互生、長楕円形、先端は尖り長さ4〜10センチ幅2〜4センチ、葉質は硬く、両面に褐色の短毛がある
花は4〜6月、枝先の花穂に総状花序に約1センチの淡紅色の筒形を数個つける
がくは5裂、花冠は長さ1センチ、先は5裂、雄しべ10個、雌しべ1個
果実は液果でへん球形の刮ハ、 緑色の果皮があり直径約1センチ、6〜7月に熟して甘く美味しい
種子は褐色、卵形 |
採集と調整 |
緑色に熟した果実を採取、多雪地帯に多く自生があり、刮ハの果皮が緑色で中の白く水っぽい果肉が甘く酸っぱい
7〜8月頃の登山で、イワナシを見つけたら、葉の下をめくって探してみてください。
きっと自然の贈り物に感激します。でも、自然保護のために1個だけ楽しみましょう。 |
薬効・用い方 |
初夏の頃6月〜7月に熟した果実を採取して生で食べられ甘くナシ(梨)の果肉に似ている
イワナシ酒
イワナシの液果、約100〜200グラム、35度ホワイトリカー約3倍量を漬け込み、3〜6ヶ月冷暗所に保存して材料を引き上げ熟成させる。滋養強壮や健康酒に |
その他 |
名の由来は、多雪地帯に多く自生があり、刮ハの果皮が緑色で中の白く水っぽい果肉が甘く梨(ナシ)に味が似ていることから、イワナシの名になった
実際に食べてみると、みずみずしく、甘酸っぱいことから、果実が熟しても緑色から、梨(ナシ)の色に見立てたと思う |