野中ザクラ/ベニヤマザクラ
                       (バラ科サクラ属:落葉高木:樹高 〜25メートル:花期 〜4月 )

薬効
せき・たん はれもの・できもの
DATA

科名:バラ科/属名:サクラ属
和名:紅山桜/学名:Prunus jamasakura

2005/04/30 国指定天然記念物新潟県上川村極楽寺の野中ザクラ

バラ科サクラ属オオヤマザクラ(大山桜/Prunus sargentii)
バラ科サクラ属ヤマザクラ(山桜/Prunus jamasakura)

ベニヤマザクラの変種という、国指定天然記念物新潟県上川村極楽寺の野中ザクラ

オオヤマザクラは、東北地方の北部や北海道の代表的な野生サクラで、普通ヤマザクラやカスミザクラより標高の高い場所に自生する

高さ10〜15メートル、幹の直径40〜50センチになり生長すると高さ25メートル、幹の直径1メートルにもなる落葉高木
樹皮は暗紫褐色、横に皮目がつき、枝は褐色〜赤褐色
葉は互生、楕円形〜倒卵状楕円形、長さ8〜15センチ、幅4〜8センチ、先端は尾状に伸び、葉縁には粗い鋸歯に重鋸歯が混じる
花は4〜5月頃、前年枝の葉腋に、葉の展開とほぼ同時に開花する
花は散形状に2〜3個、紅色〜淡紅色で、直径3〜4.5センチ、花弁5個は広卵形〜楕円形、長さ1.5〜2センチ、雄しべ35〜38本、雌しべ1本
果実は核果、球形、直径約1センチ、6月頃に黒紫色に熟す