科名:アヤメ科/属名:サフラン属
和名:クロッカス/学名:Crocus vernus
2009/04/04 新潟県新潟市(旧新津市)/ストライプドビューティー
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アヤメ科サフラン属/秋咲きクロッカス/クロカス・サティヴス/Crocus sativus
クロッカス(クロカス)は、春のクロカス/spring crocus と呼び、ヨーロッパ原産でアルプスの高原などに野生
春3月頃に、葉より先に紫か淡紫色、白色の花をつける
普通クロッカスは、春のクロッカス(クロカス)で、オランダ・クロカスと呼ばれ、イギリスのホランド産のもので、観賞用に庭や公園などに広く栽培されていて多くの品種がある
クロッカス(クロカス)は、3月上旬頃、葉が伸びないうちに、ワインカップ状の花が咲き、花の大きさ4〜6センチ、
紫・白・黄色や紫と白の絞り咲きなど花色が多い。
葉は針状で花後も伸びて20〜30センチになり枯れる
名の由来は、春咲きクロカスの学名クロカス・ベルヌス/Crocus vernus の、種名ベルヌスは「春の」という意味で、属名クロカスは、ギリシャ語のクロケ(Kroke)からで、「糸」という意味がある
これは、クロカスの花の雌しべの花柱が長く伸びて上部で三つに分かれている様子を糸にたとえた
また、秋咲きのクロッカス(クロカス)は、クロカス・サティヴス/Crocus sativus と呼び、秋のクロッカス/autumnal crocus は、サフラン・クロカス/saffron crocus で、一般に薬用のサフランと呼ぶ
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