サントリナ
サントリナ
南ヨーロッパ原産 キク科 ワタスギギク属 半耐寒性 常緑低木 好日性
草丈20cm〜50cm 全草を利用。初夏から夏にかけて黄色の花をつける。

特徴:
通称コットンラベンダーとも言われています。葉のシルバーがガーデンの縁取りによく使われる。整形式ガーデンによく使われる。
緑の葉の品種もあり、レモンクイーンサントリナ(S.chamaecyparissus)は、クリーム色の花が咲きます。ローズマリーサントリナ(S.rosemarinifolia)は、ローズマリーのような灰緑色の葉です。ネアポリタナ(S.pinnata neapolitana)は、葉はサントリナより細い切れ込みがあり、甘い香りがする。

育て方:
風通しと日当たりのよい場所で。
あまり肥沃ではない乾燥した土壌を好む。
市販の培養ドは中粒バーミキュライトを10%ほどまぜて使う。

・種まき
春と秋に蒔きます。挿し木の方が簡単に増やす事ができます。茎を8cmくらいに切って、挿し木用土に挿し、一週間ほどビニール袋をかぶせておくと活着が早くなります。
・土
水はけがよく、乾燥気味のアルカリ性が適しています。
・水遣り
多湿を嫌うため、やり過ぎないように。肥料もそれほど必要としません。
・栽培場所
耐寒性があり、病気や害虫に強く、排水さえ気をつければ育てやすいハーブです。梅雨や夏には駆りこんで風通しをよくしましょう。
ガーデンの縁取りに使う場合は、50cmくらいの株間が必要。日当たりよく乾燥気味に育てると、葉のシルバーがはえます。
・春
枝をすく程度に剪定すると花芽がつく。
・梅雨
涼しい地方では、梅雨までに3〜4回刈り込んで形を整えます。上に伸びる枝もばっさりと。風通しをよくしてください。
・秋
株の周りに、堆肥や腐葉土を。耐寒性はありますが、雪が溶けるころに枯れる事があるので、高畝にして水はけをよくします。
・冬
北風に当たらないように、囲いをする。

利用法:
キクに似た独特の香には、防虫作用があり、蛾などの虫除けにもなり、乾燥させた枝葉を衣類のモスバッグに入れたり、カーペットの下に敷いたりする。
ハーブティにすれば、月経不順に。