カモミール
ヨーロッパ原産の一年草 キク科 小さい林檎という意味があります。 草丈 60cm 開花期4〜5月、6〜7月 収穫 開花期に 特徴: 心身ともにリラックスする香りで有名。 種はベージュで細く小さい。根は根茎で広がるため、地上にはまるで絨毯のようにカモマイルの群生ができる。葉はりんごに似た香りで、細かい切れ込みがあり、明るい緑色。花は方向があり、中心は固く黄色。乾燥した花の黄色い花芯には有効成分が含まれている。乾燥した葉は、まだりんごの香りが残るため、ポプリなどにも使われる。 種類: ・ジャーマンカモミール(Chamomilla recutita/HAmtrbdg) 耐寒性一年草、草丈70cmで多数の花をさかせる。 ・ローマンカモミール(Chamaemelum nobile/HPmtrgb) ローマンカモミール、ダブルフラワーカモミール、ノンフラワーカモミールがある。 耐寒性で多年草。全草にりんごの香りがする。開花期は50cmくらいになる。ハーブティとしてジャーマンカモミールと同様に扱われる。開花後早めに3分の1ほど刈り込む。 ・ダイヤーズカモミール(Anthemis tinctoria/HPgdr) オレンジダイヤーズカモミール、オレンジダイヤーズカモミール、レモンイエローダイヤーズカモミール、白花ダイヤーズカモミール 花壇、切花、染料に適した種類。 育て方: ・種まき 秋と春の彼岸の頃に行います。平鉢にピートモスとバーミキュライトの混合土を入れ、水を含ませておきます。ばらまきで覆土はしません。発芽までは日陰で。腰水して種を乾かさないように。発芽までは7〜10日。随時間引きをし、株間は30cmくらいあけます。プランターの場合は、10cm〜20cmくらいあけます。秋蒔きの方が大株に育ち、春に害虫がつきにくくなります。 ・土 水はけのよい土を。赤玉7、腐葉土3の割合。 ・肥料 元肥として窒素分の少ない緩効性肥料を与えます。開花中2週間に1回、液肥を与えます。ローマンカモミールは、開花後お礼肥えとして化成肥料を与えます。いずれも多めに与えないように。 ・病害虫 アブラムシが発生します。見つけ次第駆除。ニンニクの汁、牛乳などを水で薄め、ときどきスプレーすると効果的。木酢液もいい。銀色の光を嫌うので、アルミホイルを株元に敷く事もよい。 ・土寄せ 倒れやすくなった苗は、支柱を立てたり、株元に土寄せをしましょう。 ・水遣り 土の表面が乾いたら、鉢底から溢れるくらいにやりましょう。 ・収穫 花を利用しますから、開花したらすぐに摘みましょう。ダイヤーズカモミールは、開花期に株元から刈り取り、染料に使います。 ・増やし方 ジャーマンカモミールは、種子で、こぼれ種でも充分。ローマンは株分けです。適期は春か秋のお彼岸のころ。 ローマンカモマイルで芝生を作りませんか。 匍匐性のローマンカモマイルで。秋に種まきをしましょう。10cm〜20cm間隔に均等に植え広げ、茂ってきたら年に2回ほど刈り込んで、有機質肥料を追肥。雑草をこまめにとり、蕾が出るたびに摘み取ると、2年目から歩くとよい香りのする芝生となる。 利用法: 健康茶に。枝葉は浴湯料に。 花の収穫は、開花しはじめたものを準じ摘み取って、これを新聞紙などの上に広げて乾燥させます。十分乾燥させてから、容器に入れて保存します。 まれに刺激を感じることがありますが、そのときには中止すること。 美容に: ハーブティは、身体を温める効果があります。 肌のかさつきも防いでくれるので、ハーバルバスに。 リラックスした気分になり、ぐっすりと眠ることができるでしょう。 風邪気味のときのカモミールハーバルバスは治りが早いでしょう。 炎症を押さえる作用や抗菌作用があり、カモマイルウォーターをガーゼに浸して、眼の上からパックすると目のはれや疲れが取れます。
カモマイルマフィン
お腹に優しいティー
カモマイルのグリーティングカード
バスハーブ
カモマイルで手浴
エアーフレッシュナー From: "鶴田 かず美" Sent: October 12 2001 10:42AM [herb-scents 43] ところで、「香りの芝生」にあこがれて、ローマンカモミールを敷き詰めてみようと思っています。春に苗で植えたものは、増えているのですが、それだけでは足りないので5月に種まきをしました。だけど、全滅してしまいました。この辺(北九州)では、春の種まきは、5月では遅いみたいです。 |