イタリアンパセリ
地中海沿岸 パセリ科 2年草 草丈30〜100cm 開花期5〜7月 特徴: 古代ギリシャ人に喜ばれていました。競技大会の優勝者にはこのハーブの冠が頭上に。また、お墓の飾りにも使われていました。 パセリには多くの種類があり、なかでも、ハンブルグパセリ(P.c.tuberosum)は香りが強いです。 ビタミン、ミネラル、防腐作用のあるクロロフィルが豊富。 種は小さく、鎌状で、縁がクリーム色。毒性を含む事があります。 葉は、急速に乾燥させると、香りが保たれます。料理に使う他、茎とともにゆでて染物にも使います。葉にはビタミンA、B、C、鉄分、カルシウム、マグネシウム、クロロフィルが豊富。 茎は固くて筋がある。香りは強い。 根は、細くて褐色をおびた黄色。パセリの香りがする。 料理: 葉は生のままサラダに。刻んで、サンドイッチ、卵料理、スープ、魚料理、ゆでた卵に。マヨネーズやドレッシングにも。料理の最後に加えるのがコツ。 美容: 浸出液は、ヘアトニック、ヘアリンスに。 薬用: 生のままかむと、息が爽やかになる。肌がきれいになる。 栽培: 種で容易に増やせます。苗を購入する場合は、早春か秋に。 種を苗床にばらまき。発芽するまで表土が乾かないように新聞紙をかける。 本葉が5、6枚なったら、プランターに移植。 日当たり、半日陰でよく育ちます。夏は、日陰で育てたほうが、葉が固くなりません。冬は陽だまりの中で。 植付けは、肥沃な湿った用土を好みます。赤玉6、腐葉土4の混合土に、元肥を少量与えて植え付けます。 土が乾いたらたっぷりとやります。肥料は、よく収穫する場合は、2週間に一回の割合で液肥を。春と秋に腐葉土などを。 軟腐病や、かたつむり、なめくじ、いもむしなどの害が見られます。見つけ次第、駆除を。 収穫: 葉はいつでも収穫できます。葉が込み合えば、風通しが悪くなり、枯れてきますので、間引きをかねて刈り取ってください。 台所の窓辺で育てる事もできますよ。
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