コモンマロウ
ヨーロッパ南部原産 アオイ科ゼニアオイ属
高さ1mほどの多年草

特徴:
古代ローマ時代から栽培されていたといわれ、観賞用としても世界各地で
栽培されています。
茎は直立してやわらかい毛があります。
緑の葉は、5〜7浅裂した鋸歯葉で、葉も柔毛に覆われています。
5〜8月にピンクから赤紫色の濃い色の筋が入った美しい花が咲きます。

栽培:
日当たりがよい水はけのよい場所を好みます。
春から秋にかけていつでも種子をまくことができます。発芽までは
湿り気を保ち、20度前後で管理します。
数年植えたままにしておくと、花が小さくなるので、毎年春に
剪定し、株の周囲を耕し、新根を伸ばして若返りをはかります。
わき芽を挿し芽にしたり、またこぼれだねでも増えます。

利用法:
花が咲いたらなるべく当日に摘み取り、日陰で乾燥させます。
乾燥させた花はティにすると青紫色の美しい色になり、レモンを
絞り入れるとピンク色に変わります。

葉は若葉をサラダにしたり、乾燥させてティとして飲みます。