ST5.大迎(だいげい) 取穴部位:下顎角の前1寸3分、顔面動脈拍動部 知覚神経:下顎神経 血管:顔面動脈 |
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ST5)大迎(da4ying2)(だいげい)・髄孔
【取穴】 顔面部、下顎角の前方、咬筋付着部の前方陥凹部、顔面動脈上。 【名の由来】 「大迎(骨)=下顎骨」。本穴が下顎骨の動脈拍動部にある事から。 【交会】 ・経絡(3):手足陽明経-足少陽経 ※和漢三才図会には「手足陽明の会するところ」との記述があるが、鍼灸甲乙経・鍼灸聚英・鍼灸大成などには交会経の記載はない。しかし、霊枢経脈第十には「足少陽経の支脈が大迎を下る」との記載もみられる。 【作用】 〔瀉〕清頭散風・通利牙関 【弁証主治】 ◆陽明経病 躁鬱、不安障害・注意欠陥多動性障害、統合失調症・歯痛・頚部の腫脹など ◆足少陽経病 口苦・溜息・脇肋痛・足首痛・皮膚の乾燥など 【主症主治】 顔面神経マヒ・三叉神経痛 【配穴】 +顴髎…眼瞼痙攣 【症例検証/個人的見解】 ・検証:得気は「下関」の方向へ上る感じ。 |