ST27.大巨(だいこ)
取穴部位:天枢穴の下2寸、石門穴の外2寸、神闕穴の高さより下2寸で正中線から外方2寸 筋肉:腹直筋 運動神経:肋間神経 知覚神経:肋間神経前皮枝 |
解剖学的データ
主治・対象疾患
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部位 効能 消化不良、大腸炎、子宮けいれん、子宮内膜炎、月経不順などに効く。 筋肉・神経・血管 知覚神経は肋間神経前皮枝、動脈は浅腹壁動脈、下腹壁動脈が通る 名前の由来 書物によっていろいろな説が載っているが、こじつけのようなものが多い。「石」と「食」が同音であり、三焦が消化機能に関係しているところから、「食門」が諱などの問題で、同音の石門に書き換えられたのではないかとされる。 その他 手の少陽三焦経の募穴であるが、「三焦」という概念が今ひとつわかりにくく、重要な経穴ではあるが、さほど重要視されていない。 婦人病に効果があるといいながらも、古典には、この穴に鍼すると、胎児が流産・死産することがあり、婦人への刺鍼は不可とされる。このため、妊娠の可能性のある年齢の婦人には、ここへ治療しない方が無難であると書いてある本が多い。 主治・対象疾患 |