SP3.太白(たいはく)
取穴部位:足の第1中足指節関節の後、内側の陥凹部、肌目
要穴:兪土穴、原穴
筋肉:母趾外転筋
運動神経:内側足底神経
知覚神経:浅腓骨神経
血管:第一背側中足動脈の枝
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SP3.太白(たいはく)
足の第1中足指節関節の後、内側陥凹部に取る。
解剖学的データ
筋肉
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母趾外転筋
踵骨隆起の内側突起・屈筋支帯および足底腱膜から起こり、内側種子骨および基節骨底に停止する筋肉。主に母趾を外転させる働きがある。
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運動神経
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内側足底神経‐筋枝
脛骨神経から分岐する神経で、母趾外転筋・短趾屈筋を支配する筋枝、足底の内側1/3の知覚を司る母趾固有底側趾神経・総底側趾神経(固有底側趾神経)に分岐する。
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知覚神経
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足背趾神経(浅腓骨神経の枝)
足指の背面の皮膚の知覚を司る神経で、浅腓骨神経から分岐した内側足背皮神経および中間足背皮神経がそれぞれ移行したものと、深腓骨神経から分岐した内側枝が移行したものとがある。内側足背皮神経が移行したものは母趾内側および第2・3趾の向かい合う面、中間足背皮神経が移行したものは第3・4趾および第4・5趾の向かい合う面、深腓骨神経内側枝が移行したものは母趾と第2趾の間の皮膚の知覚を司る。
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血管
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第1背側中足動脈の枝
第1背側中足動脈から第1・第2趾の背側へと向かう2本の背側趾動脈のこと。
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主治・対象疾患
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