SI11.天宗(てんそう)
取穴部位:棘下窩の中央 筋肉:棘下筋 運動神経:肩甲上神経 知覚神経:肋間神経外側皮枝、胸神経後枝 血管:肩甲上動脈、肩甲回旋動脈 |
棘下窩のほぼ中央に取る。
解剖学的データ
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天宗=宗:集まる・衆 *横隔膜の境に上の天として、気血の集まるところの意/古代中国では天宗とは『日・月・星』をあらわし、そばの経穴と共に星のように配列されていることを暗示している(『ツボ単』『まんが経穴入門』『経穴マップ』より) 取穴:肩甲部/肩甲棘の中点と肩甲骨下角を結んだ線上/肩甲棘から1/3にある陥凹部 解剖学関連 静脈:肩甲回旋V 動脈:肩甲回旋A 神経:胸N後枝の内側皮枝(C3~5) 筋肉:僧帽筋/棘下筋 穴性:舒筋散風/疏筋利節/粛降肺気/舒筋活絡 主治:肩甲痛/肩こり(ストレス性は特に良い)/肩関節障害(五十肩を含む)/上腕外側の知覚・運動障害/頬・頤部の腫れ・痛み/風痺による上肢の諸症状/乳汁分泌不全(+ダン中:任脈) \ 主治・対象疾患 |