L8.絡却(らっきゃく)
取穴部位:曲差穴の後5寸、通天穴の後1寸5分 禁鍼穴 筋肉:帽状腱膜 知覚神経:大後頭神経 |
BL8.絡却(らっきゃく)
解剖学的データ
主治・対象疾患
主治・対象疾患 |
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BL8.
絡却(らっきゃく)
所属する経脈足の太陽膀胱経(たいよう ぼうこうけい) 別名・別表記別名:強陽(きょうよう)、脳蓋(のうがい) 名前の由来絡却(らっきゃく)の『絡』は「連絡」、『却』は「退却」を意味しています。 足の太陽膀胱経は頭頂より脳に入り、絡却より体表に戻ってくることからこの名が付けられました。 位置頭部、前髪際の上方5.5寸、後正中線の外方1.5寸。 髪の生え際の真ん中から5.5寸(1寸 = 手の親指の横幅の長さ)上がり、そこから外側に1.5寸いったところに絡却があります。 絡却の前方には足の太陽膀胱経のツボが縦に並んでおり、絡却の前方1.5寸に通天(つうてん)、前方3寸に承光(しょうこう)、前方4.5寸に五処(ごしょ)、前方5寸に曲差(きょくさ)がそれぞれ位置しています。 主治・効能頭・顔の症状頭痛、めまい、耳鳴り、視力低下、鼻づまり 足の太陽膀胱経は顔と頭を走行しているため、それらの部位に出現する症状を治します。 局所解剖皮膚 → 皮下組織 → 帽状腱膜 関係する動脈・静脈後頭動脈・静脈 浅側頭動脈・静脈 関係する神経大後頭神経 |