生薬詳細

生薬名

コウボク

生薬英名

Magnolia Bark

生薬ラテン名

MAGNOLIAE CORTEX

生薬和名

厚朴

基原植物

Magnolia obovata Thunb.(ホウノキ(ホオノキ)) 植物詳細

植物名

ホウノキ(ホオノキ)

ラテン名

Magnolia obovata Thunb.

科名

Magnoliaceae

和科名

モクレン科

一般名

ホウノキ (朴ノ木、ホオノキ)

一般英名

Japanese umbrella tree

品種等

分類

木本植物

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/WHOLE_PHOTO_DATA/WHOLE_PHOTO_FILE/thumbnail/88.jpg

落葉高木.枝は太く,帯紫色で毛が無く,芽は無毛.葉は倒卵形またはくさび状倒卵形,長さ2040cm,幅1325cm,円頭で低く広い突端をなし,基部は鈍形または狭い円形,上面は無毛,下面は粉白色で軟毛がある.柄は上部に多少毛があるか,無毛で長さ23cm

形態的特徴

生態的特徴

中国東北部,日本では北海道,本州,四国,九州の山野に広く分布する.

生育特性 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

寒さの区分

IIIV

日照条件

IIII

暖かさの区分

55140

土壌分類

IIII

土壌適正

排水良好で保水のよい場所に適する.

遮光

不要

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/saibai_kubun.jpg

写真ライブラリー

写真ライブラリー写真ライブラリー(Magnolia obovata Thunb.(ホウノキ(ホオノキ)))

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/PLANT_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/1192.jpg

094-1-1F.jpg

種子

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/PLANT_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/1193.jpg

094-3-1K.jpg

ホウノキ葉

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/PLANT_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/1194.jpg

094-8-1.jpg

生薬

和産(栃本天海堂)

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/PLANT_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/1195.jpg

094-9-1K.jpg

ホウノキ幹1

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/PLANT_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/1196.jpg

094-5-1TS.jpg

奈良県十津川村

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/PLANT_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/1197.jpg

094-2-1AH.jpg

萌芽期

北海道研究部築山

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/PLANT_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/1198.jpg

094-9-1AH.jpg

樹皮

北海道研究部築山

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/PLANT_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/1199.jpg

094-3-1AH.jpg

北海道研究部築山

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/PLANT_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/1200.jpg

094-4-1AH.jpg

生育期

北海道研究部築山

文献情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-021.gif

生薬名

コウボク

組織培養物及び効率的増殖法

Magnolia_obovata-Ref-1 , 組織培養物及び効率的増殖法_文献

植物名

ホウノキ(ホオノキ)

ラテン名

Magnolia obovata Thunb.

文献コード

Magnolia_obovata-Ref-1

出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年)

Kim YW et al., Plant Biotechnol Rep 1:237242 (2007)

要約(和訳)

ホオノキの未熟種子を用いた体細胞胚形成による植物体形成について検討した.種子の採取日は,胚細胞の誘導に重要であるようであった.最適な収集日は開花3-4週後だった.エンブリオジェニック細胞は増殖し,体細胞胚を形成し,その後に最適化された培養条件下で正常な植物体となった.エンブリオジェニックカルスからの体細胞胚の形成は,グルコース培地よりもショ糖培地で良好であった.ショ糖の最適濃度は,3%と考えられた.体細胞胚の約25%は,ジベレリン酸(GA3)を含む1/2MS培地で正常な植物体となった.体細胞胚の発芽時には,発芽中の体細胞胚の胚軸下部や根端部分に二次胚が頻繁に観察された.人工土壌中で生存した約85%の再生苗は,育苗庫で正常に成長した.

目的

未熟種子を用いた体細胞胚形成による植物体形成について検討

材料(品種,系統,産地,由来)

ソウル大学で育成の3本の樹

外植片

開花後3-7週間、10日間隔で果実を採取し、70%メタノールで30秒間、2%次アンチホルミン液で10分間殺菌し、滅菌水で4回洗浄。種子から無菌的に縦に切り、半固形のカルス誘導培地に置床し、25℃、暗黒条件で培養。

初期培養

開花1117日後の種子のみ2,4-D 1mg/L添加のMS培地でエンブリオジェニックカルスが形成した。

シュート増殖

不定胚からの植物体再生は、1/2MS+1mg/L GA3で認められた。

発根

記述なし

馴化条件

植物体は、ピートモス:バーミキュライト:パーライト=111が入ったプラスチック箱に移植し、温室で栽培した。

鉢上げ・定植

記述なし

栽培条件

記述なし

再生植物体の形質

順化後4年間は、形態的変異なし

分析した成分

成分の抽出法

分析法

備考

 Magnolia_obovata-Ref-2

植物名

ホウノキ(ホオノキ)

ラテン名

Magnolia obovata Thunb.

文献コード

Magnolia_obovata-Ref-2

出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年)

Park, IS, et al., Journal of Wood Science 58: 64-68 (2012)

要約(和訳)

医学的に重要なMagnolia obovataの成熟種子から誘導した体細胞胚形成経由での植物体再生法を開発した。最初に、0,1,5,10μMGA3を含むMS培地またはB5培地で半分割した成熟種子を1か月培養し、その後残り半分割種子をGA3を含まない1/2MSまたはB5培地に移した。GA3を含まない培地に移してから1ヶ月後に、胚様体塊(PEM)が観察された。MS培地+1μM GA3の初期培養後のPEMの形成頻度は28%で、他の試験区よりも高かった。 PEMから形成された体細胞胚を、成熟のために1/2MS培地またはB5培地で培養し、その後、発芽のために新しい培地に移した。正常な葉と根を伴う発芽は80%以上であった。体細胞胚由来の小植物体は順化のため土に移したところ、生育を続けた。

目的

本研究の主な目的は、胚様体塊(PEM)の形成およびM. obovataの成熟種子からの完全な小植物体の再生を誘導することである。

材料(品種,系統,産地,由来)

成熟種子は、2007816日、東京都府中市の東京農工大学にある約60年生のM. obovataの樹から収集した

外植片

種子は、70%エタノール中に2分間浸漬後、 数滴のTween 20を含む6%次亜塩素酸ナトリウムの溶液に30分間浸漬し、 滅菌蒸留水中に10分間浸漬(合計5回繰り返す)。次に、 0.01M HCl3分間浸漬; 滅菌蒸留水中に5分間浸漬した(合計3回繰り返す)

初期培養

M.obovataの成熟半数体からのPEMの誘導には、MS基礎に1μM GA3の添加が適していた。

シュート増殖

PEMからの体細胞胚の誘導のため、半強度のMS基本培地またはB5基礎培地+ 30g / Lスクロースおよび3g / Lゲランガムで、毎月培地更新して25℃で暗黒条件で培養した

発根

馴化条件

小植物体は、4ヶ月間培養した後、鉢上げのための土壌(ピートモス、バーミキュライト、パーライト; v / v111)に移した。

鉢上げ・定植

記載なし

栽培条件

記載なし

再生植物体の形質

分析した成分

成分の抽出法

分析法

備考

植物体栽培及び植物の効率的生産法

さく葉標本情報

トランスクリプトーム・ゲノミクス情報

稀少植物情報

保有資源情報

導入年

保有研究部

導入番号


Kim, Y.-K. et al., Cytotoxic components from stem bark of Magnolia obovata. Planta Medica (1999), 65(3), 291-292.
Fukuyama, Y. et al., Structure of magnolianin, a novel trilignan possessing potent 5-lipoxygenase inhibitory activity. Tetrahedron Letters (1993), 34(6), 1051-4.
Fukuyama, Y. et al., Neurotrophic sesquiterpene-neolignans from Magnolia obovata: structure and neurotrophic activity. Tetrahedron (1992), 48(3), 377-92.
Fukuyama, Y. et al., Structure of clovanemagnolol, a novel neurotrophic sesquiterpene-neolignan from Magnolia obovata. Tetrahedron Letters (1990), 31(31), 4477-80.
Fukuyama, Y. et al., Structures of eudesmagnolol and eudeshonokiol, novel sesquiterpene-neolignans isolated from Magnolia obovata. Chemistry Letters (1990), (2), 295-6.
Hasegawa, T. et al., Structures of magnolosides B and C. Novel phenylpropanoid glycosides with allopyranose as core the sugar unit. Chemical & Pharmaceutical Bulletin (1988), 36(3), 1245-8.
Hasegawa, T. et al., Isolation and structure of magnoloside A, a new phenylpropanoid glycoside from Magnolia obovata Thunb. Chemistry Letters (1988), (1), 163-6.
Ito, K. et al., Obovatol and obovatal, novel biphenyl ether lignans from the leaves of Magnolia obovata Thunb. Chemical & Pharmaceutical Bulletin (1982), 30(9), 3347-53.
Fujita, M. et al., Components of Magnolia obovata. III. Occurrence of magnolol (5,5'-diallyl-2,2'-dihydroxybiphenyl) and honokiol in M. obovata and other allied plants. Yakugaku Zasshi (1973), 93(4), 429-34.
Fujita, M. et al., Components of Magnolia obovata. II. Components of the methanol extract of the bark. Yakugaku Zasshi (1973), 93(4), 422-8.
Fujita, M. et al., Components of Magnolia obovata. I. Components of the essential oil of the bark. Yakugaku Zasshi (1973), 93(4), 415-21.
Fujita, M. et al., Honokiol, a new phenolic compound isolated from the bark of Magnolia obovata. Chemical & Pharmaceutical Bulletin (1972), 20(1), 212-13.

生薬名

コウボク

組織培養物及び効率的増殖法

Magnolia_obovata-Ref-1 , Magnolia_obovata-Ref-2

植物体栽培及び植物の効率的生産法

さく葉標本情報

トランスクリプトーム・ゲノミクス情報

稀少植物情報

保有資源情報

導入年

保有研究部

導入番号

部位

樹皮

局方収載

食薬区分

専ら医薬品

生薬成分

イソキノリンアルカロイド:magnocurarine, magnoflorine, anonaine, michelarbine, liriodenine リグナン:magnolol, honokiol など    モノテルペノイド:β-pinene, camphene, limonene など セスキテルペノイド:β-eudesmol, caryopyllene epoxide, cryptomerdiol など   その他:salicifoline

成分(化合物)

Honokiol(ホノキオール) 化合物情報詳細

名称

Honokiol(ホノキオール)

別名

構造

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/COMPOUND_DATA/STRUCTURE_IMAGE_FILE/thumbnail/35.pngHonokiol.mol

分子式

C18H18O2

分子量

266.34

IUPAC

CAS

564-73-8

Other DB

CHEBI

CHEMPDB

KEGG

C10630

NIKKAJI

J16.963C

PUBCHEM

CID:72303

文献情報

NMR情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

Type

マシン名

1H-NMR

日本電子 ECS400

(LC/GC)MS情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

この化合物を含有する生薬名

コウボク(MAGNOLIAE CORTEX)

 

, Magnolol(マグノロール)化合物情報詳細

名称

Magnolol(マグノロール)

別名

構造

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/COMPOUND_DATA/STRUCTURE_IMAGE_FILE/thumbnail/41.pngMagnolol.mol

分子式

C18H18O2

分子量

266.33

IUPAC

CAS

528-43-8

Other DB

CHEBI

CHEMPDB

KEGG

C10651

NIKKAJI

J277.749E

PUBCHEM

SID:12834

文献情報

NMR情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

Type

マシン名

1H-NMR

日本電子 ECS400

(LC/GC)MS情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

この化合物を含有する生薬名

コウボク(MAGNOLIAE CORTEX)

性状

板状又は半管状の皮片で,厚さ 2 7 mmである.外面は灰白色〜灰褐色を呈し,粗雑であるが,ときにコルク層が剥離され赤褐色を呈することもある.内面は淡褐色〜暗紫褐色,折面は極めて繊維性で淡赤褐色〜紫褐色を呈する.弱いにおいがあり,味は苦い.

用途

健胃,鎮静,鎮痛薬

調製法

エキス収率

文献情報

処方

胃苓湯,藿香正気散,加味平胃散,桂枝加厚朴杏仁湯,香砂平胃散,香砂養胃湯,厚朴生姜半夏人参甘草湯,五積散,柴朴湯,実脾飲,潤腸湯,小承気湯,椒梅湯,神秘湯,蘇子降気湯,丁香柿蒂湯,通導散,当帰湯,半夏厚朴湯,不換金正気散,茯苓飲合半夏厚朴湯,分消湯,平胃散,補気建中湯,麻子仁丸

モデル試料  50モデル試料一覧

フォームの始まり

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No.

管理番号

生薬名

生薬ラテン名

産地

形態

1

NIB-0248

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本

原形

2

NIB-0460

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本岐阜県

3

NIB-0407

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本長野県

荒切

4

NIB-0408

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本新潟県

原形

5

NIB-0269

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本兵庫県

刻み

6

NIB-0639

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本

刻み

7

NIB-0676

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本岐阜県

8

NIB-0678

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本徳島県

短冊

9

NIB-0679

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本島根県

10

NIB-0685

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本岐阜県

11

NIB-0687

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本徳島県

短冊

12

NIB-0688

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本新潟県

13

NIB-0689

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本岐阜県

14

NIB-0690

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本新潟県

15

NIB-0692

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本新潟県

16

NIB-0693

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本徳島県

短冊

17

NIB-0698

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本岐阜県

18

NIB-0705

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本岐阜県

19

NIB-0708

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本秋田県

20

NIB-0680

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本兵庫県

21

NIB-0681

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本徳島県

22

NIB-0683

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本徳島県

23

NIB-0686

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本徳島県

24

NIB-0691

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本岐阜県

25

NIB-0677

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

中国浙江省

26

NIB-0682

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

中国浙江省

丸切

27

NIB-0684

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

中国浙江省

丸切

28

NIB-0694

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

中国浙江省

29

NIB-0695

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

中国浙江省

30

NIB-0696

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

中国浙江省

31

NIB-0697

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

中国浙江省

32

NIB-0699

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

中国浙江省

33

NIB-0700

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

中国浙江省

34

NIB-0701

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

中国浙江省

35

NIB-0702

ウボク

MAGNOLIAE CORTEX

中国浙江省

36

NIB-0703

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

中国四川省

37

NIB-0704

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

中国湖北省

38

NIB-0706

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

福建省

39

NIB-0707

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

中国浙江省

40

NIB-0709

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

中国浙江省

41

NIB-0710

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

福建省

42

NIB-0711

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

福建省

43

NIB-0712

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

福建省

44

NIB-0713

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

福建省

45

NIB-0714

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

福建省

46

NIB-0715

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

福建省

47

NIB-0716

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

福建省

48

NIB-0717

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

中国広東省

49

NIB-0675

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

中国浙江省

丸切

50

NIB-0753

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

日本

原形

チェックしたモデル試料のカテゴリ横断データを表示モデル試料詳細

管理番号

NIB-0753

生薬名称

コウボク

写真

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/MODL_SMP_COM_T/FLM_GAIKEI_FILE/thumbnail/752.jpg サムネイルを保存する   オリジナル画像(21237 KByte)

鑑別情報

形態

原形

産地

日本

初期導入量(g)

1000

情報

等級等

導入年月日

2012-02-27

入手年

NMR情報  

LC(GC)MS情報  2

HPLC情報

TLC情報

参考情報

成分パターン比較(産地・基原によるバラエティ比較)  

官能データ

内部形態情報

遺伝子情報

生物活性情報

Amyloid beta cell death 生物活性情報

試験名

Amyloid beta cell death

研究領域

脳・神経系

試験レベル

Cell-based

プロトコール

ddYマウス胎生14日齢胎児脳より大脳皮質を摘出し分散培養した。培養1日後、10uM Amyloid-beta(25-35)と試験エキスを同時投与し、48時間後の生細胞数をCellTiter-Glo 試薬 (Promega #G7571)にて測定した。

結果タイプ

コントロール細胞の生存を100%Amyloid beta(25-35)処置による細胞生存を0%とし,試験薬物による変化を%で示し細胞死阻害活性とした。(正数値が大きいほど細胞死阻害活性が高い)

PubMed ID

備考

活性試験結果情報

% inhibition 生物活性試験結果情報

測定データ種別

% inhibition

動物種

マウス

濃度単位

mg/ml

備考

活性試験結果

No.

モデル試料

生薬

濃度

試験結果

判定

活性情報ファイル

備考

1

NIB-0248

コウボク

0.01

18.1508639502705

2

NIB-0269

コウボク

0.01

3.47311852135418

3

NIB-0407

コウボク

0.01

7.07928873449312

4

NIB-0408

コウボク

0.01

-1.73771116461688

5

NIB-0460

コウボク

0.01

1.09776238415098

6

NIB-0639

コウボク

0.01

18.9905782263763

7

NIB-0675

コウボク

0.01

37.021429292071

8

NIB-0676

コウボク

0.01

-10.4224273079021

9

NIB-0677

コウボク

0.01

-14.5174722708287

10

NIB-0678

コウボク

0.01

-18.1293939516121

11

NIB-0679

コウボク

0.01

2.93248056276551

12

NIB-0680

コウボク

0.01

-9.2261220378337

13

NIB-0681

コウボク

0.01

-3.76222777550197

14

NIB-0682

コウボク

0.01

-32.1744779396269

15

NIB-0683

コウボク

0.01

22.9073276923215

16

NIB-0684

コウボク

0.01

-38.2192704340593

17

NIB-0685

コウボク

0.01

-4.07855849595275

18

NIB-0686

コウボク

0.01

-15.1328793087966

19

NIB-0687

コウボク

0.01

-18.6700319102008

20

NIB-0688

コウボク

0.01

-20.0963958860516

21

NIB-0689

コウボク

0.01

12.0140479735254

22

NIB-0690

コウボク

0.01

52.3605935001118

23

NIB-0691

コウボク

0.01

4.75569580609098

24

NIB-0692

コウボク

0.01

11.6632084472072

25

NIB-0693

コウボク

0.01

-22.8168400819283

26

NIB-0694

コウボク

0.01

-52.879761460042

27

NIB-0695

コウボク

0.01

-31.6165855781047

28

NIB-0696

コウボク

0.01

-40.1057518214748

29

NIB-0697

コウボク

0.01

-50.5274111934171

30

NIB-0698

コウボク

0.01

-27.4467715357989

31

NIB-0699

コウボク

0.01

-39.2842900370777

32

NIB-0700

コウボク

0.01

-50.4803586836362

33

NIB-0701

コウボク

0.01

-91.1862054616667

34

NIB-0702

コウボク

0.01

-60.6960360301457

35

NIB-0705

コウボク

0.01

-74.6470042298415

36

NIB-0706

コウボク

0.01

-106.901878001451

37

NIB-0708

コウボク

0.01

3.30390803704674

38

NIB-0711

コウボク

0.01

-59.1176060370668

39

NIB-0753

コウボク

0.01

-10.4705897286404

フォームの終わり

遺伝子情報  

日本薬局方情報

定量法 定量法詳細

生薬名

コウボク

試験名称

定量法

分析条件

本品の粉末約0.5gを精密に量り,薄めたメタノール(710)40mLを加え,還流冷却器を付けて水浴上で20分間加熱し,冷後,ろ過する.残留物は,薄めたメタノール(710)40mLを加え,同様に操作する.全ろ液を合わせ,薄めたメタノール(710)を加えて正確に100mLとし,試料溶液とする.別に定量用マグノロールをデシケーター(シリカゲル)1時間以上乾燥し,その約10mgを精密に量り,薄めたメタノール(710)に溶かして正確に100mLとし,標準溶液とする.試料溶液及び標準溶液10μLずつを正確にとり,次の条件で液体クロマトグラフィー〈2.01〉により試験を行う.それぞれの液のマグノロールのピーク面積AT及びASを測定する.
マグノロールの量(mg)MS × ATAS
MS
:定量用マグノロールの秤取量(mg)
試験条件
検出器:紫外吸光光度計(測定波長:289nm)
カラム:内径46mm,長さ1525cmのステンレス管に510μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲルを充てんする.
カラム温度:20℃付近の一定温度
移動相:水/アセトニトリル/酢酸(100)混液(50501)
流量:マグノロールの保持時間が約14分になるように調整する.
システム適合性
システムの性能:定量用マグノロール及びホノキオール1mgずつを薄めたメタノール(710)に溶かして10mLとする.この液10μLにつき,上記の条件で操作するとき,ホノキオール,マグノロールの順に溶出し,その分離度は5以上である.
システムの再現性:標準溶液10μLにつき,上記の条件で試験を6回繰り返すとき,マグノロールのピーク面積の相対標準偏差は1.5%以下である.

備考

確認試験法

確認試験法(TLC) 各種試験法詳細

生薬名

コウボク

試験名称

確認試験法(TLC)

分析条件

本品の粉末1.0gにメタノール10mLを加え,10分間振り混ぜた後,遠心分離し,上澄液を試料溶液とする.この液につき,薄層クロマトグラフィー〈2.03〉により試験を行う.試料溶液20μLを薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを用いて調製した薄層板にスポットする.次に1-ブタノール/水/酢酸(100)混液(421)を展開溶媒として約10cm展開した後,薄層板を風乾する.これにドラーゲンドルフ試液を均等に噴霧するとき,Rf0.3付近に黄色のスポットを認める.

備考

乾燥減量

灰分 各種試験法詳細

生薬名

コウボク

試験名称

灰分

分析条件

灰分〈5.01〉 6.0%以下.

備考

酸不溶性灰分

エキス含量 各種試験法詳細

生薬名

コウボク

試験名称

エキス含量

分析条件

エキス含量〈5.01〉 希エタノールエキス 11.0%以上.

備考

精油含量

純度試験

その他

NMR情報  2

漢方処方情報

柴朴湯 , 漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

柴朴湯

処方よみがな

さいぼくとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

サイコ 7   ハンゲ 5-8   ショウキョウ 1-2(ヒネショウガを使用する場合3-4   オウゴン 3   タイソウ 3   ニンジン 3   カンゾウ 2   ブクリョウ 4-5   コウボク 3   ソヨウ 2-3

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

サイコ , ハンゲ , ショウキョウ , オウゴン , タイソウ , ニンジン , カンゾウ , クリョウ , コウボク , ソヨウ

副作用情報

間質性肺炎 , 副作用情報

処方名(漢字)

柴朴湯

処方の由来

不明

副作用の概要

間質性肺炎

文献情報

医薬品・医療機器等安全性情報 No.146

PIE症候群 , 副作用情報

処方名(漢字)

柴朴湯

処方の由来

不明

副作用の概要

PIE症候群

文献情報

宗田良, 高橋清, 多田慎也, 岡本章一,片木幸恵, 柴朴湯(TJ‐96)によりPIE症候群を併発した気管支ぜん息の1例 リンパ球由来の好酸球遊走活性の検討を含めて, 日本胸部疾患学会雑誌, 30 (4) 662-667, 1992

間質性肺炎 , 副作用情報

処方名(漢字)

柴朴湯

処方の由来

不明

副作用の概要

間質性肺炎

文献情報

手丸理恵, 山下直宏,松井祥子, 柴朴湯による薬剤性肺臓炎の1症例, 日本胸部疾患学会雑誌, 32 (5) 485-490, 1994

間質性肺炎 , 副作用情報

処方名(漢字)

柴朴湯

処方の由来

不明

副作用の概要

間質性肺炎

文献情報

桂秀樹, 橋本幾太,平良真奈子, 柴朴湯による薬剤性肺炎の1, 日本胸部疾患学会雑誌, 34 (11) 1239-1243, 1996

 間質性肺炎 , 副作用情報

処方名(漢字)

柴朴湯

処方の由来

不明

副作用の概要

間質性肺炎

文献情報

田ノ上雅彦, 石川陽欧子, 齋藤まゆ子, 野口智加, 堀田浩一, 河崎勉,前田外喜男, 柴朴湯による薬剤誘起性肺炎の2, 神奈川医学会雑誌, 35 (1) 13-16, 2008

間質性肺炎 , 副作用情報

処方名(漢字)

柴朴湯

処方の由来

不明

副作用の概要

間質性肺炎

文献情報

藤井毅, 中山聖子, 濱辺定徳, 田中俊郎,持永信夫, 柴朴湯による薬剤性肺炎の1, 日本胸部臨床, 58 (1) 39-44, 1999

膀胱炎 , 副作用情報

処方名(漢字)

柴朴湯

処方の由来

不明

副作用の概要

膀胱炎

文献情報

吉井英樹, 村野一郎,蔵重秀樹, 柴朴湯によると思われるアレルギー性膀胱炎の2, 小児科, 38 (1) 87-89, 1997

膀胱炎 副作用情報

処方名(漢字)

柴朴湯

処方の由来

不明

副作用の概要

膀胱炎

文献情報

菅谷泰宏, 橋本紳一,村木淳郎, 柴朴湯が原因と思われた難治性膀胱炎, 臨床泌尿器科, 51 (9) 645-648, 1997

Kampo CONSORT Statement

 

半夏厚朴湯 , 漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

半夏厚朴湯

処方よみがな

はんげこうぼくとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

ハンゲ 6-8   ブクリョウ 5   コウボク 3   ソヨウ 2-3   ショウキョウ 1-2(ヒネショウガを使用する場合2-4

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

ハンゲ , ブクリョウ , コウボク , ソヨウ , ショウキョウ

副作用情報

特発性腸間膜静脈硬化症 副作用情報

処方名(漢字)

半夏厚朴湯

処方の由来

不明

副作用の概要

特発性腸間膜静脈硬化症

文献情報

小寺隆元, 上尾哲也, 石田哲也, 永松秀康, 高橋健, 占部正喜, 成田竜一, 向井亮, 米増博俊,若杉健三, 漢方薬が関与したと考えられる若年女性発症の特発性腸間膜静脈硬化症の1, Gastroenterological Endoscopy, 54 (3) 455-459, 2012

Kampo CONSORT Statement

 麻子仁 漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

麻子仁丸

処方よみがな

ましにんがん

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

マシニン 4-5   シャクヤク 2   キジツ 2   コウボク 2-2.5   ダイオウ 3.5-4   キョウニン 2-2.5 (カンゾウ1.5を加えても可)

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

マシニン , シャクヤク , キジツ , コウボク , ダイオウ , キョウニン

副作用情報

Kampo CONSORT Statement

生物活性情報

Amyloid beta cell death

NMR情報一覧

フォームの始まり

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No.

NMR TYPE

マシン名

生薬名

生薬ラテン名

モデル試料

化合物名

1

1H-NMR

日本電子 ECS400

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

Honokiol(ホノキオール)

2

1H-NMR

日本電子 ECS400

コウボク

MAGNOLIAE CORTEX

Magnolol(マグノロール)

NMR情報詳細

生薬名

コウボク

モデル試料

NMR TYPE

1H-NMR

マシン名

日本電子 ECS400

磁場(MHz)

399.7822

溶媒

CD3OD

測定温度()

25

積算回数()

8

試料量

45mg

スペクトル

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/NMR_DATA/SPECTRUM_FILE/thumbnail/54.JPG

JCAMPファイル

Honokiol.jdx  (viewer *for windows)

FIDファイル

Honokiol.jdf

帰属情報

化合物名

Honokiol(ホノキオール)

備考

溶媒量:0.65mL 和光純薬提供

NMR情報詳細

生薬名

コウボク

モデル試料

NMR TYPE

1H-NMR

マシン名

日本電子 ECS400

磁場(MHz)

399.7822

溶媒

CD2Cl2

測定温度()

25

積算回数()

8

試料量

45mg

スペクトル

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/NMR_DATA/SPECTRUM_FILE/thumbnail/55.JPG

JCAMPファイル

Magnolol.jdx  (viewer *for windows)

FIDファイル

Magnolol.jdf

帰属情報

化合物名

Magnolol(マグノロール)

備考

溶媒量:0.65mL 和光純薬提供