生薬名
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カロコン
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生薬英名
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Trichosanthes Seed
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生薬ラテン名
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TRICHOSANTHIS
SEMEN
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生薬和名
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カ楼根
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基原植物
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Trichosanthes bracteata (Lam.) Voigt(オオカラスウリ)
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部位
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皮層を除いた根
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局方収載
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局
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食薬区分
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専ら医薬品(果実・種子は非医)
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生薬成分
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デンプン. トリテルペノイド:trichosantic
acid. アミノ酸:citrullin
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成分(化合物)
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性状
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不整の円柱形を呈し,長さ5~10cm,径3~5cm,しばしば縦割りされている.外面は淡黄白色で,不規則な維管束の走行が帯黄褐色に認められる.折面はやや繊維質で淡黄色である.横切面をルーペ視するとき,幅の広い放射組織及び帯褐黄色の道管によるはん点又は小孔を認める.においがなく,味はわずかに苦い.
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用途
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止渇,解熱,去痰,催乳,利尿
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調製法
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肥大している根を,冬季の生育が停止している期間に収穫する.収穫後水洗し,剥皮し,速やかに陽乾する.
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エキス収率
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文献情報
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処方
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210処方では柴胡桂枝乾薑湯,柴胡清肝散. その他の処方では栝楼瞿麦丸,栝楼牡蠣湯,柴胡薑桂湯,柴胡去半夏加栝楼湯,柴胡疎肝湯,散腫潰堅湯,麦門冬飲子,牡蠣沢瀉散.
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モデル試料
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遺伝子情報
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日本薬局方情報
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定量法
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確認試験法
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確認試験法(TLC)
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乾燥減量
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灰分
各種試験法詳細
生薬名
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カロコン
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試験名称
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灰分
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分析条件
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灰分〈5.01〉 4.0%以下.
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備考
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酸不溶性灰分
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エキス含量
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精油含量
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純度試験
各種試験法詳細
生薬名
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カロコン
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試験名称
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純度試験
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分析条件
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(1) 重金属〈1.07〉 本品の粉末3.0gをとり,第3法により操作し,試験を行う.比較液には鉛標準液3.0mLを加える(10ppm以下).
(2) ヒ素〈1.11〉 本品の粉末0.40gをとり,第4法により検液を調製し,試験を行う(5ppm以下).
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備考
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その他
各種試験法詳細
生薬名
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カロコン
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試験名称
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その他
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分析条件
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<参考情報>
調製方法:粉末2.0 g→メタノール5 mL,10分間振り混ぜ
展開溶媒:ヘキサン/酢酸エチル/酢酸(100)混液(20:10:1)
塗 布 量 :10 μL
検出方法:希硫酸噴霧,105℃10分間加熱後,紫外線(主波長365 nm)照射
(参 考) 展開後, 紫外線(主波長254 nm)照射
標準品:α-スピナステロール(1 mg→メタノール1 mL,0.5 μL塗布)
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備考
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TLC条件の検討 及び Merck社製とWako社製TLC plateの比較
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画像データ
画像
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備考
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Merck
社製 TLC plate(7cm展開) 展開時間:8分 紫外線(主波長254 nm)照射 標準品:α-スピナステロール ① 中国・河南(2014年8月入手) ② 中国・河南(2013年6月入手) ③ 中国・河南(2012年11月入手) ④ 中国・河南(2011年10月入手) ⑤ 中国・河南(2006年8月入手) ⑥ 中国・河北(2014年7月入手) ⑦ 中国・河北(2011年5月入手) ⑧ 中国・河北(2011年4月入手) ⑨ 中国・河北(2006年5月入手) (参考) カロニン
⑩ 中国(2014年5月入手) ⑪ 中国(2014年1月入手) ⑫ 中国(2011年1月入手) (参考) カロジツ
⑬ 中国(2014年4月入手)
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画像
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備考
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Merck
社製 TLC plate(7cm展開) Rf値:0.36 展開時間:8分 紫外線(主波長365 nm)照射 標準品:α-スピナステロール ① 中国・河南(2014年8月入手) ② 中国・河南(2013年6月入手) ③ 中国・河南(2012年11月入手) ④ 中国・河南(2011年10月入手) ⑤ 中国・河南(2006年8月入手) ⑥ 中国・河北(2014年7月入手) ⑦ 中国・河北(2011年5月入手) ⑧ 中国・河北(2011年4月入手) ⑨ 中国・河北(2006年5月入手) (参考) カロニン ⑩ 中国(2014年5月入手) ⑪ 中国(2014年1月入手)
⑫ 中国(2011年1月入手) (参考) カロジツ ⑬ 中国(2014年4月入手)
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画像
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備考
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Wako
社製 TLC plate(7cm展開) 展開時間:8分 紫外線(主波長254 nm)照射 標準品:α-スピナステロール ① 中国・河南(2014年8月入手) ② 中国・河南(2013年6月入手) ③ 中国・河南(2012年11月入手) ④ 中国・河南(2011年10月入手) ⑤ 中国・河南(2006年8月入手) ⑥ 中国・河北(2014年7月入手) ⑦ 中国・河北(2011年5月入手) ⑧ 中国・河北(2011年4月入手) ⑨ 中国・河北(2006年5月入手) (参考) カロニン
⑩ 中国(2014年5月入手) ⑪ 中国(2014年1月入手) ⑫ 中国(2011年1月入手) (参考) カロジツ
⑬ 中国(2014年4月入手)
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画像
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備考
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Wako
社製 TLC plate(7cm展開) Rf値:0.33 展開時間:8分 紫外線(主波長365 nm)照射 標準品:α-スピナステロール ① 中国・河南(2014年8月入手) ② 中国・河南(2013年6月入手) ③ 中国・河南(2012年11月入手) ④ 中国・河南(2011年10月入手) ⑤ 中国・河南(2006年8月入手) ⑥ 中国・河北(2014年7月入手) ⑦ 中国・河北(2011年5月入手) ⑧ 中国・河北(2011年4月入手) ⑨ 中国・河北(2006年5月入手) (参考) カロニン ⑩ 中国(2014年5月入手) ⑪ 中国(2014年1月入手)
⑫ 中国(2011年1月入手) (参考) カロジツ ⑬ 中国(2014年4月入手)
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NMR情報
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漢方処方情報
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生物活性情報
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植物名
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オオカラスウリ
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ラテン名
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Trichosanthes bracteata (Lam.) Voigt
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科名
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Cucurbitaceae
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和科名
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ウリ科
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一般名
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カロコン
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一般英名
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品種等
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本種の他キカラスウリ
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分類
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夏緑性多年性草本
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画像
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巻きひげを有するつる性で雌雄異株の夏緑性の多年草.根は太くて長い.葉は互生し,心形または腎心形で掌状に5~7に中~深裂し,上面は初期には短剛毛が密にある.葉と対をなす巻きひげがあり,2~3分岐する.花は脇生し,雌花は単生,雄花は総状花序で長さ約30cm.果実は球形または楕円形の液果で長さ約7cmで,未熟果には緑色の地に緑白色の模様があり,後に朱赤色に熟し,内部には暗灰緑色の汁液がある.種子は汚白色をし,長楕円形で12~14cm,幅5.5~6.5cm.
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形態的特徴
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生態的特徴
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日本(四国,九州本土~琉球),中国南部,台湾,東南アジアの林野に分布.花期は盛夏~秋,夜開性で翌日の昼頃まで開花している.
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生育特性
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寒さの区分
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Ⅳ~Ⅵ
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日照条件
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Ⅲ~Ⅴ
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暖かさの区分
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120以上
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土壌分類
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Ⅲ,Ⅳ
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土壌適正
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排水・保水の良い場所に適する.壌土~埴土に適する.肥沃地に適する.
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遮光
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不要
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画像
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写真ライブラリー
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写真ライブラリー写真ライブラリー(Trichosanthes bracteata (Lam.)
Voigt(オオカラスウリ))
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015-03 オオカラスウリ葉・未熟果97.7.30種子島
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オオカラスウリ(右)・キ(左)種子:
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オオカラスウリ出芽(2年生)
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オオカラスウリ発芽
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生育期
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雌花
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雄花
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果実
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収穫物
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生薬
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文献情報
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Lakshminarayana, G. et al., Occurrence of punicic acid in Trichosanthes
bracteata and Trichosanthes nervifolia seed oils. J. Am. Oil Chem. Soc.
(1988), 65(3), 347-8.
Mohamed, P. A., Isolation of trichotetrol. New tetrahydroxypentacyclic
triterpene from Trichosanthes bracteata (Cucurbitaceae) synonym of T.
palmata. Current Science (1974), 43(4), 116.
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生薬名
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カロコン
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組織培養物及び効率的増殖法
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植物体栽培及び植物の効率的生産法
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栽培情報
植物体栽培及び植物の効率的生産法
植物名
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オオカラスウリ
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ラテン名
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Trichosanthes bracteata (Lam.) Voigt
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種苗および品種
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栽培品種・系統はなく、野生種が栽培されている。
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繁殖
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種子を用いる。
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栽培適性
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日本では四国、九州、琉球に自生がみられるように、温暖な地域に適するが、富山での栽培事例もある。巻きひげで支持するため、風の影響の少ない場所を選定する。
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播種,定植および育苗
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播種 春播き:果実から採種した種子を洗浄し、春まで暗所に保存し、播種する。発芽は高温条件下(約30°C)で良好である。このような発芽特性から、ビ二-ルハウス内で播種し、発芽したものは早期にポリポットに移植する。播種量は、1 ㎡当たり、1,500~2,000粒である。
秋播き:果実から採種した種子を洗浄し、育苗圃に取り播きする。冬期は地上部は枯死するが、翌春までそのまま管理する。遅く播種した場合、発芽は翌春となり、春播きと同様の管理を行う。
定植 春播き:ポット苗が数10 cm の時、根を傷めないように本圃に定植する。 秋播き:出芽前に掘り起こし、本圃に定植する。春、発芽したものは、春播きと同様の管理を行う.
いずれの場合も、定植時に支柱とネットを設置し、植物の支持が容易になるようにする。栽植密度は株間40~50 cm,、条間90 cm を標準とする。
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肥料
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管理
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夏期に乾燥を防止するため、敷き藁などのマルチングを行う。つるの生育が旺盛なため、早めに誘引をする。
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病害虫駆除
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線虫の被害による、根の伸長肥大の抑制や腐敗が生じ、欠株となることがある。ウリハムシなどの仲間による新芽や葉の食害を受けることがある。
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収穫・調製
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冬期地上部が枯死し、生育が停止している期間中に、春播きで2年生、秋播きで3年生以上の肥大している根を収穫する。収穫後水洗し、剥皮する。剥皮後、天日乾燥するが、褐変、かびの発生を防止するため、短期間で仕上がるようにする。このため、天候不良時には強制温風乾燥(約50°C)が好ましい。
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収量
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春播き栽培の2年生で、10 a当たり約250 kg (乾燥根重)である。
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参考情報(生物活性)
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参考情報(生物活性)ファイル
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特性分類表
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栽培暦
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栽培方法関連データ
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栽培方法関連写真データ
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種子発芽情報データ
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備考
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備考ファイル
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さく葉標本情報
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トランスクリプトーム・ゲノミクス情報
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稀少植物情報
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保有資源情報
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導入年
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保有研究部
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導入番号
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1995
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種子島研究部
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0041-95TN
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場内自生種
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種子島研究部
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0000-NGTN
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