生薬詳細

生薬名

カンゾウ

生薬英名

Glycyrrhiza

生薬ラテン名

GLYCYRRHIZAE RADIX

生薬和名

甘草

基原植物

Glycyrrhiza uralensis Fisher(ウラルカンゾウ) ,

植物詳細

植物名

ウラルカンゾウ

ラテン名

Glycyrrhiza uralensis Fisher

科名

Leguminosae

和科名

マメ科

一般名

ウラルカンゾウ

一般英名

Licorice

品種等

分類

多年生草本

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/WHOLE_PHOTO_DATA/WHOLE_PHOTO_FILE/thumbnail/16.jpg

茎はほふく~やや斜上して高さ4070cm.葉は奇数羽状複生し,小葉は917枚,卵形または倒卵形あるいはだ円形,長さ2.55cm,全縁,両面は短毛及び腺点で覆われるが変異が大きい.総状花序は淡紫〜赤紫色の花を密に付ける.さや果は線状長球形,湾曲して鎌形あるいは環状,表面は毛状の腺体で覆われる.

形態的特徴

生態的特徴

中国東北部,華北,西北部,モンゴル,シベリアに自生し,冷涼な乾燥した気候を好み,砂漠植生を示す乾燥地や草原に自生し,土壌はアルカリ性を示すが,栽培すると中性土壌でも良く生育する.ストロン及び種子繁殖株ともに3〜4年目より開花・結実する.

生育特性 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

寒さの区分

IIV

日照条件

I~V

暖かさの区分

130未満

土壌分類

IIII

土壌適正

排水の良い山地,砂地を好む. 砂土〜砂壌土に適する.必ずしも肥沃地でなくとも良い.

遮光

不要

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/saibai_kubun.jpg

写真ライブラリー

写真ライブラリー

写真ライブラリー(Glycyrrhiza uralensis Fisher(ウラルカンゾウ))

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種子

北大系

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種子

種ストロン

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萌芽期

北農試系統 3年生

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発芽期

発芽直後

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発芽期

発芽約1ケ月

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生育期

種子繁殖2年生初夏

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生育期

ストロン繁殖7年株

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生育期

北海道医療大系統

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ストロン繁殖4年株

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016-05 ウラルカンゾウ花88.7.16北海道

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果実

ストロン繁殖7年株

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果実

中国内蒙古産

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収穫物

種子繁殖1年根

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収穫物

種子繁殖2年根

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収穫物

ストロン繁殖5年根

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生薬

モンゴル産,野生

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生薬

カンゾウ 皮去A級・B級 天津 No.475476 06..1.31

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生薬

甘草(西北 甲級・2級) 天津入手 No.348349

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葉、果実

北海道研究部

文献情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

生薬名

カンゾウ

組織培養物及び効率的増殖法

Glycyrrhiza_uralensis-Ref-1 , Glycyrrhiza_uralensis-Ref-2 , Glycyrrhiza_uralensis-Ref-3

植物体栽培及び植物の効率的生産法

栽培情報 植物体栽培及び植物の効率的生産法

植物名

ウラルカンゾウ

ラテン名

Glycyrrhiza uralensis Fisher

種苗および品種

現在,登録品種は無いが,生育が早く多収性でグリチルリチン酸含量が2.5%以上の品種が求められる.

繁殖

繁殖には種子もしくはストロンを用いる.種子繁殖は省力的であるが,遺伝的に固定された品種がない現状では変異が大きく,収量や品質が不安定である.一方,ストロン繁殖では,苗の作成や定植に労力を要するが,無性繁殖であることから収量や品質が比較的安定している.

栽培適性

ウラルカンゾウは中国(東北,華北,西北),モンゴル,ロシア,中央アジア等に,スペインカンゾウはエジプト,スペイン,イタリア,トルコ,イラン,イラク,中央アジア,中国(西北)等に自生している.半乾燥地の貧栄養,アルカリ性,塩類集積土壌に多く自生するが,砂土や火山灰土壌でも良好な生育を示し,生育適応土壌の範囲は広い.主根が地中深く伸長するため,膨軟で通気性・排水性が良好な土壌に適する.また,高温(約50℃)や土壌凍結(深さ80㎝以上)等の環境下でも生育が可能であることから,高いストレス耐性を持つ.一方,4年以上経過した株では発達したストロンが収穫や調製加工作業の障害となる.栽植密度が高くなるほど根がストロンよりも相対的に発達し,合計収量も向上することから,ある程度密植にすること,3年目までに収穫することが望ましい.

播種,定植および育苗

種子繁殖ではプランター等を用いて株間1020cm,畝幅60cm10a当り400500gを播種する.なお,種子は乾燥すると硬実性があるが,家庭用精米機等(胚芽米レベル)で硬実打破処理すると硫酸処理と同等の高い発芽率(80%以上)が簡易に得られる.ストロン繁殖では,2芽以上入るよう1020cmに切断し,深さ5cm,株間2050cm,畝幅60cmで定植する.苗の定植には野菜苗移植機の改良型が用いられる.

肥料

管理

中耕・除草は乗用管理機等で適宜行なう.

病害虫駆除

生育期間中はハダニやアブラムシの発生が認められるが,北海道では顕著な病虫害はない.

収穫・調製

播種またはストロン定植後3年目の落葉時に地上部を刈り取る(牧草収穫機の転用が可能).デガーの改良型等を用いて根とストロンを収穫後,それらを切断・分離し(ゴボウの切断に用いられる連続自動根切機等の転用が可能),高圧水による野菜洗浄機等で収穫物を洗浄する.その後,温風乾燥機等で乾燥する.

収量

実生3年生における10a当りの乾物収量はストロン 300500kg,根 300400kgである.

参考情報(生物活性)

参考情報(生物活性)ファイル

特性分類表 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

表題

カンゾウ特性分類表

画像、ファイル

カンゾウ特性分類表.pdf

備考

栽培暦 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

表題

カンゾウ栽培暦

画像、ファイル

カンゾウ栽培暦.pdf

備考

栽培方法関連データ http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

表題

カンゾウの無機成分吸収量

関連データ種別

無機成分吸収量

画像、ファイル

カンゾウの無機成分吸収量.pdf

概要

実生栽培によるウラルカンゾウの1~3年生における窒素,リン酸,カリウム,カルシウムおよびマグネシウムの吸収量

 

表題

カンゾウの機械播種について

関連データ種別

機械化情報1 定植、播種

画像、ファイル

カンゾウの機械播種について.pdf

概要

4条式プランターを用いたカンゾウの機械播種の作業例

 

表題

カンゾウの機械収穫について

関連データ種別

機械化情報2 収穫

画像、ファイル

カンゾウの機械収穫について.pdf

概要

デガーを用いたカンゾウの収穫作業例

 

表題

カンゾウの洗浄および根頭部の切断の機械化

関連データ種別

機械化情報3 調整

画像、ファイル

カンゾウの洗浄および根頭部の切断の機械化.pdf

概要

野菜洗浄機を用いたカンゾウの洗浄と軸切機を用いた根頭部切断の作業例

 

表題

種子の収穫と脱穀の機械化

関連データ種別

その他情報

画像、ファイル

種子の収穫と脱穀の機械化.pdf

概要

バインダーを用いた地上部の刈り取りと種子の脱穀に関する作業例

 

表題

参考文献

関連データ種別

文献情報

画像、ファイル

参考文献.pdf

概要

本内容に関する参考文献

栽培方法関連写真データ http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

表題

カンゾウの形態について

画像

解説

直播栽培による3年生ウラルカンゾウにおける各部位の名称

種子発芽情報データ http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

備考

備考ファイル

さく葉標本情報

さく葉標本

トランスクリプトーム・ゲノミクス情報

稀少植物情報

保有資源情報

導入年

保有研究部

導入番号

1966

北海道研究部

2710-66HK

1993

筑波研究部

0125-93TS

1994

北海道研究部

13766-94HK

1996

北海道研究部

13905-96HK

Glycyrrhiza glabra Linne(スペインカンゾウ)

植物詳細

植物名

スペインカンゾウ

ラテン名

Glycyrrhiza glabra Linne

科名

Leguminosae

和科名

マメ科

一般名

カンゾウ

一般英名

Licorice

品種等

分類

多年生草本

画像

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G.glabraは茎が直立し,北海道の事例ではストロンで繁殖した3年目には草丈170cmに達するものがある.さや果は偏平,長だ円形,表面は平滑または短刺で覆われる.ストロンで繁殖した1年目には株当たり1~4本の,2年目には3~7本の,3年目には820本の茎が立つが,4年目以降はストロンが広がり,株当たりの正確な茎数の測定は困難になる.

形態的特徴

生態的特徴

地中海沿岸から小アジア,イラン,ロシア,中国西部 に自生し,花期6~7月,果期7~8月.

生育特性 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

寒さの区分

IIV

日照条件

I~V

暖かさの区分

140未満

土壌分類

 IIII

土壌適正

(ア〉排水及び保水条件への適性 排水の良い山地,砂地を好む (イ)土質及び土性 砂土~砂壌土に適する(ウ)肥沃地への適性 必ずしも肥沃地でなくとも良い

遮光

不要

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/saibai_kubun.jpg

写真ライブラリー

写真ライブラリー

写真ライブラリー(Glycyrrhiza glabra Linne(スペインカンゾウ))

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種子

北農試系統

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萌芽期

北農試系統 3年生

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北農試系統8年生

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生育期

北農試系統

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北農試系統3年生

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果実

北農試系統8年生

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収穫物

北農試系統 3年生

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017-1-1M.jpg

種ストロン

北農試系統

文献情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

生薬名

カンゾウ

組織培養物及び効率的増殖法

Glycyrrhiza_glabra-Ref-1 ,

組織培養物及び効率的増殖法_文献

植物名

スペインカンゾウ

ラテン名

Glycyrrhiza glabra Linne

文献コード

Glycyrrhiza_glabra-Ref-1

出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年)

Kohjyouma M et al., Plant Tissue Culture Letters 12: 145-149 (1995)

要約(和訳)

G. glabra L. の腋芽切片をNAA及びBAPを含む改変MS培地上で培養した結果,培養40日後に1 mg/L BAPを含む培地上でマルチプルシュートの形成が認められた.得られたシュートを切断し,NAA及びBAPを含む培地上へ移植した結果,培養80日後に0.01-0.5 mg/LNAAを含む培地でシュートはよく発根し,健全な植物体へと成長した.

目的

野生植物の採取に依存している甘草の迅速な試験管内増殖法の確立

材料(品種,系統,産地,由来)

サラヤ株式会社の熊野薬草園で栽培されていたG.glabra

外植片

15 20 cmにカットした地下茎を水道水で 12 時間洗浄し、5% 次亜塩素酸カルシウム溶液に 10 分間浸した後、バーミキュライトに移し、25±2℃、約 3000 luxの連続光下、グロースチャンバー内で1ヵ月栽培後、ポットから生じた15 20 cm のシュートを切り分けた腋芽を含む 5 cm の切片

初期培養

シュート切片は、水道水で1時間洗浄後、50mLあたり1滴のTween-20を含む1%次亜塩素酸ナトリウム溶液で5分間表面殺菌し、滅菌水で3回洗浄した。滅菌したハサミでそれぞれ腋芽を含む1㎝の切片に切り分けた。16通りの組成の植物ホルモン(0~1mg/LNAAおよび05mg/LBAP)3%ショ糖、0.8%のアガーを含み有機成分をGamborgB5 培地に変えた改変MS培地(pH5.5)で、殺菌切片を25±2℃、16時間明期 (約3000lux) の条件で培養。40日後に形態変化を観察した結果,BAPのみを含む培地でマルチプルシュートが形成し,それらのシュートは親植物に比較して異常な形態を示していた.NAA0.04-0.2 mg/l又は無添加とBAP 5 mg/l添加の組合せでは主にカルス形成が観察された.

シュート増殖

種々濃度のBAP0.25, 0.50, 1.00, 2.00 mg/l)を培地に添加し,シュート形成に対するBAPの効果を調べた.培養50日後,1外植片あたりの1 cm以上の長さのシュート数を調べた結果,1.00 mg/l BAP添加が最大で,4.6本のシュートが形成した.本条件を次の実験のためのマルチプルシュート形成条件として選択した.

発根

初代培養から40日後,新しく形成したマルチプルシュートから個々のシュートを切り離し,種々組合せのNAA(0.05, 0.10, 0.50 mg/l)BAP (0, 0.01 mg/l)を含む発根用培地に移植した.移植40日後にシュートを同じ組成の培地に移植しさらに培養した.シュートの培養80日(40+40日)後,根の形成とシュートの伸長が観察された.発根率は,NAA0.05-0.10 mg/l)添加が最も高く,本条件ではシュートの生育,葉の長さ,葉の数も正常であった.BAP添加は根の形成を促進させなかった.

馴化条件

発根培地で成長した幼植物体を水で洗浄後、バーミキュライトの入ったポットに移植し、プラスチックフィルムをかぶせて高湿度を維持した。

鉢上げ・定植

馴化後の幼植物は温室内で育成

栽培条件

再生植物体の形質

分析した成分

成分の抽出法

分析法

備考

Glycyrrhiza_glabra-Ref-2

組織培養物及び効率的増殖法_文献

植物名

スペインカンゾウ

ラテン名

Glycyrrhiza glabra Linne

文献コード

Glycyrrhiza_glabra-Ref-2

出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年)

Patel RM and Shah RR, Journal of Herbal Medicine and Toxicology 1: 27-29 (2007)

要約(和訳)

カンゾウの試験管内での再生は,節切片を外植片として使うことで達成された.いずれの植物ホルモン濃度でもシュートの形成がよく認められたが,特に0.5 mg/LBAP及び0.05 mg/LNAA を含むMS培地上では,100%の頻度でシュート形成が認められた.また、1.0 mg/LBAP 0.05 mg/L NAAを含むMS培地上で早く形成したシュートほど,最大長とシュートあたりの節の数が多かった.一方で,外植片あたりのシュートの最大数は, 0.05 mg/LNAA 及び 高濃度のBAP (2.0mg/L) を含むMS培地で認められた.試験管内での発根は,IBA (0.5 - 1.0 mg/L) を含むMS培地で良好であった.最大根数とシュートの最大長は, 0.5 mg/LIBAで処理で記録された.さらに発根した幼植物は,土壌と腐葉土を等量混ぜた土でよく馴化し,72%が活着した.この技術は,純種かつ無病の植物原料の効率的な周年生産への応用が期待される.

目的

重要な薬用植物であるが増殖効率の低いG. glabraについて、年間を通して大規模な生産に耐えうるだけの迅速かつ高効率な試験管内クローン増殖法を開発する

材料(品種,系統,産地,由来)

Glycyrrhiza glabra

外植片

節切片

初期培養

節切片を流水で30分間、10%の洗剤で5分間処理し、精製水で洗浄した後、 0.1%の塩化第二水銀溶液で3分間殺菌。滅菌精製水で塩化第二水銀を洗い流したのち、約1.0cmずつカットした。得られた切片を各種濃度の0.11.0 mg/L BAP,0.05 mg/LNAA、3%のショ糖、0.8%の寒天を含むMS培地上で、25±2℃、1000 lux 16時間の条件で培養した。0.11.0 mg/L BAPを含む培地で4日目に新芽が出、2.0 mg/LBAPを含む培地では、7日目に新芽が出た。シュート数は、2.0mg/LBAPを含む培地で最大となったが、その時のシュートの節数および長さは、最低であった。一方、1.0mg/LBAPを含む培地で、シュートの節数及び長さは、最大を記録した。

シュート増殖

増殖のため,得られた初期培養物を同じ培地でさらに4週間培養した結果,BAP 0.5 mg/lNAA 0.05 mg/lの組合せが最も優れており,最大の増殖効率(9.28シュート/切片),とシュート長(5.16 cm)が得られた.

発根

再生したシュートは、切り取り、IBAを含む発根用のMS培地(1/2または1倍濃度)へ移植し3週間培養した。発根は,培地及びIBA濃度に大きな影響を受け,0.5-1.0 mg/lIBAを添加した通常のMS培地が他の条件よりも良好であった.最大の発根率(76.0%),最大の植物あたりの発根数(11.64),最大のシュート長(6.80 cm)は,0.5 mg/l IBA添加MS培地で得られた.1/2MS培地では,より高濃度(0.51.0 mg/l)のIBA添加で発根は観察されなかった.MS培地での傾向は,1/2MS培地とは逆で,低濃度のIBA添加では発根率が低かった.

馴化条件

発根した幼植物体は馴化させてポリバッグで生育させた.植物体の活着率は,培養土の種類に大きな影響を受け,土と腐葉土を1:1で混ぜたものが最も生存率がよく、72%が活着した。

鉢上げ・定植

栽培条件

再生植物体の形質

分析した成分

成分の抽出法

分析法

備考

植物体栽培及び植物の効率的生産法

栽培情報

植物体栽培及び植物の効率的生産法

植物名

スペインカンゾウ

ラテン名

Glycyrrhiza glabra Linne

種苗および品種

 栽培品種や系統はない.

繁殖

 種子繁殖も可能であるが,種子の確保が困難であり,また,種子は乾燥すると硬実性があり,発芽率が低いため,通常ストロンにより繁殖する.

栽培適性

 アルカリ土壌に自生するが,砂土や赤土,火山灰土壌でも良好な生育を示し,生育適応土壌の範囲は広い.根は主根が地中深く伸長するため,風通しが良く,排水良好で耕土の深い地に適する.

播種,定植および育苗

 ストロンの定植は4月中旬~下旬(寒冷地では5月上旬~中旬)に行う.基肥を施用し耕した後,整地の終わった畑に条間80 cmで浅く溝を切り,長さ1520 cmに切ったストロンを株間50 cmに定植する.

肥料

管理

 中耕および除草は適宜行う.

病害虫駆除

 生育期間を通じハダニやアブラムシの発生がみられる.

収穫・調製

 定植後3年目以降の11月頃(寒冷地では9月下旬~10月上旬),地上部を刈り取った後,プラウで1m近く土壌を起こし,その後人力で採根する.水洗後,根とストロンに分けて速やかに天日乾燥する.

収量

 3年生株の根とストロン合計乾燥物で10 a当たり,450700 kg である.

参考情報(生物活性)

参考情報(生物活性)ファイル

特性分類表 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

表題

画像、ファイル

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/CULTIVATION_CHARACTERISTIC_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/51.jpg

備考

栽培暦 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

表題

画像、ファイル

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/CULTIVATION_CROP_CALENDAR_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/52.jpg

備考

栽培方法関連データ http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

栽培方法関連写真データ http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

表題

カンゾウの種子

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/CULTIVATION_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/142.jpg

解説

 

表題

定植用ストロン

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/CULTIVATION_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/143.jpg

解説

 

表題

カンゾウの萌芽期(1年生)

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/CULTIVATION_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/144.jpg

解説

 

表題

カンゾウの萌芽期(3年生)

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/CULTIVATION_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/145.jpg

解説

 

表題

カンゾウの生育盛期(3年生)

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/CULTIVATION_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/146.jpg

解説

 

表題

カンゾウの花

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/CULTIVATION_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/147.jpg

解説

 

表題

カンゾウの未熟さや果

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/CULTIVATION_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/148.jpg

解説

 

表題

カンゾウの成熟さや果

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/CULTIVATION_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/149.jpg

解説

 

表題

収穫作業

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/CULTIVATION_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/150.jpg

解説

 

表題

掘り上げられた地上部

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/CULTIVATION_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/151.jpg

解説

 

表題

収穫物(3年生)

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/CULTIVATION_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/152.jpg

解説

 

表題

生薬

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/CULTIVATION_PHOTO_DATA/PHOTO_FILE/thumbnail/153.jpg

解説

種子発芽情報データ http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

備考

備考ファイル

さく葉標本情報

トランスクリプトーム・ゲノミクス情報

稀少植物情報

保有資源情報

導入年

保有研究部

導入番号

1966

北海道研究部

2711-66HK

1979

筑波研究部

0469-79TS

2001

種子島研究部

0005-01TN

2002

筑波研究部

0578-02TS (IZ)

部位

根,ストロン,根,ストロン

局方収載

食薬区分

非医

生薬成分

triterpene glycosides: glycyrrhizinglycyrrhizic acid; flavanone glycosides: liquiritinliquiritigeninisoflavan (licoricidin)isoflavonne (formonetinlicoricone)polyamine, etc. トリテルペン配糖体としてグリチルリチン,グリチルリチン酸,フラバノン配糖体 としてリクイリチン,リクイリチゲニンなど,その他にイソフラバン,イソフラボン, ポリアミンなどが含まれる.

成分(化合物)

Glycyrrhizin(グリチルリチン) , Licochalcone A(リコカルコンA) , Licochalcone B(リコカルコンB) , Liquiritin(リクイリチン) , Glabridin(グラブリジン)

性状

ほぼ円柱形を呈し,径0.53 cm, 長さ1m以上に及ぶ.外面は暗褐色~赤褐色で縦じわがあり,しばしば皮目,小芽及びりん片葉を付ける.横断面は,皮部と木部の境界がほぼ明らかで,放射状の構造を現し,しばしば放射状の裂け目がある.ストロンに基づくものでは髄を認めるが,根に基づくものではこれを認めない.弱いにおいがあり,味は甘い.

用途

かぜ薬,解熱鎮痛消炎薬,鎮痛鎮けい薬,鎮咳去痰薬,健胃消化薬とみなされる各種処方及びその他の処方に配合される.また,粉末,エキスの形で配合剤に用いる.

調製法

地上部を刈り取った後,プラウで1m近く土壌を起こし,その後人力で採根するか,または,デガーで掘り起こす.水洗後,根とストロンに分けて速やかに天日乾燥する. ,定植後3年目以降の11月頃(寒冷地では9月下旬~10月上旬),地上部を刈り取った後,プラウで1m近く土壌を起こし,その後人力で採根する.水洗後,根とストロンに分けて速やかに天日乾燥する.

エキス収率

エキス収率(カンゾウ・モデル試料).pdf

文献情報

処方

安中散,胃苓湯,温経湯,温胆湯,黄耆建中湯,黄芩湯,黄連湯,乙字湯,化食養脾湯,藿香正気散,葛根黄連黄芩湯,葛根紅花湯,葛根湯,葛根湯加川芎辛夷,加味温胆湯,加味帰脾湯,加味解毒湯,加味逍遥散,加味逍遥散合四物湯,加味平胃散,甘草瀉心湯,甘草湯,甘麦大棗湯,桔梗湯,帰耆建中湯,帰脾湯,弓帰膠艾湯,弓帰調血飲,弓帰調血飲第一加減,響声破笛丸,杏蘇散,駆風解毒散(湯),荊芥連翹湯,桂枝加黄耆湯,桂枝加葛根湯,桂枝加厚朴杏仁湯,桂枝加芍薬生姜人参湯,桂枝加芍薬大黄湯,桂枝加芍薬湯,桂枝加朮附湯,桂枝加竜骨牡蛎湯,桂枝加苓朮附湯,桂枝湯,桂枝人参湯,啓脾湯,荊防敗毒散,桂麻各半湯,堅中湯,甲字湯,香砂平胃散,香砂養胃湯,香砂六君子湯,香蘇散,厚朴生姜半夏人参甘草湯,五虎湯,五積散,五淋散,柴陥湯,柴胡加竜骨牡蛎湯,柴胡桂枝乾姜湯,,柴胡桂枝湯,柴胡清肝湯,柴芍六君子湯,柴朴湯,柴苓湯,酸棗仁湯,滋陰降火湯,滋陰至宝湯,四逆散,四君子湯,炙甘草湯(炙甘草を使用),芍薬甘草湯,鷓鴣菜湯,十全大補湯,十味敗毒湯,潤腸湯,生姜瀉心湯,小建中湯,小柴胡湯,小柴胡湯加桔梗石膏,小青竜湯,小青竜湯加石膏,小青竜湯合麻杏甘石湯,椒梅湯,消風散,升麻葛根湯,逍遥散,秦艽羌活湯,秦艽防風湯,参蘇飲,神秘湯,参苓白朮散,清肌安蛔湯,清湿化痰湯,清暑益気湯,清上蠲痛湯 清上防風湯,清心蓮子飲,清肺湯,川芎茶調散,銭氏白朮散,疎経活血湯,蘇子降気湯,大黄甘草湯,竹茹温胆湯,治打撲一方,治頭瘡一方,調胃承気湯,丁香柿蒂湯,釣藤散,通導散,桃核承気湯,当帰飲子,当帰建中湯,当帰四逆加呉茱萸生姜湯,当帰四逆湯,当帰湯,独活葛根湯,独活湯,二朮湯,二陳湯,女神散,人参湯,人参養栄湯,排膿湯,麦門冬湯,八味逍遥散,半夏瀉心湯,白虎加桂枝湯,白虎加人参湯,白虎湯,不換金正気散,茯苓沢瀉湯,平胃散,防已黄耆湯,防已茯苓湯,防風通聖散,補中益気湯,麻黄湯,麻杏甘石湯,麻杏薏甘湯,薏苡仁湯,抑肝散,抑肝散加陳皮半夏,六君子湯,立効散,竜胆炙肝湯,苓姜朮甘湯,苓桂甘棗湯,苓桂朮甘湯

モデル試料  18

遺伝子情報  22

日本薬局方情報

定量法 定量法詳細

生薬名

カンゾウ

試験名称

定量法

分析条件

定量法 本品の粉末約0.5 gを精密に量り,共栓遠心沈殿管に入れ,希エタノール70 mL を加えて15分間振り混ぜ,遠心分離し,上澄液を分取する.
残留物は更に希エタノール25 mL を加え,同様に操作する.全抽出液を合わせ,希エタノールを加えて正確に100 mL とし,試料溶液とする.
別にグリチルリチン酸標準品(別途水分を測定しておく)約25 mgを精密に量り,希エタノールに溶かして正確に100 mLとし,標準溶液とする.
試料溶液及び標準溶液20μLずつを正確にとり,次の条件で液体クロマトグラフィー〈2.01〉により試験を行い,それぞれの液のグリチルリチン酸の
ピーク面積AT及びASを測定する.

グリチルリチン酸(C42H62O16)の量(mg
 =WS×(AT/AS
 WS:脱水物に換算したグリチルリチン酸標準品の秤取量(mg

操作条件
 検出器:紫外吸光光度計(測定波長:254 nm
 カラム:内径46 mm, 長さ1525 cm のステンレス管に510 μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲルを充てんする.
 カラム温度:20 ℃付近の一定温度
 移動相:薄めた酢酸(31)(115/アセトニトリル混液(3:2
 流量:グリチルリチン酸の保持時間が約10 分になるように調整する.
 カラムの選定:グリチルリチン酸標準品5 mg及びパラオキシ安息香酸プロピル1 mgを希エタノールに溶かして20 mLとする.この液20 μLにつき,
 上記の条件で操作するとき,グリチルリチン酸,パラオキシ安息香酸プロピルの順に溶出し,それぞれのピークが完全に分離するものを用いる.
 試験の再現性:上記の条件で標準溶液につき,試験を5回繰り返すとき,グリチルリチン酸のピーク面積の相対標準偏差は1.5 %以下である.

備考

画像データ

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_ASSAY_PHOTO_DATA/JP_ASSAY_PHOTO_FILE/thumbnail/1.jpg

分析条件

定量法 本品の粉末約0.5 gを精密に量り,共栓遠心沈殿管に入れ,希エタノール70 mL を加えて15分間振り混ぜ, 遠心分離し,上澄液を分取する.残留物は更に希エタノール25 mL を加え,同様に操作する. 全抽出液を合わせ,希エタノールを加えて正確に100 mL とし,試料溶液とする. 別にグリチルリチン酸標準品(別途水分を測定しておく)約25 mgを精密に量り,希エタノールに溶かして正確に100 mLとし,標準溶液とする. 試料溶液及び標準溶液20μLずつを正確にとり,次の条件で液体クロマトグラフィー〈2.01〉により試験を行い, それぞれの液のグリチルリチン酸のピーク面積AT及びASを測定する. グリチルリチン酸(C42H62O16)の量(mg)  =WS×(AT/AS)  WS:脱水物に換算したグリチルリチン酸標準品の秤取量(mg) 操作条件  検出器:紫外吸光光度計(測定波長:254 nm)  カラム:内径46 mm, 長さ1525 cm のステンレス管に510 μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲルを充てんする.  カラム温度:20 ℃付近の一定温度  移動相:薄めた酢酸(31)(115/アセトニトリル混液(3:2)  流量:グリチルリチン酸の保持時間が約10 分になるように調整する.  カラムの選定:グリチルリチン酸標準品5 mg及びパラオキシ安息香酸プロピル1 mgを希エタノールに溶かして20 mLとする.  この液20 μLにつき,上記の条件で操作するとき,グリチルリチン酸,パラオキシ安息香酸プロピルの順に溶出し,それぞれのピークが完全に分離するものを用いる.  試験の再現性:上記の条件で標準溶液につき,試験を5回繰り返すとき,グリチルリチン酸のピーク面積の相対標準偏差は1.5 %以下である.

備考

HPLC system: LC10AVP system (Shimadzu), Extr. solvent: methanol  column:Cosmosil 5C18-ST, 5um (4.6mmIDx15cm) (Nakarai), 20oC; solvent: Acetic acid(31)(115)/acetonitrile (3:2), 1.0ml/min, detector: UV (254nm)

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_ASSAY_PHOTO_DATA/JP_ASSAY_PHOTO_FILE/thumbnail/14.gif

分析条件

使用HPLCシステム:Shimadzu HPLC system 使用カラム:TSK-GEL ODS-100S 4.6×150mm 東ソー システムコントローラー:SCL-10Avp UV検出器:SPD-10Avp オーブン:CTO-10ACvp オートサンプラー:SIL-10ADvp ポンプ:LC-10ADvp バルブ切り替え:FCV-10ALvp デガッサー:DGU-14A ソフト:CLASS-VP

備考

刻み 中国甘粛省 野生品西北 2008

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_ASSAY_PHOTO_DATA/JP_ASSAY_PHOTO_FILE/thumbnail/15.jpg

分析条件

カラム:YMC-Pack ODS-A A-312 AA12S05-1506WT 150×6.0mm I.D. 検出器:島津 SPD-10AV 送液ポンプ:島津 LC-10AD オートインジェクタ:島津 SIL-10A システムコントローラー:島津 SCL-10A 脱気装置:島津 DGU-14A カラムオーブン:島津 CTO-10A データ処理装置:島津 クロマトパック C-R7A plus

備考

中国・内蒙古自治区 2010年入手 原形 野生品(東北甘草2号) グリチルリチン酸 4.83%

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_ASSAY_PHOTO_DATA/JP_ASSAY_PHOTO_FILE/thumbnail/16.jpg

分析条件

カラム:YMC-Pack ODS-A A-312 AA12S05-1506WT 150×6.0mm I.D. 検出器:島津 SPD-10AV 送液ポンプ:島津 LC-10AD オートインジェクタ:島津 SIL-10A システムコントローラー:島津 SCL-10A 脱気装置:島津 DGU-14A カラムオーブン:島津 CTO-10A データ処理装置:島津 クロマトパック C-R7A plus

備考

標準品

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_ASSAY_PHOTO_DATA/JP_ASSAY_PHOTO_FILE/thumbnail/17.bmp

分析条件

HPLCメーカー:アジレント №1 型式:1200シリーズ 4液系 VWD 使用カラム:日本分光/Crestpak C18S/φ4.6×150㎜ 5μm 移動相:日局通り

備考

原形 中国吉林省 2010

確認試験法

確認試験法(TLC) 各種試験法詳細

生薬名

カンゾウ

試験名称

確認試験法(TLC)

分析条件

本品の粉末2 gにエタノール(95/水混液(7:310 mLを加え,水浴上で5分間振り混ぜながら加熱し,
冷後,ろ過し,ろ液を試料溶液とする.
別にグリチルリチン 酸標準品5 mgをエタノール(95/水混液(7:31 mLに溶かし,標準溶液とする.
これらの液につき,薄層クロマトグラフィー〈2.03〉により試験を行う.試料溶液及び標準 
溶液2 μLずつを薄層クロマトグラフィー用シリカゲル(蛍光剤入り)を用いて調製した薄層板にスポットする.
次に1-ブタノール//酢酸(100)混液(721)を展開溶媒として約10 cm 展開した後,薄層板を風乾する.
これに紫外線(主波長254 nm)を照射するとき,試料溶液から得た数個のスポットのうち1個のスポットは,
標準溶液から得た暗紫色のスポットと色調及びRf値が等しい.

備考

乾燥減量 各種試験法詳細

生薬名

カンゾウ

試験名称

乾燥減量

分析条件

乾燥減量〈5.0112.0 % 以下(6時間).

備考

灰分 各種試験法詳細

生薬名

カンゾウ

試験名称

灰分

分析条件

灰 分〈5.017.0 % 以下.

備考

酸不溶性灰分 各種試験法詳細

生薬名

カンゾウ

試験名称

酸不溶性灰分

分析条件

酸不溶性灰分〈5.012.0 % 以下.

備考

エキス含量 各種試験法詳細

生薬名

カンゾウ

試験名称

エキス含量

分析条件

エキス含量〈5.01〉希エタノールエキス25.0 % 以上.

備考

精油含量

純度試験 各種試験法詳細

生薬名

カンゾウ

試験名称

純度試験

分析条件

(1)重金属〈1.07〉本品の粉末3.0 gをとり,第3法により操作し,試験を行う.
比較液には鉛標準液3.0 mLを加える(10 ppm 以下).
(2)ヒ素〈1.11〉本品の粉末0.40 g をとり,第4法により検液を調製し,試験を行う(5 ppm 以下).
(3)総BHCの量及び総DDTの量〈5.01〉各々0.2 ppm以下.

備考

その他

NMR情報  7

漢方処方情報

葛根湯 , 麻杏薏甘湯 , 温経湯 , 乙字湯 , 葛根湯加川芎辛夷 , 加味帰脾湯 , 加味逍遙散 , 荊芥連翹湯 , 桂枝加朮附湯 , 柴胡加竜骨牡蛎湯 , 柴胡桂枝湯 , 柴朴湯 , 柴苓湯 , 芍薬甘草湯 , 十全大補湯 , 十味敗毒湯 , 小柴胡湯 , 小青竜湯 , 疎経活血湯 , 大黄甘草湯 , 釣藤散 , 核承気湯 , 当帰四逆加呉茱萸生姜湯 , 人参養栄湯 , 麦門冬湯 , 半夏瀉心湯 , 白虎加人参湯 , 防已黄耆湯 , 防風通聖散 , 補中益気湯 , 六君子湯

生物活性情報

Oxygen radical absorption , NO production inhibitory activity , Oxygen radical absorption , Erythrocyte method (Intracellular reactive oxygen species scavenging activity , Amyloid beta cell death

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

葛根湯

処方よみがな

かっこんとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

カッコン 4-8   マオウ 3-4   タイソウ 3-4   ケイヒ 2-3   シャクヤク 2-3   カンゾウ 2   ショウキョウ 1-1.5    

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

カッコン , マオウ , タイソウ , ケイヒ , シャクヤク , カンゾウ , ショウキョウ

副作用情報

間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 薬物性肝障害 , 薬疹 , , 間質性肺炎

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

麻杏薏甘湯

処方よみがな

まきょうよくかんとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

マオウ 4   キョウニン 3   ヨクイニン 10   カンゾウ 2

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

マオウ , キョウニン , ヨクイニン , カンゾウ

副作用情報

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

温経湯

処方よみがな

うんけいとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

ハンゲ 3-5   バクモンドウ 3-10   トウキ 2-3   センキュウ 2   シャクヤク 2   ニンジン 2   ケイヒ 2   アキョウ 2   ボタンピ 2   カンゾウ 2   ショウキョウ 1   ゴシュユ 1-3

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

ハンゲ , バクモンドウ , トウキ , センキュウ , シャクヤク , ニンジン , ケイヒ , , ボタンピ , カンゾウ , ショウキョウ , ゴシュユ

副作用情報

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

乙字湯

処方よみがな

おつじとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

トウキ 4-6   サイコ 4-6   オウゴン 3-4   カンゾウ 1.5-3   ショウマ 1-2   ダイオウ 0.5-3

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

トウキ , サイコ , オウゴン , カンゾウ , ショウマ , ダイオウ

副作用情報

間質性肺炎 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

葛根湯加川芎辛夷

処方よみがな

かっこんとうかせんきゅうしんい

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

カッコン 4-8   マオウ 3-4   タイソウ 3-4   ケイヒ 2-3   シャクヤク 2-3   カンゾウ 2   ショウキョウ 1-1.5   センキュウ 2-3   シンイ 2-3

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

カッコン , マオウ , タイソウ , ケイヒ , シャクヤク , カンゾウ , ショウキョウ , センキュウ , シンイ

副作用情報

偽アルドステロン症 , 可逆性脳血管攣縮症候群

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

加味帰脾湯

処方よみがな

かみきひとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

ニンジン 3   ビャクジュツ 3(ソウジュツも可)   ブクリョウ 3   サンソウニン 3   リュウガンニク 3   オウギ 2-3   トウキ 2   オンジ 1-2   サイコ 2.5-3   サンシシ 2-2.5   カンゾウ 1   モッコウ 1   タイソウ 1-2   ショウキョウ 1-1.5   ボタンピ 2 (ボタンピはなくても可)

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

ニンジン , ビャクジュツ , ブクリョウ , サンソウニン , リュウガンニク , オウギ , トウキ , オンジ , サイコ , サンシシ , カンゾウ , モッコウ , タイソウ , ショウキョウ , ボタンピ

副作用情報

特発性腸間膜静脈硬化症

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

加味逍遙散

処方よみがな

かみしょうようさん

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

トウキ 3   シャクヤク 3   ビャクジュツ 3(ソウジュツも可)   ブクリョウ 3   サイコ 3   ボタンピ 2   サンシシ 2   カンゾウ 1.5-2   ショウキョウ 1   ハッカヨウ 1

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

トウキ , シャクヤク , ビャクジュツ , ブクリョウ , サイコ , ボタンピ , サンシシ , カンゾウ , ショウキョウ , ハッカ

副作用情報

発性腸間膜静脈硬化症 , 間質性肺炎 , 特発性腸間膜静脈硬化症 , 特発性腸間膜静脈硬化症 , 特発性腸間膜静脈硬化症 , 特発性腸間膜静脈硬化症 , 特発性腸間膜静脈硬化症 , 特発性腸間膜静脈硬化症

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

荊芥連翹湯

処方よみがな

けいがいれんぎょうとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

トウキ 1.5   シャクヤク 1.5   センキュウ 1.5   ジオウ 1.5   オウレン 1.5   オウゴン 1.5   オウバク 1.5   サンシシ 1.5   レンギョウ 1.5   ケイガイ 1.5   ボウフウ 1.5   ハッカヨウ 1.5   キコク 1.5(またはキジツ)   カンゾウ 1-1.5   ビャクシ 1.5-2.5   キキョウ 1.5-2.5   サイコ 1.5-2.5(ジオウ   オウレン オウバク ハッカヨウのない場合も可)

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

トウキ , シャクヤク , センキュウ , ジオウ , オウレン , オウゴン , オウバク , サンシシ , レンギョウ , ケイガイ , ボウフウ , ハッカ , キジツ , カンゾウ , ビャクシ , キキョウ , サイコ

副作用情報

間質性肺炎

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

桂枝加朮附湯

処方よみがな

けいしかじゅつぶとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

ケイヒ 3-4   シャクヤク 3-4   タイソウ 3-4   ショウキョウ 1-1.5(ヒネショウガを使用する場合3-4   カンゾウ 2   ソウジュツ 3-4(ビャクジュツも可)   ブシ 0.5-1

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

ケイヒ , シャクヤク , タイソウ , ショウキョウ , カンゾウ , ソウジュツ , ブシ

副作用情報

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

柴胡加竜骨牡蛎湯

処方よみがな

さいこかりゅうこつぼれいとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

サイコ 5   ハンゲ 4   ブクリョウ 3   ケイヒ 3   タイソウ 2.5   ニンジン 2.5   リュウコツ 2.5   ボレイ 2.5   ショウキョウ 0.5-1   ダイオウ 1   オウゴン 2.5   カンゾウ 2以内(ダイオウ,オウゴン,カンゾウのない場合も可)

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

サイコ , ハンゲ , ブクリョウ , ケイヒ , タイソウ , ニンジン , , , ショウキョウ , ダイオウ , オウゴン , カンゾウ

副作用情報

偽アルドステロン症 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

柴胡桂枝湯

処方よみがな

さいこけいしとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

サイコ 4-5   ハンゲ 4   ケイヒ 1.5-2.5   シャクヤク 1.5-2.5   オウゴン 1.5-2   ニンジン 1.5-2   タイソウ 1.5-2   カンゾウ 1-1.5   ショウキョウ 1(ヒネショウガを使用する場合2

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

サイコ , ハンゲ , ケイヒ , シャクヤク , オウゴン , ニンジン , タイソウ , カンゾウ , ショウキョウ

副作用情報

膀胱炎 , 偽アルドステロン症 , 間質性肺炎 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

柴朴湯

処方よみがな

さいぼくとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

サイコ 7   ハンゲ 5-8   ショウキョウ 1-2(ヒネショウガを使用する場合3-4   オウゴン 3   タイソウ 3   ニンジン 3   カンゾウ 2   ブクリョウ 4-5   コウボク 3   ソヨウ 2-3

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

サイコ , ハンゲ , ショウキョウ , オウゴン , タイソウ , ニンジン , カンゾ , ブクリョウ , コウボク , ソヨウ

副作用情報

間質性肺炎 , PIE症候群 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 膀胱炎 , 膀胱炎

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

柴苓湯

処方よみがな

さいれいとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

サイコ 4-7   ハンゲ 4-5   ショウキョウ 1(ヒネショウガを使用する場合3-4   オウゴン 2.5-3   タイソウ 2.5-3   ニンジン 2.5-3   カンゾウ 2-2.5   タクシャ 4-6   チョレイ 2.5-4.5   ブクリョウ 2.5-4.5   ビャクジュツ 2.5-4.5(ソウジュツも可)   ケイヒ 2-3

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

サイコ , ハンゲ , ショウキョウ , オウゴン , タイソウ , ニンジン , カンゾウ , タクシャ , チョレイ , ブクリョウ , ビャクジュツ , ケイヒ

副作用情報

間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 偽アルドステロン症 , 膀胱炎 , 膀胱炎 , 膀胱炎 , 無菌性膀胱炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

芍薬甘草湯

処方よみがな

しゃくやくかんぞうとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

シャクヤク 3-8   カンゾウ 3-8

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

シャクヤク , カンゾウ

副作用情報

偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症 , 間質性肺炎 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症 , 出血傾向 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症 , 砂状便 , 砂状便

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

十全大補湯

処方よみがな

じゅうぜんだいほとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

ニンジン 2.5-3   オウギ 2.5-3   ビャクジュツ 3-4(ソウジュツも可)   ブクリョウ 3-4   トウキ 3-4   シャクヤク 3   ジオウ 3-4   センキュウ 3   ケイヒ 3   カンゾウ 1-2

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

ニンジン , オウギ , ビャクジュツ , ブクリョウ , トウキ , シャクヤク , ジオウ , センキュウ , ケイヒ , カンゾウ

副作用情報

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

十味敗毒湯

処方よみがな

じゅうみはいどくとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

サイコ 2.5-3.5   オウヒ 2.5-3.5(またはボクソク)   キキョウ 2.5-3.5   センキュウ 2.5-3.5   ブクリョウ 2.5-4   ドクカツ 1.5-3   ボウフウ 1.5-3.5   カンゾウ 1-2   ショウキョウ 1-1.5(ヒネショウガを使用する場合3   ケイガイ 1-2   レンギョウ 2-3 (レンギョウのない場合も可)

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

サイコ , オウヒ , キキョウ , センキュウ , ブクリョウ , ドクカツ , ボウフウ , カンゾウ , ショウキョウ , ケイガイ , レンギョウ

副作用情報

特発性腸間膜静脈硬化症

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

小柴胡湯

処方よみがな

しょうさいことう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

サイコ 5-8   ハンゲ 3.5-8   ショウキョウ 1-2(ヒネショウガを使用する場合3-4   オウゴン 2.5-3   タイソウ 2.5-3   ニンジン 2.5-3   カンゾウ 1-3

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

サイコ , ハンゲ , ショウキョウ , オウゴン , タイソウ , ニンジン , カンゾウ

副作用情報

間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 偽アルドステロン症 , 膀胱炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 膀胱炎 , 膀胱 , 薬物性肝障害 , 薬疹 , 偽アルドステロン症 , 薬疹 , 間質性肺炎 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

疎経活血湯

処方よみがな

そけいかっけつとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

トウキ 2-3.5   ジオウ 2-3   センキュウ 2-2.5   ソウジュツ 2-3(ビャクジュツも可)   ブクリョウ 1-2   トウニン 2-3   シャクヤク 2.5-4.5   ゴシツ 1.5-3   イレイセン 1.5-3   ボウイ 1.5-2.5   キョウカツ 1.5-2.5   ボウフウ 1.5-2.5   リュウタン 1.5-2.5   ショウキョウ 0.5 チンピ 1.5-3   ビャクシ 1-2.5   カンゾウ 1

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

トウキ , ジオウ , センキュウ , ソウジュツ , ブクリョウ , トウニン , シャクヤク , ゴシツ , イレイセン , ボウイ , キョウカツ , ボウフウ , リュウタン , ショウキョウ , チンピ , ビャクシ , カンゾウ

副作用情報

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

大黄甘草湯

処方よみがな

だいおうかんぞうとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

ダイオウ 4-10   カンゾウ 1-5

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

ダイオウ , カンゾウ

副作用情報

偽アルドステロン症

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

釣藤散

処方よみがな

ちょうとうさん

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

チョウトウコウ 3   キッピ 3(チンピも可)   ハンゲ 3   バクモンドウ 3   ブクリョウ 3   ニンジン 2-3   ボウフウ 2-3   キクカ 2-3   カンゾウ 1   ショウキョウ 1   セッコウ 5-7

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

チョウトウコウ , チンピ , ハンゲ , バクモンドウ , ブクリョウ , ニンジン , ボウフウ , キクカ , カンゾウ , ショウキョウ ,

副作用情報

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

桃核承気湯

処方よみがな

とうかくじょうきとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

トウニン 5   ケイヒ 4   ダイオウ 3   ボウショウ 2   カンゾウ 1.5

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

トウニン , ケイヒ , ダイオウ , ボウショウ , カンゾウ

副作用情報

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

当帰四逆加呉茱萸生姜湯

処方よみがな

とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

トウキ 3-4   ケイヒ 3-4   シャクヤク 3-4   モクツウ 1.5-3   サイシン 2-3   カンゾウ 1.5-2   タイソウ 4-6.5   ゴシュユ 1-6   ショウキョウ 0.5-2(ヒネショウガを使用する場合4-8

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

トウキ , ケイヒ , シャクヤク , モクツウ , サイシン , カンゾウ , タイソウ , ゴシュユ , ショウキョウ

副作用情報

薬物性肝障害 , アリストロキア酸腎症

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

人参養栄湯

処方よみがな

にんじんようえいとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

ニンジン 3   トウキ 4   シャクヤク 2-4   ジオウ 4   ビャクジュツ 4(ソウジュツも可)   ブクリョウ 4   ケイヒ 2-2.5   オウギ 1.5-2.5   チンピ 2-2.5(キッピも可)   オンジ 1-2   ゴミシ 1-1.5   カンゾウ 1-1.5

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

ニンジン , トウキ , シャクヤク , ジオウ , ビャクジュツ , ブクリョウ , ケイヒ , オウギ , チンピ , オンジ , ゴミシ , カンゾウ

副作用情報

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

麦門冬湯

処方よみがな

ばくもんどうとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

バクモンドウ 8-10   ハンゲ 5   コウベイ 5-10   タイソウ 2-3   ニンジン 2   カンゾウ 2

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

バクモンドウ , ハンゲ , コウベイ , タイソウ , ニンジン , カンゾウ

副作用情報

間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 偽アルドステロン症 , 間質性肺炎 , 偽アルドステロン症

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

白虎加人参湯

処方番号

処方名(漢字)

防已黄耆湯

処方よみがな

ぼういおうぎとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

ボウイ 4-5   オウギ 5   ビャクジュツ 3(ソウジュツも可)   ショウキョウ 1-1.5(ヒネショウガを使用する場合3   タイソウ 3-4   カンゾウ 1.5-2

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

ボウイ , オウギ , ビャクジュツ , ショウキョウ , タイソウ , カンゾウ

副作用情報

薬物性肝障害

Kampo CONSORT Statement

処方よみがな

びゃっこかにんじんとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

チモ 5-6   セッコウ 1   カンゾウ 2   コウベイ 8-20   ニンジン 1.5-3

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

チモ , , カンゾウ , コウベイ , ニンジン

副作用情報

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

防風通聖散

処方よみがな

ぼうふうつうしょうさん

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

トウキ 1.2-1.5   シャクヤク 1.2-1.5   センキュウ 1.2-1.5   サンシシ 1.2-1.5   レンギョウ 1.2-1.5   ハッカヨウ 1.2-1.5   ショウキョウ 0.3-0.5(ヒネショウガを使用する場合1.2-1.5   ケイガイ 1.2-1.5   ボウフウ 1.2-1.5   マオウ 1.2-1.5   ダイオウ 1.5   ボウショウ 1.5   ビャクジュツ 2   キキョウ 2   オウゴン 2   カンゾウ 2   セッコウ 2   カッセキ 3(ビャクジュツのない場合も可)

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

トウキ , シャクヤク , センキュウ , サンシシ , レンギョウ , ハッカ , ショウキョウ , ケイガイ , ボウフウ , マオウ , ダイオウ , ボウショウ , ビャクジュツ , キキョウ , オウゴン , カンゾウ , ,

副作用情報

薬物性肝障害 , 間質性肺炎 , 薬物性肝障害 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 薬剤性間質性肺炎 , 薬剤性間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

補中益気湯

処方よみがな

ほちゅうえっきとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

ニンジン 3-4   ビャクジュツ 3-4(ソウジュツも可)   オウギ 3-4.5   トウキ 3   チンピ 2-3   タイソウ 1.5-3   サイコ 1-2   カンゾウ 1-2   ショウキョウ 0.5   ショウマ 0.5-2

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

ニンジン , ビャクジュツ , オウギ , トウキ , チンピ , タイソウ , サイコ , カンゾウ , ショウキョウ , ショウマ

副作用情報

間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 偽アルドステロン症 , 偽アルドステロン症

Kampo CONSORT Statement

漢方処方情報

処方番号

処方名(漢字)

六君子湯

処方よみがな

りっくんしとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

ニンジン 2-4   ビャクジュツ 3-4(ソウジュツも可)   ブクリョウ 3-4   ハンゲ 3-4   チンピ 2-4   タイソウ 2   カンゾウ 1-1.5   ショウキョウ 0.5-1(ヒネショウガを使用する場合1-2

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

ニンジン , ビャクジュツ , ブクリョウ , ハンゲ , チンピ , タイソウ , カンゾウ , ショウキョウ

副作用情報

偽アルドステロン症 , 亜急性髄膜炎-貯留症候群、皮膚炎、不顕性肺炎 , 髄膜炎-尿閉症候群(MRS) , 間質性肺炎

Kampo CONSORT Statement

生物活性情報

試験名

Oxygen radical absorption

研究領域

その他

試験レベル

Others

プロトコール

Oxygen Radical Absorbance Capacity (ORAC)

結果タイプ

PubMed ID

備考

活性試験結果情報

No type

生物活性情報

試験名

NO production inhibitory activity

研究領域

免疫系

試験レベル

Cell-based

プロトコール

<NO産生抑制試験>
96ウェルプレートにマウスマクロファージ様細胞株RAW264.7細胞を1.2×106cells/mlに調製して、200ul撒き、37℃、5%CO2の条件下で、前培養を2時間行ない、LPSを100ng/ml、IFN-γを0.3ng/mlの濃度になるように添加し、さらに、DMSOに溶解した被検物質のサンプルを100ug/mlになるように投与した。37℃、5%CO2の条件下で、16時間、本培養を行なった。

培養上清を回収し、NO2-をグリース試薬により発色させ、550nm(対照650nm)の吸光度を測定し、下記式によりNO産生抑制率を算出した。
NO産生抑制率=(1(AS-AN)/(AD-AN))×100
AN:未処理群の吸光度
AS:サンプル/LPS/IFN添加群の吸光度
AD:DMSO/LPS/IFN添加群の吸光度

培養上清を回収した残りの細胞にMTT試薬を0.1mg/mlの濃度になるように添加し、37℃、5%CO2の条件下で、4時間、培養を行なった。培養上清を捨て、150ulのDMSOに溶解し、550nm(対照650nm)の吸光度を測定し、下記式により細胞生存率を算出した。
細胞生存率=AS/AD×100
AS:サンプル/LPS/IFN添加群の吸光度
AD:DMSO/LPS/IFN添加群の吸光度

結果タイプ

PubMed ID

備考

カンゾウ

活性試験結果情報

% inhibition

生物活性情報

試験名

Oxygen radical absorption

研究領域

その他

試験レベル

Cell-free

プロトコール

0.1mM 2,2-diphenyl-1-picrylhydrazyl (DPPH)エタノール溶液1.8 mLに被検物質(最大濃度30 mg/mL)または(+)-catechin10μM3 mM)の水溶液0.2 mLを添加し、混和して室温に放置した。20分後に517 nmでの吸光度を測定した。Back groundはエタノール1.8 mLに精製水0.2 mLを混和したものを用い、0.1mM DPPHエタノール溶液に精製水0.2mLを添加したものを100%として、被検物質添加DPPH溶液の吸光度からその濃度での抑制率を求めた。被検物質の対数濃度と抑制率の用量作用曲線を求め、直線性を示すような2~4点から最小二乗法で50%抑制率(IC50)を求めた。50%抑制率に達しない時は外挿して求めた。また、最大抑制率も求めた。

結果タイプ

PubMed ID

備考

陽性対照: (+)-catechin (Shigma-Aldrich) IC50 = 0.117 (mg/mL)

活性試験結果情報

IC50

生物活性情報

試験名

Erythrocyte method Intracellular reactive oxygen species scavenging activity

研究領域

その他

試験レベル

Cell-based

プロトコール

マウス心臓から採血し、赤血球を単離し、採取血液量の2.5倍容量に0.5%glucose含有生理食塩水で希釈した赤血球を使用した。単離赤血球0.5mLとオートクレーブで滅菌し55℃程度に冷やした2%gluose含有Krebs-10mM リン酸緩衝液(pH7.4)寒天培地6mL9cm浅型滅菌シャーレに流し入れ、均一に混和し、固化した。(+)-catechinを標準物質(301 mM)として、被検物質は301031 mg/mLに生理食塩水に溶解し、それらの40μLを寒天培地上の8mm厚手ペーパーディスクに滴下した。厚手のペーパーディスクと2mm離して置いた6mm薄手ペーパーディスクには5μLglucose oxidase (GOD)生理食塩水溶液(30100300 U/mL)を滴下した。シャーレにアルゴンガスを充填して、37℃で一晩培養した。赤血球寒天培地上のGODディスクの周囲に出来た溶血円半径を測定した。この時、被検薬ディスク側と反対側の溶血円の半径をcontrol、被検薬ディスク側の溶血円半径をtestとした。被検薬ディスクに生理食塩水を入れた時の被検薬側の溶血円半径(実際には溶血距離で、濾紙の半径3mmを除した数値)100%とし、testの溶血円の縮小割合から抑制率を求めた。この抑制率が50%となる時の濃度IC50を求めるとともに、被検薬1g(+)-catechinの何mgに相当するかも求めた。
Washed mouse fresh erythrocytes were suspended with glucose-containing Krebs-phosphate-buffered agar medium plate. Glucose oxidase (GOD)-containing filter paper disc and reactive oxygen scavenger or saline containing disc were placed on the agar plate at a distance of 2 mm. After the overnight incubation at 37
under low-oxyen condition (argon gas replacement), GOD induced the dose-dependent hemolytic circles. Scavengers inhibited the hemolysis, so % inhibition was calculated by the degree of shrinking compared with saline, and IC50 was also obtained.

結果タイプ

PubMed ID

備考

Yutaka Matsuoka, Ikuko Mori, Reiko Oguma, Ikue Mizumura and Kanako Wakayama: A simple screening method of bioactive substances for protecting nerves from active oxygen related injury, J. Pharmacol. Sci., 94(Suppl.), 102P (2004)

活性試験結果情報

No type

生物活性情報

試験名

Amyloid beta cell death

研究領域

脳・神経系

試験レベル

Cell-based

プロトコール

ddYマウス胎生14日齢胎児脳より大脳皮質を摘出し分散培養した。培養1日後、10uM Amyloid-beta(25-35)と試験エキスを同時投与し、48時間後の生細胞数をCellTiter-Glo 試薬 (Promega #G7571)にて測定した。

結果タイプ

コントロール細胞の生存を100%Amyloid beta(25-35)処置による細胞生存を0%とし,試験薬物による変化を%で示し細胞死阻害活性とした。(正数値が大きいほど細胞死阻害活性が高い)

PubMed ID

備考

活性試験結果情報

% inhibition