生薬名

カッコン

生薬英名

Pueraria Root

生薬ラテン名

PUERARIAE RADIX

生薬和名

葛根

基原植物

Pueraria lobata (Willd.) Ohwi(クズ)

部位

周皮を除いた根

局方収載

食薬区分

専ら医薬品(種子・葉・花・クズ澱粉は非医)

生薬成分

フラボノイド:daidzein, daidzin, querarin, genistein, formononetin, puerarol, kakkonein など その他:でんぷん, D-mannitol, miroestrol, succinic acid, allantoin など

成分(化合物)

Puerarin(プエラリン)

性状

一辺約 0.5 cmの不正六面体に切断したもの,又は長さ 20 30 cm,幅 5 10 cm,厚さ約 1 cmの板状に縦割りしたもので,外面は淡灰褐色〜灰白色を呈する.横切面には形成層の特殊な発育による同心性の輪層又はその一部が認められる.ルーペ視すると,師部は淡灰黄色,木部は多数の道管が小点として認められ,放射組織はやや陥没する.縦切面には線維性の木部と柔細胞とが交互に縦紋を形成する.においがなく,味はわずかに甘い.

用途

かぜ薬(引きはじめ),発汗,解熱,鎮痛薬,項背の懲り(肩こり),消炎,でんぷん製造原料

調製法

エキス収率

文献情報

処方

葛根黄連黄苓湯,葛根紅花湯,葛根湯,葛根湯加川芎辛夷,桂枝加葛根湯,升麻葛根湯,参蘇飲,銭氏白朮散,独活葛根湯

モデル試料  25

遺伝子情報  53

日本薬局方情報

定量法

確認試験法

確認試験法(TLC)

乾燥減量

灰分

酸不溶性灰分

エキス含量

精油含量

純度試験

その他

NMR情報  1

漢方処方情報

葛根湯 , 葛根湯加川芎辛夷

生物活性情報

NO production inhibitory activity , Amyloid beta cell death

植物名

クズ

ラテン名

Pueraria lobata (Willd.) Ohwi

科名

Leguminosae

和科名

マメ科

一般名

クズ

一般英名

Japanese kudzu vine

品種等

分類

多年生草本植物

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/WHOLE_PHOTO_DATA/WHOLE_PHOTO_FILE/thumbnail/42.jpg

形態的特徴

基部が木質の多年草.つる性でほふくし,帯褐色の開出または反曲する.長剛毛があり,花序とともに白短毛をつける.葉は長柄があり,小葉の下面は白色,白毛がやや密生し,上面は緑色,伏剛毛をまばらに付ける.頂小葉は菱状円形で,急鋭尖頭,長さ幅ともに1015cm,側小葉はしばしば2裂する.花序は密に多くの花をつけ,長さ1020cmで,短梗がある.花は紅紫色または白色.

生態的特徴

中国東北部,日本では北海道,本州,四国,九州の山野に広く分布する.

生育特性 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

 

 

写真ライブラリー

写真ライブラリー

 

文献情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

 

 

生薬名

カッコン

 

組織培養物及び効率的増殖法

Pueraria_lobata-Ref-1

 

植物体栽培及び植物の効率的生産法

 

さく葉標本情報

 

トランスクリプトーム・ゲノミクス情報

 

稀少植物情報

 

保有資源情報

導入年

保有研究部

導入番号

1987

北海道研究部

12612-87HK

場内自生種

種子島研究部

0000-NGTN

 

 

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果実

 

 

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生薬

中国産(柴田要七商店)

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種子と莢果

筑波研究部圃場脇

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発芽期(ほう芽期)

北海道研究部標本園

 

 

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北海道研究部標本園

 

植物名

クズ

ラテン名

Pueraria lobata (Willd.) Ohwi

文献コード

Pueraria_lobata-Ref-1

出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年)

Li L. and Zhang C.R., Journal of Environmental Biology 27: 21-26 (2006)

要約(和訳)

クズ苗本葉外植体から誘導したカルスを1mg l-1 2,4-D1mg l-1 NAA0.5mg l-1カイネチン、30g l-1ショ糖を添加したGamborg B5培地に懸濁した。細胞成長と懸濁細胞中のプエラリンとイソフラボンの収量に及ぼすココナッツミルクとカゼイン加水分解物(CH)の効果を検討した。懸濁培養におけるイソフラボンとプエラリンの総含量は、分光光度計とHPLCにより定量した。 ろ過滅菌したココナッツミルク10%添加は、細胞培養の成長と総イソフラボンの蓄積を減少させた。しかし、0.2%のCH添加は、細胞培養の成長とプエラリンと総イソフラボンの蓄積と放出を促進した。プエラリンとイソフラボンの総収量は、対照区に比べて、それぞれ34.%と40.8%高かった。クズ苗本葉の細胞培養にとって最適な培地は、1mg l-1 2,4-D1mg l-1 NAA0.5mg l-1カイネチン、2%ショ糖、20 mg l-1 CHを添加したB5液体培地であった。この手順の利用は、イソフラボンの生産にとって有用である。

目的

本研究の目的は、クズの懸濁細胞培養における細胞成長とイソフラボンレベルに及ぼすCMCHの効果を明らかにすることである。

材料(品種,系統,産地,由来)

華南師範大学植物園で育っているクズ

外植片

無菌播種した実生の本葉

初期培養

(カルス形成) クズの未熟な緑色のサヤを水洗し、70%エタノール1分間、0.2%塩化水銀で20分間浸漬し、その後、滅菌蒸留水で3回洗浄した。8日後4葉齢の無菌実生の本葉を切り取り、カルス誘導のため、1mg l-1 NAA0.5 mg l-1 4-PU30 gl-1 ショ糖を添加したMS培地に置床した。培養物は25℃16時間日長の蛍光灯条件下で維持した。

シュート増殖

(カルス増殖) カルス小片を切取り、1mg l-1 NAA0.5 mg l-1 kinetin30 gl-1 ショ糖を添加したGamborg B5寒天(0.8%)培地に移植した。カルスは15日間隔で継代培養された。 (懸濁細胞) 6代継代培養後、クリーム色のフライアブルなカルス(生体重1.5g)を1mg l-1 NAA0.5 mg l-1 kinetin30 gl-1 ショ糖を添加し、さらに20 mg l-1 カゼイン加水分解物または 10% (v/v) の新鮮な(ろ過滅菌した) ココナッツミルクを加えたGamborg B5液体培地を50ml入れた150mlのフラスコに移植した。振とう機で毎分130回転しながら25℃で培養すると、フライアブルなカルスは急速に単細胞に崩壊し、小さな細胞集塊に発達した。

発根

記載無し

馴化条件

記載無し

鉢上げ・定植

記載無し

栽培条件

記載無し

再生植物体の形質

記載無し

分析した成分

プエラリン、イソフラボン

成分の抽出法

UV-VIS分光光度計分析用の抽出) 乾燥粉末25mg95%のエタノールを30ml加えて攪拌し、70℃の恒温槽に6時間置いた。冷却後、粗抽出物に95%エタノールを50ml加えて希釈した。1.0mlの抽出サンプルは、水を加えて25.0mlまで希釈した。
HPLC分析用の抽出) 乾燥粉末100mg1.0mlの無水エタノールを加え、24時間抽出した。抽出物を混合、濾過し、5mlの無水エタノールで希釈した。

分析法

UV-VIS分光光度計分析)UV-VIS分光光度計(UV-2100, 島津製作所製)により、サンプルの吸光度を250nmで測定した。
HPLC分析) Gold System, Beckman社製、カラムはUltrasphere ODS (4.6 mm × 250 mm)、移動相はメタノールと水(50:50)、流速1.0 ml/min、検出吸光度248nmHPLC分析した。

備考

(UV-VIS spectrophotometer analysis) The extinction of samples at 250 nm was determined by a UV-VIS spectrophotometer (UV-2100, shimadzu, Japan). (HPLC analysis) The HPLC (Gold System, Beckman) was used as follows: column, Ultrasphere ODS (4.6 mm × 250 mm); eluant, MeOH: H2O (50 : 50); flow rate, 1.0 ml/min; detection, E 248 nm.

 

名称

Puerarin(プエラリン)

別名

構造

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/COMPOUND_DATA/STRUCTURE_IMAGE_FILE/thumbnail/51.png
Puerarin.mol

分子式

C21H20O9

分子量

416.38

IUPAC

CAS

3681-99-0

Other DB

CHEBI

CHEMPDB

KEGG

C10524

NIKKAJI

J16.365A

PUBCHEM

SID:12707

文献情報

NMR情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

(LC/GC)MS情報 http://mpdb.nibiohn.go.jp/mpdb/img/plusminus01-001.gif

この化合物を含有する生薬名

カッコン(PUERARIAE RADIX)

 

生薬名

カッコン

試験名称

定量法

分析条件

本品の粉末約0.3gを精密に量り,薄めたメタノール(1→2)50mLを加え,還流冷却器を付けて水浴上で30分間加熱し,冷後,ろ過する.残留物は薄めたメタノール(1→2)50mLを加え,同様に操作する.全ろ液を合わせ,薄めたメタノール(1→2)を加えて正確に100mLとし,試料溶液とする.別にプエラリン標準品(別途水分を測定しておく)10mgを精密に量り,薄めたメタノール(1→2)に溶かし,正確に100mLとし,標準溶液とする.試料溶液及び標準溶液10μLずつを正確にとり,次の条件で液体クロマトグラフィー〈2.01〉により試験を行い,それぞれの液のプエラリンのピーク面積AT及びASを測定する.
プエラリン(C21H20O9)の量(mg)MS × ATAS
MS
:脱水物に換算したプエラリン標準品の秤取量(mg)
試験条件
検出器:紫外吸光光度計(測定波長:250nm)
カラム:内径4.6mm,長さ15cmのステンレス管に5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲルを充てんする.
カラム温度:40℃付近の一定温度
移動相:0.05mol/Lリン酸二水素ナトリウム試液/アセトニトリル混液(91)
流量:プエラリンの保持時間が約15分になるように調整する.
システム適合性
システムの性能:標準溶液10μLにつき,上記の条件で操作するとき,プエラリンのピークの理論段数及びシンメトリー係数は,それぞれ3000段以上,2.0以下である.
システムの再現性:標準溶液10μLにつき,上記の条件で試験を6回繰り返すとき,プエラリンのピーク面積の相対標準偏差は1.5%以下である.

備考

 

 

生薬名

カッコン

試験名称

確認試験法(TLC)

分析条件

本品の粉末2gにメタノール10mLを加え,3分間振り混ぜた後,ろ過し,ろ液を試料溶液とする.別にプエラリン標準品1mgをメタノール1mLに溶かし,標準溶液とする.これらの液につき,薄層クロマトグラフィー〈2.03〉により試験を行う.試料溶液及び標準溶液2μLずつを薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを用いて調製した薄層板にスポットする.次に酢酸エチル/メタノール/水混液(1221)を展開溶媒として約10cm展開した後,薄層板を風乾する.これに紫外線(主波長365nm)を照射するとき,試料溶液から得た数個のスポットのうち1個のスポットは,標準溶液から得た青白色の蛍光を発するスポットと色調及びRf値が等しい.

備考

Merck社製とWako社製TLC plateの比較および、7cm10cm展開の比較


画像データ

画像

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備考

Merck社製 TLC plate(7cm展開) Rf値:0.35(青白色) 展開時間:13分 標準品:プエラリン ①中国・四川(20082月入手) ②中国・四川(20075月入手) ③中国・四川(20065月入手)

 

画像

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備考

Merck社製 TLC plate (10cm展開) Rf値:0.37(青白色) 展開時間:21分 標準品:プエラリン ①中国・四川(20082月入手) ②中国・四川(20075月入手) ③中国・四川(20065月入手)

 

画像

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備考

ako社製 TLC plate(7cm展開) Rf値:0.39(青白色) 展開時間:8分 標準品:プエラリン ①中国・四川(20082月入手) ②中国・四川(20075月入手) ③中国・四川(20065月入手)

 

画像

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備考

ako社製 TLC plate10cm展開) Rf値:0.37(青白色) 展開時間:14分 標準品:プエラリン ①中国・四川(20082月入手) ②中国・四川(20075月入手) ③中国・四川(20065月入手)

 

画像

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備考

Merck社製 TLC plate7cm展開) Rf値:0.38 展開時間:11分 標準品:プエラリン

 

画像

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備考

Merck社製 TLC plate10cm展開) Rf値:0.38 展開時間: 21分 標準品:プエラリン

 

画像

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備考

Wako社製 TLC plate7cm展開) Rf値:0.36 展開時間: 8分 標準品:プエラリン

 

画像

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備考

Wako 社製 TLC plate10cm展開) Rf値:0.38 展開時間: 16分 標準品:プエラリン

 

画像

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備考

Merck社製 TLC plate7cm展開) Rf値:0.36(青白色蛍光) 展開時間:13分 標準品:プエラリン ①中国・安徽省(201011) ②中国・湖北省(200612月) ③中国・四川省(200812)

 

画像

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備考

Merck社製 TLC plate10cm展開) Rf値:0.35(青白色蛍光) 展開時間:24分 標準品:プエラリン ①中国・安徽省(201011) ②中国・湖北省(200612月) ③中国・四川省(200812)

 

画像

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備考

Wako 社製 TLC plate7cm展開) Rf値:0.36(青白色蛍光) 展開時間:7分 標準品:プエラリン ①中国・安徽省(201011) ②中国・湖北省(200612月) ③中国・四川省(200812)

 

画像

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備考

Wako 社製 TLC plate10cm展開) Rf値:0.35(青白色蛍光) 展開時間:14分 標準品:プエラリン ①中国・安徽省(201011) ②中国・湖北省(200612月) ③中国・四川省(200812)

 

画像

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備考

Merck社製 TLC plate7cm展開) Rf値:標準品 0.33         試料  0.33 展開時間:13分 標準品:プエラリン

 

画像

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備考

Merck社製 TLC plate10cm展開) Rf値:標準品 0.34         試料  0.34 展開時間:19分 標準品:プエラリン

 

画像

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備考

Wako社製 TLC plate7cm展開) Rf値:標準品 0.39         試料  0.39 展開時間:8分 標準品:プエラリン

 

画像

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備考

Wako社製 TLC plate10cm展開) Rf値:標準品 0.39         試料  0.38 展開時間:15分 標準品:プエラリン

 

画像

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備考

Merck社製 TLC plate(7cm展開) Rf値:0.34 展開時間:1145秒 標準品:プエラリン

 

画像

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備考

Merck社製 TLC plate10 cm展開) Rf値:0.37 展開時間:2430秒 標準品:プエラリン

 

画像

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備考

Wako社製 TLC plate(7cm展開) Rf値:0.33 展開時間:8分 標準品:プエラリン

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/418.jpgモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck社製 TLC plate10cm展開) Rf値:0.35 展開時間:1545秒 標準品:プエラリン

 

画像

http://mpdb.nibiohn.go.jp/CONTENTS_ROOT/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_DATA/JP_IDENTIFICATION_PHOTO_FILE/thumbnail/419.JPGモデル試料のTLC画像と比較する

備考

Merck社製 TLC plate(7cm展開) Rf値:0.36 展開時間:11分 標準品:プエラリン

 

画像

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備考

Merck社製 TLC plate10cm展開) Rf値:0.36 展開時間:22分 標準品:プエラリン

 

画像

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備考

Wako社製 TLC plate(7cm展開) Rf値:0.40 展開時間:8分 標準品:プエラリン

 

画像

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備考

Wako社製 TLC plate10cm展開) Rf値: 0.38 展開時間: 15分 標準品:プエラリン

 

画像

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備考

Merck社製 TLC plate(7cm展開) Rf値:0.36(青白色蛍光) 展開時間:12分 標準品:プエラリン

 

画像

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備考

Merck社製 TLC plate10cm展開) Rf値:0.33(青白色蛍光) 展開時間:21分 標準品:プエラリン

 

画像

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備考

Wako社製 TLC plate7cm展開) Rf値:0.37(青白色蛍光) 展開時間:7分 標準品:プエラリン

 

画像

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備考

Wako社製 TLC plate10cm展開) Rf値:0.35(青白色蛍光) 展開時間:14分 標準品:プエラリン

生薬名

カッコン

試験名称

乾燥減量

分析条件

乾燥減量〈5.01〉 13.0%以下(6時間)

備考

生薬名

カッコン

試験名称

灰分

分析条件

灰分〈5.01〉 6.0%以下.

備考

生薬名

カッコン

試験名称

純度試験

分析条件

() 重金属〈1.07〉 本品の粉末3.0gをとり,第3法により操作し,試験を行う.比較液には鉛標準液3.0mLを加える(10ppm以下)
(
) ヒ素〈1.11〉 本品の粉末0.40gをとり,第4法により検液を調製し,試験を行う(5ppm以下)

備考

方番号

処方名(漢字)

葛根湯加川芎辛夷

処方よみがな

かっこんとうかせんきゅうしんい

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

カッコン 4-8   マオウ 3-4   タイソウ 3-4   ケイヒ 2-3   シャクヤク 2-3   カンゾウ 2   ショウキョウ 1-1.5   センキュウ 2-3   シンイ 2-3

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

カッコン , マオウ , タイソウ , ケイヒ , シャクヤク , カンゾウ , ショウキョウ , センキュウ , シンイ

副作用情報

偽アルドステロン症 , 可逆性脳血管攣縮症候群

Kampo CONSORT Statement

処方番号

処方名(漢字)

葛根湯

処方よみがな

かっこんとう

処方局法収載

医療用処方

処方成分分量

カッコン 4-8   マオウ 3-4   タイソウ 3-4   ケイヒ 2-3   シャクヤク 2-3   カンゾウ 2   ショウキョウ 1-1.5    

処方用法・用量

処方効能・効果

処方原典

処方出典

処方エキス収率ファイル名

文献情報

生薬名

カッコン , マオウ , タイソウ , ケイヒ , シャクヤク , カンゾウ , ショウキョウ

副作用情報

間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 薬物性肝障害 , 薬疹 , 薬疹 , 間質性肺炎

Kampo CONSORT Statement

試験名

NO production inhibitory activity

研究領域

免疫系

試験レベル

Cell-based

プロトコール

<NO産生抑制試験>
96ウェルプレートにマウスマクロファージ様細胞株RAW264.7細胞を1.2×106cells/mlに調製して、200ul撒き、37、5%CO2の条件下で、前培養を2時間行ない、LPSを100ng/ml、IFN-γを0.3ng/mlの濃度になるように添加し、さらに、DMSOに溶解した被検物質のサンプルを100ug/mlになるように投与した。37、5%CO2の条件下で、16時間、本培養を行なった。

培養上清を回収し、NO2-をグリース試薬により発色させ、550nm(対照650nm)の吸光度を測定し、下記式によりNO産生抑制率を算出した。
NO産生抑制率=(1(AS-AN)/(AD-AN))×100
AN:未処理群の吸光度
AS:サンプル/LPS/IFN添加群の吸光度
AD:DMSO/LPS/IFN添加群の吸光度

培養上清を回収した残りの細胞にMTT試薬を0.1mg/mlの濃度になるように添加し、37、5%CO2の条件下で、4時間、培養を行なった。培養上清を捨て、150ulのDMSOに溶解し、550nm(対照650nm)の吸光度を測定し、下記式により細胞生存率を算出した。
細胞生存率=AS/AD×100
AS:サンプル/LPS/IFN添加群の吸光度
AD:DMSO/LPS/IFN添加群の吸光度

結果タイプ

PubMed ID

備考

カッコン

活性試験結果情報

% inhibition