生薬名
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ガジュツ
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生薬英名
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Zedoary
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生薬ラテン名
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ZEDOARIAE RHIZOMA
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生薬和名
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莪朮
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基原植物
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Curcuma
zedoaria (Christ.) Roscoe(ガジュツ)
植物詳細
植物名
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ガジュツ
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ラテン名
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Curcuma zedoaria (Christ.) Roscoe
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科名
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Zingiberaceae
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和科名
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ショウガ科
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一般名
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ガジュツ
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一般英名
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Zedoary
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品種等
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分類
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夏緑性多年性草本
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画像
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多年生草本で,高さ約1m.根茎は肥厚し,種根茎(種イモ)から1~3個の連続する主根茎を形成する.主根茎は卵形~勾玉状で,これより側根茎が掌指状に分岐し,ともに表面に輪節がある.外面は淡黄褐色で内部は淡い青藍色を呈している.葉は2裂互生し,長い葉柄を有し下部は葉鞘をなす.葉身は長楕円形~狭卵形で,長さ約70cmに達し,葉先は尖り,全縁.葉の上面には中肋を挟み一対の帯紫色の筋が縦走する.晩夏~初夏に穂状花序を根出する.花序は多数の苞葉を付け,苞葉の先端は円形で,頂部の苞葉は紅紫色を呈し,下部の苞葉は鮮緑色である.各苞葉の腋に淡黄色の花を数個生じ,花序の下部のものより開花する.花は1日花である.日本では結実しない.
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形態的特徴
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生態的特徴
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インド,ヒマラヤ地方原産と言われる.典型的な熱帯植物で,耐暑性,耐照性は強いが,耐寒性は弱い.全体に樟脳臭を有す.晩春~初夏に穂状花序を根出し,黄色の花を開く.
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生育特性
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寒さの区分
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Ⅳ~Ⅵ
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日照条件
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Ⅳ,Ⅴ
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暖かさの区分
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140~170
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土壌分類
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Ⅲ,Ⅳ
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土壌適正
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排水・保水の良い場所に適し,埴壌土の肥沃地に適する。
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遮光
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不要
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画像
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写真ライブラリー
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写真ライブラリー写真ライブラリー(Curcuma
zedoaria (Christ.) Roscoe(ガジュツ))
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葉
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013-03 ガジュツ葉05.6.28種子島
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生育期
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013-09 ガジュツ畑05.11.26屋久島
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生薬
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ガジュツ:莪朮(中国・広西)No.159 06.2.1
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その他
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013-10 ガジュツ地下部05.12.19種子島
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種芋
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葉
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収穫期
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生育初期
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花
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収穫物
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ガジュツ生薬
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文献情報
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生薬名
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ガジュツ
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組織培養物及び効率的増殖法
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植物体栽培及び植物の効率的生産法
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栽培情報 植物体栽培及び植物の効率的生産法
植物名
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ガジュツ
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ラテン名
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Curcuma zedoaria (Christ.) Roscoe
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種苗および品種
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在来種が栽培されている。
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繁殖
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根茎(種イモ)を用いる。わが国では結実が見られず、繁殖はすべて栄養繁殖による。大きい種イモを使用したほうが良質で高収量が期待できるが、実際栽培においては1個の重量が50~70gの大きさで、卵形または勾玉状のものが適している。できれば種イモ生産のための専用圃場を設けることが望ましい。
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栽培適性
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熱帯植物であるため、生育期間中は高温多湿を好み、昼夜の温度差の少ない地域に適し、夏季の乾燥は生育を極度に阻害するため適度の雨量が好ましい。冬季の雨量は特に影響はないが、度々の降霜、降雪、あるいは気温が氷点下に下がるような場合は根茎が凍死するため冷涼地には適さない。このようなことを考え合わせると、わが国では西南暖地の無霜地帯が栽培適地といえる。土質への適応性は極めて広いが、表土が深く有機質に富み、排水・保水が良好で肥沃な埴壌土が好ましい。極端な陰地でなければ施肥管理により十分対処できる。
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播種,定植および育苗
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植え付け:植え付け時期は栽培地の気象、立地条件、栽培方法や前作物の収穫時期などにより一概に決定できない。薩南諸島の栽培地においては、根茎収量の点からは4月上旬から5月上旬までの植え付けで良いが、乾物率を考慮すると4月植えが望ましい。
種イモは、50~70g以上のものを10a当り5,000個~5,500個植え付ける。密植することにより単位面積当りの根茎個数が増加するが、原料根茎1個重はそれほど小さくならない特性を示し、原料根茎収量は多肥・密植栽培で増収する。
植え付け密度は、畦幅90 cm x株間20~25 cm とし、基準施肥量(三要素量)を5割増施することが収益性を高めるうえで効果的である。種イモは20~25 cm と深植えすることにより原料根茎が長くなり、原料根茎1個重が増大し増収となる。
植え付け方向は、種イモの両側の芽を水平にし、種イモが条溝に直角になるようにしたほうが多収穫が得られる。
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肥料
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管理
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6月に除草、深い中耕、追肥、培土を行い、7月に除草、追肥、培土を行い、根を切るおそれのある中耕は避ける。ガジュツは過湿には強いが、生長期の乾燥には弱いため過乾時には潅漑が必要である。
2回目の培土後に、畦間や株間に生堆肥・藁・刈草などでマルチングをすることは、土地の乾燥を防ぎ、雑草の発生を防止するうえで効果的である。
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病害虫駆除
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収量に悪影響をおよぼすような害虫は極めて少ないが、サツマイモの後作として植え付ける場合に、ネコブセンチュウ・ネグサレセンチュウが根に寄生し、根茎の肥大を阻害することがある。有害センチュウの棲息密度を低下させる輪作体系を組むことが最も効果的である。
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収穫・調製
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環境によっても異なるが、茎葉は10月上旬頃から黄化を始め、11月上旬頃から倒伏・枯死していく。降霜地においては、根茎が霜害・寒害を受けると腐り、種用に貯蔵しても腐敗を免れないため、降霜前に収穫しなければならない。
収穫した根茎は根を丁寧に除去した後、水洗し、湯通しして陽乾するか、水洗後外皮を去り、湯通しせず厚さ5mm程度に輪切りにして乾燥する。
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収量
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目標収量は10 a当たり、根茎生重量3.000 kg であるが、栽培条件、生育状況による幅が大きく、普通栽培では植え付け重量の4~8倍の収量がある。
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参考情報(生物活性)
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参考情報(生物活性)ファイル
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特性分類表
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栽培暦
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栽培方法関連データ
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栽培方法関連写真データ
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種子発芽情報データ
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備考
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備考ファイル
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さく葉標本情報
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トランスクリプトーム・ゲノミクス情報
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稀少植物情報
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保有資源情報
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導入年
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保有研究部
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導入番号
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1963
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種子島研究部
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0093-63TN
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1979
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筑波研究部
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0616-79TS
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1979
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筑波研究部
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0617-79TS
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1983
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北海道研究部
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10907-83HK
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1984
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筑波研究部
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0574-84TS
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部位
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根茎を通例湯通ししたもの
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局方収載
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局
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食薬区分
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非医
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生薬成分
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精油:モノテルペノイド(cineole,camphene,pinene,camphor等),セスキテルペノイド(curzerenone,zederone,curcolone,curdione等) デンプン
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成分(化合物)
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性状
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ほぼ卵形を呈し,長さ4~cm,径2.5~4cmである.外面は灰黄褐色~灰褐色で,節は環状に隆起し,節間は0.5~0.8cmで,細かい縦じわ,根を除いた跡及び分岐した根茎の小隆起がある.ルーペ視するとき,外面に粗毛を認める.角質で切りにくく,その横切面は灰褐色で,皮層は厚さ2~5mm,中心柱は広く,これらの境は淡灰褐色の線として認められる.特異なにおいがあり,味は辛くて苦く,清涼である.
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用途
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芳香性健胃,駆風,通経
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調製法
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地上部が枯死した冬季~早春に掘り取り,地上部(茎や葉など)・根を除去し,水洗により土砂を落とす.降霜地では,降霜前に収穫しなければならない.根茎は湯通しするが,芯まで柔らかくなるまで煮て,その後序序にさまし,戸外で薄く広げ速やかに陽乾する.
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エキス収率
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文献情報
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処方
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210処方にはない. その他の処方では莪朮丸,散腫潰堅湯,七香丸,浄腑湯,当帰活血散,妙功十一丸,和地通経湯など.
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モデル試料
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遺伝子情報
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日本薬局方情報
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定量法
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確認試験法
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確認試験法(TLC)
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乾燥減量
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灰分 各種試験法詳細
生薬名
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ガジュツ
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試験名称
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灰分
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分析条件
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灰分〈5.01〉 7.0%以下.
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備考
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酸不溶性灰分
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エキス含量
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精油含量 各種試験法詳細
生薬名
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ガジュツ
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試験名称
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精油含量
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分析条件
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精油含量〈5.01〉 本品の粉末50.0gをとり,試験を行うとき,その量は0.5mL以上である.ただし,あらかじめフラスコ内の試料上にシリコーン樹脂1mLを加え,試験を行う.
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備考
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純度試験 各種試験法詳細
生薬名
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ガジュツ
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試験名称
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純度試験
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分析条件
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(1) 重金属〈1.07〉 本品の粉末1.0gをとり,第3法により操作し,試験を行う.比較液には鉛標準液1.0mLを加える(10ppm以下).
(2) ヒ素〈1.11〉 本品の粉末0.40gをとり,第4法により検液を調製し,試験を行う(5ppm以下).
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備考
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その他
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NMR情報
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漢方処方情報
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生物活性情報
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