基原植物
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Cassia
angustifolia Vahl(ホソバセンナ)
植物詳細
植物名
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ホソバセンナ
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ラテン名
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Cassia
angustifolia Vahl
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科名
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Leguminosae
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和科名
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マメ科
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一般名
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センナ
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一般英名
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Tinnevelly senna
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品種等
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分類
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多年生木本
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画像
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形態的特徴
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C.angustifoliaは常緑低木で,高さ60~75cmに達する.葉は偶数羽状複葉で,小葉は4~10対,長さ2~6.5cm,幅0.5~1.5cm,ひ針形,先端はとがり,全縁,下面にわずかに毛がある.5弁の黄色の花を穂状花序につけ,暗褐色でわずかに湾曲した偏平長だ円形の莢果を結実,莢果は長さ3.0~5.5cm,6~9個の偏平倒卵形の種子をもつ. C.acutifoliaは高さ約1mの小低木で,枝は長く,葉は偶数羽状複葉.小葉は3~9対,長さ1.5~5.0cm,幅0.5~2.0cm,広ひ針形,先鋭,全縁でC.angustifoliaより短小.花もC.angustifoliaより細小で淡黄色,莢果は長さ3~6cm,偏平だ円形,少し湾曲し,中に方形種子を5~7個もつ.
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生態的特徴
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典型的な熱帯植物である.耐寒性が極めて弱く,国内の温暖地でも野外では越冬せず,野外栽培では実質的に1年生植物である.生育には最低気温が15℃以上を必要とする.乾燥に強く,干ばつ気味の条件で良く生育する.湿潤条件には弱い.強日射にも良く適合し,寡日照では開花,結実が悪くなる.
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生育特性
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寒さの区分
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VI
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日照条件
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IV, V
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暖かさの区分
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170以上
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土壌分類
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III, IV
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土壌適正
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排水の良い場所に適する.砂壌土に適する.必ずしも肥沃地でなくて良い.
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遮光
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不要
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画像
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写真ライブラリー
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写真ライブラリー写真ライブラリー(Cassia angustifolia Vahl(ホソバセンナ))
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左/チンネベリー,右/アレキサンドリアセンナ.06.3
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発芽C.angustifolia.98.
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J仮植苗C.angustifolia.98.6
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J定植C.angustifolia.00.6.2
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J開花期C.angustifolia.98.8.24
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Jセンナ花C.angustifolia.99.8.11
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JセンナC.angustifolia.99.9.7
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JセンナC.acutifolia.00.6.2
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Jセンナ葉収穫物C.angustifolia
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046-08 ホソバセンナ生薬(センナ実:98.5.13富山市場品)06.1.27種子島
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実生苗
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葉
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花
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果実
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文献情報
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Bala, S. et al., An improved method for the analysis of sennosides in
Cassia angustifolia by high-performance liquid chromatography.
Phytochemical Analysis (2001), 12(4), 277-280.
Yoneda, K. et al., Studies on resources of crude drugs. (XII). Anatomical
and chemical evaluation of quality of Senna Leaf (Cassia angustifolia VAHL
and C. acutifolia DELILE). Natural Medicines (1997), 51(4), 304-309.
Schultze, W. et al., Volatile constituents of the dried leaves of Cassia
angustifolia and C. acutifolia. Planta Medica (1996), 62(6), 540-543.
Singh, M. et al., Constituents of the leaves of Cassia angustifolia.
Fitoterapia (1995), 66(3), 284.
Tanaka, H. et al., Analytical studies on the active constituents in crude
drugs. V. The structure of sennoside G, a new glucoside from senna.
Chemical & Pharmaceutical Bulletin (1982), 30(5), 1550-6.
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生薬名
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センナ
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組織培養物及び効率的増殖法
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植物体栽培及び植物の効率的生産法
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栽培情報 植物体栽培及び植物の効率的生産法
植物名
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ホソバセンナ
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ラテン名
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Cassia
angustifolia Vahl
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種苗および品種
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特定の栽培種や品種はない。
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繁殖
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種子による。
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栽培適性
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野外圃場での越年栽培を行うには沖縄諸島に限定される。温暖地では、最低気温が15℃以上の5~10月(伊豆)の期間での1年生栽培が可能である。
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播種,定植および育苗
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種子を用いる。温暖地の野外でも1年生株からの採種は可能である。ただし、夏季に多雨あるいは寡日照な場合、開花、結実が困難となる。
播種:加温(最低温度15℃以上)した温室あるいはビニールハウス内で、播種と育苗を行う。深めの育苗箱等に播種する。定植時の苗の大きさは茎長10 cm 程度のものが理想とされるが、育苗日数がかかるため、少なくとも茎長5 cm以上までに育てる。播種は遅くとも定植の2ヵ月前までに行う。播種用土は砂が最も良い。種子は硬実のため粗砂等でもみ、種皮を傷つけてから播種すると発芽が早く揃う。
育苗:発芽後1ヵ月程で径6 cmのポリポットに鉢上げする。用土は水はけを良くするため砂質土壌を用い、腐葉土を混ぜる。育苗期間中、過湿にすると幼苗が枯れるため、乾かし気味に水分管理を行う。
植え付け:最低気温が15℃以上になった頃圃場に定植する。伊豆地方では5月15日~6月1日頃が適期である。条間60~70 cm、 株間30~40
cm に1株1本植えで定植する。植え付け後は、できれば灌水する。
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肥料
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管理
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繁茂するまで除草に努める。
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病害虫駆除
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虫害として、生育期全般にアブラムシ類、結莢期にカメムシ類が発生する。温室ではカイガラムシ類が付着するが、圃場ではほとんどみられない。 葉に黒い斑点が発生し、落葉するものがみられるが、本症状は病害によるものか生理的な障害であるかは不明である。
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収穫・調製
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一回で収穫する場合、開花盛期以降の8月下旬~9月に収穫する。地際から茎を刈り取り集め、さらに複葉から小葉のみを手でこぎ、乾燥する。乾燥はムシロなどの上に薄く広げて陰乾する。1年生栽培では、1株当たり収量における第一次分枝の小葉の比率が高いため、第一次分枝葉が成熟した頃が収穫適期と思われる。しかしその頃、主茎葉は半分以上脱落している。
また小葉中のセンノシド含量は開花前が高く、インドでは、開花前に主茎葉を摘み、開花後に分枝葉を採取しているといわれている。小葉のセンノシド含量は、老熟葉より若齢葉が高い傾向にあるため、収穫期が遅くならないように留意する。
採種:1年生株からも採種が可能である。開花後40日程度で結実する。結莢、結実は開花期以降の天候に左右され、晴天、気温30℃以上の高温下で良好である。好条件下で1株当たり500粒程の採種が可能である。採種株は採葉株とは別に育成する。その場合、茎長10
cm 以上の大苗株を定植するのが良い。
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収量
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10 a当たり小葉乾燥収量は、50~100 kg である。
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参考情報(生物活性)
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参考情報(生物活性)ファイル
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特性分類表
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栽培暦
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栽培方法関連データ
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栽培方法関連写真データ
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種子発芽情報データ
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備考
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備考ファイル
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さく葉標本情報
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トランスクリプトーム・ゲノミクス情報
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稀少植物情報
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保有資源情報
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成分(化合物)
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Sennoside
A(センノシドA) , 化合物情報詳細
名称
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Sennoside A(センノシドA)
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別名
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構造
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Sennoside
A.mol
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分子式
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C42H38O20
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分子量
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862.74
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IUPAC名
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CAS
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81-27-6
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Other DB
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文献情報
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NMR情報
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(LC/GC)MS情報
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この化合物を含有する生薬名
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ダイオウ(RHEI RHIZOMA) , 生薬詳細
生薬名
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ダイオウ
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生薬英名
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Rhubarb
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生薬ラテン名
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RHEI RHIZOMA
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生薬和名
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大黄
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基原植物
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Rheum
palmatum Linne(ダイオウ) 植物詳細
植物名
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ダイオウ
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ラテン名
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Rheum
palmatum Linne
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科名
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Polygonaceae
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和科名
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タデ科
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一般名
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ダイオウ
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一般英名
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(Chinese)
Rhubarb
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品種等
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ホッカイダイオウ,及び本種とチョウセンダイオウ(Rheum coreanum Nakai)の交配種であるシンシュウダイオウがある.
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分類
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多年生草本
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画像
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形態的特徴
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長柄をもつ大形の根出葉を叢生,葉身は広心形~円形で径40cm以上で掌状に深裂する.初夏,高さ1.5〜2mの花茎を出し,円錐花序を頂生,花は紅紫色又は緑白色である.
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生態的特徴
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中国四川,青海,甘粛,西蔵,陜西の各省に野生する。耐寒性は強いが,耐暑性は弱い.
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生育特性
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寒さの区分
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I〜Ill
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日照条件
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II, III
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暖かさの区分
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45〜100
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土壌分類
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I, II
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土壌適正
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高冷及び寒冷な地方の水はけの良い畑地に適し,埴壌土,砂壌土に適する. やせ地に適する.
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遮光
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不要
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画像
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写真ライブラリー
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写真ライブラリー写真ライブラリー(Rheum palmatum Linne(ダイオウ))
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種子
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R. palmatum S系
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発芽期
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発芽直後 R. palmatum系
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葉
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野生株 R. tanguticum
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葉
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野生株 R. palmatum
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葉
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野生株 R. palmatum
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葉
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野生株 R. officinale
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生育期
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4年生 夏期
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花
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3年生 R. palmatum系 白
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花期の様子
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3年生 R. palmatum
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果実
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野生株,若い果実 R. palmatum
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果実
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野生株,R. palmatum
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収穫物
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栽培株,R. palmatum
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収穫物
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野生株,R. palmatum
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生薬
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雅黄(四川省産)
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生薬
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金紋大黄(四川省産)
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ダイオウ:甘粛省 88.10.11 No.2969
06.1.31
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ダイオウ:四川大黄一級 95.9.15 荷花池市場(成都)
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夏枯れ
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高温による葉の枯れ上がり
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花
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3年生 R. palmatum系 赤
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果実
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野生株 R. officinale
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生薬
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自然乾燥風景
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文献情報
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Komatsu, K. et al., Development of a high performance liquid chromatographic
method for systematic quantitative analysis of chemical constituents in
rhubarb. Chemical & Pharmaceutical Bulletin (2006), 54(7), 941-947.
Miyazawa, M. et al., Volatile flavor components of crude drugs, part
IX, Volatile components of the rhizomes of Rheum palmatum L. Flavour
and Fragrance Journal (1996), 11(1), 57-60.
Friedrich, H. et al., Polyphenols in Rheum palmatum. Archives de
Pharmacie (1966), 299(10), 857-66.
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生薬名
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ダイオウ
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組織培養物及び効率的増殖法
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Rheum_palmatum-Ref-1
, 組織培養物及び効率的増殖法_文献
植物名
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ダイオウ
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ラテン名
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Rheum
palmatum Linne
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文献コード
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Rheum_palmatum-Ref-2
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出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年)
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Kaneko K.
et al., Shoyakugaku Zasshi 40(4): 401-405 (1986)
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要約(和訳)
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ナフタレン酢酸(NAA) 8 mg/Lとベンジルアミノプリン(BA)2.56 mg/L添加MS培地(ペーパーブリッジ)で茎頂から誘導したシュートは、NAA 4
mg/LとBA 7.56 mg/L添加培地に移植すると14日以内に急速に増殖した.引き続いてシュートをBAP無添加培地に移植すると3週間以内に発根した.発根した幼植物体はバーミキュライトが入った鉢で3週間以内に容易に活着し、さらに土壌で6ヶ月間栽培した(6ヶ月後の最高草丈 30 cm).
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目的
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品質優良でかつ薬理効果の顕著な,寒冷地栽培に適した薬用植物の育種ならびに栽培法の確立
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材料(品種,系統,産地,由来)
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1927-1928年にドイツのミュンヘン植物園より導入され,ホッカイダイオウとして北海道大学農学部附属植物園で系統保存されているダイオウ(Rheum palmatum L.)の生育期(4-10月)の根頭部
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外植片
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根頭部の芽部より摘出した0.2-0.5 cmの形成層部切片(茎頂)
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初期培養
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基本培地はMurashige-Skoog(MS)培地、ショ糖30 g/Lとし、植物生長ホルモンを添加し、 pH 5.6 に調整した後、Shoot誘導用としては、 100mL広口三角フラスコに濾紙架橋を導入し、20 mLの培地を添加し、アルミホイルで蓋をした.分注後の培地は加圧滅菌(120℃、1.2 kg/cm2, 20分)した.培養条件は、温度21土1℃)、照度4,000
Lux (ニッポ蛍光燈30R、FSL
42, T6W)、16時間/日で照明培養した.30日後誘導されたshoot (single shoot) をそれぞれshoot 誘導に用いた同一量、同一組合せのホルモン含有培地に0.8%の寒天を添加した培地上に移植し、multiple shoot を形成した形成層部切片数の比を調査した.Shoot の形成は、 BAP+インドール酢酸(IAA)区ならびにBAP+NAA区にのみ認められ、他の実験区には形成されなかった.BAP 2.56 mg/L+NAA 8.0 mg/L添加ではシュート形成率80%であった.一方、BAP 2.56 mg/L+IAA 8.0 mg/L添加のシュート形成率は20-30%であった.、
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シュート増殖
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増殖用培地はゲル化剤として寒天(0.9%) あるいはgellan gum (0.18%) を添加した後、ø4.0cm パイレックス培養瓶に20 mL注入し、アルミホイルで蓋をし、加圧滅菌した.初期培養において、NAAのshoot誘導率はIAAに比較して高率を示したこと、NAA はIAAに比較して水溶液中で安定なこと、ならびにIAA添加区のshootは微小かつ群生すること等から、NAA について詳細に添加濃度を検討した.Single shoot (基部にカルス層2-3mm付着)を移植し2 週間培養した結果、両生長ホルモンの至適濃度は、 BAP 7.68 mg/L、NAA 4 mg/Lであって,両生長ホルモンを上記のごとく添加した増殖用培地上2 週間後の増殖倍数は8-10であった.両ホルモンの低濃度区では増殖倍数、生育度ともに低下した.一方、高濃度区では明確な生長阻害を惹起した.さらにgel化剤として、寒天0.8%とgellan gum 0.18%を比較した結果、gellan gum使用区は、増殖倍数13-18倍を示し、生育度も寒天使用区に比較し優れていた.
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発根
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発根用培地は増殖用培地からBAPを除去した培地を用いた.増殖培地上2週間増殖したshoot から、single shootを調製し、発根培地に移植し、3週間培養した.培養3週間後70-80%のshoot が発根した.未発恨のshoot は新鮮発根培地に移植し、3週間後にほとんどのshoot が発根し、両培養による発根率は100% を示した.さらにgel化剤として、寒天0.8%とgellan gum 0.18%を比較した結果、gellan gum使用区は根毛の発生度は著しく高かったが、根部の発生率、ならびに根部の生育は寒天使用区に比較し劣っていた.
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馴化条件
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発根用培地で発根した幼植物は1か月培養後,温室に移し水洗してgel を除き,土嬢に活着させるため,市販ピートポット中,バミキュライトを用い3週間栽培し,根部を充実させた.
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鉢上げ・定植
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引き続き市販培養土中6 か月温室で栽培した後,屋外に搬出し,直接栽培圃場に定値した.6ヶ月後、最大草丈30 cmに達し、土壌への活着率は95%であった.
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栽培条件
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記載無し
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再生植物体の形質
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晩秋期における生育度は、従来の栄養増殖法に比較し、同程度以上の生育を示した.
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分析した成分
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成分の抽出法
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分析法
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備考
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Rheum_palmatum-Ref-2
, Rheum_palmatum×R._coreanum-Ref-1 組織培養物及び効率的増殖法_文献
植物名
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ダイオウ
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ラテン名
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Rheum
palmatum Linne
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文献コード
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Rheum_palmatum×R._coreanum-Ref-1
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出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年)
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特願平6-68436
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要約(和訳)
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【目的】 シンシュウダイオウの遺伝的に同一なクローン植物を短期間に、かつ大量に作出する。
【構成】 シンシュウダイオウの組織培養において、0.1ないし1.0 mg/Lのインドール酢酸を 含有する培地でシュートを形成、増殖させて、シンシュウダイオウのクローン苗を作出する.
【効果】 遺伝的に同一な、センノサイド含有率の高いシンシュウダイオウが短期間に大量に栽培できる.
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目的
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遺伝的に同一なシンシュウダイオウのクローン植物を短期間に、かつ大量に得られるようにすることを目的とする
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材料(品種,系統,産地,由来)
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日本で品種改良された信州大黄(ホッカイダイオウR. palmatum×チョウセンダイオウR. coreanum
Nakai))4年生株の側芽
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外植片
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0.3-0.4 mmの茎頂
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初期培養
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4年生株でセンノサイド含有率の定かな株の側芽の中から直径約5、7、10および15
mm側芽を切り取って、水道水で洗浄し、塩化ベンザルコニウム100倍液に10分間、70%エタノールに1分間、有効塩素1%の次亜塩素酸ナトリウム溶液に10分間の順に浸漬して殺菌し、滅菌水で3回洗浄した後、実体顕微鏡下でそれぞれの側芽から1、2および4 mmの茎頂を摘出した.MS培地にインドール酢酸(IAA) 0.25 mg/Lとベンジルアミノプリン(BAP)2.0 mg/Lを組み合わせ、ショ糖30 g/L、ゲランガム2 g/Lを添加し、水酸化ナトリウムおよび塩酸でpH5.8に調整し、試験管(径4 cm×高さ13 cm)に20 mLを分注した後、121℃で20分間滅菌した.茎頂は培地に1個を置床し、明期の温度は25℃、暗期の温度は20℃、明期の時間は16時間、照度は6000 Luxとし、培養は30日間行った.その結果、茎頂からのシュート形成率は全般に低く明確な差異がみられなかった が、置床した茎頂の中で新たなシュートを5本形成しているものが出現した(側芽の径:5 mm、茎頂:2 mmにおいてシュート形成率:10%、形成シュート数:5.0本).
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シュート増殖
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茎頂から5本のシュートを形成したシュートだけを選び、そのシュートを個々に分割 し、同一組成の新たな培地に移植して培養する操作、すなわち継代培養を3回繰り返し、継代培養ごとのシュートの増殖数を検討した.その結果、継代培養ごとのシュートの増殖数は大きく異なることなく、順調に増殖した(シュートの増殖本数 1回目:4.1±3.1、2回目:2.6±1.7、3回目:3.9±2.3).しかし、個々に分割されたシュートの長さによっては増殖数に若干の違いが観察され、シュートの長さが1 cm以下の場合に増殖数が多かった.得られたシュートを用い、MS培地にBAPを単独で1.0、2.0および4.0 mg/L、BAP 2.0 mg/LにIAAを0.125および0.250 mg/Lを組み合わせて、シュートの増殖数を再度検討した.その結果、シュートの増殖数はBAPを単独で添加した場合に少なく、IAAとBAPを組み合わせことによって増加する傾向がみられ、至適な組み合わせはBAP 2.0 mg/LとIAA 0.25 mg/Lであった(シュート形成本数:3.8±2.6).
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発根
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BAP 2.0
mg/LとIAA 0.25 mg/Lの組合せで培養して増殖したシュートを分割して、同一組成の新たな培地に移植し、継代培養を反復し
て増殖させたシュートを用いて発根基材を検討した.発根基材はロックウールプラグ、バーミキュライトおよび水苔とし、発根基材を詰めた試験管にはMS培地の1/4量に、IAA 0.5 mg/Lとショ糖20 g/Lを添加した溶液を、試験管当たり20 mLを注入して、それぞれの発根基材に含浸させた.シュートは試験管に1本ずつ移植し、培養は50日間行った.その結果、水苔ではシュートからの不定根の形成が不良であったが、ロックウールプラグおよびバーミキュライトにおいては全てのシュートが発根した(ロックウールプラグ:発根率100%).また、発根基材としてロックウールプラグを用いて、MS培地の量およびIAAの添加量と不定根の形成の関係を検討した.MS培地は基本量、1/2量および1/4量、IAAは0.5、1.0および2.0 mg/Lとし、これらにショ糖20 g/Lを添加して、試験管当り20 mL注入して、ロックウールプラグに含浸させた.シュートは試験管に1本ずつ移植し、培養は40日間行った.その結果、MS培地の基本量では無機塩類の濃度が高く、IAAの添加量に関係なくシュートからの不定根の形成が不良であった.また全般にIAAの添加量が高くなると、シュートの基部のカルス化が起こり、最も好適な条件はMS培地の量を1/2量とし、IAAを0.5 mg/L添加した場合であった(発根率:70%).さらに、MS培地の量を1/2量としてショ糖の添加量と不定根の形成の関係を検討した.MS培地は1/2量、IAAは0.5
mg/Lとし、ショ糖は0、5、10および20 g/Lを添加し、培養は40日間行った.その結果、ショ糖の添加量が10 g/L以下ではシュートからの不定根の形成が著しく不良で、20 g/Lを添加した場合において多くのシュートから不定根が形成された(発根率:85%).シュートの大きさと不定根の形成の関係を検討した結果、小さなシュートからの不定根の形成は不良であったが、シュートの長さが約1 cm以上では不定根が良好に形成された.
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馴化条件
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記載無し
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鉢上げ・定植
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記載無し
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栽培条件
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記載無し
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再生植物体の形質
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同一形質のクローン苗を多数育成して、栽培のための圃場に植え付けて4年間栽培し、また、同一圃場にも種子から育成した苗を植え付けて4年間栽培し、株ごとの乾燥根の重量(収量)およびセンノサイド含有率を比較した.その結果、乾燥根の株平均の重量は、種子から栽培した場合を100とすると、クローン苗を栽培した場合では110と増収した。株平均のセンノサイド含有率は、種子から栽培した場合が0.99%であったのに対して、クローン苗を栽培した場合では1.62%と著しく高かった.また、株ごとのセンノサイド含有率の変動率は、種子から栽培した場合が33%であったのに対して、クローン苗を栽培した場合では11%を示し、品質の均一化の顕著なことが確認された.
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分析した成分
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記載無し
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成分の抽出法
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記載無し
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分析法
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記載無し
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備考
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Rheum
palmatum Linne×R. coreanum Nakai
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植物体栽培及び植物の効率的生産法
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栽培情報 植物体栽培及び植物の効率的生産法
植物名
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ダイオウ
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ラテン名
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Rheum
palmatum Linne
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種苗および品種
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ホッカイダイオウ,シンシュウダイオウ
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繁殖
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種子を用いる.
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栽培適性
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冷涼地を好み,土質は壌土,砂壌土,火山灰土の排水良好な丘陵地または緩傾斜地が適地である.
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播種,定植および育苗
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育苗は,10a当り2 kg (約15万粒)の種子を5月下旬~6月上旬(北海道地方)に条間50cmの平畦に播幅10cmほどに播種,2 cmの覆土をする.苗の掘り上げは10月に行い,根頭部の直径が1.3cm以上のものを定植に用いる.本圃への定植は,早春に平畦で条間90 cm,株間50 cm (10a当り2,200本植)で根頭部がかくれる程度(3~5cm)の覆土をして鎮圧する.
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肥料
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管理
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育苗では,本葉3枚程度に生育したとき,虚弱苗や密生苗の間引きを行う.除草,病虫害防除は,適宜実施する.毎年5月中・下旬に花茎を抽出し始めそれを放置すると開花し,株全体が衰弱するので,この花茎を開花に先立ち地際に近いところで切り取る.
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病害虫駆除
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幼苗期にハムシ(ジノミ),ネキリムシなどの被害が発生することもあるので,その防除に努める.
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収穫・調製
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本圃4~5年目の秋または5~6年目の早春に掘り上げる.地下部は水洗の後,適当な大きさに切断して乾燥(陽乾または60℃以下の強制乾燥)する.乾燥中はカビの発生などで変質しないように十分注意して仕上げる.乾燥後はふるいにかけ,粉塵などの夾雑物を除去して規定の麻袋などに梱包する.保管は直射日光を避け,吸湿や虫に食害されないよう特に留意する.
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収量
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両種とも定植後3年で約700kgである.
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参考情報(生物活性)
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参考情報(生物活性)ファイル
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特性分類表
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表題
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画像、ファイル
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備考
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栽培暦
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表題
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画像、ファイル
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備考
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栽培方法関連データ
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栽培方法関連写真データ
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表題
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シンシュウダイオウの種子
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画像
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解説
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表題
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シンシュウダイオウの発芽期
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画像
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解説
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表題
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シンシュウダイオウの育苗圃場
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画像
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解説
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表題
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シンシュウダイオウの本圃定植(2年生の萌芽)
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画像
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解説
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表題
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シンシュウダイオウの生育盛期
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画像
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解説
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表題
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シンシュウダイオウの花
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画像
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解説
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表題
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収穫物の乾燥
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画像
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解説
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表題
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生薬
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画像
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解説
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種子発芽情報データ
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備考
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備考ファイル
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さく葉標本情報
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さく葉標本 さく葉標本
植物名
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ダイオウ
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ラテン名
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Rheum
palmatum Linne
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備考
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掌葉大黄
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さく葉標本写真情報
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写真
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表題
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ダイオウ
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採取地
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中国四川省
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採取日
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2001.7.20
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採取者
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鑑定者
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備考
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(株)ツムラ提供
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トランスクリプトーム・ゲノミクス情報
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稀少植物情報
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保有資源情報
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部位
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根茎
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局方収載
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局
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食薬区分
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専ら医薬品(葉は非医)
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生薬成分
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dianthrone
glucosides (sennoside A - F),anthraquinones
(rhein,aloe-emodin,emodin,physcion,chrysophanol, etc) &
their glycosides.stilben glycosides,naphthalene glycosides,chromones,phenylbutanone glycosides,condensed
tannins (rhatannin), hydrolyzable tannins and related compounds,fatty acids,essential oil.
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成分(化合物)
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Sennoside
A(センノシドA) , Sennoside
B(センノシドB)
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性状
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卵形,長卵形または円柱形を呈し,しばしば横切または縦割され,径4〜10cm,長さ5〜15cmである.皮部の大部分を除いたものは,外面は平滑で,黄褐色〜淡褐色を呈し,白色の細かい網目の模様が見られるものがあり,質は緻密で堅い.コルク層を付けているものは,外面は暗褐色または赤黒色を呈し,粗いしわがあり,質は粗くてもろい.本品の破砕面は繊雄性でない.
木品の横切面は灰褐色,淡灰褐色または褐色で,黒褐色に白色及び淡褐色の入り組んだ複雑な模様がある.この模様は形成層の付近でしばしば放射状を呈し,また髄では径1〜3mmの褐色の小円の中心から放射状に走るつむじ様の組織からなり,環状に並ぶか,または不規則に散在している. 本品は特異なにおいがあり,味はわずかに渋くて苦い.噛めば細かい砂を噛むような感じがあり,唾液を黄色に染める.
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用途
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緩下,健胃 漢方薬原料,配合剤原料として用いられる.
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調製法
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本圃定植4〜5年目の秋または5〜6年目の早春に掘り上げる.地下部は水洗の後,適当な大きさに切断して乾燥(陽乾または60℃以下の強制乾燥)する.乾燥中はカビの発生などで変質しないように十分注意して仕上げる.乾燥後はふるいにかけ,粉塵などの夾雑物を除去して規定の麻袋などに梱包する.保管は直射日光を避け,吸湿や虫に食害されないよう特に留意する.
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エキス収率
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文献情報
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処方
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茵陳蒿湯,応鐘散,乙字湯,葛根紅花湯,加味解毒湯,響声破笛丸,桂枝加芍薬大黄湯,五物解毒散,柴胡加竜骨牡蛎湯,三黄寫心湯,滋血潤腸湯,鷓鴣菜湯(三味鷓鴣菜湯),潤腸湯,小承気湯,秦艽防風湯,千金鶏鳴散,大黄甘草湯,大黄牡丹皮湯,大柴胡湯,治打撲一方,治頭瘡一方,調胃承気湯,通導散,桃核承気湯,独活湯,女神散(安栄湯),防風通聖散,麻子仁丸.
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モデル試料 9件モデル試料一覧
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モデル試料詳細
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遺伝子情報 3件遺伝子情報一覧
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日本薬局方情報
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定量法 定量法詳細
生薬名
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ダイオウ
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試験名称
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定量法
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分析条件
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本品の粉末約0.5 gを精密に量り,炭酸水素ナトリウム溶液(1→1000)50 mL を正確に加え, 30分間振り混ぜた後,ろ過し,ろ液を試料溶液とする.
別にセンノシドA標準品(別途水分を測定しておく)約10 mg を精密に量り,炭酸水素ナトリウム溶液(1→1000)に溶かし,正確に50 mL とする.
この液5 mLを正確に量り,炭酸水素ナトリウム溶液(1→1000)を加えて正確に20 mLとし,標準溶液とする.試料溶液及び標準溶液10 μLずつを
正確にとり,次の条件で液体クロマトグラフィー〈2.01〉により試験を行い,それぞれの液のセンノシドAのピーク面積AT及びASを測定する.
センノシドA (C42H38O20)の量(mg)
=WS×(AT/AS)×(1/4)
WS:脱水物に換算したセンノシドA標準品の秤取量(mg)
試験条件
検出器:紫外吸光光度計(測定波長:340 nm)
カラム:内径4~6 mm, 長さ15 cm のステンレス管に5 μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲルを充てんする.
カラム温度:40 ℃ 付近の一定温度
移動相:薄めた酢酸(100)(1→80)/アセトニトリル混液(4:1)
流量:センノシドAの保持時間が約15分になるように調整する.
システム適合性
システムの性能:センノシドA標準品及び薄層クロマトグラフィー用ナリンギン1 mgずつを炭酸水素ナトリウム溶液(1→1000)に溶かして10 mL とする.
この液20 μLにつき,上記の条件で操作するとき,センノシドA,ナリンギンの順に溶出し,その分離度は3 以上である.
システムの再現性:標準溶液10 μLにつき,上記の条件で試験を6回繰り返すとき,センノシドAのピーク面積の相対標準偏差は1.5%以下である.
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備考
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画像データ
画像
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分析条件
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カラム:YMC-Pack ODS-A A-312 AA12S05-1506WT 150×6.0mm I.D. 検出器:島津 SPD-10AV 送液ポンプ:島津 LC-10AD オートインジェクタ:島津 SIL-10A システムコントローラー:島津 SCL-10A 脱気装置:島津 DGU-14A カラムオーブン:島津 CTO-10A データ処理装置:島津 クロマトパック C-R7A
plus
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備考
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中国・四川省 2008年入手 原形 雅黄・1級 センノシドA 0.63%
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画像
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分析条件
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カラム:YMC-Pack ODS-A A-312 AA12S05-1506WT 150×6.0mm I.D. 検出器:島津 SPD-10AV 送液ポンプ:島津 LC-10AD オートインジェクタ:島津 SIL-10A システムコントローラー:島津 SCL-10A 脱気装置:島津 DGU-14A カラムオーブン:島津 CTO-10A データ処理装置:島津 クロマトパック C-R7A
plus
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備考
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中国・青海省 2009年入手 原形 包黄 センノシドA 0.51%
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画像
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分析条件
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カラム:YMC-Pack ODS-A A-312 AA12S05-1506WT 150×6.0mm I.D. 検出器:島津 SPD-10AV 送液ポンプ:島津 LC-10AD オートインジェクタ:島津 SIL-10A システムコントローラー:島津 SCL-10A 脱気装置:島津 DGU-14A カラムオーブン:島津 CTO-10A データ処理装置:島津 クロマトパック C-R7A
plus
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備考
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標準品
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画像
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分析条件
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HPLCメーカー:アジレント №1 型式:1200シリーズ 4液系 VWD 使用カラム:資生堂/CAPCELL PAK C18 UG120/φ4.6×150㎜ 5μm 移動相:日局通り
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備考
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原形 中国青海省
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確認試験法
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確認試験法(TLC)
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乾燥減量
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灰分
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酸不溶性灰分
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エキス含量
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精油含量
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純度試験
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その他
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NMR情報 2件
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漢方処方情報
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乙字湯 , 漢方処方情報
柴胡加竜骨牡蛎湯 , 漢方処方情報
処方番号
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処方名(漢字)
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柴胡加竜骨牡蛎湯
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処方よみがな
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さいこかりゅうこつぼれいとう
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処方局法収載
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医療用処方
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処方成分分量
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サイコ 5 ハンゲ 4 ブクリョウ 3 ケイヒ 3 タイソウ 2.5 ニンジン 2.5 リュウコツ 2.5 ボレイ 2.5 ショウキョウ 0.5-1 ダイオウ 1 オウゴン 2.5 カンゾウ 2以内(ダイオウ,オウゴン,カンゾウのない場合も可)
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処方用法・用量
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処方効能・効果
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処方原典
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処方出典
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処方エキス収率ファイル名
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文献情報
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生薬名
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サイコ , ハンゲ , ブクリョウ , ケイヒ , タイソウ , ニンジン , , , ショウキョウ , ダイオウ , オウゴン , カンゾウ
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副作用情報
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偽アルドステロン症 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎
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Kampo CONSORT
Statement
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大黄甘草湯 , 漢方処方情報
大柴胡湯 , 漢方処方情報
処方番号
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処方名(漢字)
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大柴胡湯
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処方よみがな
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だいさいことう
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処方局法収載
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医療用処方
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処方成分分量
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サイコ 6-8 ハンゲ 2.5-8 ショウキョウ 1-2(ヒネショウガを使用する場合4-5) オウゴン 3 シャクヤク 3 タイソウ 3-4 キジツ 2-3 ダイオウ 1-2
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処方用法・用量
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処方効能・効果
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処方原典
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処方出典
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処方エキス収率ファイル名
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文献情報
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生薬名
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サイコ , ハンゲ , ショウキョウ , オウゴン , シャクヤク , タイソウ , キジツ , ダイオウ
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副作用情報
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間質性肺炎 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 薬剤過敏性症候群 , 特発性腸間膜静脈硬化症
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Kampo CONSORT
Statement
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桃核承気湯 , 漢方処方情報
防風通聖散 , 漢方処方情報
処方番号
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処方名(漢字)
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防風通聖散
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処方よみがな
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ぼうふうつうしょうさん
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処方局法収載
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医療用処方
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処方成分分量
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トウキ 1.2-1.5 シャクヤク 1.2-1.5 センキュウ 1.2-1.5 サンシシ 1.2-1.5 レンギョウ 1.2-1.5 ハッカヨウ 1.2-1.5 ショウキョウ 0.3-0.5(ヒネショウガを使用する場合1.2-1.5) ケイガイ 1.2-1.5 ボウフウ 1.2-1.5 マオウ 1.2-1.5 ダイオウ 1.5 ボウショウ 1.5 ビャクジュツ 2 キキョウ 2 オウゴン 2 カンゾウ 2 セッコウ 2 カッセキ 3(ビャクジュツのない場合も可)
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処方用法・用量
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処方効能・効果
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処方原典
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処方出典
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処方エキス収率ファイル名
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文献情報
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生薬名
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トウキ , シャクヤク , センキュウ , サンシシ , レンギョウ , ハッカ , ショウキョウ , ケイガイ , ボウフウ , マオウ , ダイオウ , ボウショウ , ビャクジュツ , キキョウ , オウゴン , カンゾウ , ,
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副作用情報
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薬物性肝障害 , 間質性肺炎 , 薬物性肝障害 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 薬剤性間質性肺炎 , 薬剤性間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎
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Kampo CONSORT
Statement
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麻子仁丸 漢方処方情報
処方番号
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処方名(漢字)
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麻子仁丸
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処方よみがな
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ましにんがん
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処方局法収載
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医療用処方
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処方成分分量
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マシニン 4-5 シャクヤク 2 キジツ 2 コウボク 2-2.5 ダイオウ 3.5-4 キョウニン 2-2.5 (カンゾウ1.5を加えても可)
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処方用法・用量
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処方効能・効果
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処方原典
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処方出典
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処方エキス収率ファイル名
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文献情報
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生薬名
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マシニン , シャクヤク , キジツ , コウボク , ダイオウ , キョウニン
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副作用情報
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Kampo CONSORT
Statement
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生物活性情報
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NO
production inhibitory activity , 樹状細胞の成熟化試験(CD86) , 樹状細胞の成熟化試験(CD80) , 樹状細胞の成熟化試験(MHC class II) , 樹状細胞の生存率試験(viability) , Amyloid
beta cell death
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センナ(SENNAE FOLIUM)
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Sennoside
B(センノシドB)
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