生薬名
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センキュウ
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生薬英名
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Cnidium Rhizome
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生薬ラテン名
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CNIDII RHIZOMA
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生薬和名
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川芎
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基原植物
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Cnidium
officinale Makino(センキュウ) 植物詳細
植物名
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センキュウ
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ラテン名
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Cnidium
officinale Makino
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科名
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Umbelliferae
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和科名
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セリ科
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一般名
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センキュウ
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一般英名
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品種等
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分類
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多年生草本
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画像
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形態的特徴
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茎は直立し高さ30〜60cmである.葉は互生し,葉柄の基部はいずれも鞘状になる.2〜3回羽状複葉で,小葉は卵状皮針形を呈し,中裂または深裂し,裂片には鋸歯がある.秋,複散形花序を頂生し,多数の白色小花を開くが結実しない.根茎は塊状.
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生態的特徴
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中国原産と推定され,わが国で古くから栽培される多年生草本.寒地型植物で,耐寒性は強く,耐暑性は弱い.1年目は栄養生長期にあり,根生葉を叢生し,抽苔はまれであるが,2年目以降は全株抽苔・開花する.しかし,花は染色体不対合のため結実しない.
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生育特性
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寒さの区分
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I〜III
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日照条件
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II, III
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暖かさの区分
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45〜90
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土壌分類
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I, II
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土壌適正
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排水の良い場所に適し,停滞水を嫌う.壌土〜埴土に適する.肥沃地に適する.
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遮光
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不要
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画像
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写真ライブラリー
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写真ライブラリー写真ライブラリー(Cnidium officinale Makino(センキュウ))
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種イモ
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種イモ(10月)
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発芽期
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葉
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生育期
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1年目9月の圃場
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生育期
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1年目8月下旬の圃場
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花
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1年目9月
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花
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収穫物
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1年目10月収穫竏註O
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収穫物
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1年目10月収穫竏註
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生薬
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北海道試験場産
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045-8-2K.jpg
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センキュウ:国産生薬(北海道)87.10
06.1.31
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文献情報
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Choi, H.-S. et al., Constituents of the essential oil of Cnidium officinale
Makino, a Korean medicinal plant. Flavour and Fragrance Journal (2002),
17(1), 49-53.
Kobayashi, M. et al., Studies on the constituents of Umbelliferae plants.
XV. Constituents of Cnidium officinale: occurrence of pregnenolone,
coniferylferulate and hydroxyphthalides. Chemical & Pharmaceutical
Bulletin (1987), 35(4), 1427-33.
Kobayashi, M. et al., Components of Cnidium officinale Makino: occurrence
of pregnenolone, coniferyl ferulate, and hydroxyphthalides. Chemical &
Pharmaceutical Bulletin (1984), 32(9), 3770-3.
Yamagishi, T. et al., Constituents of Cnidium officinale Makino. Structure
of senkyunolide and gas chromatography-mass spectrometory of the related
phthalides. Yakugaku Zasshi (1977), 97(3), 237-43.
Mitsuhashi, H. et al., Constituents of Umbelliferae plants. IX. Structure
of cnidilide and neocnidilide. Tetrahedron (1964), 20(8), 1971-82.
Mitsuhashi, H. et al., Constituents of Umbelliferae. VIII. Distribution of
alkyl-phthalides in Umbelliferae. Chemical & Pharmaceutical Bulletin
(1963), 11(10), 1317-19.
Mitsuhashi, H. et al., Constituents of Umbelliferae. VII. Structure of
ligustilide. 2. Tetrahedron (1963), 19(8), 1277-83.
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生薬名
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センキュウ
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組織培養物及び効率的増殖法
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Cnidium_officinale-Ref-1
組織培養物及び効率的増殖法_文献
植物名
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センキュウ
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ラテン名
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Cnidium
officinale Makino
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文献コード
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Cnidium_officinale-Ref-1
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出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年)
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昭和63年度共同研究報告書、道産生薬の品質向上と育成に関する研究、平成元年3月、北海道立衛生研究所、北海道立北見農業試験場、北海道立林業試験場、北海道立中央農業試験場、p.2-5
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要約(和訳)
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センキュウの黒色根腐病による減収を防ぐ目的で、組織培養法により無菌株の作出を試みた.その結果、センキュウの茎頂培養に成功し、そのカルスから不定芽を誘導し、無菌株の作出に成功した. この無菌株を増殖し、圃場での生産力を調べたところ、生産力は従来の方法で増殖したものに比べ、僅かではあるが向上することを認めた.今回の試験では無菌株から黒色根腐病の発生は認められなかった.
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目的
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センキュウの黒色根腐病による減収を防ぎ、生産性を向上させる
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材料(品種,系統,産地,由来)
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北海道産センキュウの根茎
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外植片
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0.2-1.0㎜の茎頂組織
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初期培養
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0.2-1.0mm大の茎頂組織片をMurashige & Skoog 培地(MS培地)十ナフタレン酢酸(NAA)
0.5mg/L+ベンジルアデニン(BA) 0.02mg/L+ショ糖3.0%+寒天0.7%(pH
5.6)を基本培地とし、茎頂組織片の大きさおよびジベレリンA3( GA3)添加(0、0.1、1.0 mg/L)が幼植物再生に及ぽす影響について検討した結果、組織片の大さきが0.2mmでも幼植物の再生が可能であったが、組織培養により無菌株を効率良く得るための茎頂組織片の大きさは0.5mm 前後が適当と思われた.GA3が幼植物再生に及ぽす影響について検討したところ、GA3添加および無添加条件のどちらでも幼植物が得られたが、得られた幼植物を圃場栽培すると、GA3 1.0 mg/L 添加で明らかに生育促進効果が認められた. 茎頂組織片からのカルスの形成及びシュートの生長に及ぼすNAA(0.1、0.3、1.0、3.0 mg/L)-BA(0.1、0.3、1.0、3.0 mg/L)の影響を調べた結果、カルスの形成は、NAA 3.0
mg/L+BA 0.3-3.0 mg/Lで、シュートの生長はBA濃度が低いほど良好であった。培養条件は、20℃、24時間照明、3,000-5000 lux.
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シュート増殖
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約90日間NAA 3.0 mg/L+BA 0.3 mg/L添加MS培地で誘導したカルスを約5 mm に分割し、カルスからの不定芽形成に及ぼすBA濃度の影響について検肘した結果、正常なシュートはBA無添加で、また、へら状シュートはBA 0.01 mg/L 添加で、カルス当りの本数は多かった.この結果より、多数のシュートを得るためには、BA 0.01 mg/Lを添加したMS培地を用いるのが適当と認められた.
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発根
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カルスより得られた正常シュート、へら状シュート共に、ホルモン無添加培地に移婚すると90-100 %発根し、また、へら状シュートも正常なシュートになった.
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馴化条件
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記載無し
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鉢上げ・定植
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記載無し
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栽培条件
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記載無し
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再生植物体の形質
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記載無し
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分析した成分
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記載無し
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成分の抽出法
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記載無し
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分析法
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記載無し
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備考
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植物体栽培及び植物の効率的生産法
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栽培情報 植物体栽培及び植物の効率的生産法
植物名
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センキュウ
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ラテン名
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Cnidium
officinale Makino
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種苗および品種
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在来種のみが栽培されている.
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繁殖
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種イモを用いる.
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栽培適性
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夏期冷涼な地方が適している.夏に高温,多湿が続くと草勢が弱り,病虫害が多発して減収の原因となる.また,秋の気温低下とともに根茎が急激に肥大する特性を持つので,温暖地では地上部の生育ばかり旺盛で根の生育が悪い.このような意味から,わが国では北海道,東北地方が栽培適地とされている.
適地ではさらに,収穫時期から乾燥期間にかけて晴天と弱風の多いことが望ましい.収穫物から種イモを作り,秋植えするので,秋雨が多いと収穫,植え付けとも非常に困難をきたす.また,日照が少なく湿度が高いと自然乾燥,火力乾燥を問わず乾燥に手間がかかり,品質の劣化や経費の増加をきたす.
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播種,定植および育苗
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植え付け時期には春植えと秋植えがあるが,春植えは萌芽,生育とも遅れ,ひいては減収をきたすので,通常は秋植えする.植え付けは,大規模経営の場合はポテトプランターを使用するが,手植えをして頂芽を上向きに植えることが望ましい.頂芽が横向きあるいは下向きになるとソロバン根の発生率が高くなり,減収や品質劣化の原因となるためである.
覆土は8 cm以上にすると萌芽が遅れ,ソロバン根が増えるので,
5 cm程度とする.ただし,春の萌芽期に種イモが露出していると萌芽しなかったり,遅れたりするので,そのような場合は再度覆土してやると良い.
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肥料
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管理
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栽植密度は高くすると多収を示すが,1株当りの根茎重は小さくなる.一方,低くすると1株当りの根茎重は大きくなり,子イモ数もやや増加するが,収量は低下する.大型トラクターによる植え付け管理をする地域では従来,畦幅60 cm, 株間25 cm, 10 a当り約6,700株植えを標準としてきたが,栽植密度試験の結果では畦幅40~50 cm, 株間16
cm, 10a当り12,500~15,600株植えで最多収が得られている. ただし,この位の密植になると根茎が小さくなり,種イモが取れないので,別に6,000株前後の粗植にした採種圃を設けると良い.従来は収穫株から種イモを取っているが,新たに採種圃を設ける利点は二つある.一つは,根茎が大きいので充実した種イモを高率で得られること,二つには収穫期と植え付け時期の幅が広がることである.なお,現在北海道北見地方においては,トラクターによる機械植えを実施しており,その機械の設定可能な植え幅を考慮し, 10 a当り8,000~9,000株植えで栽培が行われている.また,収穫後その中の一部を種イモにあてている.
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病害虫駆除
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病害にはべ卜病,葉枯病,黒斑病,黒色根腐病などがある.ベト病は6月頃から葉身部に発生し,9月頃まで続く.多少にかかわらず,発生すると収量に影響を与えるので必ず防除を行うこと.初期の防除にはあまり効果がなく,地上部の生育が旺盛な時期の効果が大きい.
黒色根腐病(Phoma属)は種イモの腐敗する病害で,栽培地においては普遍的に発生する.発生は前作物との関連は見られず,乾燥地で発生しやすい傾向を持つ.防除法としては健全な種イモを用いるのが一番であるが,種イモの消毒も効果が大きい.
虫害ではハダエ,タネバエ,ウリハムシモドキ,キアゲハの幼虫などの被害が大きい.
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収穫・調製
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根茎乾物重は地上部が黄変ないし枯死するまで増加を続ける.しかし,収獲物から種イモを取って植え付けたり,収獲物を調製したりしなければならないので,時期はその土地の気候条件によって決定する.
(1)大規模調製の場合 地上部をフォレージチョッパーで刈り取り,ポテトデガーで掘り上げる.収穫した地下部は調製工場に運び,そこで調製する.調製行程は流れ作業になっており,地下部はベルトコンベアーで運ばれながら水洗され,土砂,夾雑物が除かれる.ついでカッター部において数片に切断され,それから金網製円筒部に入ってブラッシングをかけながら再び水洗される(ブラッシングとカットの順番が逆の場合もある).なお,水洗の不十分なものは還流して再び水洗から始める.
水洗の終ったものは水切り後,直ちに熱処理して乾燥する.熱処理は「湯通し」といって熱湯にて10分前後煮沸する方法であるが,最近,蒸気でむしたほうが熱が均一に伝わり,のり化か全体に進むということで,蒸気を利用しているところもある.
(2)小規模調製の場合 地上部を付けたままポテトデガーあるいは手作業で掘り取り,土砂を落とし,株を2~4個に縦割りして湯通しするか,そのまま乾燥する. 湯通しの方法は様々な工夫を凝らして行われているが,原則的には地下部を熱湯にて煮沸し,芯まで熱が通ったら(60~80°,15~20分)湯から引き上げてハサ掛けする.ハサは立木あるいはハサ木を東西に立て,間隔25 cmにして8ないし10番線を張る.この番線に湯通しの終わった株を地下部を南側に,地上部を北側に向けて掛ける.乾燥したらハサからおろした後,茎葉を除去し,磨きをかけて仕上げる.
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収量
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730~800 kg である.
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参考情報(生物活性)
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参考情報(生物活性)ファイル
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特性分類表
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表題
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画像、ファイル
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備考
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栽培暦
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表題
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画像、ファイル
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備考
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栽培方法関連データ
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栽培方法関連写真データ
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表題
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センキュウの種イモ
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画像
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解説
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表題
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センキュウの生育初期(近景)
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画像
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解説
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表題
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センキュウの生育初期(遠景)
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画像
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解説
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表題
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センキュウの生育盛期
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画像
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解説
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表題
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センキュウの花
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画像
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解説
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表題
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収穫物
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画像
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解説
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表題
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生薬
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画像
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解説
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種子発芽情報データ
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備考
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備考ファイル
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さく葉標本情報
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トランスクリプトーム・ゲノミクス情報
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稀少植物情報
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保有資源情報
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導入年
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保有研究部
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導入番号
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1991
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北海道研究部
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13182-91HK
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2003
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筑波研究部
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0121-03TS
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部位
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根茎
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局方収載
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局
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食薬区分
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専ら医薬品(葉は非医)
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生薬成分
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phthalide類としてligustilide,butylphthalide ,butylidenephthalide,senkyunolide,cnidilide,neocnidilide, 等
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成分(化合物)
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Ligustilide(リグスチリド) 化合物情報詳細
名称
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Ligustilide(リグスチリド)
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別名
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Butylidenephthalide,
3-Butylidene-4,5-dihydroisobenzofuran-1(3H)-one
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構造
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Ligustilide.mol
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分子式
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C12H14O2
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分子量
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190.242
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IUPAC名
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CAS
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4431-01-0
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Other DB
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文献情報
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NMR情報
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(LC/GC)MS情報
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この化合物を含有する生薬名
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センキュウ(CNIDII RHIZOMA) , 生薬詳細
生薬名
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センキュウ
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生薬英名
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Cnidium
Rhizome
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生薬ラテン名
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CNIDII RHIZOMA
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生薬和名
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川芎
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基原植物
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Cnidium
officinale Makino(センキュウ)
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部位
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根茎
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局方収載
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局
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食薬区分
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専ら医薬品(葉は非医)
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生薬成分
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phthalide類としてligustilide,butylphthalide
,butylidenephthalide,senkyunolide,cnidilide,neocnidilide, 等
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成分(化合物)
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Ligustilide(リグスチリド)
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性状
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不規則な塊状を呈し,ときには縦割され,長さ5〜10 cm, 径3〜5cmである.外面は灰褐色〜暗褐色で,重なり合った結節があり,その表面にこぶ状の隆起がある.縦断面は辺縁が不整に分枝し,内面は灰白色〜灰褐色,半透明でときにはうつろがある.本品の質は密で堅い.本品は特異なにおいがあり,味はわずかに苦い.
本品の横切片を鏡検するとき,皮部及び髄には油道が散在する.木部には厚膜で木化した木部繊維が大小不同の群をなして存在する.でんぷん粒は,通例,のり化しているが,まれに径5〜25μmの粒として認めることがある.シュウ酸カルシウムの結晶は認めない.
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用途
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補血,強壮,鎮静,鎮痛,駆瘀血などを目標に,冷え症,月経障害など婦人薬として用いられる
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調製法
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地上部を付けたまま掘り取り,土砂を落とし,株を2〜4個に縦割りして湯通した後に乾燥する.湯通しの方法は原則的に地下部を熱湯にて煮沸し,芯まで熱が通ったら(60〜80°,15〜20分)湯から引き上げてハサ掛けして乾燥する.乾燥後,茎葉を除去し,磨きをかけて仕上げる.
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エキス収率
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文献情報
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処方
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胃風湯,温経湯,温青飲,応鐘散,葛根湯加川芎辛夷,加味逍遥散合四物湯,芎帰膠艾湯,芎帰調血飲,芎帰調血飲第一加減,響声破笛丸,荊芥連翹湯,荊防敗毒散,五積散,五物解毒散,柴胡清肝湯,酸棗仁湯,七物降下湯,四物湯,十全大補湯,十味敗毒湯,清上蠲痛湯,清上防風湯,折衝飲,川芎茶調散,疎経活血等,治打撲一方,治頭瘡一方,猪苓湯合四物湯,当帰飲子,当帰散,当帰芍薬散,女神散,防風通聖散,抑肝散,抑肝散加陳皮半夏
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モデル試料 9件
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遺伝子情報 11件
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日本薬局方情報
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定量法
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確認試験法
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確認試験法(TLC)
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乾燥減量
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灰分
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酸不溶性灰分
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エキス含量
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精油含量
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純度試験
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その他
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NMR情報
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漢方処方情報
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温経湯 , 温清飲 , 葛根湯加川芎辛夷 , 荊芥連翹湯 , 十全大補湯 , 十味敗毒湯 , 疎経活血湯 , 当帰芍薬散 , 防風通聖散
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生物活性情報
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NO
production inhibitory activity , Amyloid
beta cell death
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トウキ(ANGELICAE RADIX) 生薬詳細
生薬名
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トウキ
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生薬英名
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Japanese
Angelica root
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生薬ラテン名
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ANGELICAE
RADIX
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生薬和名
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当帰
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基原植物
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Angelica
acutiloba Kitagawa(トウキ)
, Angelica
acutiloba var. sugiyamae Hikino (ホッカイトウキ)
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部位
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根
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局方収載
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局
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食薬区分
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専ら医薬品
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生薬成分
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精油0.1~0.3%:ligustilide,
n-butylidenphthalide, sedanonic acid, safrol など 脂肪酸:palmitic acid, linoleic acid など クマリン誘導体:scopoletin, umbelliferone, bergapten フタリド類:ligustilide, butylidenephthalide, butylphthalide ポリアセチレン化合物:falcarinol, falcarindiol, falcarinolone その他:Vitamin B12, nicotic acid など 希工タノールエキス含量はオオブカトウキが多く,ホッカイトウキがやや少ない.リグスチライド含有率は両種とも0.05~0.1%である
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成分(化合物)
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Ligustilide(リグスチリド)
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性状
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本品は太くて短い主根から多数の根を分枝してほぼ紡錘形を呈し,長さ10~25cm,外面は暗褐色~赤褐色で,縦しわ及び横長に隆起した多数の細根の跡がある.根頭にわずかに葉鞘を残している.折節は暗褐色~黄褐色を呈し,平らである.本品は特異なにおいがあり,味はわずかに甘く,後にやや辛い.本品の横切片を鏡検するとき,コルク層は4~10層からなり,その内側に数層の厚角組織が続いている.皮部には分泌細胞に囲まれた多数の油道並びにしばしば大きなすき間かある.皮部と木部の境界は明らかで,木部では多数の道管と放射組織とが交互に放射状に配列し,外方の道管は単独または数個集まってやや密に配列して,くさび状を呈し,中心部付近の道管は極めてまばらに存在する
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用途
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補血,強壮,血行障害,鎮痛,鎮静
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調製法
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茎葉が黄変し始めた頃(北海道では10月上・中旬,奈良県では11月上旬から2月下旬),晴天の日に掘り採り,地上に並べて2~3日干し,土をたたき落として,5~6本ずつ茎葉の部分を合わせ小束にしハサ掛け乾燥する.八分どおり乾燥した頃おろして一旦温湯に入れ,小根が柔らかくなった頃,土を落としながら根の形を整える.再度乾燥した後,茎葉を切り落として,茎葉や土砂が混入しないように,丁寧に揃えて荷作りをする.北海道では掘り採り後,ハサ掛け乾燥し,水分含量が18~20%になった頃ハサからおろし,茎葉を除いた後,火力で仕上げ乾燥し,磨き機で土砂や夾雑物を除いて仕上げる.,茎葉が黄変し始めた頃(北海道では10月上・中旬,奈良県では11月上旬から2月下旬),晴天の日に掘り採り,地上に並べて2~3日干し,土をたたき落として,5~6本ずつ茎葉の部分を合わせ小束にしハサ掛け乾燥する.八分どおり乾燥した頃おろして一旦温湯に入れ,小根が柔らかくなった頃,土を落としながら根の形を整える.再度乾燥した後,茎葉を切り落として,茎葉や土砂が混入しないように,丁寧に揃えて荷作りをする.北海道では掘り採り後,ハサ掛け乾燥し,水分含量が18~20%になった頃ハサからおろし,茎葉を除いた後,火力で仕上げ乾燥し,磨き機で土砂や夾雑物を除いて仕上げる.
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エキス収率
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文献情報
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処方
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胃風湯,温経湯,温青飲,乙字湯,加味帰脾湯,加味逍遥散,加味逍遥散合四物湯、帰耆建中湯,帰脾湯,芎帰膠艾湯,芎帰調血飲,芎帰調血飲第一加減、荊芥連翹湯,牛膝散,五積散,五淋散.柴胡清肝湯,滋陰降火湯,滋陰至宝湯, 紫雲膏,滋血潤腸湯,七物降下湯,四物湯,蛇床子湯,十全大補湯,潤腸湯,消風散,逍遥散,秦艽防風湯,清暑益気湯,清上蠲痛湯(駆風触痛湯),清肺湯,折衝飲,千金鶏鳴散,疎経活血湯,蘇子降気湯,猪苓湯合四物湯,通導散,当帰飲子,当帰建中湯,当帰散,当帰四逆加呉茱萸生姜湯,当帰四逆湯,当帰芍薬散,当帰湯,当帰貝母苦参丸料,独活湯,女神散,(安栄湯),人参養栄湯,八味逍遥散,防風通聖散,補中益気湯,薏苡仁湯,抑肝散,抑肝散加陳皮半夏,竜胆瀉肝湯
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モデル試料 13件
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遺伝子情報 41件
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日本薬局方情報
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定量法
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確認試験法
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確認試験法(TLC)
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乾燥減量
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灰分
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酸不溶性灰分
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エキス含量
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精油含量
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純度試験
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その他
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NMR情報
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漢方処方情報
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温経湯 , 温清飲 , 乙字湯 , 加味帰脾湯 , 加味逍遙散 , 荊芥連翹湯 , 十全大補湯 , 疎経活血湯 , 当帰四逆加呉茱萸生姜湯 , 当帰芍薬散 , 人参養栄湯 , 防風通聖散 , 補中益気湯
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生物活性情報
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NO
production inhibitory activity , Amyloid
beta cell death
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性状
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不規則な塊状を呈し,ときには縦割され,長さ5〜10 cm, 径3〜5cmである.外面は灰褐色〜暗褐色で,重なり合った結節があり,その表面にこぶ状の隆起がある.縦断面は辺縁が不整に分枝し,内面は灰白色〜灰褐色,半透明でときにはうつろがある.本品の質は密で堅い.本品は特異なにおいがあり,味はわずかに苦い.
本品の横切片を鏡検するとき,皮部及び髄には油道が散在する.木部には厚膜で木化した木部繊維が大小不同の群をなして存在する.でんぷん粒は,通例,のり化しているが,まれに径5〜25μmの粒として認めることがある.シュウ酸カルシウムの結晶は認めない.
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用途
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補血,強壮,鎮静,鎮痛,駆瘀血などを目標に,冷え症,月経障害など婦人薬として用いられる
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調製法
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地上部を付けたまま掘り取り,土砂を落とし,株を2〜4個に縦割りして湯通した後に乾燥する.湯通しの方法は原則的に地下部を熱湯にて煮沸し,芯まで熱が通ったら(60〜80°,15〜20分)湯から引き上げてハサ掛けして乾燥する.乾燥後,茎葉を除去し,磨きをかけて仕上げる.
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エキス収率
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文献情報
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処方
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胃風湯,温経湯,温青飲,応鐘散,葛根湯加川芎辛夷,加味逍遥散合四物湯,芎帰膠艾湯,芎帰調血飲,芎帰調血飲第一加減,響声破笛丸,荊芥連翹湯,荊防敗毒散,五積散,五物解毒散,柴胡清肝湯,酸棗仁湯,七物降下湯,四物湯,十全大補湯,十味敗毒湯,清上蠲痛湯,清上防風湯,折衝飲,川芎茶調散,疎経活血等,治打撲一方,治頭瘡一方,猪苓湯合四物湯,当帰飲子,当帰散,当帰芍薬散,女神散,防風通聖散,抑肝散,抑肝散加陳皮半夏
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モデル試料 9件モデル試料一覧
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モデル試料詳細
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遺伝子情報 11件遺伝子情報一覧
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日本薬局方情報
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定量法 定量法詳細
生薬名
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センキュウ
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試験名称
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定量法
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分析条件
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記載なし
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備考
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確認試験法
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確認試験法(TLC)
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乾燥減量
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灰分 各種試験法詳細
生薬名
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センキュウ
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試験名称
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灰分
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分析条件
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灰分〈5.01〉 6.0%以下.
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備考
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酸不溶性灰分 各種試験法詳細
生薬名
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センキュウ
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試験名称
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酸不溶性灰分
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分析条件
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酸不溶性灰分〈5.01〉 1.0%以下.
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備考
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エキス含量
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精油含量
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純度試験 各種試験法詳細
生薬名
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センキュウ
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試験名称
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純度試験
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分析条件
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(1) 重金属〈1.07〉 本品の粉末3.0gをとり,第3法により操作し,試験を行う.比較液には鉛標準液3.0mLを加える(10ppm以下).
(2) ヒ素〈1.11〉 本品の粉末0.40gをとり,第4法により検液を調製し,試験を行う(5ppm以下).
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備考
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その他
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NMR情報
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漢方処方情報
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温経湯 , 漢方処方情報
処方番号
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処方名(漢字)
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温経湯
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処方よみがな
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うんけいとう
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処方局法収載
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医療用処方
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処方成分分量
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ハンゲ 3-5 バクモンドウ 3-10 トウキ 2-3 センキュウ 2 シャクヤク 2 ニンジン 2 ケイヒ 2 アキョウ 2 ボタンピ 2 カンゾウ 2 ショウキョウ 1 ゴシュユ 1-3
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処方用法・用量
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処方効能・効果
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処方原典
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処方出典
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処方エキス収率ファイル名
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文献情報
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生薬名
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ハンゲ , バクモンドウ , トウキ , センキュウ , シャクヤク , ニンジン , ケイヒ , , ボタンピ , カンゾウ , ショウキョウ , ゴシュユ
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副作用情報
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Kampo CONSORT Statement
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温清飲 , 漢方処方情報
葛根湯加川芎辛夷 , 漢方処方情報
荊芥連翹湯 , 漢方処方情報
処方番号
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処方名(漢字)
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荊芥連翹湯
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処方よみがな
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けいがいれんぎょうとう
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処方局法収載
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医療用処方
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処方成分分量
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トウキ 1.5 シャクヤク 1.5 センキュウ 1.5 ジオウ 1.5 オウレン 1.5 オウゴン 1.5 オウバク 1.5 サンシシ 1.5 レンギョウ 1.5 ケイガイ 1.5 ボウフウ 1.5 ハッカヨウ 1.5 キコク 1.5(またはキジツ) カンゾウ 1-1.5 ビャクシ 1.5-2.5 キキョウ 1.5-2.5 サイコ 1.5-2.5(ジオウ オウレン オウバク ハッカヨウのない場合も可)
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処方用法・用量
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処方効能・効果
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処方原典
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処方出典
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処方エキス収率ファイル名
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文献情報
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生薬名
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トウキ , シャクヤク , センキュウ , ジオウ , オウレン , オウゴン , オウバク , サンシシ , レンギョウ , ケイガイ , ボウフウ , ハッカ , キジツ , カンゾウ , ビャクシ , キキョウ , サイコ
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副作用情報
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間質性肺炎
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Kampo CONSORT Statement
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十全大補湯 , 漢方処方情報
十味敗毒湯 , 漢方処方情報
処方番号
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処方名(漢字)
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十味敗毒湯
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処方よみがな
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じゅうみはいどくとう
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処方局法収載
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医療用処方
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処方成分分量
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サイコ 2.5-3.5 オウヒ 2.5-3.5(またはボクソク) キキョウ 2.5-3.5 センキュウ 2.5-3.5 ブクリョウ 2.5-4 ドクカツ 1.5-3 ボウフウ 1.5-3.5 カンゾウ 1-2 ショウキョウ 1-1.5(ヒネショウガを使用する場合3) ケイガイ 1-2 レンギョウ 2-3 (レンギョウのない場合も可)
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処方用法・用量
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処方効能・効果
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処方原典
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処方出典
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処方エキス収率ファイル名
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文献情報
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生薬名
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サイコ , オウヒ , キキョウ , センキュウ , ブクリョウ , ドクカツ , ボウフウ , カンゾウ , ショウキョウ , ケイガイ , レンギョウ
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副作用情報
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特発性腸間膜静脈硬化症
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Kampo CONSORT Statement
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疎経活血湯 , 漢方処方情報
処方番号
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処方名(漢字)
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疎経活血湯
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処方よみがな
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そけいかっけつとう
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処方局法収載
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医療用処方
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処方成分分量
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トウキ 2-3.5 ジオウ 2-3 センキュウ 2-2.5 ソウジュツ 2-3(ビャクジュツも可) ブクリョウ 1-2 トウニン 2-3 シャクヤク 2.5-4.5 ゴシツ 1.5-3 イレイセン 1.5-3 ボウイ 1.5-2.5 キョウカツ 1.5-2.5 ボウフウ 1.5-2.5 リュウタン 1.5-2.5 ショウキョウ 0.5 チンピ 1.5-3 ビャクシ 1-2.5 カンゾウ 1
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処方用法・用量
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処方効能・効果
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処方原典
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処方出典
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処方エキス収率ファイル名
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文献情報
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生薬名
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トウキ , ジオウ , センキュウ , ソウジュツ , ブクリョウ , トウニン , シャクヤク , ゴシツ , イレイセン , ボウイ , キョウカツ , ボウフウ , リュウタン , ショウキョウ , チンピ , ビャクシ , カンゾウ
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副作用情報
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Kampo CONSORT Statement
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当帰芍薬散 , 漢方処方情報
防風通聖散 漢方処方情報
処方番号
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処方名(漢字)
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防風通聖散
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処方よみがな
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ぼうふうつうしょうさん
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処方局法収載
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医療用処方
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処方成分分量
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トウキ 1.2-1.5 シャクヤク 1.2-1.5 センキュウ 1.2-1.5 サンシシ 1.2-1.5 レンギョウ 1.2-1.5 ハッカヨウ 1.2-1.5 ショウキョウ 0.3-0.5(ヒネショウガを使用する場合1.2-1.5) ケイガイ 1.2-1.5 ボウフウ 1.2-1.5 マオウ 1.2-1.5 ダイオウ 1.5 ボウショウ 1.5 ビャクジュツ 2 キキョウ 2 オウゴン 2 カンゾウ 2 セッコウ 2 カッセキ 3(ビャクジュツのない場合も可)
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処方用法・用量
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処方効能・効果
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処方原典
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処方出典
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処方エキス収率ファイル名
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文献情報
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生薬名
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トウキ , シャクヤク , センキュウ , サンシシ , レンギョウ , ハッカ , ショウキョウ , ケイガイ , ボウフウ , マオウ , ダイオウ , ボウショウ , ビャクジュツ , キキョウ , オウゴン , カンゾウ , ,
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副作用情報
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薬物性肝障害 , 間質性肺炎 , 薬物性肝障害 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 薬物性肝障害 , 薬剤性間質性肺炎 , 薬剤性間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 間質性肺炎
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Kampo CONSORT Statement
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生物活性情報
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NO
production inhibitory activity , 生物活性情報
試験名
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NO production
inhibitory activity
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研究領域
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免疫系
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試験レベル
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Cell-based
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プロトコール
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<NO産生抑制試験>
96ウェルプレートにマウスマクロファージ様細胞株RAW264.7細胞を1.2×106cells/mlに調製して、200ul撒き、37℃、5%CO2の条件下で、前培養を2時間行ない、LPSを100ng/ml、IFN-γを0.3ng/mlの濃度になるように添加し、さらに、DMSOに溶解した被検物質のサンプルを100ug/mlになるように投与した。37℃、5%CO2の条件下で、16時間、本培養を行なった。
培養上清を回収し、NO2-をグリース試薬により発色させ、550nm(対照650nm)の吸光度を測定し、下記式によりNO産生抑制率を算出した。
NO産生抑制率=(1-(AS-AN)/(AD-AN))×100
AN:未処理群の吸光度
AS:サンプル/LPS/IFN添加群の吸光度
AD:DMSO/LPS/IFN添加群の吸光度
培養上清を回収した残りの細胞にMTT試薬を0.1mg/mlの濃度になるように添加し、37℃、5%CO2の条件下で、4時間、培養を行なった。培養上清を捨て、150ulのDMSOに溶解し、550nm(対照650nm)の吸光度を測定し、下記式により細胞生存率を算出した。
細胞生存率=AS/AD×100
AS:サンプル/LPS/IFN添加群の吸光度
AD:DMSO/LPS/IFN添加群の吸光度
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結果タイプ
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|
PubMed ID
|
|
備考
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センキュウ
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活性試験結果情報
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%
inhibition 生物活性試験結果情報
測定データ種別
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% inhibition
|
動物種
|
|
濃度単位
|
mg/ml
|
備考
|
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活性試験結果
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No.
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モデル試料
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生薬
|
濃度
|
試験結果
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判定
|
活性情報ファイル
|
備考
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1
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NIB-0026
|
センキュウ
|
0.1
|
NO
production inhibitory effect:11.3% Cell viability:75.0%
|
|
|
Water
extract
|
2
|
NIB-0048
|
センキュウ
|
0.1
|
NO
production inhibitory effect:9.4% Cell viability:77.4%
|
|
|
Water
extract
|
3
|
NIB-0064
|
センキュウ
|
0.1
|
NO
production inhibitory effect:14.1% Cell viability:89.6%
|
|
|
Water extract
|
4
|
NIB-0084
|
センキュウ
|
0.1
|
NO
production inhibitory effect:13.9% Cell viability:95.5%
|
|
|
Water
extract
|
5
|
NIB-0100
|
センキュウ
|
0.1
|
NO
production inhibitory effect:12.1% Cell viability:94.1%
|
|
|
Water
extract
|
6
|
NIB-0132
|
センキュウ
|
0.1
|
NO
production inhibitory effect:14.4% Cell viability:94.3%
|
|
|
Water
extract
|
7
|
NIB-0159
|
センキュウ
|
0.1
|
NO
production inhibitory effect:16.8% Cell viability:102.0%
|
|
|
Water
extract
|
8
|
NIB-0199
|
センキュウ
|
0.1
|
NO
production inhibitory effect:15.4% Cell viability:109.6%
|
|
|
Water
extract
|
9
|
NIB-0214
|
センキュウ
|
0.1
|
NO
production inhibitory effect:19.8% Cell viability:114.7%
|
|
|
Water
extract
|
|
|
Amyloid
beta cell death 生物活性情報
試験名
|
Amyloid beta
cell death
|
研究領域
|
脳・神経系
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試験レベル
|
Cell-based
|
プロトコール
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ddYマウス胎生14日齢胎児脳より大脳皮質を摘出し分散培養した。培養1日後、10uM Amyloid-beta(25-35)と試験エキスを同時投与し、48時間後の生細胞数をCellTiter-Glo 試薬 (Promega #G7571)にて測定した。
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結果タイプ
|
コントロール細胞の生存を100%,Amyloid beta(25-35)処置による細胞生存を0%とし,試験薬物による変化を%で示し細胞死阻害活性とした。(正数値が大きいほど細胞死阻害活性が高い)
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PubMed ID
|
|
備考
|
|
活性試験結果情報
|
%
inhibition 生物活性試験結果情報
測定データ種別
|
% inhibition
|
動物種
|
マウス
|
濃度単位
|
mg/ml
|
備考
|
|
活性試験結果
|
No.
|
モデル試料
|
生薬
|
濃度
|
試験結果
|
判定
|
活性情報ファイル
|
備考
|
1
|
|
センキュウ
|
0.01
|
49.9708996284129
|
|
|
|
2
|
|
センキュウ
|
0.01
|
50.0815692202168
|
|
|
|
3
|
|
センキュウ
|
0.01
|
125.877219653905
|
|
|
|
4
|
|
センキュウ
|
0.01
|
86.7652839152123
|
|
|
|
5
|
|
センキュウ
|
0.01
|
148.017647990671
|
|
|
|
6
|
|
センキュウ
|
0.01
|
158.485689380122
|
|
|
|
7
|
|
センキュウ
|
0.01
|
92.7414418726223
|
|
|
|
8
|
|
センキュウ
|
0.01
|
143.779653622181
|
|
|
|
9
|
|
センキュウ
|
0.01
|
115.116229344974
|
|
|
|
|
|
|