生薬名
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サンヤク
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生薬英名
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Dioscorea Rhizome
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生薬ラテン名
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DIOSCOREAE RHIZOMA
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生薬和名
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山薬
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基原植物
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Dioscorea
japonica Thunb.(ヤマノイモ) , 植物詳細
植物名
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ヤマノイモ
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ラテン名
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Dioscorea japonica
Thunb.
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科名
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Dioscoreaceae
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和科名
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ヤマノイモ科
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一般名
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ヤマノイモ
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一般英名
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Japanese yam
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品種等
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分類
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多年生草本植物
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画像
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形態的特徴
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多肉根は円柱形で長く直下する.茎は,つる性で分岐する.葉は対性,まれに一部が互生し,長柄がある.長だ円形狭三角形,基部は心形,長鋭尖頭,長さ5〜10cm,幅2〜5cm,緑色で無毛.葉腋に珠芽をつける.花序は雌雄異株で,葉腋に1〜3個,穂状で短梗がある.雌花序は下垂してまばらに数花つけ,雄花序は直立してややまばらにやや多数花をつける.花は雌雄ともに白色.雄花は無梗,
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生態的特徴
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本州,四国,九州の山地に分布する.
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生育特性
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寒さの区分
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III~IV
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日照条件
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II〜IV
|
暖かさの区分
|
65〜170
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土壌分類
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I〜III
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土壌適正
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作土が深く,排水良好で膨軟,肥沃な場所に適する.
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遮光
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不要
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画像
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写真ライブラリー
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写真ライブラリー写真ライブラリー(Dioscorea japonica Thunb.(ヤマノイモ))
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035-1-1F.jpg
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種子
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葉
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静岡農業試60号
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花
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静岡農業試60号
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静岡農業試60号
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サンヤク:河南14支・広西 刻 福田龍
06.2.1
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サンヤク:祁光山葯(中国安国北方中葯貿易貨機)三星製薬(嶋田康夫)06.1.2.1
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サンヤク:福建丸切・広東毛 福田龍 06.2.1
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035-8-4K.jpg
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サンヤク:福建丸切・片 福田龍 06.1.2.1
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035-8-5H.jpg
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生薬試作品
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静岡農業試60号
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♂f花
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果実・珠芽
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果実
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種芋(静岡農試60号).jpg
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種芋(福種系).jpg
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036-2-1H.jpg
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発芽期(ガンクミジカ太正).jpg
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文献情報
Hang,
Y., Determination of main constituents and pharmacological testing of
Chinese Dioscorea japonica. Zhiwu Ziyuan Yu Huanjing (1996), 5(2), 5-8.
Kitagawa, I. et al., Chemical constituents of Rehmanniae radix, Corni
fructus, and Dioscoreae rhizoma. Gendai Toyo Igaku (1986), 7(3), 55-62.
|
Hang, Y., Determination of main constituents and pharmacological testing of
Chinese Dioscorea japonica. Zhiwu Ziyuan Yu Huanjing (1996), 5(2), 5-8.
Kitagawa, I. et al., Chemical constituents of Rehmanniae radix, Corni
fructus, and Dioscoreae rhizoma. Gendai Toyo Igaku (1986), 7(3), 55-62.
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生薬名
|
サンヤク
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組織培養物及び効率的増殖法
|
Dioscorea_japonica-Ref-1
, 組織培養物及び効率的増殖法_文献
植物名
|
ヤマノイモ
|
ラテン名
|
Dioscorea japonica
Thunb.
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文献コード
|
Dioscorea_japonica-Ref-1
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出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年)
|
Kadota M and Niimi
Y, Scientia Horticulturae 102: 461–466 (2004)
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要約(和訳)
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ヤマノイモ(Dioscorea
japonica Thunb.)のエリート品種の大量増殖法を改良した. 初回培養時,新鮮重は0.1%ジェランガム培地で633.0mgと最大となり,0.2%では204.3mgだったが,0.1%ジェランガム培地では水浸状個体数が多くなった.シュート伸長には,節数(それぞれ6.9,2.1個),新鮮重(各,283.4,51.9g)で,液体培地が固体培地より優れていた.0.44mMのBA添加で,節数7.0個,シュート数2.6本及び新鮮重336.0mgとなった. LS液体培地の量(40mL,20mL)では,節数(各18.6,5.6個),シュート数(3.6,2.7本)及び新鮮重(783.0,278.0mg)となり,40mLの培地量が優れていた. 静置培養では,回転培養より節数,新鮮重ともに増加していた.発根においては,寒天とジェランガム培地は液体培地より発根率は優れていたが,発根数は劣っていた.順化した苗には,主な形質について変異は確認されなかった.
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目的
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液体培地と固形培地による大量増殖法の検討。
|
材料(品種,系統,産地,由来)
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ヤマトイモのエリート品種‘Toyama senju’
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外植片
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温室で栽培の植物体から茎の先端部を取り出し、アンチホルミンで15分間の表面殺菌後、数回洗浄し、 2–5 mmの長さで2-6枚の幼元基が付いた茎頂を顕微鏡下で摘出
|
初期培養
|
0.044μM NAA、0.44μM BA、2% ショ糖を含むLS固形培地(02% ゲランガム)を用い、ガラス試験管(25×150mm)に20mLの培地を入れ、50μmolm-2s-1での16時間照明、25±1oCで培養した。
|
シュート増殖
|
培養シュートから節を切り出し、0.044μM NAA、0.44μM
BA、2% ショ糖を含むLS液体培地で液体静置培養(培地40mL)。
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発根
|
0.044μM NAA、0.44μM BA、2% ショ糖を含むLS固形培地(0.2%ゲランガム)で12週間。
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馴化条件
|
60×60mmポットにバーミキュライト:土(1:1)を入れ、ミストが当たる場所に2週間、その後、温室で2週間
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鉢上げ・定植
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記述なし
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栽培条件
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記述なし
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再生植物体の形質
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順化後の植物体に変異は見られない
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分析した成分
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成分の抽出法
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分析法
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備考
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Dioscorea_japonica-Ref-2
, 組織培養物及び効率的増殖法_文献
植物名
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ヤマノイモ
|
ラテン名
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Dioscorea japonica
Thunb.
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文献コード
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Dioscorea_japonica-Ref-2
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出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年)
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松原, 石原, 岡山大学報, (72) 19-26 (1988)
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要約(和訳)
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ヤマノイモのウイルスフリー株を育成し、さらに効率よく育成するため、茎頂、茎切片、葉切片の培養を試みた。ヤマノイモの茎頂を0.01mg/LのNAAとBA添加基本培地に移植すると小植物体が再生した。また、無菌植物の茎、葉切片をNAA0.1mg/L, BA0.01mg/L添加培地に移植すると、いずれの器官からも2.4%の不定芽形成および9%の発根がみられた。
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目的
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ウイルスフリー株の育成を目的として、茎頂培養を行なった。
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材料(品種,系統,産地,由来)
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ツクネイモ‘タカシロ'
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外植片
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無菌植物のえき芽の茎頂を70%エタノールとアンチホルミンで表面殺菌後、1~2葉原基を含む約1mmの軽重を摘出した。また、継代培養を続けている無菌の植物体から2mmの茎切片、葉片2×2mmを切り取り、用いた。
|
初期培養
|
基本培地(thiamine-HCl 0.1
mg/L, pyridoxine-HCl 0.1 mg/L, nicotinic acid 0.5 mg/L, myo-inositol 100
mg/L, glycine 2.0 mg/L, ショ糖30 g/L, 寒天0.8 g/L)にNAAとBAをそれぞれ添加し、25℃, 1500luxの人工光, 16時間日長で培養。茎頂において、NAAとBAを0.01 mg/L添加した区で植物体形成率が60%と最も高く、次いでNAAとBAを0.1 mg/L添加した区で植物体形成率が40%であった。葉切片において、NAA0.1mg/L, BA0.01mg/L添加培地で不定芽形成が2.4%と高かった。
|
シュート増殖
|
|
発根
|
NAA0.1mg/L,
BA0.01mg/L添加培地で葉切片の9.6%、茎切片の9.0%が発根した。
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馴化条件
|
|
鉢上げ・定植
|
|
栽培条件
|
|
再生植物体の形質
|
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分析した成分
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成分の抽出法
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|
分析法
|
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備考
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Dioscorea_japonica-Ref-3
植物詳細
植物名
|
ナガイモ
|
ラテン名
|
Dioscorea batatas
Decne.
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科名
|
Dioscoreaceae
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和科名
|
ヤマノイモ科
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一般名
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ナガイモ
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一般英名
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Chinese yam
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品種等
|
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分類
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多年生草本植物
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画像
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形態的特徴
|
1個の根は肥大して,肉質の円柱形で直下するが,品種,系統によって種々の形状大きさをなす.茎は,つる性で,通常紫色を帯びる.葉は長柄があり,やや三角形または三角状卵形で,鋭尖頭,基部は広心形,ときに不明の耳状をなし,柄および葉脈羽帯紫色で,葉腋に珠芽をつける.花序は雌雄異株で,穂状,葉腋に1〜3個つく.雄花穂は直立し,ややまばらにやや多数の白花をつけ,花は無梗.雌花穂は下垂し,まばらに数花つける.
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生態的特徴
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北海道,本州,四国,九州で栽培されている.中国,朝鮮半島,台湾にも分布委する.
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生育特性
|
寒さの区分
|
II~IV
|
日照条件
|
II〜IV
|
暖かさの区分
|
55〜170
|
土壌分類
|
I〜III
|
土壌適正
|
作土が深く,排水良好で膨軟,肥沃な場所に適する.
|
遮光
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不要
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画像
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写真ライブラリー
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写真ライブラリー写真ライブラリー(Dioscorea batatas Decne.(ナガイモ))
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036-3-1H.jpg
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葉(ガンクミジカ).jpg
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葉
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ガンクミジカ
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収穫物
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036-8-1H.jpg
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生薬試作品
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ガンクミジカ
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036-9-1H.jpg
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種芋(ガンクミジカ).jpg
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036-9-2H.jpg
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種芋(ガンクミジカ太正).jpg
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036-9-3H.jpg
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種芋(盛岡農場改良).jpg
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036-5-1AH.jpg
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花
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筑波研究部圃場
|
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036-1-1AH.jpg
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種苗
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筑波研究部,形状1
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036-1-2AH.jpg
|
種苗
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筑波研究部,形状2
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036-4-1AH.jpg
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生育期
|
筑波研究部圃場
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036-2-1AH.jpg
|
発芽期
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北海道研究部圃場
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文献情報
|
Machida, K. et al., Sterol constituents of Dioscorea batatas Decne.
Annual Report of the Tohoku College of Pharmacy (1985), (32), 133-4.
|
生薬名
|
サンヤク
|
組織培養物及び効率的増殖法
|
Dioscorea_batatas-Ref-1
組織培養物及び効率的増殖法_文献
植物名
|
ナガイモ
|
ラテン名
|
Dioscorea
batatas Decne.
|
文献コード
|
Dioscorea_batatas-Ref-1
|
出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年)
|
Matsubara S.
et al., Scientific Reports of the Faculty of Agriculture, Okayama
University 79: 37-44 (1992)
|
要約(和訳)
|
ヤマノイモ類は栄養繁殖されるのでウイルス擢病株が多く,かつ繁殖率が低いので苗イモが高価である.そのため無病のイチョウイモ(Dioscorea batatus Decne) の多芽体培養による増殖を試みた.MS培地を基本培地とし,種々の支持体や植物ホルモンを添加し,ショ糖濃度も変えた.培養条件は, 25℃ , 2000Lux人工光による16時間日長とした.多芽体形成のために,栽培植物のムカゴを無菌培養し,発芽してきた幼植物の, 1肢芽を付けた茎切片を外植体とした.20mg/Lアンシミドール添加基本培地に植え付けたところ,多芽体が形成された.この多芽体を切り分け,アンシミドール0または10mg/L添加に植え付け, 40日間振量又は回転培養を行ったところ,いずれの方法でも多芽体が形成され,特にアンシミドール添加培地の振とう培養区で増殖率が高く,無添加培地では苗条が伸長した.この多芽体を切り分け, 10mg/Lアンシミドール, 2 %ショ糖添加液体培地で振とう培養し,46日間隔で継代培養を7回繰り返した.増殖率,形成された多芽体の大きさに世代毎の大きな差は見られず,増殖率はほぼ30倍前後であった.これらの多芽体を苗化するため,切り分けた外植体を寒天0.3または0.7%,gelrite 0.1または0.2%添加基本培地のいずれかに植え付け, 10, 20, 30日間培養後順化した.いずれの区でも順化したが,培養期聞が長い程発根が早く, gelrite培地の方が短期間の培養でも早く発根した.多芽体を切り分け, 0.2% gelriteと3%ショ糖添加基本培地を入れた培養瓶に植え付け室内に放置しておいたところ, 2 -3か月後にミニチューパーが出来,冬季に一度地上部が枯れた後,春になって既に出来ていたミニチューパーが発芽し,それからの苗条が伸長し,その基部や節にまたミニチューパーが形成された.以上イチョウイモでは多芽体培養により, 1年で307本の幼植物を増殖出来,さらに1芽より1年で約3個のミニチューパーが出来る事が分かった.
|
目的
|
ウイルスフリー苗作出のため、イチョウイモ(Dioscorea
batatas)の多芽体による増殖法を検討
|
材料(品種,系統,産地,由来)
|
市販のイチョウイモを栽培して得られたムカゴ
|
外植片
|
ムカゴを殺菌し、MS培地(0.7%寒天)上で2-3か月培養して展葉2-3枚に伸長した植物体から1腋芽を付けた茎切片。
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初期培養
|
MS培地(0.7%寒天)+20mg/Lアンシミドール添加。25℃、2000Luxの16時間日長下で培養して、多が体を形成。
|
シュート増殖
|
多芽体を切り分け, 10mg/ Lアンシミドール, 2 %ショ糖添加液体培地で、振とう培養し,46日間隔で継代培養を7回繰り返した。増殖率,形成された多芽体の大きさに世代毎の大きな差は見られず,増殖率はほぼ30倍前後であった。
|
発根
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記述なし(シュート増殖中に発根するため)
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馴化条件
|
バーミキュライトを入れた水切り籠に植物体を植え付け、25℃、16時間日長、相対湿度90%-70%で1-2週間。
|
鉢上げ・定植
|
50%遮光ハウスに移し、週1回、0.5g/Lのハイポネックス溶液を施用。その後、寒冷紗除去。後に畑土3:川砂1:バーク堆肥2に移植。
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栽培条件
|
記述なし
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再生植物体の形質
|
記述なし
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分析した成分
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成分の抽出法
|
|
分析法
|
|
備考
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植物体栽培及び植物の効率的生産法
|
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さく葉標本情報
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トランスクリプトーム・ゲノミクス情報
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稀少植物情報
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保有資源情報
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導入年
|
保有研究部
|
導入番号
|
1966
|
北海道研究部
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3195-66HK
|
2003
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筑波研究部
|
0123-03TS
|
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|
|
|
植物体栽培及び植物の効率的生産法
|
|
さく葉標本情報
|
|
トランスクリプトーム・ゲノミクス情報
|
|
稀少植物情報
|
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保有資源情報
|
導入年
|
保有研究部
|
導入番号
|
1984
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筑波研究部
|
1859-84TS
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場内自生種
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種子島研究部
|
0000-NGTN
|
|
Dioscorea
batatas Decne.(ナガイモ) 組織培養物及び効率的増殖法_文献
植物名
|
ヤマノイモ
|
ラテン名
|
Dioscorea japonica
Thunb.
|
文献コード
|
Dioscorea_japonica-Ref-3
|
出典(著者,雑誌,巻号頁,発行年)
|
Islame MT, et al.,
Plant Tissue Cult. & Biotech. 18(1): 25-35 (2008)
|
要約(和訳)
|
4種のヤマイモ(Dioscorea spp)からの12系統の節組織を6週間MS培地で培養し、IAA、Kn、NAAおよびBAPを用い、葉およびマイクロチューバーの生産に及ぼす影響を評価した。 4種類のDioscorea polystachya Turcz、3種類のD. bulbifera L.およびD. sansibarensis Pax、 2種類のD. japonica Thunbを供試した。 IAAとショ糖に5、10mg/lのKnの添加、およびNAAとショ糖に0.2、0.5mg/lのBAP添加(または無添加)を4処理に用いた。 D. sansibarensisのYam 23およびYam 25の系統は、4処理の下で葉を再生することができなかった。残りの系統は、外植片あたり0.11から1.76枚の展葉であった。無菌培養では、Kn(10mg/l)および3%ショ糖で高濃度IAAを含む培地は、展葉(0.71枚/外植片)が最も良好で、最も生産性の高い種はD. japonica(1.36枚)であり、次いでD. polystachya(1.19枚/外植片)であった。同じ培養期間において、D。bulbiferaのヤム16は、IAAとKn、NAAではBAPの有無にかかわらずマイクロチューバを形成しなかった。残りの系統は外植片当たり0.09〜1.15個のマイクロチューバーを形成した。 IAAとショ糖を含む低濃度のKn (5 mg/l) は、マイクロチューバ形成に適しており(平均0.61個/外植体)、最も良い系統は、D. sansibarensis(1.27)、次いでD. japonica(0.59)であった。最終的に、BAPの存在は、Dioscorea種ではマイクロチューバの生産に悪影響を与えた。
|
目的
|
4種のヤマイモにおけるインビトロ増殖および塊茎形成に対する成長調節剤の効果を調べる
|
材料(品種,系統,産地,由来)
|
Yam 16は、ドイツのフランクフルトのゲーテ大学の植物園から空中塊茎を用いた。 Yam19はイタリアのフェラーラ大学の植物園から、ヤム21はイタリアのパドヴァ大学から入手した。 残りの系統は、培養保存および超低温保存実験室(IPK、Germany)の提供を受けた。
|
外植片
|
葉と葉柄を除去した長さ約3cmの節を70%エタノールに浸漬後、Tween20添加の次亜塩素酸ナトリウム(有効塩素濃度3%)で15分間、表面殺菌し、滅菌蒸留水で3回すすいだ。
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初期培養
|
|
シュート増殖
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2mg/l IAA+5 mg/l Kn
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発根
|
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馴化条件
|
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鉢上げ・定植
|
|
栽培条件
|
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再生植物体の形質
|
|
分析した成分
|
|
成分の抽出法
|
|
分析法
|
|
備考
|
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部位
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周皮を除いた根茎(担根体)
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局方収載
|
局
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食薬区分
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非医
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生薬成分
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多糖類:でんぷん、糖蛋白質など その他:アミノ酸、choline, allantoin など
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成分(化合物)
|
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性状
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円柱形〜不整円柱形を呈し,長さ 5 〜 15 cm,径 1 〜 4 cm,ときには縦割又は横切したものである.外面は類白色〜帯黄白色で,折面は類白色を呈し,平らで粉性である.質は堅いが折れやすい.ほとんどにおい又は味がない.
|
用途
|
滋養,強壮,止瀉,鎮咳,止渇,去痰
|
調製法
|
|
エキス収率
|
|
文献情報
|
|
処方
|
鶏肝丸,啓脾湯,牛車腎気丸,参苓白朮散,八味地黄丸,六味地黄丸
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モデル試料 7件モデル試料一覧
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TLC情報
生薬名
|
サンヤク
|
モデル試料
|
NIB-0748
|
産地
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中国河南省
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基原植物
|
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TLC画像
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薬局方確認試験法のTLC画像と比較する
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分析条件
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(試料調製)各試料の粉末0.2 gにメタノール1.0 mLを加え、約5分間超音波処理を行った。遠心分離後、得られた上清を試料溶液とした。
(TLC条件)注入量:各10 μL、展開溶媒:酢酸エチル/メタノール/水(7:3:1)、検出:UV照射(254 nm、366 nm)、4-ジメチルアミノシンナムアルデヒド・塩酸試液噴霧後、加熱。
|
備考
|
A. 254nm B. 366nm C. 白色光 ① NIB-0255 ② NIB-0401 ③ NIB-0456 ④ NIB-0566 ⑤ NIB-0567 ⑥ NIB-0568 ⑦ NIB-0748
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生物活性情報
試験名
|
Amyloid beta cell
death
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研究領域
|
脳・神経系
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試験レベル
|
Cell-based
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プロトコール
|
ddYマウス胎生14日齢胎児脳より大脳皮質を摘出し分散培養した。培養1日後、10uM Amyloid-beta(25-35)と試験エキスを同時投与し、48時間後の生細胞数をCellTiter-Glo 試薬 (Promega #G7571)にて測定した。
|
結果タイプ
|
コントロール細胞の生存を100%,Amyloid beta(25-35)処置による細胞生存を0%とし,試験薬物による変化を%で示し細胞死阻害活性とした。(正数値が大きいほど細胞死阻害活性が高い)
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PubMed ID
|
|
備考
|
|
活性試験結果情報
|
%
inhibition
|
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遺伝子情報
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日本薬局方情報
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定量法
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確認試験法 各種試験法詳細
生薬名
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サンヤク
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試験名称
|
確認試験法
|
分析条件
|
(1) 本品の切面に希ヨウ素試液を滴加するとき,暗青色を呈する.
(2) 本品の粉末0.2gに無水酢酸2mLを加え,水浴上で2分間加温した後,ろ過する.ろ液1mLに硫酸0.5mLを穏やかに加えるとき,境界面は赤褐色~紫褐色を呈する.
|
備考
|
|
|
確認試験法(TLC)
|
乾燥減量 各種試験法詳細
生薬名
|
サンヤク
|
試験名称
|
乾燥減量
|
分析条件
|
乾燥減量〈5.01〉 14.0%以下(6時間).
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備考
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灰分 各種試験法詳細
生薬名
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サンヤク
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試験名称
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灰分
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分析条件
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灰分〈5.01〉 6.0%以下.
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備考
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酸不溶性灰分 各種試験法詳細
生薬名
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サンヤク
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試験名称
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酸不溶性灰分
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分析条件
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酸不溶性灰分〈5.01〉 0.5%以下.
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備考
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エキス含量
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精油含量
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純度試験 各種試験法詳細
生薬名
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サンヤク
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試験名称
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純度試験
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分析条件
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(1) 重金属〈1.07〉 本品の粉末3.0gをとり,第3法により操作し,試験を行う.比較液には鉛標準液3.0mLを加える(10ppm以下).
(2) ヒ素〈1.11〉 本品の粉末0.40gをとり,第4法により検液を調製し,試験を行う(5ppm以下).
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備考
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その他
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NMR情報
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漢方処方情報
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牛車腎気丸 , 漢方処方情報
処方番号
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処方名(漢字)
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牛車腎気丸
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処方よみがな
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ごしゃじんきがん
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処方局法収載
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医療用処方
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処方成分分量
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ジオウ 5-8 サンシュユ 2-4 サンヤク 3-4 タクシャ 3 ブクリョウ 3-4 ボタンピ 3 ケイヒ 1-2 ブシ 0.5-1 ゴシツ 2-3 シャゼンシ 2-3
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処方用法・用量
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処方効能・効果
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処方原典
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処方出典
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処方エキス収率ファイル名
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文献情報
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生薬名
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ジオウ , サンシュユ , サンヤク , タクシャ , ブクリョウ , ボタンピ , ケイヒ , ブシ , ゴシツ , シャゼンシ
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副作用情報
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間質性肺炎 , 副作用情報
処方名(漢字)
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牛車腎気丸
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処方の由来
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ツムラ
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副作用の概要
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間質性肺炎
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文献情報
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医薬品・医療機器等安全性情報 No.226
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間質性肺炎 , 間質性肺炎 , 女性化乳房 , 薬疹 , 偽アルドステロン症 , 間質性肺炎
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Kampo CONSORT Statement
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八味地黄丸 漢方処方情報
処方番号
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処方名(漢字)
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八味地黄丸
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処方よみがな
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はちみじおうがん
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処方局法収載
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医療用処方
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処方成分分量
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ジオウ 5, 6-8 サンシュユ 3, 3-4 サンヤク 3, 3-4 タクシャ 3, 3 ブクリョウ 3, 3 ボタンピ 3, 3 ケイヒ 1, 1 ブシ 0.5-1, 0.5-1(左側の数字は湯 右側は散)
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処方用法・用量
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処方効能・効果
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処方原典
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処方出典
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処方エキス収率ファイル名
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文献情報
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生薬名
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ジオウ , サンシュユ , サンヤク , タクシャ , ブクリョウ , ボタンピ , ケイヒ , ブシ
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副作用情報
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偽アルドステロン症 副作用情報
処方名(漢字)
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八味地黄丸
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処方の由来
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不明
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副作用の概要
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偽アルドステロン症
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文献情報
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前田真紀子, 岸田堅, 中岡創, 上塚学, 佐藤誠, 野嶋祐兵, 角辻暁,永井義幸, 小柴胡湯とハルンケアにより高血圧の増悪と心不全を来した1例, ホルモンと臨床, 54 (1) 65-70, 2006
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Kampo CONSORT Statement
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生物活性情報
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Amyloid
beta cell death
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