生薬名
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ヘンズ
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生薬英名
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Dolichos Seed
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生薬ラテン名
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DOLICHI SEMEN
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生薬和名
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扁豆
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基原植物
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Dolichos
lablab Linné(フジマメ) 植物詳細
植物名
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フジマメ
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ラテン名
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Dolichos lablab
Linné
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科名
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Leguminosae
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和科名
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マメ科
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一般名
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フジマメ
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一般英名
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品種等
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分類
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画像
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形態的特徴
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生態的特徴
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生育特性
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写真ライブラリー
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写真ライブラリー
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文献情報
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生薬名
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ヘンズ
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組織培養物及び効率的増殖法
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植物体栽培及び植物の効率的生産法
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さく葉標本情報
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トランスクリプトーム・ゲノミクス情報
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稀少植物情報
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保有資源情報
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部位
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種子
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局方収載
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局
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食薬区分
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非医
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生薬成分
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クマリン:scopoletin
その他:青酸配糖体,ブドウ糖,ショ糖,でんぷん,stigmasterol,リン脂質 など
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成分(化合物)
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性状
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本品は偏楕円形~偏卵円形を呈し,長さ9~14mm,幅6~10mm,厚さ4~7mmである.外面は淡黄白色~淡黄色を呈し,平滑でややつやがある.一辺に隆起する白色の半月形の種枕がある.質は堅い.
本品はにおいがほとんどなく,わずかに甘味と酸味がある. 本品の横切片を鏡検〈5.01〉するとき,種皮の最外層はクチクラで覆われた1細胞層のさく状の表皮細胞からなる.表皮下は1細胞層の砂時計状の厚壁化した細胞からなり,その内側に柔組織があり,その最内部は退廃化する.種皮の内側には子葉がある.子葉の最外層は1細胞層の表皮細胞がとりまき,その内部は主として柔組織からなり,アリューロン粒,油滴を含み,でんぷん粒を認めることがある.
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用途
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健胃、解毒薬として胃弱、下痢、嘔吐、浮腫などに用いられる
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調製法
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エキス収率
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文献情報
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処方
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参苓白朮散
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モデル試料 1件
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遺伝子情報
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日本薬局方情報
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定量法
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確認試験法
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確認試験法(TLC) 各種試験法詳細
生薬名
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ヘンズ
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試験名称
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確認試験法(TLC)
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分析条件
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本品の粉末3gにメタノール30mLを加え,10分間振り混ぜた後,遠心分離し,上澄液をとる.メタノールを留去し,残留物に水30mL及び酢酸エチル50mLを加えて振り混ぜる.上層をとり,無水硫酸ナトリウム10gを加えて振り混ぜた後,ろ過する.ろ液をとり,酢酸エチルを留去し,残留物に酢酸エチル1mLを加え,試料溶液とする.この液につき,薄層クロマトグラフィー〈2.03〉により試験を行う.試料溶液20μLを薄層クロマトグラフィー用シリカゲルを用いて調製した薄層板にスポットする.次に酢酸エチル/酢酸(100)混液(100:1)を展開溶媒として約10cm展開した後,薄層板を風乾する.これに紫外線(主波長365nm)を照射するとき,Rf値約0.4付近に青白色の蛍光を発するスポットを認める.
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備考
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Merck社製とWako社製TLC plateの比較および、7cmと10cm展開の比較
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画像データ
画像
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モデル試料のTLC画像と比較する
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備考
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紫外線(主波長365nm) Merck 社製 TLC plate(7cm展開) Rf値 0.42(青白色の蛍光)
展開時間 10分 ①中国(2008年7月入手) ②中国(2007年5月入手) ③中国(2004年10月入手)
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画像
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モデル試料のTLC画像と比較する
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備考
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紫外線(主波長365nm) Merck 社製 TLC plate(10cm展開) Rf値 0.42(青白色の蛍光)
展開時間 20分 ①中国(2008年7月入手) ②中国(2007年5月入手) ③中国(2004年10月入手)
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画像
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モデル試料のTLC画像と比較する
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備考
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紫外線(主波長365nm) Wako 社製 TLC plate(7cm展開) Rf値 0.49(青白色の蛍光)
展開時間 7分 ①中国(2008年7月入手) ②中国(2007年5月入手) ③中国(2004年10月入手)
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画像
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モデル試料のTLC画像と比較する
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備考
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紫外線(主波長365nm) Wako 社製 TLC plate(10cm展開) Rf値 0.51(青白色の蛍光)
展開時間 12分 ①中国(2008年7月入手) ②中国(2007年5月入手) ③中国(2004年10月入手)
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乾燥減量 各種試験法詳細
生薬名
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ヘンズ
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試験名称
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乾燥減量
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分析条件
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乾燥減量〈5.01〉 14.0%以下(6時間).
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備考
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灰分 各種試験法詳細
生薬名
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ヘンズ
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試験名称
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灰分
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分析条件
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灰分〈5.01〉 4.5%以下
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備考
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酸不溶性灰分
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エキス含量 各種試験法詳細
生薬名
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ヘンズ
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試験名称
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エキス含量
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分析条件
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エキス含量〈5.01〉 希エタノールエキス 9.0%以上.
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備考
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精油含量
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純度試験
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その他
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NMR情報 1件NMR情報一覧
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NMR情報詳細
生薬名
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ヘンズ
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モデル試料
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NMR TYPE
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1H-NMR
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マシン名
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日本電子 ECS400
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磁場(MHz)
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399.7822
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溶媒
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CD2Cl2
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測定温度(℃)
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25
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積算回数(回)
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16
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試料量
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約4~5mg
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スペクトル
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JCAMPファイル
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Scopoletin.jdx (viewer
*for windows)
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FIDファイル
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Scopoletin.jdf
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帰属情報
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化合物名
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Scopoletin(スコポレチン)化合物情報詳細
生薬詳細
生薬名
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ガイヨウ
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生薬英名
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Artemisia Leaf
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生薬ラテン名
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ARTEMISIAE
FOLIUM
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生薬和名
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艾葉
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基原植物
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Artemisia
princeps Pampanini(ヨモギ)
, Artemisia
montana Pampanini(オオヨモギ)
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部位
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葉及び枝先
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局方収載
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局
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食薬区分
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非医
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生薬成分
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精油:cineol, α-thujone など 脂肪酸:capric acid, palmitic acid, stearic acid など タンニン:caffetannin など その他:ビタミン類,arachinic
acid, amylase, invertase, catalase, peroxydase など
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成分(化合物)
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Scopoletin(スコポレチン) , Umbelliferone(ウンベリフェロン)
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性状
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本品は縮んだ葉及びその破片からなり,しばしば細い茎を含む.葉の上面は暗緑色を呈し,下面は灰白色の綿毛を密生する.水に浸して広げると,形の整った葉身は長さ4~15 cm,幅4~12 cm,1~2回羽状中裂又は羽状深裂する.
裂片は2~4対で,長楕円状ひ針形又は長楕円形で鋭尖頭,ときに鈍頭,辺縁は不揃いに切れ込むか全縁である.小型の葉は3中裂又は全縁で,ひ針形を呈する.本品は特異なにおいがあり,味はやや苦い.本品の横切片を鏡検〈5.01〉するとき,主脈部の表皮の内側には数層の厚角組織がある.主脈部の中央部には維管束があり,師部と木部に接して繊維束が認められることがある.
葉肉部は上面表皮,柵状組織,海綿状組織,下面表皮からなり,葉肉部の表皮には長柔毛,T字状毛,腺毛が認められる.表皮細胞はタンニン様物質を含み,柔細胞は油状物質,タンニン様物質などを含む.
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用途
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止血,月経調整作用,去痰
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調製法
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エキス収率
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文献情報
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処方
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芎帰膠艾湯
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モデル試料
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遺伝子情報
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日本薬局方情報
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定量法
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確認試験法
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確認試験法(TLC)
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乾燥減量
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灰分
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酸不溶性灰分
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エキス含量
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精油含量
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純度試験
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その他
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NMR情報 1件
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漢方処方情報
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生物活性情報
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備考
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溶媒量:1.3mL
和光純薬提供
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漢方処方情報
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生物活性情報
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