薬用植物名 |
採集時期 |
成 分 |
薬 効 |
用法説明 |
アロエ
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葉
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アロエチン・アロミチン・アロエウルシン
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便秘・糖尿病・痔・水虫・口臭
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@生葉をよく洗い輪切りにして数倍に煮出してうがい。
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イブキトラノオ |
根茎(10〜12月) |
タンニン |
口内炎・扁桃炎 |
煎じた汁でうがい。
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ウツボグサ |
花穂(9月頃) |
トリテルペノイド・カロチノイド・タンニン |
口内炎 |
花穂を利用し、煎じ液でうがいをする。
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オトギリソウ |
全草(9〜11月) |
アントラキノン類・タンニン・フラボン類 |
喉の痛み |
煎じた汁でうがい。
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キハダ |
樹皮(夏) |
アルカロイド・トリテルペン系苦味質 |
消炎 |
煎じた汁でうがい。
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キンミズヒキ |
全草(開花期) |
フェノール類・イソクマリン類・フラボノイド配糖体 |
口内炎 |
煎じた液でうがいをする。
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キンモクセイ |
花 |
有効成分:芳香成分オスマン、パラハイドロオキシフェニール・アルコール、パルミチン酸、オレアノール酸など |
歯痛 |
歯痛には、花を乾燥したものを3〜5グラムに熱湯を入れて服用するか、うがい薬に用いる
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クマザサ
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春〜夏・新葉
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バンフォリン・ビタミンK・カルシウム
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糖尿病・抗癌・高血圧・口内炎・口臭・便秘
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@笹類なら薬効は変わらない。新芽を日陰で乾燥。A乾燥したら、細かく裁断。B沸騰させないように、数回繰り返して煮出す。
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コアカザ |
葉、茎は、夏〜秋に採取して刻み、日干しにして乾燥させる |
ベタイン、ロイシンほか |
歯痛、寄生性皮膚病 |
歯痛に、乾燥した茎葉を粉末にして、同量のコンブの粉末を混ぜて痛む場所に塗布する。また、乾燥茎葉約10グラム、水0.4リットルで半量まで煎じた水で、うがいをする |
サラシナショウマ |
根茎(10〜11月) |
トリテルペノイド・クロモン類・フェノール類 |
口内炎・扁桃炎 |
煎じた液でうがいをする。
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セリバオウレン |
根茎(8〜11月) |
アルカロイド(ベルベリン)・フェノール類 |
口内炎 |
煎じた液でうがいをする。
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ツリガネニンジン |
根(晩秋) |
トリテルペノイド・タンニン・クマリン・カロチノイド |
咳止め |
煎じた液でうがいをする。
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ハブ茶(エビスグサ)
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種子(10月頃)
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アントラキノン誘導体クリソファノール・フスチオン・オブツシフェリン
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胃腸・便秘・高血圧・目の疲れ・更年期障害・口内炎
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@水はけのよい、あまり肥えていない土地に、4月から6月に幅60センチくらいにうすく直播(じかまき)するか、3〜4粒をまとめてまき、1センチくらいの土をかけます。1ヶ月後には中耕(ちゅうこう)して、肥料をまくA10月ころ種子を採取して日干しにする。B弱火で炒るC20グラムを0.5リットルの水で5〜10分煮だしてうがいをする。
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ビワ
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葉
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精油・サポニン・ビタミンB1・ブドウ糖・クエン酸・タンニン
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ガン治療・肝臓病・風邪・アトピー・皮膚病・口臭
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@必要なときに数枚採取して葉の裏の毛をたわしで取るAそのまま、適当な大きさに切るB葉3枚に、0.5リットル程度の水で半量に煎じて飲用C乾燥葉は10グラムに水0.5リットルで20分程度細火で煎じてうがいをする。
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マツ
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新葉(初夏)
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テルペン精油・ピネン・ジペンテン・リモネン
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強壮・脳梗塞・ボケ・痴呆・心筋梗塞・動脈効果・高血圧・口臭
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@松(赤松が一番いい)の新葉青々としたものを採取A刻んで天日干してカラカラにするBミキサーで粉末にして保存C10グラムに水0.5リットルを30分細火で煮出してうがいをする。
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