乳腺炎(にゅうせんえん)は、乳腺が炎症を起こす病気です。授乳の時にできた乳首の傷やただれから、化膿性の細菌が侵入して起こる急性化膿性乳腺炎と、授乳が不充分だったりして、乳がたまって起こる停滞性乳腺炎の2種類があります。
どちらも、内分泌や自律神経のひずみが、炎症を起こしやすい体質を作り、細菌が感染しやすくなって起こるものです。
化膿性乳腺炎では、乳房の一部が硬くなって腫れて、とても痛みます、炎症を起こしている部分には熱があり、皮膚が赤くなります。ひどい人では化膿して、全身的な疲れや食欲不振、頭痛などが見られます。
停滞性乳腺炎では、乳房がはれて、皮膚が赤くなります。乳腺が硬くなり、痛みもありますが、化膿はしません、また38度くらいの熱がでることもあるようです。
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