ハスカップ/クロミノウグイスカグラ
(スイカズラ科スイカズラ属:落葉低木:草丈 〜100センチ:花期 〜7月)
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薬効
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食用 |
薬用酒 |
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分布生育場所 |
科名:スイカズラ科/属名:スイカズラ属
和名:黒実の鶯神楽/別名:ハスカップ/学名:Lonicera caerulea var.emphyllocalyx
北海道、本州中部地方以北の亜高山帯〜高山帯の日当たりの良い場所
北海道の火山灰地帯に多く自生する
千島列島、朝鮮半島、中国に分布
スイカズラ科スイカズラ属スイカズラ(吸葛/ニンドウ)
スイカズラ科スイカズラ属ウグイスカグラ(鶯神楽)
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見分け方・特徴
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高さ約1メートルになる本州の高山帯〜北海道の火山灰地帯に多く自生がある落葉低木
葉が楕円形で毛が多く生える、ケヨノミの変種だという
葉は広楕円形、葉縁は全縁、長さ3〜4センチ、両面に毛があり粉白色を帯びる
花は、6〜7月、本年枝の葉腋に黄白色の花を2個下向きにつける
花冠は、黄白色で2唇形、花後2個の子房と小苞が合体した液果をつける
果実は、長さ約1.5センチの黒紫色に熟し白粉をかぶり、甘すっぱく食べられる
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採集と調整
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秋に黒紫色に熟した果実を採取する
実は甘酸っぱく美味しい
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薬効・用い方
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ビタミンC100g中50mg、アントシアニン、カルシウム、鉄分ほかが豊富に含まれる
ビタミンCは、特に抗酸化作用が強く、ハスカップに含まれる、シアニジンの成分は、ブルーベリーの10倍もあるといい、老化予防、目の疲労回復などを改善する効果があるという
アイヌの人たちには、不老長寿の秘薬として知られていて熟した果実を生食や保存して食べるという
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その他 |
名の由来は、鶯(うぐいす)は、花の咲く頃に、ウグイスが鳴く頃で、また、ウグイスなどの小鳥をつかまえる場所を、狩り座(かりざ)と呼び、かりざ〜かくら〜かぐらに転訛(てんか)したという説が説得力があり、秋に熟した果実が黒いことから、クロミノウグイスカグラの名になったという説を支持する
また、アイヌ語での呼び名、ハスカップは、ハシカブが転訛したもので、「枝のうえにたくさんあるもの」という意味だと言う
北海道南部、本州、四国、九州の山野の日当たりの良い場所に自生する日本固有種の、ウグイスカグラ
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