目標 | 皮膚疾患の防腐、肉芽発生促進の目的に外用されますが、局部が極度に湿潤している場合は禁忌です。 |
構成 | 当帰(とうき):30 | 紫根(しこん):60 | 黄蝋(おうろう):170〜200 | 胡麻油(ごまゆ):500 | |
備考 | 漢方の軟膏として、もっともよく用いられているもので、肌の乾燥、あれ、潰瘍(かいよう)、増殖性の皮膚異常を目安にしますが、必ずしも乾燥したものと限らず、排膿やかゆみのあるものにも効くことがあるといわれています。とくに火傷(やけど)に用いると、痛みがすぐに止まり二度程度なら傷痕は残らず治ります。また、脱肛にもしばしば用いられます。 |