科名:ニシキギ科/属名:ツルウメモドキ属
和名:鬼蔓梅擬/学名:Celastrus orbiculatus var.papillosus
2008/12/21 新潟県阿賀野市
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北海道、本州近畿地方以北の山地の林縁、朝鮮に分布
ニシキギ科ニシキギ属ニシキギ
ニシキギ科ニシキギ属マユミ
ニシキギ科ニシキギ属エゾツリバナ
雌雄別株の落葉つる性木本、蔓(つる)の長さ3〜5メートル、幹の太さ約20センチにもなり、他の物に絡み付いて生長する
樹皮は灰色〜赤褐色、枝は本年枝は黄緑色
葉は、互生、楕円形〜倒卵形、葉縁には鋸歯がある
花は、5〜6月、葉腋から短柄を出して集散花序に、黄緑色の約8ミリの小花をつける
花は、雄株は数個、雌株には1〜3個つき、花弁5個、雌花には退化した雄しべ5個、雌しべ1本
果実は、刮ハ(さくか)、球形、直径約8ミリ、10〜12月に黄色に熟し3裂して中から橙赤色の仮種皮に包まれた種子が出る
種子は灰褐色、長さ約4ミリ
ツルウメモドキとの違いは、葉が大きく、葉の裏面の脈上に突起毛があることで区別する
名の由来は、ウメモドキに似たの蔓(つる)性から、赤く熟した種子が美しいため、庭木、盆栽、花材に利用される
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