アキレス腱切り術

アキレスケンキリジュツ

【英】tenotomy of Achilles tendon, achillotenotomy

【独】Achillotenotomie

 

生後1年未満の乳幼児の尖足変形に対して行われる手術である.乳幼児期においては,腱の再生力は旺盛なので,アキレス腱がたとえ切離されたままでも,生じたギャップを埋めて再び連続性が得られる.したがって足関節の底屈力の回復は期待できる.これに反して1歳以上では,腱の連続性が得られるのは困難なため,尖足変形に対しては本手術でなく腱延長術が用いられる.開放性腱切り術と皮下腱切り術とあり,前者は皮膚切開を行ってやる方法であり,後者は皮膚の上からメスを刺入してメスの尖端で腱を探し,腱の1/2を横切してからレベルをかえて残った1/2を横切し,足関節を他動的に直角位に矯正し尖足を矯正する方法である.〈1997