宣祖

宣祖

李氏朝鮮

第十四代国王

王朝

李氏朝鮮

在位期間

1567 - 1608

姓・諱

諡号

昭敬正倫立極盛徳洪烈至誠大義格天熙運景命神暦弘功隆業顕文毅武聖睿達孝大王

廟号

宣祖

生年

155212月26

没年

16083月17

徳興大院君

河東府大夫人鄭氏

后妃

  • 懿仁王后朴氏
  • 仁穆王后金氏
  • 恭嬪金氏
  • 仁嬪金氏
  • 順嬪金氏
  • 静嬪閔氏
  • 貞嬪洪氏
  • 温嬪韓氏
  • 貴人鄭氏

陵墓

穆陵

宣祖

各種表記

ハングル

선조 / 이연 / 하성군

漢字

宣祖 / / 河城君

発音

ソンジョ / イヨン / ハソングン

日本語読み:

せんそ / りえん / かじょうくん

ローマ字

Seonjo / I Yeon

宣祖(せんそ、ソンジョ、嘉靖3111月11155212月26 - 万暦362月116083月17))は、李氏朝鮮時代の第14国王。即位前は河城君(ほうじょうくん、ハソングン)。父は第11代国王・中宗恭僖王 昌嬪安氏の三番目の息子・徳興大院君であり、中宗の孫にあたる。

即位

1567年、伯父の明宗恭憲王 の後を受けて即位する。儒教に傾倒して儒学者を重用したが、これがかえって配下官僚の間での思想的対立や政治的対立を引き起こした。

1592からは日本豊臣秀吉からの侵攻を受けることになる。いわゆる文禄の役であるが、先祖の李成桂以来、平和な時代が続いて軍が有名無実となっていた朝鮮軍は戦国時代を生き抜いてきた日本軍に太刀打ちできず、一時は首都の漢城府(現在のソウル)から追われ、開城に向かったが、ここでは迎えるべき文武官は殆ど逃散し、また民衆からは、国王一行に罵声が浴びせられ、石を投げつけられる有様であった。続いて平壌さらには義州まで落ち延びに救援を求めた。臨海君順和君2王子は捕らえられるという危機的状況に陥った。

その後、からの援軍を得て平壌、開城を回復し、続いて漢城府の回復を目指したが、 碧蹄館の戦いで日本軍に破れたため、王都への復帰は頓挫した。その後、日明間で講和交渉が開始されることとなり、日本軍は漢城府から釜山周辺まで撤退したため、宣祖は王都への復帰を果たすことができた。しかし朝鮮の頭越しに進められる講和交渉は、朝鮮南部四道の割譲など、朝鮮には不利な条件が含まれており、宣祖以下朝鮮王朝では、この講和交渉に反対した。

日明間の講和交渉が決裂すると再び侵攻を受けることとなるが(慶長の役)、1598の秀吉の死により日本軍は撤兵した。

その後の1607、日本の江戸幕府に最初の朝鮮通信使を派遣している。翌年、56歳で薨去し、後を子の光海君が継いだ。 

 

家系

  • 祖父: 中宗1488-1544
  • 子女なし
  • 永昌大君1606-1614- 唯一の王后所生の王子。
  • 公主(早世)
  • 臨海君李珒(1572-1609- 庶長子。
  • 光海君李琿(1575-1641- 15代国王。在位中に廃位された。
  • 定遠君1580-1619- 16代国王仁祖の父。追尊王(廟号: 元宗)
  • 後宮: 貴人鄭氏
  • 後宮: 淑儀鄭氏
  • 後宮: 昭媛尹氏

  宣祖が登場する作品

テレビドラマ

 

[隠す]

朝鮮国王旗朝鮮国王太極旗

権知朝鮮国事

太祖1393-1398 / 定宗1398-1400 / 太宗1400-1401

朝鮮国王

太宗1401-1418 / 世宗1418-1450 / 文宗1450-1452 / 端宗1452-1455 / 世祖1455-1468 / 睿宗1468-1469 / 成宗1469-1494 / 燕山君1494-1506 / 中宗1506-1544 / 仁宗1544-1545 / 明宗1545-1567 / 宣祖1567-1608 / 光海君1608-1623 / 仁祖1623-1649 / 孝宗1649-1659 / 顕宗1659-1673 / 粛宗1674-1720 / 景宗1720-1724 / 英祖1724-1776 / 正祖1776-1800 / 純祖1800-1834 / 憲宗1834-1849 / 哲宗1849-1863 / 高宗1863-1897

大韓帝国皇帝

高宗1897-1907 / 純宗1907-1910

https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=宣祖&oldid=60446082」から取得

カテゴリ: