ハリエンジュ      (マメ科ハリエンジュ属:落葉高木:樹高 〜15メートル:花期 〜6月)

薬効
花を食用
分布生育場所

科名:マメ科/属名:ハリエンジュ属
和名:針槐/別名:ニセアカシア/学名:Robinia pseudo-acacia
北アメリカ原産、海辺、空き地などに野生、街路樹として植栽もされる

見分け方・特徴

北アメリカ原産の帰化植物で砂防用に海辺などに植栽された
高さは、10〜15メートルの落葉高木で、樹皮は灰褐色で縦に裂け目がある
托葉は鋭い刺になっている、葉は、柄があり奇数羽状複葉で互生する
小葉は、円形〜楕円形、長さ2〜3センチで4〜8対が対生する
花は、5〜6月に、新枝の脇から花穂を伸ばして白色の蝶形花を多数つけて垂れ下る
果実は、豆果で平たく楕円形、種子は黒褐色で4〜6個はいっている
採集と調整
開花期の5月ころに、花、つぼみを採取して、揚げ物にして食べる
また、熱湯でかるく茹でて、酢の物、和え物にして山菜として食べる
薬効・用い方
花、つぼみは山菜として食用にするが、葉、樹皮、豆果、種子は有毒として食べない
その他
ハリエンジュは、明治10年ころに渡来したといわれ、砂防用に海辺などに植栽されたが、各地に野生化している

名の由来は、エンジュに似ていて、針があるから、ハリエンジュとなったという

別名では、ニセアカシアや俗名で、アカシアと呼ばれる、蜜源植物として知られる