ヒメサユリ                    (ユリ科ユリ属:多年草:草丈 〜100センチ:花期 〜6月) 

薬効
滋養強壮 気管支炎(気管支カタル) せき・たん 小便不利 鼻血(はなぢ) 口内炎
DATA

科名:ユリ科/属名:ユリ属
和名:姫早百合/学名:Lilium rubellum

2005/06/09 新潟県粟ケ岳中央登山道7号目ヒユッテ、標高1,100メートル付近の峰
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新潟県、福島県、山形県の限られた山地に自生

粟ケ岳(4,650メートル)の1,100付近の峰に自生、登山者をやさしく迎える

ほかのユリより早く咲き、花姿は可憐で美しい。花の色は淡ピンクから濃ピンクまである。
ヒメサユリは、新潟県下田村の花だという。
花に近づくと芳香があり、昆虫が蜜に群れている。
名前の由来は、比較的暖地に自生する、ササユリより小さく、早咲きから「早(さ)」がついて、花の可憐なイメージから「姫」がついて、ヒメサユリという名が付いたという。
また、ユリの名前の由来は、茎(くき)が細く、花が大きく、風が吹くと揺れるから、「ゆれる」が転訛(てんか)して、ユリになったという。