アキノノゲシ         (キク科アキノノゲシ属:1〜2年草:草丈 〜200センチ:花期 〜11月)

薬効
山菜
分布生育場所

科名:キク科/属名:アキノノゲシ属
和名:秋の野芥子/学名:Lactuca indica
北海道、本州、四国、九州、沖縄の日当たりの良い草原、山地
台湾、朝鮮〜中国〜東南アジア〜マレーシアなどに分布

見分け方・特徴

高さ100〜200センチにもなる大型の1〜2年草
茎は直立、滑らかで無毛、葉は互生、基部は茎を抱き、長楕円形で逆向きに羽状に深裂して、茎葉とも折ると白い乳液が出る
花は9〜11月、淡黄色、径約2センチの頭花を円錐花序に多数つける
花は、花びら(舌状花)のみで円形に展開して美しい
花後は白い冠毛のある、長さ5ミリの黒く扁平の痩果が風に飛ぶ

ノゲシには、ノゲシ(ハルノノゲシ)があり、似た植物は、ノゲシより大型で、葉の羽裂が深く硬い、オニノゲシ、秋に花が咲く、 アキノノゲシがある
採集と調整
3〜4月ころの、若芽、若葉を摘み取る
薬効・用い方
塩茹でしてから水にさらして、和え物、おひたし、油いため、早春や日陰の若芽は、レタスのようにサラダで食べるが、6月ころになると苦味が強くなる
その他
名の由来は、春にも咲く、ノゲシ(ハルノゲシ)に見立てて、秋に咲くノゲシから、アキノノゲシの名になった