ピーマン (ナス科トウガラシ属:1年草:草丈 〜80センチ:花期
〜10月)
|
薬効 |
野菜 |
|
|
|
|
|
分布生育場所 |
科名:ナス科/属名:トウガラシ属
和名:甘唐辛子/学名:Capsicum annuum var. grossum
中南米原産のトウガラシの辛味のない改良品種、高温性野菜で暖地でハウス栽培されたものが流通している。
日本各地で栽培されている
|
見分け方・特徴
|
ナス科トウガラシ属の1年草、苗を購入してポットや庭などでも栽培ができる
コロンブスにより、原産地の中南米からヨーロッパに渡り、改良された苦味のないトウガラシの品種
日本には、明治初期にアメリカから渡来して、一般的に普及したのは1960年代になってからになります
高温性の野菜のため寒さに弱く、宮崎県、高知県の暖地でのハウス栽培品が一般的に流通している |
採集と調整 |
一般的にはスーパーなどの流通で購入。
栽培の場合は、赤〜黄色などに熟したものを食べたほうが、ビタミンやカプサイシンが多く含まれる。
葉は随時採取する |
薬効・用い方 |
ピーマンには、ビタミンC、β-カロチンが豊富に含まれ、新陳代謝を高めるという、コラーゲン生成を刺激して、風邪の予防、ガンの予防、疲労回復、美肌などにも効果があります
赤いピーマンや赤パブリカには、カプサイシン(カロチン色素)、ビタミンEが多く含まれ、活性酸素を除く善玉コレステロールの働きを助け、動脈硬化を予防します
また、ビタミンPが含まれていて、これが、加熱しても、ビタミンCを破壊しない働きをしているという
高温性野菜ですので、旬は夏になり、夏ばて防止には最も効果的な野菜になり、サラダ、野菜炒め、揚げ物、煮物、焼き物、肉詰め、チャーハン、スープなど色々な料理に利用されています
葉は、醤油で煮て佃煮にして食べる |
その他 |
名の由来は、トウガラシのフランス名「ピマン/ piment」が語源というが、スペイン名の「ピミエント/pimiento」 が転訛(てんか)したという説もあるという
また、赤色や黄色のピーマンのパズリカは、ピーマンの栽培品種 |