サクラソウ              (サクラソウ科サクラソウ属:多年草:草丈 〜40センチ:花期 〜5月)

薬効
花料理
分布生育場所

科名:サクラソウ科/属名:サクラソウ属
和名:桜草/別名:ニホンサクラソウ/学名:Primula sieboldii
北海道南部〜本州、九州の山野、湖畔などの湿地
朝鮮半島、中国、アムール、ウスリーに分布
日本のサクラソウは、天然記念物として保護されていて絶滅危惧種
山形県月山のヒナザクラ

見分け方・特徴

花茎、葉が根元から出て、葉には柄があり卵形、細い毛があり、先端は丸く葉縁には不規則な鋸歯がある
花は、4〜5月花茎を長く伸ばして茎頂に5裂した紅紫色の花を数個つける

江戸時代には各地の原野で群生していたという


採集と調整
サクラソウ族の花は生食しても苦味が無く、サラダなどに散らして食べる
栽培される園芸用のサクラソウも同様に食べられる、合弁花なので花をひっぱると簡単に抜ける


薬効・用い方



その他
名の由来は、花の形を、ヤマザクラに見立てて、サクラソウの名になった

江戸時代の初期には、荒川の中流地域の河原で群生していたといい、その頃からサクラソウを栽培していたという

現在は、特別天然記念物として保護されていて、一部の地域にわずかに生き残っている