イヌサフラン            (ユリ科コルキカム属:多年草:草丈 〜15センチ:花期 〜10月)

薬効
有毒 医薬品の原料
分布生育場所

科名:ユリ科/属名:コルキカム属
和名:イヌサフラン/別名:コルキカム/学名:Colchicum autumnale L.
ユーラシア大陸、北アメリカ原産(Colchicum automnale)の球根系植物、鑑賞用に日本全土に庭などに植栽される

見分け方・特徴

地下には、チューリップに似た球根(鱗茎)があり、春に球根から数枚の葉を伸ばして夏には枯れてしまう
花は秋10月頃、球根から1〜数本の花柄を伸ばして、サフランに似たピンク色、紅色、紫色などの花をつける
一般には「コルキカム」として球根が売られる

注)'07/4:新潟県長岡市でギョウジャニンニク の若芽と間違えて食べた中毒死がありました。ギョウジャニンニクは臭気があり、普通は葉が2枚出ます。また、イヌサフランには臭気がありません、十分注意してください。
採集と調整
種子、球茎は通風治療薬コルヒチンの原料だが有毒
薬効・用い方
有毒成分:アルカロイド、コルヒチン

有毒部位:全草、特に果実

中毒症状:麻痺、呼吸困難、血圧低下、体温低下など

種子、球茎から染色体倍加剤コルヒチンの原料となる

植物の特徴説:
植物の形は、その植物が人の体を癒すことができる臓器や器官に似ているという。
このことから、イヌサフランの根は通風で変形した人の足の形に似ていることから、通風の治療に効果があると考えられたという
その他
コルキカムの名の由来は、アルメニアの古都コルキスからだという

また、和名の名の由来は、一般的に「イヌ」をつける場合の、和名のイヌサフランとは名をつけた当時には、サフランに似ているが、サフランほど役に立たないからだと思う